JP2572466Y2 - 有線伝送装置 - Google Patents

有線伝送装置

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JP2572466Y2
JP2572466Y2 JP1991057520U JP5752091U JP2572466Y2 JP 2572466 Y2 JP2572466 Y2 JP 2572466Y2 JP 1991057520 U JP1991057520 U JP 1991057520U JP 5752091 U JP5752091 U JP 5752091U JP 2572466 Y2 JP2572466 Y2 JP 2572466Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光ファイバ等の伝送線
により情報の伝送を行う光データ伝送装置等の有線伝送
装置に関し、詳しくは伝送線の余長処理機能を備えた有
線伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、光データ伝送装置では、図9お
よび図10に示すように、装置本体51の背面51a
に、光ファイバケーブル55の端部を固定するケーブル
固定金具57と、光ファイバケーブル55の端部から延
びる光ファイバ54の余長部54aを固定する余長止め
金具56・56と、光ファイバ54の端部に設けられて
いる光コネクタプラグ53と嵌合されて光ファイバ54
を装置本体51に接続する光コネクタレセプタクル52
・52とが備えられており、装置本体51の背面51a
に、光ファイバ54の余長部54aが巻き付けられる。
【0003】しかしながら、上記の光データ伝送装置で
は、装置運用時、光コネクタプラグ53付近の光ファイ
バ54が外側へとび出しているため、邪魔になり誤操作
を起こす可能性がある。また、余長処理のための大きな
処理面積が装置本体51の背面51aに必要であり、装
置本体51の外形が大きくなってしまう。
【0004】そこで、従来より、図11および図12に
示すように、装置本体51の内部または下方に、光ファ
イバケーブル固定金具57と光ファイバ余長止め金具5
6・56とを有する引出し部材58を設け(同図では、
引出し部材58は装置本体51の下方に設けられてい
る)、余長処理を引出し部材58の内部で行うようにし
た光データ伝送装置がある。
【0005】上記の光データ伝送装置において光ファイ
バ接続作業を行う場合、引出し部材58を装置本体51
下部から引き出して光ファイバケーブル55の端部をケ
ーブル固定金具57で止め、光ファイバ54の余長部5
4aを引出し部材58上で巻いて余長止め金具56・5
6で固定する。この後、引出し部材58を再び装置本体
51下部に戻し、光コネクタプラグ53・53を背面5
1aに設けられた光コネクタレセプタクル52・52に
差し込む。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光データ伝送装置では、引出し部材58を装置本体
51下部から引き出している場合と戻している場合とで
は、光ファイバ54の余長部54aの長さが異なるた
め、光ファイバ接続作業が煩雑になる。また、光ファイ
バ54の一部が引出し部材58から外側へとび出してい
るため、装置運用時に邪魔になり誤操作を起こす可能性
がある。
【0007】尚、従来には、図13に示すように、装置
本体51の内部にケーブル固定金具57、余長止め金具
56・56、光コネクタレセプタクル52・52を備
え、装置本体51を覆うカバー59を取り外して光ファ
イバ接続作業を行うようになっている光データ伝送装置
もある。
【0008】上記の光データ伝送装置では、光ファイバ
54が装置本体51の外側へとび出しておらず、装置運
用時に障害はないが、光ファイバ接続作業時のカバー5
9の着脱作業が面倒である。また、光ファイバ接続作業
中、不用意に内部部品に接触する可能性が高く、装置の
故障を招き兼ねない。
【0009】本考案は、上記に鑑みなされたものであ
り、その目的は、光ファイバ接続作業を容易に行うこと
ができると共に、装置運用時に支障を来すことなく誤操
作を防げる光データ伝送装置等の有線伝送装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案の有線伝送装置
は、上記の課題を解決するために、伝送ケーブル端から
延びる伝送線の余長部を保持する余長処理部と、伝送線
を装置本体内の回路へ接続するための接続部とを備えて
いる有線伝送装置において、以下の手段を講じている。
【0011】即ち、上記余長処理部および接続部の双方
を支持し、両部材の位置関係を保持したまま、上記回路
とは独立して、上記装置本体に対して両部材を出し入れ
させる引出し部材と、上記回路と接続部とを接続する内
部配線と、上記引出し部材が引き出される場合に、上記
内部配線の長さを越えないように、引出し部材の動きを
制限する規制部材とを備えている
【0012】
【作用】上記の構成により、装置本体に対して出し入れ
自在に設けられた引出し部材を引き出した状態で、伝送
線を装置本体に接続する作業が行われる。
【0013】このとき、伝送線を装置本体と接続するた
めの接続部は、引き出し部材に設けられているので、伝
送線の接続作業は引出し部材上での作業のみになり大変
容易に行える。
【0014】また、余長部のみならず、伝送ケーブル端
から接続部までの全ての伝送線が引出し部材に収納され
るので、引出し部材を元に戻して装置本体に固定すれ
ば、伝送線が装置外にとび出して運用時に邪魔になるよ
うなことはない。
【0015】
【実施例】本考案の一実施例について図1ないし図5に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0016】本実施例に係る有線伝送装置としての光デ
ータ伝送装置は、図1に示すように、装置本体1の背面
下部に、装置本体1に対して出し入れ自在な引出し部材
2を備えている。
【0017】この引出し部材2は、前端部と上部とが開
放されており、前端部の左右両側にはストッパ片3・3
が突設されている。引出し部材2が装置内に戻されたと
き、上記ストッパ片3・3が装置本体1に当接してそれ
以上引出し部材2が内部に入り込まないようになってい
る。また、引出し部材2が装置内に戻されたとき、スト
ッパ片3・3に形成された固定ネジ孔3a・3aが、装
置本体1に形成された固定ネジ孔1a・1aと一致し、
固定ネジ13・13(図2および図5参照)で螺着する
ことにより引出し部材2が装置本体1に固定されるよう
になっている。
【0018】また、引出し部材2の底面前端には、光フ
ァイバケーブル4の端部を固定するケーブル固定金具6
が設けられている。また、引出し部材2の底面には、光
ファイバケーブル(伝送線ケーブル)4の端部から延び
る光ファイバ(伝送線)5の余長部5aを固定する余長
止め金具7・7が設けられている。また、引出し部材2
の奥面には、光ファイバ5の先端部に設けられている光
コネクタプラグ8と嵌合される光コネクタレセプタクル
9・9(接続部)が並設されている。
【0019】上記光コネクタレセプタクル9・9は、図
4に示すように、本体内光ファイバ12を介して装置本
体1内部の図示しない入出力端子に接続されている。上
記本体内光ファイバ12は、引出し部材2を一杯に引き
出した状態での光コネクタレセプタクル9と入出力端子
との距離以上の長さを有している。
【0020】また、引出し部材2には、図3および図4
に示すように、その奥面から装置本体1の内部方向に延
びるストッパ部材10が設けられている。このストッパ
部材10の端部には、装置本体1内部に設けられたスト
ッパピン11に当接するストッパ当接部10aが形成さ
れており、引出し部材2が装置本体1から外れることが
ないようになっている。
【0021】上記の構成において、本光データ伝送装置
における光ファイバ接続作業を以下に説明する。
【0022】先ず、固定ネジ13・13を外して引出し
部材2を装置本体1から引き出す。
【0023】次に、光ファイバケーブル4の端部をケー
ブル固定金具6で固定する。
【0024】続いて、光ファイバケーブル4から延びる
2本の光ファイバ5・5の余長部5a・5aを巻いて余
長止め金具7・7で固定する。そして、光ファイバ5・
5の先端部に設けられている光コネクタプラグ8・8を
光コネクタレセプタクル9・9に差し込む。または、光
コネクタプラグ8・8を光コネクタレセプタクル9・9
に差し込んでから、光ファイバ5・5の余長部5a・5
aを余長止め金具7・7で固定してもよい。
【0025】この後、引出し部材2を装置本体1内部に
戻し、固定ネジ13・13で引出し部材2を装置本体1
に螺着すれは、光ファイバ接続作業は完了する。
【0026】上記光ファイバ接続作業が完了した後の光
データ伝送装置は、図2に示すように、光ファイバ5が
全て引出し部材2内に収納されているので、装置運用時
において、従来のようにとび出した光ファイバ5が邪魔
になることはなく、誤操作を防げる。
【0027】また、本実施例の光データ伝送装置は、光
ファイバ5の余長部5aおよび接続部が1つの引出し部
材2内に収納されているので、従来に比べて装置本体1
の背面の必要スペースが減少し、装置の小型化を図るこ
とができる。
【0028】また、本実施例の光データ伝送装置では、
光ファイバ接続作業が引出し部材2上での作業のみにな
るため、大変容易であり誤作業を防ぐことができる。
【0029】尚、本実施例では、引出し部材2を装置本
体1内部に設けているが、例えば、図6ないし図8(説
明の便宜上、図1ないし図5に示した部材と同一の機能
を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明を省
略する)に示すように、引出し部材2を装置本体1の底
面下方に設けることもできる。この場合、装置本体1の
底面にガイドレール14・14を設けると共に、引出し
部材2の左右側面上端にスライド部15・15を設け、
スライド部15とガイドレール14とを遊嵌すればよ
い。また、装置本体1の底面には貫通孔1b(図7参
照)が形成され、コネクタレセプタクル9から延びる本
体内光ファイバ12は、上記貫通孔1bを貫通して装置
本体1内部の入出力端子に接続される。
【0030】尚、上記の実施例では光データ伝送装置に
ついて説明しているが、本考案に係る有線伝送装置は光
データ伝送装置に限定されるものではなく、光ファイバ
以外の伝送線を用いた有線伝送装置であってもよい。
【0031】
【考案の効果】本考案の有線伝送装置は、以上のよう
に、伝送線を装置本体内の回路へ接続するための接続部
と、伝送線の余長部を保持する余長処理部との双方を支
持し、両部材の位置関係を保持したまま、上記回路とは
独立して、上記装置本体に対して両部材を出し入れさせ
る引出し部材と、上記回路と接続部とを接続する内部配
線と、上記引出し部材が引き出される場合に、上記内部
配線の長さを越えないように、引出し部材の動きを制限
する規制部材とを備えている構成である。
【0032】それゆえ、伝送線の接続作業は引出し部材
上での作業のみになり大変容易に行えると共に、余長部
のみならず、伝送ケーブル端から接続部までの全ての伝
送線が引出し部材に収納されるので、装置運用時に支障
を来すことはなく誤操作を防げるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものであり、光ファイ
バが接続された光データ伝送装置の引出し部材が引き出
されたときの状態を示す概略の斜視図である。
【図2】図1に示した光データ伝送装置の引出し部材が
装置本体内部に戻されたときの状態を示す概略の斜視図
である。
【図3】上記光データ伝送装置の引出し部材が引き出さ
れたときの状態を示す概略の一部断面斜視図である。
【図4】上記光データ伝送装置を示す概略の縦断面図で
ある。
【図5】上記光データ伝送装置を示す概略の背面図であ
る。
【図6】本考案の他の実施例を示すものであり、光デー
タ伝送装置の引出し部材が引き出されたときの状態を示
す概略の斜視図である。
【図7】上記光データ伝送装置を示す概略の縦断面図で
ある。
【図8】上記光データ伝送装置を示す概略の背面図であ
る。
【図9】従来例を示すものであり、光ファイバが接続さ
れた光データ伝送装置を示す概略の斜視図である。
【図10】図9に示した光データ伝送装置の概略の側面
図である。
【図11】従来例を示すものであり、光ファイバが接続
された光データ伝送装置の引出し部材が引き出されたと
きの状態を示す概略の斜視図である。
【図12】上記光データ伝送装置を示す概略の縦断面図
である。
【図13】従来例を示すものであり、光ファイバが接続
された光データ伝送装置のカバーが装置本体から外され
たときの状態を示す概略の斜視図である。
【符号の説明】 1 装置本体 2 引出し部材 4 光ファイバケーブル(伝送ケーブル) 5 光ファイバ(伝送線) 5a 余長部 6 ケーブル固定金具 7 余長止め金具 8 光コネクタプラグ 9 光コネクタレセプタクル(接続部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/14 H04B 9/00 Q H04Q 9/00 311 H05K 7/00 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/00 336 G02B 6/24 H04B 10/12 H04B 10/13 H04B 10/135 H04B 10/14 H04Q 9/00 311 H05K 7/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送ケーブル端から延びる伝送線の余長部
    保持する余長処理部と、 伝送線を装置本体内の回路へ接続するための接続部とを
    備えている有線伝送装置において、上記余長処理部および接続部の双方を支持し、両部材の
    位置関係を保持したまま、上記回路とは独立して、上記
    装置本体に対して両部材を出し入れさせる引出し部材
    上記回路と接続部とを接続する内部配線と、 上記引出し部材が引き出される場合に、上記内部配線の
    長さを越えないように、引出し部材の動きを制限する規
    制部材とを備えている ことを特徴とする有線伝送装置。
JP1991057520U 1991-07-23 1991-07-23 有線伝送装置 Expired - Fee Related JP2572466Y2 (ja)

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