JP3006575U - 分別ごみ箱 - Google Patents
分別ごみ箱Info
- Publication number
- JP3006575U JP3006575U JP1994009529U JP952994U JP3006575U JP 3006575 U JP3006575 U JP 3006575U JP 1994009529 U JP1994009529 U JP 1994009529U JP 952994 U JP952994 U JP 952994U JP 3006575 U JP3006575 U JP 3006575U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- foot pedal
- inner lid
- trash
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refuse Receptacles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】分別ごみ箱の生ごみ類収納部から発散する臭気
を防止し、使用に便利な合理的構造とする。 【構成】外蓋3を備えた外容器1内の一部に中蓋4を備
えた中容器2を挿脱自在に挿入し、これらの外蓋3およ
び中蓋4を別々の足踏みペダル5,7で開閉自在にする
と共に、中蓋4用の足踏みペダル7に連動して外蓋3を
開閉自在にしたもの。
を防止し、使用に便利な合理的構造とする。 【構成】外蓋3を備えた外容器1内の一部に中蓋4を備
えた中容器2を挿脱自在に挿入し、これらの外蓋3およ
び中蓋4を別々の足踏みペダル5,7で開閉自在にする
と共に、中蓋4用の足踏みペダル7に連動して外蓋3を
開閉自在にしたもの。
Description
【0001】
本考案は、一つの容器に生ごみその他を分別して収納し、臭いの発散を防止す ることができる分別ごみ箱に関するものである。
【0002】
従来より分別ごみ箱としては、平成5年(1993年)5月11日付発行の家 庭用品新聞(第6頁。「分別ゴミ容器」特集記事)に紹介されているように、 空き缶用、空きびん用、新聞・雑誌用の3種類からなる個別タイプ、中容器( バケツタイプ)が2個の分別タイプ、ポケット(中容器)を容器本体の内側ま たは外側のいずれにもセットできるタイプ、トレー、牛乳パック、缶、びん等 の資源ゴミを分別でき、その組合せが自由で直状の枠材に階層形式にセットし、 横倒れ防止付きとしたタイプ、2種または3種類の分別が可能なようにスタン ド枠にセットした各容器に缶、びん等の分別ステッカーを貼付したタイプ、可 燃ごみと不燃ごみを分類したツインタイプ、スペースの省力化を考慮して複数 のごみ容器を積み重ね式としたタイプ等が知られている。 また臭気の発散を防止するために、ビニール袋を密封するテーピング機能で、 生ごみの不快臭をカットし、複数の容器を格納するタイプも提案されている。 また一つの容器に生ごみ、不燃ごみ等を分別収納する足踏みペダル式開閉蓋を 備えた分別ごみ箱も考案されているが、それは図7に示すように、外容器21内 の一部に中容器22を挿入し、これらの外容器21、中容器22には別々の蓋2 3,24が設けられ、各蓋23,24の開閉は外容器21に設けられた別々の足 踏みペダル(図示せず)によって独立して行われていた。
【0003】
しかしながら、前記ペダル式の分別ごみ箱は、各分別収納部が単一の開閉蓋で 覆われており、特に生ごみ類を収納する中容器22からは臭気が発散しやすいた めに、蓋24には気密性が要求されるにもかかわらず、完全防臭を期待すること ができなかった。 本考案は、分別ごみ箱から発散する臭気を極めて効果的に防止し、しかも使用 に便利な合理的構造の分別ごみ箱を提供することを課題としている。
【0004】
本考案は、外蓋を備えた外容器内の一部に片寄らせて中蓋を備えた中容器を挿 脱自在に挿入し、これらの外蓋および中蓋をそれぞれ開閉する外蓋用足踏みペダ ルと中蓋用足踏みペダルを外容器に設け、前記中蓋用足踏みペダルに連動して前 記外蓋を開閉自在としたことを特徴とする分別ごみ箱であり、更に前記中蓋用足 踏みペダルに前記外蓋用足踏みペダルを作動させるアーム部を固定させたこと、 前記中蓋の内面に防臭剤装着部を設けたこと、前記中容器上部に起伏式ハンドル を設けたこと、更には前記外容器内の前記中容器と隣り合う開口上縁内側の段落 部分沿いに袋押さえリングを付設したことをも特徴とするものである。
【0005】
本考案の分別ごみ箱は、不燃ごみや臭気のない可燃ごみ類に対しては、外蓋用 足踏みペダルを踏んで外蓋を開き、投入後は外蓋用足踏みペダルを離せば外蓋が 閉じる。この間、中容器の中蓋は閉じた状態を保っている。また、生ごみ類に対 しては中蓋用足踏みペダルを踏めば中蓋が外蓋と共に開くことになり、生ごみ類 を中容器内に投入するが、同時に中容器と隣り合う外容器内に不燃ごみ類を投入 することができる。投入後は中蓋用足踏みペダルを離せば中蓋が閉じ、同時に外 蓋も閉じる。すなわち、図6に示すように、不使用中は外容器1は外蓋3によっ て全体が覆われ、しかもその中で中容器2は中蓋4によって覆われており、中容 器2内は中蓋4と外蓋3によって二重に外気から遮断されることになり、中容器 2内の臭気が外気へ発散することを防止されている。
【0006】 また、中蓋用足踏みペダルに外蓋用足踏みペダルを作動させるアーム部を固定 すれば、中蓋用足踏みペダルによる外蓋の開閉が円滑になる。しかも中蓋の内面 に防臭剤装着部を設けて防臭剤を装着することによって防臭効果を更に高めるこ とができ、中容器の上部に起伏式のハンドルを設ければ中容器の挿脱が便利にな ると共に、中容器内に挿入するプラスチック製ごみ袋等の上部押さえにも役立つ ものである。また、更に外容器内の中容器と隣り合う開口上縁内側の段落部分沿 いに、袋押さえリングを付設して前記ごみ袋等の袋の上部を押さえるようにする ことも好ましい。
【0007】
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は全体の分解説明図、図2は蓋と足踏みペダルの作動説明図、図3は外蓋 を開いた状態の全体斜視図、図4は縦断側面図、図5はすべての蓋を開いた状態 の全体斜視図、図6は臭気の発散を防止抑制させる状態を示す説明図、図7は従 来の分別ごみ箱の場合における臭気の発散状態を示す説明図である。
【0008】 図1のように、分別ごみ箱は、外容器1、外容器1内の右側に挿脱自在の中容 器2、外容器1の全体を覆う外蓋3、中容器2のみを覆う中蓋4、外容器1の前 面下部に取付けられる梃式の足踏みペダル5、下端が足踏みペダル5の後端に枢 着され上端が外蓋3の後端に枢着されて外容器1の後面に沿って上下するアーム 6、足踏みペダル5に並列的に取付けられる梃式の足踏みペダル7、下端が足踏 みペダル7の後端に枢着され上端が中蓋4の後端に枢着されて外容器1の後面に 沿って上下するアーム8からなり、図2のように、足踏みペダル5を踏むとアー ム6を介して外蓋3が開き、足踏みペダル7を踏むとアーム8を介して中蓋4が 開く。従って、まず中蓋4を開けば中蓋4は外蓋3を押し上げることになり、足 を離せば中蓋4と共に外蓋3も閉じることになる。
【0009】 なお、図示例のように、足踏みペダル7の回動支点より後方にアーム部9を固 定し、足踏みペダル7を踏むことによりアーム部9が足踏みペダル5の回動支点 25より後方を強制的に押し上げるようにすれば、足踏みペダル7のみによる外 蓋3および中蓋4の同時開閉が容易となる。このように足踏みペダル7にアーム 部9を固定した時には、足踏みペダル5の裏面にアーム部9が嵌挿される切欠き 10を形成するのが好ましい。
【0010】 また、図5のように、中蓋4の内面に防臭剤装着部11を設け、防臭剤を装着 すれば、中容器2の防臭効果を一層高めることができ、中容器2の上部に二つ割 の起伏式ハンドル12を設ければ中容器2の挿脱が便利になり、中容器2内に挿 入するごみ袋等の上部押さえとしても役立つ。更に、外容器1内の中容器2と隣 り合う開口上縁内側の段落部分26沿いに、袋押さえリング13を付設して挿入 するごみ袋等の上部を押さえるようにする。
【0011】
以上述べたように、本考案によれば、中容器は中蓋と外蓋の二重蓋によって外 気と遮断されて中容器内の臭気の発散が的確に防止される。また、不燃ごみや臭 気のない可燃ごみ類は、中蓋を開くことなく外蓋のみを開いて中容器と隣り合う 外容器内へのごみの投入を可能にするものである。しかも、中蓋の開閉に連動し て外蓋の開閉も行われるから複数種のごみの分別投入を同時に可能にし、これら の外蓋および中蓋の開閉は手を使わずに可能なため衛生的であり、防臭剤による 防臭効果を付加することができ、中容器の挿脱が容易である。加えて、外容器お よび中容器内へのごみ袋等の挿着を確実にする等の実用上多くの優れた効果を奏 する。
【図1】全体の分解説明図。
【図2】蓋と足踏みペダルの作動説明図。
【図3】外蓋を開いた状態の全体斜視図。
【図4】縦断側面図。
【図5】すべての蓋を開いた状態の全体斜視図。
【図6】臭気の発散を防止抑制される状態を示す説明
図。
図。
【図7】従来の分別ごみ箱の場合における臭気の発散状
態を示す説明図。
態を示す説明図。
1 外容器 2 中容器 3 外蓋 4 中蓋 5 足踏みペダル 6 アーム 7 足踏みペダル 8 アーム 9 アーム部 10 切欠き 11 防臭剤装着部 12 起伏式ハンドル 13 袋押さえリング 21 外容器 22 中容器 23 蓋 24 蓋 25 回動支点 26 段落部分
Claims (5)
- 【請求項1】 外蓋を備えた外容器内の一部に片寄らせ
て中蓋を備えた中容器を挿脱自在に挿入し、これらの外
蓋および中蓋をそれぞれ開閉する外蓋用足踏みペダルと
中蓋用足踏みペダルを外容器に設け、前記中蓋用足踏み
ペダルに連動して前記外蓋を開閉自在としたことを特徴
とする分別ごみ箱。 - 【請求項2】 前記中蓋用足踏みペダルに前記外蓋用足
踏みペダルを作動させるアーム部を固定させた請求項1
記載の分別ごみ箱。 - 【請求項3】 前記中蓋の内面に防臭剤装着部を設けた
請求項1または2記載の分別ごみ箱。 - 【請求項4】 前記中容器上部に起伏式ハンドルを設け
た請求項1、2または3記載の分別ごみ箱。 - 【請求項5】 前記外容器内の前記中容器と隣り合う開
口上縁内側の段落部分沿いに袋押さえリングを付設した
請求項1、2、3または4記載の分別ごみ箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009529U JP3006575U (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 分別ごみ箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009529U JP3006575U (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 分別ごみ箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3006575U true JP3006575U (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=43142439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994009529U Expired - Lifetime JP3006575U (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 分別ごみ箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006575U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021181367A (ja) * | 2020-05-20 | 2021-11-25 | 三甲株式会社 | 二重容器および二重容器用内装容器 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP1994009529U patent/JP3006575U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021181367A (ja) * | 2020-05-20 | 2021-11-25 | 三甲株式会社 | 二重容器および二重容器用内装容器 |
JP7556514B2 (ja) | 2020-05-20 | 2024-09-26 | 三甲株式会社 | 二重容器 |
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