JP2603723B2 - ミシン縫目データ作成装置 - Google Patents

ミシン縫目データ作成装置

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JP2603723B2
JP2603723B2 JP1165208A JP16520889A JP2603723B2 JP 2603723 B2 JP2603723 B2 JP 2603723B2 JP 1165208 A JP1165208 A JP 1165208A JP 16520889 A JP16520889 A JP 16520889A JP 2603723 B2 JP2603723 B2 JP 2603723B2
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尚樹 山崎
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ミシン縫目データ作成装置、更に詳細に
は、縫い始めあるいは縫い終りにミシン糸のほつれを防
止するための返し縫いの縫目データを自動的に作成でき
るミシン縫目データ作成装置に関する。
[従来の技術] 通常、自動ミシンにおいてミシン縫製を行なう場合、
ミシンのプログラム装置により縫い開始点及び終了点を
定め、総縫目長さを縫いピッチで分割することにより針
落ちデータからなる縫目形成指令(データ)を得てい
る。このようにして得られた縫目形成指令に従い、ミシ
ンの針と、加工物の保持具の位置を移動して縫目を形成
しミシン縫製を行なっている。このミシン縫製時縫い始
めあるいは縫い終りにミシン糸のほつれが発生し易いの
で、これを防止するため縫い始めあるいは縫い終りに複
数回返し縫い(繰り返し同じ所を縫う工程)を設けてい
る。
従来では、この返し縫いの縫目データを得る場合、一
点ずつすなわち一針ずつ縫目位置を定め入力することに
より返し縫いデータを得ている。
[発明が解決しようとする課題] 上述したような方法で返し縫いのデータを得る場合、
各返し縫いの所の針落ち点は、同一でなければならない
ので、前回の針落ち点と同一の針落ち点を入力すること
になる。通常この作業は困難を伴うので、目的の針数に
対して位置関係を拡大して入力し、針落ち点の位置精度
を向上させている。しかし、この作業も極めて長い作業
時間と困難な労力を必要としミシン縫製の能率を向上さ
せるのに障害となっていた。
従って、本発明は、このような問題点を解決するため
になされたもので、簡単な方法で返し縫いの縫目形式を
自動的に生成することが可能なミシン縫目データ作成装
置を提供することをその課題とする。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するために、本発明によれば、 少なくとも、縫い開始点の座標、および縫製条件に関す
る制御データとともに、縫い開始点または縫い終了点近
傍の所定針数分の区間を指定する指定データを入力する
入力手段と、 前記入力手段により入力された縫い開始点から縫い終
了点までの針落ちデータを生成する手段と、 前記入力手段により指定された縫い開始点または縫い
終了点近傍の所定針数分の区間における前記針落ちデー
タの先頭または後端から所定針数分のデータを抽出する
手段と、 前記抽出されたデータの順序を反転した反転データを
生成する手段とを設け、 前記抽出されたデータ、その反転データ、並びに針落
ちデータを順または逆に連続させ、所定針数分の返し縫
いデータを作成する構成を採用した。
[作用] このような構成によれば、縫い開始点から縫い終り点
までの針落ちデータの先頭または後端から所定針数分の
データが抽出ないし複写され、続いてこのデータの反転
データが作成される。この抽出されたデータ、その反転
データ並びに針落ちデータを順または逆に連続させるこ
とにより縫い開始点から所定針数分同一座標位置に縫目
形成指令を作成でき、自動的に返し縫いの縫目形成を生
成できる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に従い本発明を詳細に説明す
る。
第1図及び第2図には、本発明の一実施例に係わるミ
シン縫目データ作成装置の構成が図示されている。同図
において、符号1で示すものは、コンピュータ本体であ
り、このコンピュータ1の入力手段としてキーボード
2、デジタイザ3、X−Yプロッタ4が図示されてい
る。また、コンピュータ1には入出力を表示するCRT並
びに外部記憶装置としてのフロッピーディスクドライバ
6が接続されいる。
第2図に図示されているように、コンピュータ1の本
体には、データを格納するRAM11、プログラムなどを格
納するROM12並びに全体の制御を司るCPU10が内蔵されて
おり、コンピュータ1とその外部記憶装置6あるいは入
出力装置2〜5はそれぞれインターフェイス13〜17を介
して接続されている。
このような構成において、第3図のステップS1〜S4に
図示したように、入力装置2〜4を用いて、縫いピッ
チ、返し縫い針数、縫い開始点、縫い終り点をそれぞれ
入力する。これは第5図に図示したように縫い開始点Pb
(P0)並びに縫い終り点Peを指定し、縫いピッチPtを入
力するもので、返し縫い針数は第5図の例ではP3で返し
縫いを行なうので、針数は3となる。このように縫い返
し点Pbから縫い終り点Peまでの総縫い目長さLtを縫いピ
ッチPtで分割することにより総針数Rtを計算することが
できる(ステップS5)。このように第5図には縫い開始
点の座標を(0,0)、縫い終り点の座標を(0,33)とし
て各針落ち点の座標位置が求められる。
続いてステップS6で針落ちデータを生成する。この針
落ちデータは第5図の中央に図示したように、左側の縫
目座標を前の針落ち点に対する相対移動量で表したデー
タとなっている。実際のデータフォーマットは第6図
(A),(B)で示したように、X方向の相対移動量を
示す1バイトのデータ20とY方向の相対移動量を示す同
様に1バイトのデータ21から成っており、それぞれ7ビ
ット目が移動方向を示し、残りの7ビットが相対的な移
動量を示すデータ形式となっている。
続いてステップS7で縫い始めの返し縫いデータを生成
する。これが第4図に別のフローチャートとして図示さ
れている。即ち、返し縫いデータは、ステップT1で図示
したように第3図のステップS6で生成された針落ちデー
タの先頭R針分(実施例では3針分)のデータD0をコピ
ーないし抽出する。続いてステップT2で上述したR針分
のデータの符号を反転する。この状態が同様に同図でデ
ータD2で図示されている。続いてステップT3でステップ
T1と同様に針落ちデータの先頭R針分をコピーする。こ
の状態が第5図で同様にデータD3で図示されている。続
いて、ステップT4でこれらのデータを連続させる。この
データを連続させる方法が第7図に図示されており、返
し縫い区間R(P0からP3)に対応するデータがデータD0
として、又ステップT1からT2により生成されたデータが
D2として、又ステップT3で生成されたデータがデータD3
として図示されている(第5図も参照)。
これはデータポインタDPを、A1で示したように最初デ
ータD0の領域にポイントさせずに、A2で図示したように
データD3にポイントさせ、順次データをD3、D2の順に呼
び出し、続いてデータD0に持ってくことにより実現でき
る。このようにして実際に縫い目をシミュレートすると
第8図に図示したようになり、縫い返し点PbからP3まで
がデータD3により、又返し縫いしてP3からP6までのデー
タがD2により、P6〜PeまでのデータがデータD0〜データ
nまでのデータにより得られる。
尚、上述した実施例では、ステップT3において再び、
針落ちデータの先頭R針分をコピーしてるが、ステップ
T1で抽出したデータと同一であるので、これをメモリに
格納しておき、それを利用するようにしても良い。この
場合には当然ステップT3の工程が省略できるものであ
る。
又上述した実施例では、縫い始めの返し縫いデータを
生成した例であるが、同様に第3図のステップS8におい
て縫い終りの返し縫いデータを生成することができる
(これが第5図及び第7図でデータn、n′、n″で図
示されている)。即ち、データの後端R針分をコピー
し、このコピーされたデータの反転データを生成し、こ
れらを縫い始めの返し縫いデータとは逆の順序で連続さ
せることにより作成される。続いて、ステップS9で糸切
り指令を入力することにより一連の縫目形成指令を作成
する。
なお、上述した実施例は、直線に沿って縫製を行なう
場合の縫目形成指令であったが、本発明は直線に沿った
縫製に限定されるものではなく、第9図(A),(B)
に図示したように曲線に沿って縫製を行なう場合の縫目
形成指令の作成にも適用されるものである。曲線に沿っ
て縫製する場合には当然データの座標位置が第5図に図
示したようにX座標が固定されるものではなく、X.Y座
標の各相対移動量が変化するもので、その他曲線の曲線
半径により縫いピッチを適当に定めることにより所定の
縫目形成指令を作成することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、少なくとも、
縫い開始点の座標、および縫製条件に関する制御データ
とともに、縫い開始点または縫い終了点近傍の所定針数
分の区間を指定する指定データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された縫い開始点から縫い終了
点までの針落ちデータを生成する手段と、前記入力手段
により指定された縫い開始点または縫い終了点近傍の所
定針数分の区間における前記針落ちデータの先頭または
後端から所定針数分のデータを抽出する手段と、前記抽
出されたデータの順序を反転した反転データを生成する
手段とを設け、前記抽出されたデータ、その反転デー
タ、並びに針落ちデータを順または逆に連続させ、所定
針数分の返し縫いデータを作成する構成を採用している
ので、縫い開始点の座標、および縫製条件に関する制御
データとともに、縫い開始点または縫い終了点近傍の所
定針数分の区間を指定する指定データを入力するだけ
で、指定区間に自動的に返し縫いの縫目形式を自動的に
生成でき、ミシン縫目データの入力、作成作業を著しく
効率化させることができる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の全体の装置構成を示す構成図、第2
図は、第1図の全体の装置構成を示すブロック図、第3
図は、全体の制御の流れを示す流れ図、第4図は、返し
縫いデータの生成を説明する流れ図、第5図は、縫目デ
ータの説明図、第6図(A),(B)は縫目の位置を示
すデータのフォーマット図、第7図は、縫目データを連
続させる状態を示した説明図、第8図は、全体の針落ち
点の位置を示す説明図、第9図(A),(B)は、曲線
に沿った縫製の縫目形成を示す説明図である。 2…キーボード、3…デジタイザ 4…XYプロッター、Pb…縫い開始点 Pe…縫い終了点、Pt…縫いピッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、縫い開始点の座標、および縫
    製条件に関する制御データとともに、縫い開始点または
    縫い終了点近傍の所定針数分の区間を指定する指定デー
    タを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された縫い開始点から縫い終了
    点までの針落ちデータを生成する手段と、 前記入力手段により指定された縫い開始点または縫い終
    了点近傍の所定針数分の区間における前記針落ちデータ
    の先頭または後端から所定針数分のデータを抽出する手
    段と、 前記抽出されたデータの順序を反転した反転データを生
    成する手段とを設け、 前記抽出されたデータ、その反転データ、並びに針落ち
    データを順または逆に連続させ、所定針数分の返し縫い
    データを作成することを特徴とするミシン縫目データ作
    成装置。
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