JPH0714923Y2 - エミュレ−ション・プロ−ブ - Google Patents

エミュレ−ション・プロ−ブ

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JPH0714923Y2
JPH0714923Y2 JP9454187U JP9454187U JPH0714923Y2 JP H0714923 Y2 JPH0714923 Y2 JP H0714923Y2 JP 9454187 U JP9454187 U JP 9454187U JP 9454187 U JP9454187 U JP 9454187U JP H0714923 Y2 JPH0714923 Y2 JP H0714923Y2
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JP
Japan
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probe
lead
socket
plccic
emulation
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Application number
JP9454187U
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JPS6479U (ja
Inventor
芳昌 柴田
健三 石黒
Original Assignee
横河・ヒユ−レツト・パツカ−ド株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本湖考案はエミュレータ等に使用されるプローブに関す
る。
〔従来技術及びその問題点〕
いわゆるエミュレータにおいて、市販されているプラス
チック・リード・チップ・キャリア・タイプのIC(以下
PLCCICという)の実装ソケット(以下PLCCIC実装用ソケ
ットという)に、このPLCCICの形状に相似のプローブ本
体を装着し、ユーザ・システムにおけるPLCCIC実装用ソ
ケットの接点部からプローブの可撓性コードを介してエ
ミュレータに電気信号を取出すようなエミュレーション
・プローブを実現しようとすると、このPLCCIC実装用ソ
ケットの各ピンをクリップ等でつまんで外部に信号を引
き出す必要があった。これは、微細なPLCCIC実装用ソケ
ット(例えば25.4mm平方のチップ四辺に44〜84個の接点
を持つ)では良好な接触部が得られない。そのため、上
述のような多ピン・ソケットに挿入されるプローブでエ
ミュレータを実現することは困難であった。
また、第4図の概略構成図に示す様に、ユーザ・システ
ム2に使用されるPLCCIC実装用ソケット20にプローブ本
体21を装着し、フラット可撓性コード3を介してエミュ
レータ1に電気信号を送ることによりユーザ・システム
2をデバッグする場合、従来のエミュレータのようにデ
ュアル−イン−ライン型ソケットにプローブを差し込ん
で使用する方法は上記の多ピン・ソケットには適用され
ない。
更に、市販のPLCCICは、第5図の側面図に示すように、
IC本体11の側面にJ型のコンタクト・ピン(以下これを
Jリードという)12を持ち、このピンの一端(底面)12
1を前記IC本体の印刷回路パターンにハンダ付けする。
この場合、Jリード12の一端121は前述のようにIC本体1
1の側面でその厚み方向の中間付近で固定されているの
みで、その他方は自由端であるから、ソケット20に挿入
したときにこのJリード12の自由端が左右にずれてしま
ってソケット20の接点部14とうまくコンタクトしないこ
とがある(第6図の側断面図を参照のこと)。
また、新規のICを開発する途中ではPLCCIC実装用ソケッ
トを用いるが、このソケット20は第6図の側断面図に示
すようにJリード12の側面とソケット20におけるスプリ
ング構造をもつ接点部14の先端折り曲げ部とで確実なコ
ンタクトを実現していて、ソケット20とIC本体11との抜
き差しを容易にしている。このコンタクトをより確実に
しようとすると、ソケット20による本体11の保持力を強
くする必要があり、本体をソケットから引き抜くときに
多大な力を要する。そのため、ピンセット等を用いて両
者を引き離すとき、誤ってIC本体の表面における印刷回
路のパターンを傷つけることがある。
なお、第3図(b)はPLCCIC実装用ソケットの斜視図を
示している。
〔考案の目的〕
本考案は上述した種々の欠点を除去するためになされた
もので、PLCCIC実装用ソケットにエミュレータのプロー
ブを装着して、容易にユーザ・システムをデバッグでき
るエミュレーション・プローブを実現せんとするもので
ある。
〔考案の概要〕
本考案によるプローブはPLCCIC実装用ソケットに適合す
るプローブの側面に、U字型のリードを複数設置すると
ともに、これらのリードの両端をプローブの上下両面に
おける印刷回路のパターンに接続することにより、ソケ
ットの接点部とプローブのリードとのコンタクトを確実
にする。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案によるプローブを説明するための概略構
成を示す側面図である。図において、ユーザ・システム
2におけるPLCCIC実装ソケット20の中に装着されるPLCC
ICとほぼ同一形状のPCボード21を作り、これをプローブ
本体とする。なお、このプローブ本体21はその中にICを
実装したものではなく(正常に動作するICがエミュレー
タ1側に内蔵されている)、単にU字型リード13と可撓
性フラット・コード3の各芯線とを電気的に接続するた
めのパターンが印刷回路で形成されたものである(第2
図参照)。前述のU字型リード13の両端はこのパターン
にはんだ付け等で電気的に接続され、かつ機械的にも固
定されている。これらのリード13はプローブ本体21の4
つの側面に夫々複数本取り付けられ、これによりプロー
ブ本体21の各側面にPLCCICのJリードと同一のコンタク
ト面を形成している。従って、ユーザ・システム2内の
PLCCIC(例えば、マイクロプロセッサ)を容易にエミュ
レータで代用できるプロービング方法が実現できる。
なお、上で説明した構成で、プローブ本体21の4つの側
面をメッキした後、このメッキに切れ目を入れることに
よりソケット20の接点部14にコンタクトする多数の接点
部を形成することもできるが、これはメッキがはがれる
等信頼性についてやや難点がある。
更に、本考案は、第1図に示すように、PCボード21の横
寸法aをソケット20の内のり寸法よりも小さくし、この
PCボード21から距離bだけ離してU字型リード13を取り
付け、リード13を含むプローブ本体21の総幅cを、PLCC
IC実装用ソケット20の接点部を押込んだときの幅以下に
する構造を有する。よって、プローブ本体21の横寸法a
に対して、U字型リード13が空隙または絶縁物を介して
距離bだけ離れて設置されているので、ソケット20の内
のり寸法とリード13を含むプローブ本体21の寸法cとを
厳密に合わせなくても、リード13の弾性により、安全、
確実に両者を嵌着(または抜去)することができる。ま
た、PCボード21の幅aは正確である必要はなく、PCボー
ド21の正確も容易となる。
また、この嵌着状態があまりに緊密であると(一般に良
好な取り付け状態を得るためには、強い嵌着状態が必要
とされる)、逆に両者を引き離すときに無駄な力を要
し、そのためにピンセット等でプローブ本体21上の印刷
回路パターンを傷つけやすくなる。これは本考案によれ
ば、このプローブ本体21の印刷回路パターン上に薄い絶
縁性フィルムを形成することで有効に防止される。な
お、第2図の斜視図で、PCボードは参照番号21で示され
ているが、そのハッチングをかけた表面に上述の絶縁フ
ィルムが被せられている。また、この絶縁フィルムの下
には、このフィルムによって保護されるべき印刷回路パ
ターンが設けられている。
また、PLCCICの外径の一般に正方形(または長方形)で
あり、その四辺にコンタクト・ピンがあり、かつ各コー
ナーは斜めにカットされているが、このカットの形状が
似通っていたりカットが僅かであるために、PLCCICの方
向を見誤って間違えた向きでソケツトに挿入してしまう
ことがあった。この問題点を解消するため、本考案によ
れば、第3図(a)のPCボード21(ここではリードは省
略してある)のカット17、19に示すように、PCボード21
の各コーナーのカットをPLCCICのカットよりも大きくま
た形状も互いに異なるように加工しておく。すなわち、
PCボード21の1つのコーナー17を他の3つのコーナー19
と違いがはっきり判るように異なった形状に切り欠いて
おく。これにより、プローブ本体21とPLCCIC実装用ソケ
ット(このソケットも1つの角部をPCボード21のコーナ
ー17と同様に他の角部とは異なった形状にしておく)と
を互いに正しい位置に合わせて間違えずに挿入すること
が簡単にできるようになる。これに加えて、PCボードを
PLCCIC実装用ソケットから引き離すときには、特別な治
具を使わず、これらの比較的大きくカットしたコーナー
を用いてピンセット等で容易にかつ安全に作業できる。
なお、4つのコーナー全てを大きくカットしておく必要
は必ずしもなく、例えば、1本の対角線上にある2つの
コーナーだけを大きくカットしておくだけでもよい。
また、上述した説明はエミュレーション・プローブにつ
いてのものであったが、本考案をPLCCIC素子自体にもも
ちろん適用することができる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案によれば、マイクロ
プロセッサ等のPLCCICを用いるユーザ・システム内のPL
CCIC実装用ソケットに嵌着し、しかもそのコンタクトが
安定で良好なプローブが実現できるので、PLCCICを用い
たユーザ・システムのインサーキット・テストを簡単に
行なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるプローブの側面図、第
2図は第1図のプローブの要部を示す斜視図、第3図は
第1図のプローブの要部及びPLCCIC実装用ソケットを示
す斜視図、第4図はエミュレータに一般のエミュレーシ
ョン・プローブを接続した状態を示す概略構成図、第5
図はPLCCICの側面図、第6図はPLCCIC本体とPLCCIC実装
用ソケットとの接続状態を示す側断面図である。 1:エミュレータ 2:ユーザ・システム 3:可撓性コード 11:PLCCIC本体 12:J型リード 13:U字型リード 14:接点部 17、19:コーナーのカット部 21:プローブ本体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック・リード・チップ・キャリア
    ICに適合するソケットから電気信号を取出してこれをエ
    ミュレータに供給するプローブ本体の四辺に、夫々2つ
    の端部及び前記2つの端部の間に設けられた湾曲部を有
    する複数個のU字型リードを設置し、前記設置に当たっ
    ては前記U字型リードの前記湾曲部が前記プローブ本体
    の外側を向くようにして成るエミュレーション・プロー
    ブ。
  2. 【請求項2】前記U字型リードはプローブ本体の側面か
    ら空隙または絶縁物を介して本体の上/下面で取り付け
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のエミュレーション・プローブ。
  3. 【請求項3】前記プローブにおける印刷回路のパターン
    面に絶縁性フィルムを形成したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載のエミュレー
    ション・プローブ。
  4. 【請求項4】前記プローブ本体の1つのコーナーが他の
    コーナーとは異なる形状に切欠かれていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項記載の
    エミュレーション・プローブ。
JP9454187U 1987-06-19 1987-06-19 エミュレ−ション・プロ−ブ Expired - Lifetime JPH0714923Y2 (ja)

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JPS6479U JPS6479U (ja) 1989-01-05
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