JP2603247Y2 - 分別ペール - Google Patents

分別ペール

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JP2603247Y2
JP2603247Y2 JP1993053952U JP5395293U JP2603247Y2 JP 2603247 Y2 JP2603247 Y2 JP 2603247Y2 JP 1993053952 U JP1993053952 U JP 1993053952U JP 5395293 U JP5395293 U JP 5395293U JP 2603247 Y2 JP2603247 Y2 JP 2603247Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ごみを分別して収容す
る分別ペールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自然環境の保護が叫ばれるなか、
ごみの分別は、社会的な要求となっている。一般的に、
ごみを分別する際に、分別ペールが使用されている。こ
のような分別ペールとしては、図8に示したものが知ら
れている(実開平4−68006号公報参照)。すなわ
ち、分別ペールは、略四角柱状であり、上面に開口部を
有し、内部にこれと連通た空間を有した容器本体1と、
前記開口部に嵌合する嵌合体2とにより構成されてい
る。前記容器本体1の内部には、相対向する側面と連設
する仕切壁3が設けられており、内部は、第1空間4と
第2空間5とに分離されている。
【0003】一方、前記嵌合体2には、その中央部に長
方形状の開口部が設けられており、この開口部を閉鎖す
る長方形状の蓋体6が軸7により枢支されている。この
軸7は、前記容器本体1に前記嵌合体2を嵌合させたと
き前記仕切壁3の上方に配置されるように設けられてい
る。よって、前記蓋体6は、軸7を中心に左片部8と右
片部9と区分され、左片部8の下方には第1空間4、右
片部9の下方には第2空間5が存在する構成になってい
る。また、前記蓋体6は、軸7により枢支され、該軸7
を中心に左片部8を押し下げると右片部9が、右片部9
を押し下げると左片部8が上方に変位し、ごみを、それ
ぞれの空間内4、5に捨てることができる。
【0004】このような、分別ペールにごみを捨てる場
合、例えば生ゴミや紙くず等の燃えるごみは第1空間4
へ、また、プラスチックや空き缶などの燃えないごみは
第2空間5へ捨てるようにし、ごみを分別することがで
きる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の分別ペールにおいては、ごみの分別機能は有
しているが、分別されたごみは、前記容器本体1に一体
的に設けられた両空間4、5に収容されている。このた
め、前記第1空間4内の燃えないごみをのみを回収する
場合のように、いずれか一方のごみだけを取り出すこと
が不可能であった。
【0006】そこで、図9に示すように、分離された2
つの容器体10,10と、各容器体10,10の開口部
に嵌合し、開口した投入口2a,2aを有した嵌合体2
とにより構成される分別ペール(実公昭62ー1335
03号参照)も考案されている。しかし、かかる分別ペ
ールにあっては、前記投入口2a,2aを閉鎖する部材
がないため、前記各容器体10,10に生ゴミなどを捨
てたときに悪臭が漏れるなどの懸念がされる。また、前
記容器体10,10を分離して取り扱うときに、前記開
口部に嵌合された嵌合体2が片側の支持を失い、開口部
から外れ落ちてしまう。さらに、分別ペールを移動する
場合、前記嵌合体2を握持して両容器体10,10を嵌
合体2とともに一体的に移動させることができない。
【0007】本考案は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ごみの分別機能を備えつつ、収容
されたごみを分離して取り扱え、また、一体的な移動が
容易に行える分別ペールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案における分別ペールにあっては、開口部を有
した複数個の容器体と、該複数個の容器体の開口部に一
体的に嵌合し、各開口部に対向した位置に独立した投入
口が設けられた嵌合体とからなる分別ペールにおいて、
前記嵌合体に、前記各容器体のそれぞれと個別に脱着自
在に係合する係合部材を、各容器体に対応して設けると
ともに、前記投入口を各々閉鎖する蓋体を開閉自在に設
けた。
【0009】
【作用】前記構成において、前記嵌合体には、該嵌合体
容器体とを、各々個別に脱着自在に係合する係合部
材が各容器体に対応して設けられているため、嵌合体と
各容器体とが前記係合部材により係合される。また、
1つの容器体を、当該容器体に対応した係合部材による
係合状態を解除して分離した場合であって、他の係合
部材により残りの容器体との係合状態が保持される。
【0010】さらに、前記投入口には、該投入口を夫々
に閉鎖する蓋体が設けられているため、前記容器体の内
部空間と外部は各々独立分離される。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って説明
する。図2に示すように分別ペールにあっては、2つの
容器体10,10と、各容器体10,10の上方に嵌合
する嵌合体である蓋枠12とにより構成されている。
【0012】前記容器体10は、上面に開口部11を有
した、断面長方形状の有底筒体であり、前記開口部11
には図3にも示すように、その周縁に沿って外側に屈曲
したフランジ部13が全周に亙って設けられている。ま
た、前記開口部11の内周部には図1に示すように、ポ
リ袋などを挾持する袋ストッパー15が嵌合配置されて
おり、該袋ストッパー15は、前記開口部11と同形状
の枠体からなる。
【0013】一方、前記蓋枠12は、中央が上方に向か
って膨出した略長方形状の上面16と、該上面16を包
囲する形で連設した包囲面17とからなり、該包囲面1
7は、相対向した長辺である前面18、後面19と、こ
れに連設した相対向する短辺の側面20により形成され
ている。また、前記蓋枠12の上面16には図6に示す
ように、各前記開口部11,11に夫々対向した2カ所
に、長方形状に開口した投入口14,14が設けられて
おり、該投入口14の開口縁部には、全周に亙って、リ
ブ42が垂設され、該リブ42の相対向する中央部に
は、円柱状の係合軸29が突設されている。
【0014】さらに、前記前面18には図5に示すよう
に、その中心から等距離の位置に2カ所、切欠されたバ
ックル取付部21が設けられている。該バックル取付部
21は図6に示すように、前記前面18に沿った方向を
長辺とした長方形状であり、相対向する短辺の縁部に
は、取り付け穴22が設けられている。他方、前記後面
19には図5に示すように、前記バックル取り付け部2
1に対向した位置に、内側へ突出した係合部材としての
片2が設けられている。
【0015】前記各投入口14,14は、該投入口14
を閉鎖する蓋体6を有しており、該蓋体6に設けられた
係合穴30と投入口14の前記係合軸29とが係合し、
蓋体6は枢支されている。また、蓋体6には図2,図3
に示すように、全周縁に亙り蓋リブ43が成形されてお
り、上面には、長方形状のラベル貼着面31が設けられ
ている。
【0016】前記バックル取り付け部21には、蓋枠1
2の突片27,27と共に、夫々の容器体10,10の
フランジ部13と個別に脱着自在に係合される係合部材
であるバックル24が、各容器体10,10に対応して
取り付けられている(図1及び図3参照)バックル
24は図7に示すように、前記バックル取付部21に取
り付けられたときに前記前面18と面一になるような表
面25aを有しており、上縁部には、裏面25b側へ略
直角に屈曲する支持部26が形成されている。また、前
記裏面25aの下縁部側には、長手方向に延在する突片
27が形成されている。前記支持部26の側面には、前
記取り付け穴22に枢支される円柱状の取り付け軸23
が設けられており、該取り付け軸23は、バックル取り
付け部21の取り付け穴22に挿入され、これにより、
前記バックル24は、支持部6の側面間に回動自在支
持されている。
【0017】なお、本実施例に係る分別ペールは、図4
に示したラベル群を付して販売される。そして、前記ラ
ベル貼着面31には、長方形状に縁取りされ、中央に分
別ごみの種類などが記載された類別ラベル40を用途に
応じて選択し、貼付される。同時に、前記ラベル貼着面
31には、ごみの回収日などを表示する赤色で白抜き文
字により曜日が記載された円形の曜日ラベル41も貼着
することが可能である。
【0018】以上の構成にかかる本実施例において、使
用に際しては、ポリ袋の開口周部を前記袋ストッパー1
5と容器体10のフランジ部13との間に挟み、取り付
ける。そして、図3に示すように、前記蓋枠12を各容
器体10,10に嵌合させ、蓋枠12の突片27,27
とバックル24,24とを、夫々の容器体10,10の
フランジ部13と係合する。このとき蓋枠12と各容器
体10,10は、突片27,27とバックル24,24
とにより係合されていることにより、蓋枠12を握持し
て分別ペールを移動する場合でも、各容器体10,10
と一体的に移動させることができる。
【0019】次に、ごみなどを分別ペールに捨てる場
合、例えばごみの種類別に各容器体10の投入口14へ
分別して投入する。このとき、容器体10に生ゴミなど
が捨てられた場合であっても、前記投入口14には、該
投入口14を閉鎖する蓋体6が設けられていことから、
前記容器体10の内部空間と外部は分離され、生ゴミの
発生する悪臭が外部に漏れることを防止する。さらに、
前記蓋体6,6は独立しているため、片方の蓋体6を開
けた場合でも他方の蓋体6が開くことがなく、各容器体
10,10ごとの閉鎖性を確保することができる。
【0020】そして、生ゴミのみを回収する際には、各
容器体10,10は独立しており、しかも、回動自在に
取り付けられたバックル24,24により個別に係合
されているため、バックル24を外側に開くことによ
り、各々の容器体10,10を独立して分離し、取り扱
うことができる。さらに、1つの容器体10を、当該容
器体10に対応したバックル24による係合状態を解除
して分離した場合でも、他のバックル24により残りの
容器体10との係合状態が保持されることから、蓋枠1
2が支持を失わず、ずれ落ちることもない。
【0021】よって、ごみの分別機能を備えつつ、収容
されたごみを分離して取り扱え、さらに、蓋枠を握持し
た一体的な移動が容易に行える分別ペールとなり得る。
【0022】なお、本実施例においては、2個の容器体
を使用したものを示したが、さらに多数個の容器体を使
用した場合でも本考案を適用することができる。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように本考案にあっては、
嵌合体と各容器体とが係合部材により個別に係合される
ため、嵌合体を握持して分別ペールを移動する場合で
も、各容器体と一体的に移動させることができる。そし
て、各係合部材による係合状態を個別に解除することに
より、各容器体を独立して分離し、取り扱うことができ
る。
【0024】また、いずれかの容器体を、当該容器体に
対応した係合部材による係合状態を解除して分離し、
みを回収する場合であっても、他の係合部材により残り
の容器体との係合状態を保持することができるので、容
器体に嵌合された嵌合体がバランスを崩し、容器体から
離脱するといった不具合を防止することができる。
【0025】また、前記容器体の内部空間と外部は分離
されているため、各容器体に生ゴミなどが収容されてい
る場合であっても、生ゴミから発生する悪臭が外部に漏
れるのを軽減させることができる。さらに、前記蓋体は
各々独立しているため、片方の蓋体を開けた場合でも不
用意に他方の蓋体が開くことがなく、各容器体ごとの閉
鎖性を確保することができる。
【0026】したがって、ごみの分別機能を備えつつ、
収容されたごみを分離して取り扱え、さらに、一体的な
移動が容易に行える分別ペールとなり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分別ペール分解斜視図
である。
【図2】同分別ペールを示す斜視図側面図である。
【図3】図2のA−A断面を示す要部拡大図である。
【図4】一実施例のラベル貼着面に貼着されるラベルを
示す図である。
【図5】同分別ペールの蓋枠を示す裏面図である。
【図6】同分別ペールの蓋枠を示す要部拡大図である。
【図7】同分別ペールのバックルを示す斜視図である。
【図8】従来の分別ペールを示す正面図である。
【図9】他の従来例を示す分解斜視図ある。
【符号の説明】
6 蓋体 10 容器体 11 開口部 12 蓋枠 14 投入口 24 バックル(係合部材) 27 突片(係合部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−303301(JP,A) 実開 平7−43421(JP,U) 実開 昭62−133503(JP,U) 実開 昭54−159766(JP,U) 実開 平4−68006(JP,U) 実開 平3−118901(JP,U) 実開 昭53−159177(JP,U) 実開 平6−67407(JP,U) 実開 平4−117801(JP,U) 実開 平6−83602(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65F 1/00 - 1/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有した複数個の容器体と、該複
    数個の容器体の開口部に一体的に嵌合し、各開口部に対
    向した位置に独立した投入口が設けられた嵌合体とから
    なる分別ペールにおいて、 前記嵌合体に、前記各容器体のそれぞれと個別に脱着自
    在に係合する係合部材を、各容器体に対応して設けると
    ともに、前記投入口を各々閉鎖する蓋体を開閉自在に設
    けたことを特徴とする分別ペール。
JP1993053952U 1993-09-09 1993-09-09 分別ペール Expired - Fee Related JP2603247Y2 (ja)

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