JP2603788Y2 - 駅用表示装置 - Google Patents

駅用表示装置

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JP2603788Y2
JP2603788Y2 JP1993075518U JP7551893U JP2603788Y2 JP 2603788 Y2 JP2603788 Y2 JP 2603788Y2 JP 1993075518 U JP1993075518 U JP 1993075518U JP 7551893 U JP7551893 U JP 7551893U JP 2603788 Y2 JP2603788 Y2 JP 2603788Y2
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JP
Japan
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station
display
display device
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memory
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JP1993075518U
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English (en)
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JPH0740349U (ja
Inventor
常雄 三村
力男 白鳥
暢幸 坂東
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、鉄道駅等に使用され
る駅用表示装置に関し、特に、コストを最小化した駅用
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道駅の多くにおいては、各プラットホ
ーム上において、該プラットホームから出発予定の列車
の名前、行先、出発時刻、出発時刻までの待ち時間等
を、電子的に制御される表示装置によって、順次、可変
表示している。上記表示装置において、各列車の行先の
表示は、例えば、表示すべきすべての行先駅名が固定的
に記された帯状またはリング状の表示体を、巻き取った
り回転したりすることによって表示窓に対して適宜移動
し、これにより、1つの行先駅名を選択的に表示する移
動型の表示器によって行われている。また、数字だけで
表示可能なその他の情報は、例えば、7セグメントのL
ED表示器によって行われている。
【0003】また、これら表示装置は、当該駅の制御セ
ンタに設置されたコンピュータを使用した中央制御装置
の遠隔制御によって、所望の表示動作を行うよう制御さ
れる。つまり、各前記表示装置は、前記中央制御装置か
ら、送受信線を介して、表示すべき案内情報に対応した
データを受け取り、これら受け取ったデータに基づい
て、上記のような表示を行うようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
の駅用表示装置にあっては、前記中央制御装置を必要と
するとともに、該中央制御装置と個々の表示装置とを接
続するための配線工事等を必要とするので、相当高いコ
ストがかかっていた。
【0005】この考案は上述の点に鑑みてなされたもの
で、コストを最小化した駅用表示装置を提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案に係る駅用表示装置は、その駅から出発す
るすべての便の少なくとも行先および出発時刻を示すデ
ータを記憶したメモリ手段(8)と、少なくとも次に出
発する便に関する前記データを前記メモリ手段(8)か
ら読み出す読み出し手段(3)と、前記読み出し手段
(3)によって読み出された前記データに従って、前記
少なくとも次に出発する便の少なくとも行先および出発
時刻を表示する表示手段(4,5a,5b)と、現在時
間を示すタイマ回路(9)とを備え、タイマ回路(9)
から与えられる現在時間に従い、少なくとも次に出発す
る便のデータを表示手段(4,5a,5b)に与えなが
、各便に関する案内情報を表させるものである。
【0007】
【作用】この駅用表示装置によれば、すべての便の少な
くとも行先および出発時刻を示すデータを予めメモリ
(8)記憶しておき、少なくとも次に出発する便に
関するデータを読み出し手段(3)によって読み出す。
このとき、タイマ回路(9)の現在時間に基づいて、少
なくとも次の出発便のデータを表示手段(4,5a)に
与え、各便に関する案内情報を単独で表示できるように
なっている。このため、この駅用表示装置は、駅の制御
センタに設置される中央制御装置の遠隔制御を必要とせ
ず、該中央制御装置との接続のための配線工事も必要と
しない。
【0008】なお、前記メモリ手段(8)が、着脱式に
交換可能なメモリカードであるのが好ましい。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの考案を詳細に
説明する。図1は、この考案の一実施例に係る駅用表示
装置の外観を例示する概略図である。
【0010】図1において、前記表示装置の表面には、
次に出発する列車、および、次の次に出発する列車の行
先、出発時刻および出発時刻までの待ち時間のみが表示
されるようになっている。つまり、前記行先は、漢字、
かな等を含むので、例えば上記従来の技術に関して説明
したように、表示すべきすべての行先駅名が固定的に記
された帯状またはリング状の表示体を表示窓に対して移
動することによって、1つの行先駅名を選択的に表示す
る移動型の表示器4によって可変表示されるようになっ
ている。また、前記出発時刻および出発時刻までの待ち
時間は、数字だけで足りるので、7セグメント表示器5
a、5bによってそれぞれ可変表示されるようになって
いる。
【0011】また、この実施例に係る駅用表示装置は、
図2に示す構成要素を自ら完備することにより、駅の制
御センタに設置される中央制御装置の遠隔制御に依存す
ることなく、全く単独で表示動作を行う独立タイプの表
示装置である。
【0012】すなわち、CPU3は、ROM6に格納さ
れたプログラムおよびデータ、ならびに、RAM7に一
時的に格納されたデータに基づいて、この駅用表示装置
の全体的な制御を行うものである。前記CPU3には、
ダイヤメモリ8、タイマ回路9、表示制御回路10およ
び入力回路12が接続されている。
【0013】前記ダイヤメモリ8は、読み書き可能なメ
モリであって、当該駅から出発するすべての列車の行先
および出発時間を予め格納している。前記タイマ回路9
は、図示しない発振器から発生される所定の周波数のク
ロックパルスをカウントすることによって、現在時間を
示すタイマ信号を発生するものである。
【0014】1つの列車が当該駅を出発するごとに、前
記CPU3は、前記ダイヤメモリ8から、次の列車およ
び次の次の列車の行先と出発時間とを示すデータを読み
出し、表示制御回路10に与える。また、これと同時
に、CPU3では、各々の前記列車の出発時刻から、前
記タイマ回路9から与えられる現在時間を減算すること
によって、前記次の列車、および、次の次の列車の待ち
時間をそれぞれ算出して、表示制御回路10に与える。
このように与えられるデータに基づき、前記表示制御回
路10では、次の列車および次の次の列車の行先、出発
時間および待ち時間がそれぞれ表示されるよう、前記移
動型の表示器4およびLED表示器5a、5bを駆動す
る。
【0015】前記入力回路12は、非常時制御スイッチ
14に接続されており、また、簡単なポケットコンピュ
ータまたはリモートコントローラ15と所定のコネクタ
によって、または、無線式に接続可能になっている。前
記非常時制御スイッチ14は、例えば、なんらかの非常
事態が発生した場合に、該表示装置の表示動作を強制的
に停止したりするためのスイッチである。前記ポケット
コンピュータまたはリモートコントローラ15は、ダイ
ヤの改定に応じて、ダイヤメモリ8に格納されたデータ
を書き換えるために操作されるものである。
【0016】以上のようにして、この駅用表示装置は、
全く単独で必要な表示動作を行うことができるものであ
り、従って、当該駅の制御センタに設置される中央制御
装置を必要とせず、該中央制御装置との配線工事も必要
としない。
【0017】なお、この駅用表示装置は、駅の各プラッ
トフォームに設置され、該プラットフォームから乗車す
る客が最低限必要とする情報のみを表示すればよいの
で、各列車の出発時刻までの待ち時間の表示は、行って
も行わなくてもよい。また、次の次の列車に関する案内
情報の表示も、行っても行わなくてもよい。
【0018】また、前記ダイヤメモリ8は、該表示装置
に内蔵のRAM等であってもよいが、着脱式に交換可能
なメモリカードによって構成されるのが最も好ましい。
つまり、この場合、ダイヤの改定時には、ダイヤメモリ
8を構成するメモリカードを新たなダイヤに対応したメ
モリカードに交換するだけでよく、従って、前記ポケッ
トコンピュータまたはリモートコントローラ15が不要
になる。また、その他の回路要素も、着脱式のICカー
ドによって構成してもよい。
【0019】さらに、この考案は、鉄道駅に限らず、飛
行機、モノレールその他各種乗り物の駅に適用してもよ
い。
【0020】
【考案の効果】以上のように、この考案は、中央制御装
置を必要とせず、該中央制御装置との配線工事も必要と
しないので、最小のコストで済む、という優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の外観を例示する正面図。
【図2】同実施例の電気構成を例示するブロック図。
【符号の説明】
3 読み出し手段 4 表示器 5a 表示器 5b 表示器 8 ダイヤメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−209652(JP,A) 特開 平2−225173(JP,A) 特開 昭53−17293(JP,A) 特開 平3−157263(JP,A) 特開 平1−275263(JP,A) 実開 平1−172089(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 25/02

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その駅から出発するすべての便の少なく
    とも行先および出発時刻を示すデータを記憶したメモリ
    手段(8)と、 少なくとも次に出発する便に関する前記データを前記メ
    モリ手段(8)から読み出す読み出し手段(3)と、 前記読み出し手段(3)によって読み出された前記デー
    タに従って、前記少なくとも次に出発する便の少なくと
    も行先および出発時刻を表示する表示手段(4,5a,
    5b)と、現在時間を示すタイマ回路(9)とを備 え、タイマ回路(9)から与えられる現在時間に従い、少な
    くとも次に出発する便のデータを表示手段(4,5a,
    5b)に与えながら 、各便に関する案内情報を表させ
    駅用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段(8)が、着脱式に交換
    可能なメモリカードである請求項1に記載の駅用表示装
    置。
JP1993075518U 1993-12-28 1993-12-28 駅用表示装置 Expired - Lifetime JP2603788Y2 (ja)

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JPH0740349U JPH0740349U (ja) 1995-07-18
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