JP2602920B2 - 回転圧縮機の内部容積を制御する制御装置用の制御部 - Google Patents

回転圧縮機の内部容積を制御する制御装置用の制御部

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JP2602920B2 JP63268384A JP26838488A JP2602920B2 JP 2602920 B2 JP2602920 B2 JP 2602920B2 JP 63268384 A JP63268384 A JP 63268384A JP 26838488 A JP26838488 A JP 26838488A JP 2602920 B2 JP2602920 B2 JP 2602920B2
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/10Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
    • F04C28/12Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using sliding valves
    • F04C28/125Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using sliding valves with sliding valves controlled by the use of fluid other than the working fluid

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は最も適した効率を達成するために荷重要求に
回転圧縮機の容積の内部比率を制御する制御装置用の制
御部に関する。冷却ポンプまたは加熱ポンプ装置の回転
圧縮機の内部容積は1個またはそれ以上の変位すること
のできる弁本体によつて制御されて圧縮機の圧力比に応
じて調節されることを許す。
背景の技術 回転圧縮機に内蔵の即ち所謂内部容積は、もし最も適
した効率が得られるべきならば圧縮機の圧力比に対して
特定の関係を維持しなければならない。よつて、全負荷
がかかつているかまたは部分的負荷がかかつているかに
よつて内部容積を変えることができなければならない。
内部容積は、例えば、軸線方向に調節できるスライドに
よつて制御されることができる。内部容積を段階的に制
御することは、例えば数個の半径方向に調節可能なリフ
ト弁を使用して行なうことができる。内部容積の無段制
御は、しかしながら、極めて複雑な制御装置を通常要求
する。内部容積の制御用のそのような装置は電磁弁を備
えた油圧装置とそのとき優勢な圧力比に依存して電磁弁
を制御するある形の演算装置例えばプロセツサを含む。
油圧装置の電磁弁は次いで開かれまたは閉じられて異な
つた圧力水準が例えば調節可能なスライドに接続した油
圧モータにかけられることを可能にし、スライドの位置
を決めて内部容積を制御する。
本発明の開示 外部の制御装置を使用することなく回転圧縮機のなか
の内部容積を制御することができるため、圧縮機の種々
の圧力水準によつて出口側にある1個またはそれ以上の
弁本体の位置を制御する制御装置が使用されている。
異なつた直径D1,D2を持つ少なくとも2つの円筒部の
端部15,15′を備えた制御部のなかにある圧力感知プラ
ンジヤ6を設計することにより、制御部は、第2図及び
第3図に見られる望ましい切り換え領域“A"のなかで完
全に作動することができる。圧力差と基準圧力だけが優
秀な作動の場合に合わせて内蔵の容積を調節するための
制御部の圧力感知プランジヤに影響を与える。プランジ
ヤ6を圧縮機が停止するとき戻すことができるよう、制
御部にはばね20を設け、ばねはプランジヤ6の一部で作
動するよう配置されている。
好適な実施例の記載 本発明による回転圧縮機の内部容積制御用の制御装置
は実質的に、制御部1及び回転圧縮機5の内部容積制御
用の作動部2に接続した本体3を含む。制御部1は、異
なつた内径を有しまた異なつた外径を有する可動プラン
ジヤ6を有する円筒部空間7を含み、このプランジヤ6
は空間7の内径に軸線方向に適応しまた流体圧力とばね
の力に影響される。プランジヤ6が円筒部空間7のなか
で移動するとき、直径D1のプランジヤ6の包絡する表面
15の一端は円筒部空間7の壁にある開口11と11′を開き
または閉じるであろう。より大きい直径D2のプランジヤ
6の他の端は回転圧縮機5の作動室9からの中間圧力に
相当する流体圧力によつて主として影響される。ここで
言う流体圧力は円筒部空間7の端の表面の1つのところ
で円筒部空間7の壁部における開口を通つて供給され
る。直径D1のプランジヤ6のもう1つの端の表面のとこ
ろには、回転圧縮機5の高圧側19からくる流体圧力が加
えられ、この高圧側では流体圧力は円筒部空間7の端面
のなかにある開口10を通つて円筒部空間7に加えられ
る。プランジヤ6は中央の部分16を着ける形状であり、
中央部16は周囲の部分15と15′の相当する直径より小さ
い直径を有する。回転圧縮機5の低圧側から円筒部の空
間7の壁部とプランジヤ6の中央部にある細くなつた部
分とのあいだの空間に流体の侵入を許すため、円筒部の
空間7の壁部の中央に開いた隙間が設けられている。円
筒部空間7の壁部のなかに開口11と11′は互いに離れて
おり共に中央の開口12と開口10の端の表面のあいだに位
置する。開口11と11′のあいだの距離及びプランジヤ6
の端15の長さは、プランジヤ6が開口11と11′の1つを
開き他を閉じることをただ同時にできるよう選ばれる。
開口11と11′は恐らく1個の接続を含むかも知れない
が、2個の軸線方向に変位することのできる開口を配置
することはプランジヤ6上により長い封止表面15を与え
る。開口11と11′は作動部2のプランジヤと円筒部の配
置に接続される。作動部2は、プランジヤ4のピストン
棒が回転圧縮機5のなかの内部容積を制御するよう弁本
体3に接続されるプランジヤとシリンダの配置から成り
立つ。ピストン棒14側の円筒部空間7は回転圧縮機5の
低圧側に接続される。円筒部空間はその反対側の端13の
ところで、上記円筒形空間7のなかの2つの開口11と1
1′の1つに接続される。弁本体3は1つの端の表面が
回転圧縮機5の回転子と突き当たるようにし完全に挿入
されたときは最小のすき間を作るようにして実質的に三
角形の断面に形成されることができる。弁本体3はまた
プランジや4の一部として設計されることができる。そ
のような構造では制御は数個の弁本体を使つて行なわれ
ることができる。
回転圧縮機は圧力と容積が互いにある比:P1/P2=Vi n
であるとき最適に作動する。変動する作動条件のもとで
内部容積Viがそのとき優勢である作動条件に調整される
ことができることが重要である。これは段階的にまたは
無段で達成されることができ、段階的制御の方が無段制
御よりも達するに相当により簡単である。しかも、段階
的制御はしばしば良好な適応性を与えることがありその
ため無段制御は生産量と複雑な構造を考慮したときは通
常正当化されない。
段階的制御に対しては、種々の内部容積のあいだで切
替えが起きるべき圧力が決定されねばならない。第2図
は種々の内部容積Viを有するねじ圧縮機に対する全部の
効率曲線を原則的に示す。最も高い効率を達成するため
には切替えは領域“A"のなかで起こらねばならない。何
故ならばこの領域のなかでは作動条件に対して効率の差
は内部容積が違つても小さいからである。第3図はP1/P
2図のなかでの相当する切替え領域を示す。中間圧力9
(Pm=f(P2))の適当な選択は領域“A"に充分相当す
る切り替え境界を与えるであろう。作動過程をさらに適
当なものとするために、適切な作動限界内の傾斜はPmを
変えることにより変えられることができるが、これは実
際に行なうとするとかなりむつかしい。
本発明による上記の制御部1では、完全に第2図と第
3図のなかの所望の領域“A"のなかにある制御が達成さ
れることができる。圧力を感知するプランジヤ6は、そ
の2つの円筒部の端15と15′が異なる直径D1とD2である
ようにして、圧力の差と基準圧力によつて影響されるこ
とができる。ここでばね20のただ1つの仕事は、圧縮機
が停止したとき、圧縮機を次の始動のまえに休ませるた
め所望の端の位置に返すことである。ばねの力はよつて
プランジヤ6の両端の表面のうえに働く圧力またよつて
発生する力に対して無視できると考えられるべきであ
る。
から、直径比は切替えが起きる筈である圧力比または中
間圧力係数K(Pm=K.P2)が選ばれる圧力比によつて完
全に決定されることが分る。よつて、直径比は作動のタ
イプには依存しない。
プランジヤ6の断面は勿論円筒形から外れてもよく、
そのとき数字的見地からはそれぞれの端の面積(A1,A
2)は相当する面積比 に適応させられねばならない。
第4図と第5図は異なつた作動条件のもとで制御装置
がどのように機能するかを示す。開口10内で装置からの
圧力Pが中間圧力Pmより小さいならば、即ち第4図にお
いてP<Pmならば、プランジヤ6は開口11を閉じて開口
11を開く位置を取るであろう。よつて開口11′は開口12
を通つて低圧の側と導通する。18のところにあるコンプ
レツサの出口圧力は次いでプランジヤ4によつて弁本体
3を強制して低い内部容積に相当する外方の位置に移
す。より高いP1/P2に相当するP1が増加するとき及び/
(または)P2が低下するとき、即ち高圧側19の圧力が増
加するとき、プランジヤ6は第5図によれば左に強制的
に移され、よつて開口11′を閉じまた開口10を開く。19
からの高圧は次いで円筒部空間13に運ばれ、よつてプラ
ンジヤ4を右に強制的に移行させる。プランジヤ4に接
続される弁本体3は閉じた位置に向かつて移動させられ
るであろう。
部分負荷では、中間圧力9は全負荷のもとの場合より
より低いであろう。これは第5図による状況に相当する
であろう。プランジヤ6は次いで左に移動させられて、
流体が円筒部空間13のなかに流れることを許す。弁本体
3はこのようにして高い内部容積に相当する位置に移行
させられ、これは内部容積を部分負荷の状況に調整する
ためには特に望ましい。
コンプレツサが停止されると、圧力は均等になりまた
そこでばね20は第4図ではプランジヤ6を強制して右に
移す。作動部分2のなかの円筒部13はそこでコンプレツ
サの低圧側に接続される。あとで始動をするときは、弁
本体3は低い内部容積の位置にある。これはコンプレツ
サは常に最も低い始動トルクを要求する位置で始動する
ことを意味する。
以上に記載した制御装置のなかの制御部1はよつて何
等外部の制御装置なしに作動部2を全負荷及び部分負荷
に対し並びに停止と始動に対して所望の位置に制御す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転圧縮機の内部容積を制御する制御装置を示
す図、 第2図と第3図は所望の切替え領域並びに制御部の特性
を示すグラフ、 第4図は低圧比(P1/P2)(第3図で斜線の右側)また
は部分負荷(低下させたPm)または始動の前の作動の場
合に対する制御部の位置を示す図、及び 第5図は高圧比(第3図で斜線の左側)の作動の場合に
対する制御部の位置を示す図である。 1……制御部、2……作動部、3……弁本体、 4……プランジヤ(作動部)、 6……プランジヤ(制御部)、 7……シリンダ、 8,10,11,11′,12……開口、 9……中間圧力、13……シリンダ空間、 15,15′……プランジヤ表面、 16……細くなつた中央部、 17……低圧側、19……高圧側。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つまたはそれ以上の弁本体に接続される
    作動部を有する回転圧縮機の内部容積を制御する制御装
    置のための制御部において、 制御部(1)は該制御部に接続される作動部(2)によ
    つて内部容積制御用の弁本体の位置を決めるため圧縮機
    からの高圧力の作用に対して圧縮機からの中間圧力によ
    つて影響されるようにされることを特徴とする制御部。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の制御部にお
    いて、該制御部(1)は異なる直径を有する円筒部を有
    し、該円筒部は前記異なる直径に適応するプランジヤ
    (6)を有し、該プランジヤは異なる直径を有するプラ
    ンジヤ表面を離隔する細くなつた中間部を有して円筒部
    の壁部に接続し、前記プランジヤ表面の1つは円筒部
    (7)の壁部の開口(11,11′)を閉じまた開くように
    されていることを特徴とする制御部。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載の制御部にお
    いて、円筒部(7)は各端部に開口(8,10)を備え、該
    円筒部では圧縮機からの中間の圧力(9)がプランジヤ
    のより大きい端面に影響しまた圧縮機からの高い圧力
    (19)がプランジヤのより小さい端面に影響すること、
    そしてプランジヤの中間部の領域にある円筒壁部におけ
    る開口(12)が低圧側に接続され、かつ開口(11′,1
    1)は作動部(2)における円筒部空間(13)に接続さ
    れて弁本体(3)に接続されたプランジヤ(4)を作動
    することを特徴とする制御部。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項に記載の制御部にお
    いて、弁本体(3)に接続される作動部(2)は円筒部
    におけるプランジヤ(4)を含むこと、そして円筒部空
    間におけるピストンロツド側は低圧側(17)に接続され
    ること、そして反対側(13)は制御部(1)における開
    口(11′,11)に接続されることを特徴とする制御部。
  5. 【請求項5】上記特許請求の範囲のいずれか1つの項に
    記載の制御部において、プランジヤのより大きな端面は
    ばね(20)によつて影響され、該ばねの唯一の仕事は、
    圧縮機が停止されるときプランジヤを最終位置に向けて
    移動されることを特徴とする制御部。
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