JPH0719202U - 分別ペール - Google Patents

分別ペール

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JPH0719202U
JPH0719202U JP5395293U JP5395293U JPH0719202U JP H0719202 U JPH0719202 U JP H0719202U JP 5395293 U JP5395293 U JP 5395293U JP 5395293 U JP5395293 U JP 5395293U JP H0719202 U JPH0719202 U JP H0719202U
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pail
opening
lid
sorting
container bodies
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美宏 川名
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ごみの分別機能を備えつつ、収容されたごみ
を分離して取り扱え、また、一体的な移動が容易に行え
る分別ペールを提供する。 【構成】 分別ペールは、開口部11を有した2つの容
器体10,10と、各開口部11,11に嵌合する蓋枠
12とからなる。蓋枠12の上面16には、各開口部1
1,11に夫々対向した2カ所に、長方形状に開口した
投入口14,14が設けられ、各投入口14,14には
投入口14を閉鎖する蓋体6が枢支されている。また、
蓋枠12の前面18のバックル取付部21には、バック
ル24が回動自在に取り付けてあり、後面19にはバッ
クル取り付け部21に対向した位置に係合片28が設け
られている。蓋枠12を各容器体10,10に嵌合さ
せ、蓋枠12の突片27,27とバックル24,24と
を、夫々の容器体10,10と係合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ごみを分別して収容する分別ペールに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自然環境の保護が叫ばれるなか、ごみの分別は、社会的な要求となって いる。一般的に、ごみを分別する際に、分別ペールが使用されている。このよう な分別ペールとしては、図8に示したものが知られている(実開平4−6800 6号公報参照)。すなわち、分別ペールは、略四角柱状であり、上面に開口部を 有し、内部にこれと連通た空間を有した容器本体1と、前記開口部に嵌合する嵌 合体2とにより構成されている。前記容器本体1の内部には、相対向する側面と 連設する仕切壁3が設けられており、内部は、第1空間4と第2空間5とに分離 されている。
【0003】 一方、前記嵌合体2には、その中央部に長方形状の開口部が設けられており、 この開口部を閉鎖する長方形状の蓋体6が軸7により枢支されている。この軸7 は、前記容器本体1に前記嵌合体2を嵌合させたとき前記仕切壁3の上方に配置 されるように設けられている。よって、前記蓋体6は、軸7を中心に左片部8と 右片部9と区分され、左片部8の下方には第1空間4、右片部9の下方には第2 空間5が存在する構成になっている。また、前記蓋体6は、軸7により枢支され 、該軸7を中心に左片部8を押し下げると右片部9が、右片部9を押し下げると 左片部8が上方に変位し、ごみを、それぞれの空間内4、5に捨てることができ る。
【0004】 このような、分別ペールにごみを捨てる場合、例えば生ゴミや紙くず等の燃え るごみは第1空間4へ、また、プラスチックや空き缶などの燃えないごみは第2 空間5へ捨てるようにし、ごみを分別することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の分別ペールにおいては、ごみの分別機能は有 しているが、分別されたごみは、前記容器本体1に一体的に設けられた両空間4 、5に収容されている。このため、前記第1空間4内の燃えないごみをのみを回 収する場合のように、いずれか一方のごみだけを取り出すことが不可能であった 。
【0006】 そこで、図9に示すように、分離された2つの容器体10,10と、各容器体 10,10の開口部に嵌合し、開口した投入口2a,2aを有した嵌合体2とに より構成される分別ペール(実公昭62ー133503号参照)も考案されてい る。しかし、かかる分別ペールにあっては、前記投入口2a,2aを閉鎖する部 材がないため、前記各容器体10,10に生ゴミなどを捨てたときに悪臭が漏れ るなどの懸念がされる。また、前記容器体10,10を分離して取り扱うときに 、前記開口部に嵌合された嵌合体2が片側の支持を失い、開口部から外れ落ちて しまう。さらに、分別ペールを移動する場合、前記嵌合体2を握持して両容器体 10,10を嵌合体2とともに一体的に移動させることができない。
【0007】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、ごみの分別機 能を備えつつ、収容されたごみを分離して取り扱え、また、一体的な移動が容易 に行える分別ペールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案における分別ペールにあっては、開口部を 有した複数個の容器体と、該複数個の容器体の開口部に一体的に嵌合し、各開口 部に対向した位置に独立した投入口が設けられた嵌合体とからなる分別ペールに おいて、前記嵌合体には、各前記容器体と脱着自在に係合する係合部材が設けら れているとともに、前記投入口を各々閉鎖する蓋体が開閉自在に設けられている 。
【0009】
【作用】
前記構成において、前記嵌合体には、該嵌合体と各前記容器体とを脱着自在に 係合する係合部材が設けられているため、嵌合体と各容器体とが前記係合部材に より係合される。また、1つの容器体を分離した場合でも残りの容器体との係合 が保持される。
【0010】 さらに、前記投入口には、該投入口を夫々に閉鎖する蓋体が設けられているた め、前記容器体の内部空間と外部は各々独立分離される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。図2に示すように分別ペー ルにあっては、2つの容器体10,10と、各容器体10,10の上方に嵌合す る嵌合体である蓋枠12とにより構成されている。
【0012】 前記容器体10は、上面に開口部11を有した、断面長方形状の有底筒体であ り、前記開口部11には図3にも示すように、その周縁に沿って外側に屈曲した フランジ部13が全周に亙って設けられている。また、前記開口部11の内周部 には図1に示すように、ポリ袋などを挾持する袋ストッパー15が嵌合配置され ており、該袋ストッパー15は、前記開口部11と同形状の枠体からなる。
【0013】 一方、前記蓋枠12は、中央が上方に向かって膨出した略長方形状の上面16 と、該上面16を包囲する形で連設した包囲面17とからなり、該包囲面17は 、相対向した長辺である前面18、後面19と、これに連設した相対向する短辺 の側面20により形成されている。また、前記蓋枠12の上面16には図6に示 すように、各前記開口部11,11に夫々対向した2カ所に、長方形状に開口し た投入口14,14が設けられており、該投入口14の開口縁部には、全周に亙 って、リブ42が垂設され、該リブ42の相対向する中央部には、円柱状の係合 軸29が突設されている。
【0014】 さらに、前記前面18には図5に示すように、その中心から等距離の位置に2 カ所、切欠されたバックル取付部21が設けられている。該バックル取付部21 は図6に示すように、前記前面18に沿った方向を長辺とした長方形状であり、 相対向する短辺の縁部には、取り付け穴22が設けられている。他方、前記後面 19には図5に示すように、前記バックル取り付け部21に対向した位置に、内 側へ突出した係合部材としての係合片28が設けられている。
【0015】 前記各投入口14,14は、該投入口14を閉鎖する蓋体6を有しており、該 蓋体6に設けられた係合穴30と投入口14の前記係合軸29とが係合し、蓋体 6は枢支されている。また、蓋体6には図2,図3に示すように、全周縁に亙り 蓋リブ43が成形されており、上面には、長方形状のラベル貼着面31が設けら れている。
【0016】 前記バックル取り付け部21には、係合部材であるバックル24が、取り付け られている。前記バックル24は図7に示すように、前記バックル取付部21に 取り付けられたときに前記前面18と面一になるような表面25aを有しており 、上縁部には、裏面25b側へ略直角に屈曲する支持部26が形成されている。 また、前記裏面25aの下縁部側には、長手方向に延在する突片27が形成され ている。前記支持部26の側面には、前記取り付け穴22に枢支される円柱状の 取り付け軸23が設けられており、該取り付け軸23は、バックル取り付け部2 1の取り付け穴22に挿入され、これにより、前記バックル24は、支持部6の 側面間に回動自在支持されている。
【0017】 なお、本実施例に係る分別ペールは、図4に示したラベル群を付して販売され る。そして、前記ラベル貼着面31には、長方形状に縁取りされ、中央に分別ご みの種類などが記載された類別ラベル40を用途に応じて選択し、貼付される。 同時に、前記ラベル貼着面31には、ごみの回収日などを表示する赤色で白抜き 文字により曜日が記載された円形の曜日ラベル41も貼着することが可能である 。
【0018】 以上の構成にかかる本実施例において、使用に際しては、ポリ袋の開口周部を 前記袋ストッパー15と容器体10のフランジ部13との間に挟み、取り付ける 。そして、図3に示すように、前記蓋枠12を各容器体10,10に嵌合させ、 蓋枠12の突片27,27とバックル24,24とを、夫々の容器体10,10 のフランジ部13と係合する。このとき蓋枠12と各容器体10,10は、突片 27,27とバックル24,24とにより係合されていることにより、蓋枠12 を握持して分別ペールを移動する場合でも、各容器体10,10と一体的に移動 させることができる。
【0019】 次に、ごみなどを分別ペールに捨てる場合、例えばごみの種類別に各容器体1 0の投入口14へ分別して投入する。このとき、容器体10に生ゴミなどが捨て られた場合であっても、前記投入口14には、該投入口14を閉鎖する蓋体6が 設けられていことから、前記容器体10の内部空間と外部は分離され、生ゴミの 発生する悪臭が外部に漏れることを防止する。さらに、前記蓋体6,6は独立し ているため、片方の蓋体6を開けた場合でも他方の蓋体6が開くことがなく、各 容器体10,10ごとの閉鎖性を確保することができる。
【0020】 そして、生ゴミのみを回収するとき、各容器体10,10は独立していて、し かも、回動自在に取り付けられたバックル24により係合されているので、バッ クル24を外側に開くことにより、各々の容器体10,10を独立して回収し、 取り扱うことができる。さらに、1つの容器体10を分離した場合でも残りの容 器体10との係合が保持されることから、蓋枠12が支持を失わず、ずれ落ちる こともない。
【0021】 よって、ごみの分別機能を備えつつ、収容されたごみを分離して取り扱え、さ らに、蓋枠を握持した一体的な移動が容易に行える分別ペールとなり得る。
【0022】 なお、本実施例においては、2個の容器体を使用したものを示したが、さらに 多数個の容器体を使用した場合でも本考案を適用することができる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案にあっては、嵌合体と各容器体とが係合部材により 係合されるため、嵌合体を握持して分別ペールを移動する場合でも、各容器体と 一体的に移動させることができる。
【0024】 また、いずれかの容器体を分離して、ごみを回収する場合でも、残りの容器体 との係合が保持されるため、開口部に嵌合された嵌合体がバランスを崩し、開口 部から離脱することはない。
【0025】 また、前記容器体の内部空間と外部は分離されているため、各容器体に生ゴミ などが収容されている場合であっても、生ゴミから発生する悪臭が外部に漏れる のを軽減させることができる。さらに、前記蓋体は各々独立しているため、片方 の蓋体を開けた場合でも不用意に他方の蓋体が開くことがなく、各容器体ごとの 閉鎖性を確保することができる。
【0026】 したがって、ごみの分別機能を備えつつ、収容されたごみを分離して取り扱え 、さらに、一体的な移動が容易に行える分別ペールとなり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分別ペール分解斜視図
である。
【図2】同分別ペールを示す斜視図側面図である。
【図3】図2のA−A断面を示す要部拡大図である。
【図4】一実施例のラベル貼着面に貼着されるラベルを
示す図である。
【図5】同分別ペールの蓋枠を示す裏面図である。
【図6】同分別ペールの蓋枠を示す要部拡大図である。
【図7】同分別ペールのバックルを示す斜視図である。
【図8】従来の分別ペールを示す正面図である。
【図9】他の従来例を示す分解斜視図ある。
【符号の説明】
6 蓋体 10 容器体 11 開口部 12 蓋枠 14 投入口 24 バックル(係合部材) 27 突片(係合部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有した複数個の容器体と、該複
    数個の容器体の開口部に一体的に嵌合し、各開口部に対
    向した位置に独立した投入口が設けられた嵌合体とから
    なる分別ペールにおいて、 前記嵌合体には、各前記容器体と脱着自在に係合する係
    合部材が設けられているとともに、 前記投入口を各々閉鎖する蓋体が開閉自在に設けられて
    いることを特徴とする分別ペール。
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