JP2603177Y2 - 屋内型光受信装置 - Google Patents
屋内型光受信装置Info
- Publication number
- JP2603177Y2 JP2603177Y2 JP1993059871U JP5987193U JP2603177Y2 JP 2603177 Y2 JP2603177 Y2 JP 2603177Y2 JP 1993059871 U JP1993059871 U JP 1993059871U JP 5987193 U JP5987193 U JP 5987193U JP 2603177 Y2 JP2603177 Y2 JP 2603177Y2
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- Japan
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- optical receiver
- optical
- core
- rack
- fiber cable
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、光ファイバーケーブ
ルからの光信号を受信するラックマウントタイプの屋内
型光受信装置に関する。
ルからの光信号を受信するラックマウントタイプの屋内
型光受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーケーブルを用いて光信号を
伝送する光伝送システムでは、光ファイバーケーブルを
屋内型の光受信機に接続する場合、図4に示すように光
ファイバーケーブル1を端末ボックス(成端箱)2にジ
ョイントしてから複数台の光受信機3に接続する方法が
一般的に用いられている。図4は、3芯の光ファイバー
ケーブル1を3台の光受信機3a〜3cに接続する場合
の例について示したものである。
伝送する光伝送システムでは、光ファイバーケーブルを
屋内型の光受信機に接続する場合、図4に示すように光
ファイバーケーブル1を端末ボックス(成端箱)2にジ
ョイントしてから複数台の光受信機3に接続する方法が
一般的に用いられている。図4は、3芯の光ファイバー
ケーブル1を3台の光受信機3a〜3cに接続する場合
の例について示したものである。
【0003】上記光ファイバーケーブル1は、端末ボッ
クス2内に挿入する端部の外皮を剥がして中心部の固定
ワイヤ4を固定治具5で端末ボックス2の内壁に固定
し、芯線1a〜1cの余分長を円状に束ねた後、端末ボ
ックス2の壁面に設けられたコネクタ6a〜6cを介し
て光受信機3a〜3cに接続する。
クス2内に挿入する端部の外皮を剥がして中心部の固定
ワイヤ4を固定治具5で端末ボックス2の内壁に固定
し、芯線1a〜1cの余分長を円状に束ねた後、端末ボ
ックス2の壁面に設けられたコネクタ6a〜6cを介し
て光受信機3a〜3cに接続する。
【0004】そして、上記屋内型光受信機がラックマウ
ントタイプの場合、図5(a),(b)に示すように、
ラック11内の下方にスペース12を設け、このスペー
ス12に端末ボックス2を収納し、その上方部位に光受
信機3a〜3cを実装している。
ントタイプの場合、図5(a),(b)に示すように、
ラック11内の下方にスペース12を設け、このスペー
ス12に端末ボックス2を収納し、その上方部位に光受
信機3a〜3cを実装している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のように従来の屋
内型光受信装置は、端末ボックス2を独立して形成して
いるので、ラックマウントタイプの場合には、ラック1
1内に光受信機3(3a〜3c)の実装スペースの他に
端末ボックス2を収納するためのスペース12を必要と
している。このためラック11内における光受信機3の
実装スペースが端末ボックス2により狭められてしまう
という問題がある。
内型光受信装置は、端末ボックス2を独立して形成して
いるので、ラックマウントタイプの場合には、ラック1
1内に光受信機3(3a〜3c)の実装スペースの他に
端末ボックス2を収納するためのスペース12を必要と
している。このためラック11内における光受信機3の
実装スペースが端末ボックス2により狭められてしまう
という問題がある。
【0006】この考案は上記実情に鑑みてなされたもの
で、端末ボックスの機能を持ちながら光受信機の実装ス
ペースを十分に確保でき、しかも、コスト低減を実現で
きる屋内型光受信機を提供することを目的とする。
で、端末ボックスの機能を持ちながら光受信機の実装ス
ペースを十分に確保でき、しかも、コスト低減を実現で
きる屋内型光受信機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は、多芯光ファ
イバーケーブルにより送られてくる光信号を受信するラ
ックマウントタイプの屋内型光受信装置において、ラッ
クに収納される第1の光受信機及び複数台の第2の光受
信機と、上記第1の光受信機の筐体内に設けられる光受
信機本体と、上記多芯光ファイバーケーブルを上記第1
の光受信機の筐体内で端末処理して1本ごとの芯線に分
け、1本の芯線を上記光受信機本体に接続すると共に、
他の芯線を余長調整し、外部に導出して上記第2の光受
信機にそれぞれ接続する手段とを具備したことを特徴と
する。
イバーケーブルにより送られてくる光信号を受信するラ
ックマウントタイプの屋内型光受信装置において、ラッ
クに収納される第1の光受信機及び複数台の第2の光受
信機と、上記第1の光受信機の筐体内に設けられる光受
信機本体と、上記多芯光ファイバーケーブルを上記第1
の光受信機の筐体内で端末処理して1本ごとの芯線に分
け、1本の芯線を上記光受信機本体に接続すると共に、
他の芯線を余長調整し、外部に導出して上記第2の光受
信機にそれぞれ接続する手段とを具備したことを特徴と
する。
【0008】
【作用】多芯例えば3芯の光ファイバーケーブルは、第
1の光受信機の筐体に接続され、筐体内部で端末処理さ
れて3本の芯線に分けられる。この3本の芯線うち、1
本は第1の光受信機の筐体内に収納されている光受信機
本体に接続され、残りの2本の芯線は、余長調整された
後、コネクタを介して外部に導出され、ラック内に実装
されている第2の光受信機に接続される。
1の光受信機の筐体に接続され、筐体内部で端末処理さ
れて3本の芯線に分けられる。この3本の芯線うち、1
本は第1の光受信機の筐体内に収納されている光受信機
本体に接続され、残りの2本の芯線は、余長調整された
後、コネクタを介して外部に導出され、ラック内に実装
されている第2の光受信機に接続される。
【0009】上記のように第1の光受信機に、多芯光フ
ァイバーケーブルの端末処理を行なう端末ボックスの機
能を備えることにより、ラック内における端末ボックス
自体の専用スペースが不要となる。従って、端末ボック
スのために狭められていた実装スペースが空くことにな
り、他の機器の実装スペースを確保することができる。
ァイバーケーブルの端末処理を行なう端末ボックスの機
能を備えることにより、ラック内における端末ボックス
自体の専用スペースが不要となる。従って、端末ボック
スのために狭められていた実装スペースが空くことにな
り、他の機器の実装スペースを確保することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの考案の一実施例を
説明する。図1は、この考案の一実施例に係るラックマ
ウントタイプの屋内型光受信装置の外観図であり、図1
(a)は正面図、(b)は一部を断面して示す側面図で
ある。なお、図1は、ラック11内に3台の光受信機2
1,22,23を収納した場合の例について示したもの
である。
説明する。図1は、この考案の一実施例に係るラックマ
ウントタイプの屋内型光受信装置の外観図であり、図1
(a)は正面図、(b)は一部を断面して示す側面図で
ある。なお、図1は、ラック11内に3台の光受信機2
1,22,23を収納した場合の例について示したもの
である。
【0011】上記光受信機21は、メインの光受信機で
あり、光信号を受信する機能と共に端末ボックスの機能
を備えている。他の光受信機22,23は、サブとなる
光受信機で、従来の光受信機と同じ機能を備えている。
メインの光受信機21は、外部接続される多芯例えば3
芯の光ファイバーケーブル1の端部を端末ボックスの機
能により端末処理し、3芯のうち1芯は自己の光受信機
本体に接続し、他の2芯は他の光受信機22,23に接
続する。
あり、光信号を受信する機能と共に端末ボックスの機能
を備えている。他の光受信機22,23は、サブとなる
光受信機で、従来の光受信機と同じ機能を備えている。
メインの光受信機21は、外部接続される多芯例えば3
芯の光ファイバーケーブル1の端部を端末ボックスの機
能により端末処理し、3芯のうち1芯は自己の光受信機
本体に接続し、他の2芯は他の光受信機22,23に接
続する。
【0012】上記光受信機21について、更に図2及び
図3により詳細に説明する。図2は光受信機21の一部
を断面して示す背面側から見た斜視図、図3は内部の平
面図である。光受信機21は、筐体31内に光受信機本
体32と共に端末ボックスの機能を備えている。
図3により詳細に説明する。図2は光受信機21の一部
を断面して示す背面側から見た斜視図、図3は内部の平
面図である。光受信機21は、筐体31内に光受信機本
体32と共に端末ボックスの機能を備えている。
【0013】即ち、筐体31は、内部に端末ボックス機
能を収納する分だけ、他の光受信機22,23の筐体よ
り大きく形成し、その背面に光ファイバーケーブル1を
内部に引き込むためのコネクタ33を設ける。このコネ
クタ33を介して筐体31内に挿入した光ファイバーケ
ーブル1は、端部の外皮を剥がして中心部の固定ワイヤ
4を固定治具5で内壁に固定し、芯線1aを光受信機本
体32の光信号入力部32aに接続する。そして、他の
芯線1b,1cの余分長を調整するため円状に束ねて固
定した後、筐体31の背面に設けたコネクタ6b,6c
を介して外部に導出し、サブの光受信機22,23に接
続する。また、上記光受信機本体32は、光ファイバー
ケーブル1の芯線1aにより入力された光信号を処理
し、電気信号に変換する。この光受信機21の出力信号
は、同軸ケーブル34により、筐体31の背面部に設け
られたコネクタ35を介して外部に導出される。
能を収納する分だけ、他の光受信機22,23の筐体よ
り大きく形成し、その背面に光ファイバーケーブル1を
内部に引き込むためのコネクタ33を設ける。このコネ
クタ33を介して筐体31内に挿入した光ファイバーケ
ーブル1は、端部の外皮を剥がして中心部の固定ワイヤ
4を固定治具5で内壁に固定し、芯線1aを光受信機本
体32の光信号入力部32aに接続する。そして、他の
芯線1b,1cの余分長を調整するため円状に束ねて固
定した後、筐体31の背面に設けたコネクタ6b,6c
を介して外部に導出し、サブの光受信機22,23に接
続する。また、上記光受信機本体32は、光ファイバー
ケーブル1の芯線1aにより入力された光信号を処理
し、電気信号に変換する。この光受信機21の出力信号
は、同軸ケーブル34により、筐体31の背面部に設け
られたコネクタ35を介して外部に導出される。
【0014】上記のようにメインの光受信機21内に端
末ボックスの機能を設けることにより、光受信機21の
筐体31が多少大きくなるが、従来、ラック11内に端
末ボックスを収納するために設けられていたスペース1
2(図1参照)を光受信機の実装スペースとして利用で
き、ラック11の内部スペースを効率的に利用すること
ができる。
末ボックスの機能を設けることにより、光受信機21の
筐体31が多少大きくなるが、従来、ラック11内に端
末ボックスを収納するために設けられていたスペース1
2(図1参照)を光受信機の実装スペースとして利用で
き、ラック11の内部スペースを効率的に利用すること
ができる。
【0015】
【考案の効果】以上詳記したようにこの考案によれば、
ラックマウントタイプの屋内型光受装置において、メイ
ンとなる光受信機の筐体内で光ファイバーケーブルの端
末処理を行なうようにしているので、ラック内に端末ボ
ックスを収納するための専用スペースを設ける必要がな
くなり、そこに機器を設置できる等、ラック内のスペー
スを効率的に利用でき、コストの低減を図ることができ
る。
ラックマウントタイプの屋内型光受装置において、メイ
ンとなる光受信機の筐体内で光ファイバーケーブルの端
末処理を行なうようにしているので、ラック内に端末ボ
ックスを収納するための専用スペースを設ける必要がな
くなり、そこに機器を設置できる等、ラック内のスペー
スを効率的に利用でき、コストの低減を図ることができ
る。
【図1】この考案の一実施例に係るラックマウントタイ
プの屋内型光受信装置を示すもので、(a)は外観正面
図、(b)は側面図。
プの屋内型光受信装置を示すもので、(a)は外観正面
図、(b)は側面図。
【図2】同実施例におけるメインとなる光受信機の一部
を断面して示す斜視図。
を断面して示す斜視図。
【図3】図2における光受信機の内部構成を示す平面
図。
図。
【図4】光受信機本体と光ファイバーケーブルとの接続
状態を示す図。
状態を示す図。
【図5】従来のラックマウントタイプの屋内型光受信装
置の外観図。
置の外観図。
【符号の説明】 1 3芯光ファイバーケーブル 4 固定ワイヤ 5 固定治具 11 ラック 12 スペース 21 光受信機(メイン) 22,23 光受信機(サブ) 31 筐体 32 光受信機本体 33 コネクタ 34 同軸ケーブル 35 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−206880(JP,A) 実開 平6−33101(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 H04B 10/148
Claims (1)
- 【請求項1】 多芯光ファイバーケーブルにより送られ
てくる光信号を受信するラックマウントタイプの屋内型
光受信装置において、 ラックに収納される第1の光受信機及び複数台の第2の
光受信機と、上記第1の光受信機の筐体内に設けられる
光受信機本体と、上記多芯光ファイバーケーブルを上記
第1の光受信機の筐体内で端末処理して1本ごとの芯線
に分け、1本の芯線を上記光受信機本体に接続すると共
に、他の芯線を余長調整し、外部に導出して上記第2の
光受信機にそれぞれ接続する手段とを具備したことを特
徴とする屋内型光受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059871U JP2603177Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 屋内型光受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059871U JP2603177Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 屋内型光受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729505U JPH0729505U (ja) | 1995-06-02 |
JP2603177Y2 true JP2603177Y2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=13125663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993059871U Expired - Fee Related JP2603177Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 屋内型光受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603177Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP1993059871U patent/JP2603177Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0729505U (ja) | 1995-06-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |