JP2603918Y2 - 製茶精揉機の揉釜ロック機構 - Google Patents
製茶精揉機の揉釜ロック機構Info
- Publication number
- JP2603918Y2 JP2603918Y2 JP1992087686U JP8768692U JP2603918Y2 JP 2603918 Y2 JP2603918 Y2 JP 2603918Y2 JP 1992087686 U JP1992087686 U JP 1992087686U JP 8768692 U JP8768692 U JP 8768692U JP 2603918 Y2 JP2603918 Y2 JP 2603918Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- machine
- lock mechanism
- making machine
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Tea And Coffee (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、製茶精揉機における本
機フレームへ、揉釜フレームを固定する機構に関する。
機フレームへ、揉釜フレームを固定する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】本機フレームに、揉釜フレームの一端を
蝶番で取り付け、他端は本機フレームの前面に、ハンド
ルを装着した止め金具を回動自在に設け、揉釜フレーム
の下部に設けた爪に止め金具を押し込み、揉釜フレーム
を本機フレームに固定する。(図4参照)
蝶番で取り付け、他端は本機フレームの前面に、ハンド
ルを装着した止め金具を回動自在に設け、揉釜フレーム
の下部に設けた爪に止め金具を押し込み、揉釜フレーム
を本機フレームに固定する。(図4参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術において
は、一端が蝶番、他端が引掛け方式のため、運転中の振
動により止め金具が外れて、揉釜フレームが落下するこ
とがある。また、固定装置が本機フレームの前面に突き
出ているため、オペレータの衣服に引掛かり易く危険で
あった。更には、ハンドル操作に大きな力を必要として
いた。本考案は、以上のような問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、揉釜フレームの
確実な固定と昇降操作が容易で、作業における安全性の
高い揉釜フレームのロック機構を提供しようとするもの
である。
は、一端が蝶番、他端が引掛け方式のため、運転中の振
動により止め金具が外れて、揉釜フレームが落下するこ
とがある。また、固定装置が本機フレームの前面に突き
出ているため、オペレータの衣服に引掛かり易く危険で
あった。更には、ハンドル操作に大きな力を必要として
いた。本考案は、以上のような問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、揉釜フレームの
確実な固定と昇降操作が容易で、作業における安全性の
高い揉釜フレームのロック機構を提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案における機構は、カムの偏心軸にフックを回
動可能に装着し、該フックのガイドとスプリングを配設
してなるカム機構と、受け金具からなり、フックと受け
金具は互いに噛み合うように装着する。尚、偏心軸の通
常の位置は、該偏心軸の下死点を若干後側に過ぎたとこ
ろとする。また、該カム機構のハンドルを除いた主要部
は揉釜フレームに内蔵し、受け金具は本機フレームに内
蔵して、本機及び揉釜フレームの前面に出ないように装
着する。
め、本考案における機構は、カムの偏心軸にフックを回
動可能に装着し、該フックのガイドとスプリングを配設
してなるカム機構と、受け金具からなり、フックと受け
金具は互いに噛み合うように装着する。尚、偏心軸の通
常の位置は、該偏心軸の下死点を若干後側に過ぎたとこ
ろとする。また、該カム機構のハンドルを除いた主要部
は揉釜フレームに内蔵し、受け金具は本機フレームに内
蔵して、本機及び揉釜フレームの前面に出ないように装
着する。
【0005】
【作用】通常におけるハンドルは下側に位置している
が、ロック機構を外して揉釜フレームを昇降する場合
は、ハンドルを手前に引くことにより、偏心軸は回動
し、該偏心軸に軸着のフックは、スプリングに押圧され
ながらガイドに沿って後側へ斜めにせりあがる。そし
て、受け金具から外れて、開口部の通過が可能な状態と
なる。
が、ロック機構を外して揉釜フレームを昇降する場合
は、ハンドルを手前に引くことにより、偏心軸は回動
し、該偏心軸に軸着のフックは、スプリングに押圧され
ながらガイドに沿って後側へ斜めにせりあがる。そし
て、受け金具から外れて、開口部の通過が可能な状態と
なる。
【0006】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する。
図1〜3において、2は揉釜フレームであり、該揉釜フ
レーム2の後端を本機フレーム1の後側に回動軸3によ
って軸着し、前側は本考案によるロック機構で固定す
る。4はハンドル7を装着したカム機構における主動子
であり、偏心距離10mmの偏心軸5を有し、該偏心軸
5にはフック6が軸着されており、該フック6は、スプ
リング9によりガイド10へ押圧されている。また、本
機フレーム1には受け金具8がフック6と噛み合う状態
となる位置に固着されている。従って、揉釜フレーム2
を降下させる場合には、ハンドル7を手前に引けば、主
動子4が回動し、偏心軸5に軸着されているフック6
は、スプリング9に押圧されながらガイド10に沿って
後側へ斜めにせりあがって受け金具8から外れる。そし
て、揉釜フレーム2を降下させれば、フック6は本機フ
レーム1の開口部11を通過することとなる。また、揉
釜フレーム2を本機フレーム1に固定する場合には、ハ
ンドル7を手前に引いた状態で該揉釜フレーム2を持ち
上げ、ハンドル7を後側に回すと、フック6が段差を有
する受け金具8と噛み合うように治まるため、外れるこ
とはない。尚、主動子4は偏心軸5の下死点を12度過
ぎた位置で止まるようにストッパー12を設け、更に
は、振動等によって該主動子4が自然回動することのな
いよう、コイルスプリング(図面省略)が主動子軸13
に装着されている。また、上述の揉釜ロック機構は、ハ
ンドル7を除いた主要部を本機フレーム1、及び揉釜フ
レームに内蔵するものである。
図1〜3において、2は揉釜フレームであり、該揉釜フ
レーム2の後端を本機フレーム1の後側に回動軸3によ
って軸着し、前側は本考案によるロック機構で固定す
る。4はハンドル7を装着したカム機構における主動子
であり、偏心距離10mmの偏心軸5を有し、該偏心軸
5にはフック6が軸着されており、該フック6は、スプ
リング9によりガイド10へ押圧されている。また、本
機フレーム1には受け金具8がフック6と噛み合う状態
となる位置に固着されている。従って、揉釜フレーム2
を降下させる場合には、ハンドル7を手前に引けば、主
動子4が回動し、偏心軸5に軸着されているフック6
は、スプリング9に押圧されながらガイド10に沿って
後側へ斜めにせりあがって受け金具8から外れる。そし
て、揉釜フレーム2を降下させれば、フック6は本機フ
レーム1の開口部11を通過することとなる。また、揉
釜フレーム2を本機フレーム1に固定する場合には、ハ
ンドル7を手前に引いた状態で該揉釜フレーム2を持ち
上げ、ハンドル7を後側に回すと、フック6が段差を有
する受け金具8と噛み合うように治まるため、外れるこ
とはない。尚、主動子4は偏心軸5の下死点を12度過
ぎた位置で止まるようにストッパー12を設け、更に
は、振動等によって該主動子4が自然回動することのな
いよう、コイルスプリング(図面省略)が主動子軸13
に装着されている。また、上述の揉釜ロック機構は、ハ
ンドル7を除いた主要部を本機フレーム1、及び揉釜フ
レームに内蔵するものである。
【0007】
【考案の効果】本考案は、上述のように構成されている
ので、次のような効果がある。揉釜フレームの後側を軸
着、前側をカム機構を採用したロック機構としたため、
昇降操作が容易で、振動等による自然落下の心配ない確
実な固定ができる。また、ロック機構の主要部はフレー
ム内に収まり、本機フレームより前面に出ている部分は
皆無のため、オペレータの安全性が高いうえに、外観的
にも優れる。
ので、次のような効果がある。揉釜フレームの後側を軸
着、前側をカム機構を採用したロック機構としたため、
昇降操作が容易で、振動等による自然落下の心配ない確
実な固定ができる。また、ロック機構の主要部はフレー
ム内に収まり、本機フレームより前面に出ている部分は
皆無のため、オペレータの安全性が高いうえに、外観的
にも優れる。
【0008】
【図1】本考案におけるロック機構の側面断面図であ
る。
る。
【図2】本考案におけるロック機構の装着正面概略図で
ある。
ある。
【図3】揉釜フレームの昇降説明図である。
【図4】従来の固定装置の側面該略図である。
1 本機フレーム 2 揉釜フレーム 3 回動軸 4 主動子 5 偏心軸 6 フック 7 ハンドル 8 受け金具 9 スプリング 10 ガイド 11 開口部 12 ストッパー 13 主動子軸 14 止め金具 15 爪
Claims (1)
- 【請求項1】 揉釜フレームの一端を本機フレームに軸
着し、他端を降下自在に本機フレームに固定する機構を
備える製茶精揉機において、カムの偏心軸にフックを回
動可能に装着し、該フックのガイドとスプリングを配設
してなるカム機構と、受け金具からなり、該カム機構の
ハンドルを除いた主要部は揉釜フレームに内蔵し、受け
金具は本機フレームに内蔵したことを特徴とする製茶精
揉機の揉釜ロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992087686U JP2603918Y2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 製茶精揉機の揉釜ロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992087686U JP2603918Y2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 製茶精揉機の揉釜ロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655385U JPH0655385U (ja) | 1994-08-02 |
JP2603918Y2 true JP2603918Y2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=13921818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992087686U Expired - Fee Related JP2603918Y2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 製茶精揉機の揉釜ロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603918Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP1992087686U patent/JP2603918Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0655385U (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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