JP2718628B2 - 方向切換制御弁 - Google Patents

方向切換制御弁

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JP2718628B2
JP2718628B2 JP31856493A JP31856493A JP2718628B2 JP 2718628 B2 JP2718628 B2 JP 2718628B2 JP 31856493 A JP31856493 A JP 31856493A JP 31856493 A JP31856493 A JP 31856493A JP 2718628 B2 JP2718628 B2 JP 2718628B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ウインチの駆動制
御等に用いられるパイロット式の方向切換制御弁に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の方向切換制御弁の一例を
示したものである。
【0003】図示の方向切換制御弁10は、3位置の流
体圧(例えば油圧)パイロット切換弁であり、この図例
では吊りフック昇降用ウインチの流体圧モータの駆動制
御用に用いられている。この方向切換制御弁10の両端
にはパイロットポート12A,12Bが設けられ、両パ
イロットポート12A,12Bにはリモコン弁14の可
変減圧弁16A及び可変減圧弁16Bがそれぞれ接続さ
れている。
【0004】このリモコン弁14は、図略の操作レバー
の操作方向に対応する側のパイロットポート12A(も
しくは12B)にその操作量に比例したパイロット圧を
供給するように構成されており、この図例では、上記操
作レバーが巻下げ側に操作された場合にはその操作量に
比例するパイロット圧を上記可変減圧弁16Aからパイ
ロットポート12Aに供給し、上記操作レバーが巻上げ
側に操作された場合にはその操作量に比例するパイロッ
ト圧を上記可変減圧弁16Bからパイロットポート12
Bに供給するようになっている。
【0005】上記方向切換制御弁10は、中央のメイン
ブロック18と、その左右両側のパイロットブロック1
9A,19Bとで構成され、その内部に、左右に延びる
スプール20を軸方向に移動可能に収納している。上記
メインブロック18の左翼部にはPポート22A及びT
ポート24Aが、右翼部にはPポート22B及びTポー
ト24Bが、中央部にはフリードオフ制御用のPポート
26が形成されており、各Pポート22A,22B,2
6が図略の流体圧ポンプに接続され、各Tポート24
A,24Bが図略のタンクに接続されている。また、上
記Pポート22AとTポート24Aとの間には流体圧出
力用のAポート28Aが、Pポート22BとTポート2
4Bとの間には流体圧出力用のBポート28Bがそれぞ
れ形成されている。
【0006】これに対し、上記スプール20の左右の所
定位置には、小径のスプールロッド30Aが形成されて
いる。このスプール20において上記巻下げ側のパイロ
ットブロック19A内に臨む端部(図では左端部)に
は、ピン32が固定され、このピン32の頭部32aに
スプリングシート33が、上記スプール20の端部にス
プリングシート34がそれぞれ嵌合されており、両スプ
リングシート33,34の間にスプリング36が圧縮状
態で介入されている。このスプリング36の弾発力によ
り、上記スプリングシート33はパイロットブロック1
9A内においてパイロットポート12Aの近傍に形成さ
れた段部38に、スプリングシート34は上記メインブ
ロック18の端面にそれぞれ当接する位置に保持されて
おり、これにより、スプール20は、そのスプールロッ
ド30AがAポート28Aのみに臨みかつスプールロッ
ド30BがBポート28Bのみに臨む中立位置(原点位
置;図示の位置)に保持されている。
【0007】次に、この方向切換制御弁10の作用を説
明する。
【0008】まず、パイロット圧が供給されない中立状
態では、上記スプリング36の弾発力により、スプール
20はそのスプールロッド30A,30BがAポート2
8A及びBポート28Bのみにそれぞれ臨む図示の中立
位置に保持される。
【0009】この状態から、図外の操作レバーが例えば
巻下げ側に操作されると、その操作量に比例したパイロ
ット圧がリモコン弁14の可変減圧弁16Aを通じてパ
イロットポート12Aに導入され、このパイロット圧を
受けてスプリングシート33、ピン32、及びスプール
20が一体に図の右方向に移動する。そして、スプール
ロッド30AがAポート28AとTポート24Aとをま
たぎ、かつ、スプールロッド30BがBポート28Bと
Pポート22Bとをまたいだ時点から、その開口面積に
応じた流量で流体圧ポンプの吐出流体が上記Pポート2
2BからBポート28Bを通じて図略の流体圧モータの
一方のポートに供給され、他方のポートからの戻り流体
が上記Aポート28AからTポート24Aを通じて図略
のタンクに逃がされ、これにより上記流体圧モータが巻
下げ方向に駆動される。
【0010】その後、上記操作レバーが中立位置に戻さ
れてパイロット圧供給が停止すると、スプリング36の
弾発力によりスプール20も中立位置に直ちに復帰す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記方向切換制御弁1
0では、パイロット圧の導入によりスプール20が急速
に作動すると、スプールロッド30A(もしくは30
B)がPポート22A(もしくは22B)に開口する際
にAポート28A(もしくはBポート28B)に急激に
流体圧が供給されることになり、そのショックが大き
い。特に、巻下げ切換時(図例ではBポート28Bに流
体圧が導かれる時)のショックは無視できず、その緩和
が大きな課題となる。
【0012】上記ショックを避けるには、運転者が極め
てゆっくりと操作レバーを操作すればよいが、このよう
な操作を運転者に要求するのは困難であり、その負担を
大きくする。また、方向切換制御弁10にダンパを設け
てスプール10のストローク速度を規制することも有効
であるが、このようなダンパを単に設置するだけでは、
スプール20が上記流体圧供給位置から中立位置に復帰
する速度まで規制されてしまうため、流体圧の供給を直
ちに停止させることができなくなる不都合が新たに生じ
る。
【0013】なお、図6には3位置切換弁である方向切
換制御弁10を示しているが、上記不都合は単一方向の
流体圧供給位置とブロック位置(原点位置)とをもつ2
位置切換弁にも同様に生じる。
【0014】本発明は、このような事情に鑑み、原点位
置から流体圧供給位置への切換時のショックを低減させ
る一方、上記原点位置への迅速な復帰を確保することが
できる方向切換制御弁を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、流体圧入口ポートに導入され
る流体圧を流体圧出口ポートに導く流体圧供給位置とそ
れ以外の原点位置との間で軸方向に移動するスプール
と、このスプールを上記原点位置に保持する保持手段と
を備え、上記スプールを上記保持手段による保持力に抗
して上記原点位置から流体圧供給位置へ移動させるパイ
ロット圧を導入するためのパイロット供給路が設けられ
た方向切換制御弁において、少なくとも上記スプールが
上記流体圧供給位置に到達するまでに上記パイロットポ
ートと反対側のスプール端部に当接する位置に設けら
れ、このスプール端部と当接した状態でスプールととも
に上記原点位置から流体圧供給位置へ向かう方向に移動
する第1ダンパ部材と、この第1ダンパ部材と嵌合さ
れ、この第1ダンパ部材とにより同第1ダンパ部材の移
動に伴って容積変化するダンパ室を形成する第2ダンパ
部材と、上記第1ダンパ部材を上記流体圧供給位置から
上記原点位置へ向かう方向に付勢する付勢手段とを備
え、上記第1ダンパ部材、第2ダンパ部材の少なくとも
一方に上記ダンパ室の内外を連通する絞り部を形成する
とともに、上記第1ダンパ部材に上記絞り部よりも流路
面積が大きく上記ダンパ室の内外を連通する流体導入路
を設け、この流体導入路の途中に上記ダンパ室の外部か
ら内部へ向かう方向にのみ流体の流れを許容する方向規
制手段を備えたものである(請求項1)。
【0016】ここで、上記ダンパ室の最大内径は上記ス
プールの最大外径よりも小さいことが、より好ましい
(請求項2)。
【0017】また、上記第1ダンパ部材の配設位置は、
上記原点位置に保持されるスプール端部と上記第1ダン
パ部材との間に上記原点位置から流体圧供給位置までの
ストロークよりも寸法の小さい隙間が形成されるような
位置が、より好ましい(請求項3)。
【0018】さらに、上記第1ダンパ部材及び第2ダン
パ部材の側壁に各側壁の内外を連通する連通部を設ける
とともに、上記第1ダンパ部材と当接したスプールが上
記流体圧供給位置に到達してからさらに所定距離移動し
た時点で上記両連通部が対向するように両連通部の位置
を設定することにより、後述のようなより優れた効果が
得られる(請求項4)。
【0019】また、上記スプールを、上記原点位置を挾
んで上記流体圧供給位置と反対側の位置であって流体圧
入口ポートに導入される流体圧を上記流体圧出口ポート
と異なる第2流体圧出口ポートに導く第2流体圧供給位
置と上記原点位置との間で移動可能に構成し、このスプ
ールを上記保持手段の保持力に抗して上記原点位置から
上記第2流体圧供給位置へ向かう方向に作動させるパイ
ロット圧を導入する第2パイロット供給路を設けてもよ
い(請求項5)。
【0020】
【作用】上記制御弁において、パイロット供給路からパ
イロット圧が供給されると、スプールは上記保持手段に
よる保持力に抗して中立位置から流体圧供給位置へ移動
する。この際、少なくとも上記スプールが上記流体圧供
給位置に到達するまでの間に同スプールの端部が第1ダ
ンパ部材と当接し、この第1ダンパ部材もスプールとと
もに同方向に移動する。この第1ダンパ部材は、ダンパ
室内の容積を減らしながら上記方向に移動するが、この
ダンパ室内外を連通する流体導入路では方向規制手段の
作用により流体の流出が阻まれるため、ダンパ室の容積
減少に伴う同ダンパ室内の流体流出は絞り部で流量規制
される。このため、上記第1ダンパ部材及びスプールの
ストローク速度も規制され、スプールは低速で流体圧供
給位置に到達することになり、これにより流体圧供給切
換時のショックが緩められる。
【0021】この流体圧供給状態では、上記スプールと
第1ダンパ部材とが接しているものの、両者は別部材で
あるため、上記パイロット圧の供給を停止すると、スプ
ールは保持手段の保持力により上記第1ダンパ部材から
離れて直ちに中立位置に戻る。また、上記流体導入路に
おいてダンパ室外部から内部への流体流入は許容されて
いるので、この流入を伴って上記ダンパ室の容積を増や
しながら第1ダンパ部材も付勢手段の付勢力で比較的速
く上記スプールの復帰に追従する。従って、上記パイロ
ット圧停止後、比較的早い時期にパイロット圧供給が再
開されても、上記ダンパ室によるストローク速度低減作
用は前回と同様に得られる。
【0022】この制御弁では、上記ダンパ室の最大内径
が小さいほど、このダンパ室の容積を増大させながら第
1ダンパ部材を元の位置に復帰させるのに必要な力(す
なわち上記付勢手段による付勢力)を小さくできる。ま
た、上記パイロットポート側のスプールの最大外径が大
きいほど(すなわちその受圧面積が大きいほど)、パイ
ロット圧がスプールに与える総作動力が大きくなる。従
って、請求項2記載の制御弁のように、上記ダンパ室の
最大内径を上記スプールの最大外径よりも小さく設定す
れば、上記付勢手段による付勢力が上記パイロット圧に
よるスプールストロークに与える影響をより小さくする
ことができる。
【0023】また、請求項3記載の制御弁では、上記中
立位置に保持されるスプール端部と上記第1ダンパ部材
との間に上記中立位置から流体圧供給位置までのストロ
ークよりも小さい隙間が形成されているため、スプール
が中立位置から上記隙間分だけ移動するまでの間、この
スプールは第1ダンパ部材と接触せず、従って従来の制
御弁と同様に素早く作動する。そして、このスプールが
上記第1ダンパ部材と当接してからは、上述のようにダ
ンパ室の作用でスプールのストローク速度が下げられ、
その後スプールは低速で流体圧供給位置に達する。
【0024】さらに、請求項4記載の制御弁では、上記
第1ダンパ部材が上記スプール端部と当接した状態でこ
のスプールが流体圧供給位置に到達した後に、第1ダン
パ部材及び第2ダンパ部材に設けられた連通部同士が対
向し始める。この時点からは、ダンパ室内の流体は両連
通部を通じても外部へ流出するため、スプールのストロ
ーク速度が再び高まる。
【0025】また、請求項5記載の制御弁では、第2パ
イロット供給路からのパイロット圧供給で上記スプール
が中立位置から上記流体圧供給位置と反対側の第2流体
圧供給位置へ移動することにより、上記流体圧出口ポー
トと異なる第2流体圧出口ポートに流体圧が導かれる。
すなわち、この制御弁は少なくとも3位置をもつ切換弁
として作用する。しかも、上記中立位置でスプール端部
は第1ダンパ部材から離れており、この端部全面に上記
第2パイロット供給路から導入されるパイロット圧が作
用するため、このパイロット圧を特別高くしなくてもス
プールを十分な力で上記第2流体圧供給位置側へ作動さ
せることができる。
【0026】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図3に基づいて
説明する。なお、図1において、リモコン弁14、方向
切換制御弁10のメインブロック18、スプール20、
及び巻下げ側パイロットブロック19Aの内部構造は前
記図6に示したものと同等であり、ここではその説明を
省略する。
【0027】この実施例では、方向切換制御弁10の特
徴として、巻上げ側パイロットブロック19Bの内部
に、上記スプール20のストローク速度を制御するスト
ローク速度制御装置40が設けられている。このストロ
ーク速度制御装置40は、第1ダンパ部材42、第2ダ
ンパ部材44、及びスプリング46を備えている。
【0028】図2に示すように、上記第1ダンパ部材4
2は、上記スプール20に近い側から順に、ブッシュ部
42a、本体部42b、及び筒状ピストン部42cを有
している。ブッシュ部42aは、スプール20の最大外
径(スプールロッド30A,30B以外の部分の外径;
以下、単にスプール径と称する。)Dよりも僅かに大き
い内径をもつ筒状をなし、このブッシュ部42a内に上
記スプール20の端部が嵌入されている。本体部42b
は、上記ブッシュ部42aと一体に形成され、上記スプ
ール径Dよりも小さい外径を有している。筒状ピストン
部42cは、上記本体部42bと等しい外径を有し、こ
の本体部42bに連設されている。
【0029】これに対し、第2ダンパ部材44は、上記
スプール20に近い側から順に、シリンダ部44a及び
鍔部44bを一体に有している。シリンダ部44aは、
上記第1ダンパ部材42の筒状ピストン部42c及び本
体部42bがほぼ隙間なく嵌入される内径を有し、この
第1ダンパ部材42とで容積可変のダンパ室56を形成
している。従って、このダンパ室56の最大内径(すな
わちシリンダ部44aの内径;以下、単にダンパ室径と
称する。)dは、上記スプール径Dよりも小さくなって
いる。また、シリンダ部44a側壁において上記鍔部4
4bに近い部分には、このシリンダ部側壁を貫通する
(すなわちその内外を連通する)微小面積の絞り部58
が穿設されている。
【0030】上記鍔部44bは、上記シリンダ部44a
よりも大きな外径を有し、上記巻上げ側パイロットポー
ト12B周縁の段部47に当たることにより、このパイ
ロットポート12B側への第2ダンパ部材44の移動を
阻止している。鍔部44bには、上記巻上げ側パイロッ
トポート12Bとシリンダ部44aの周囲の室とを連通
する溝44cが形成されている。そして、この鍔部44
bと上記ブッシュ部42aとの間に圧縮状態で上記スプ
リング(付勢手段)46が介入されており、このスプリ
ング46の弾発力によって上記第1ダンパ部材42が上
記スプール20に近づく方向(図1,2では左方向)に
付勢されている。ここで、第1ダンパ部材42の配設位
置は、スプール20が中立位置にある状態でこのスプー
ル20の端面と上記ブッシュ部42aの底面との間に上
記中立位置から流体圧供給位置に至るまでのストローク
so (図1)よりも小さい寸法δをもつ隙間(図2)が
確保されるように設定されている。
【0031】また、ブッシュ部42aには、このブッシ
ュ部42a内とスプリング46の収納室とを連通する貫
通孔42dが形成されており、この貫通孔42d、上記
溝44c、及びパイロットポート12Bにより、巻き上
げ用パイロット圧を上記スプール20へ導くパイロット
供給路(本発明における第2パイロット供給路)が構成
されている。
【0032】さらに、上記本体部42bには上記筒状ピ
ストン部42c内と上記スプリング46の収納室と上記
ブッシュ部42a内とを相互連通する流体路42eが形
成されている。この流体路42eにおいて上記筒状ピス
トン部42c内に臨む部分は他の部分よりも内径の大き
い弁室49とされ、この弁室49を塞ぐように、軸方向
の貫通孔48aをもつプラグ48が装着されており、こ
のプラグ48の貫通孔48aと上記流体路42eとによ
り、ダンパ室56の内外を連通する流体導入路が構成さ
れている。
【0033】上記弁室49内には、スプール20に近い
側から順にボール52及びスプリング54が収納され、
これによりチェック弁(方向規制手段)50が形成され
ている。スプリング54は、ボール52と上記フラグ4
8との間に圧縮状態で介在しており、このスプリング5
4の弾発力により上記ボール52が上記弁室49に形成
されたテーパー状の弁座面42fに押付けられており、
この接触部分でシールが行われるようになっている。従
って、このチェック弁50は、上記スプリング54の弾
発力でダンパ室56の外部から内部への流体の流入を許
容する一方、ダンパ室56内部から外部への流出は阻止
するものとなっている。
【0034】次に、この方向切換制御弁10の作用を説
明する。
【0035】まず、パイロット圧が供給されない中立状
態では、上記スプリング36の弾発力により、スプール
20は図1のスプールロッド30A,30BがAポート
28A及びBポート28Bのみにそれぞれ臨む図示の中
立位置に保持される。この状態で、両ポート28A,2
8Bは油圧ポンプ及びタンクから遮断されている。
【0036】次に、図外の操作レバーが例えば巻下げ側
に操作されると、その操作量に比例したパイロット圧が
リモコン弁14の可変減圧弁16Aを通じてパイロット
ポート12Aに導入され、このパイロット圧を受けてス
プリングシート33、ピン32、及びスプール20が一
体に図の右方向に移動する。そして、スプールロッド3
0AがAポート28AとTポート24Aとをまたぎ、か
つ、スプールロッド30BがBポート28BとPポート
22Bとをまたいだ時点、すなわちスプール20が図1
に示すストロークso だけ移動した時点から、開口面積
に応じた流量で流体圧ポンプの吐出流体が上記Pポート
22BからBポート28Bを通じて図略の流体圧モータ
の一方のポートに供給され、他方のポートからの戻り流
体が上記Aポート28AからTポート24Aを通じて図
略のタンクに逃がされ、これにより上記流体圧モータが
巻下げ方向に駆動される。
【0037】一方、ストローク速度制御装置40におい
ては、上記スプール20が作動を開始してから寸法δだ
け移動するまでは、このスプール20は第1ダンパ部材
42から離間しているため、ストローク速度の規制は行
われず、従ってスプール20は従来と同様に単独で迅速
に作動する。これに対し、このスプール20が第1ダン
パ部材42に当接した時点(流体圧供給位置に到達する
よりも前の時点)からは、スプール20と第1ダンパ部
材42とが第2ダンパ部材44に向かって一体に動く。
この方向に第1ダンパ部材42が動くためには、ダンパ
室56内の流体を押し出しながらダンパ室56の容積を
減少させなければならないが、チェック弁50の作用に
より貫通孔48a及び流体路42eを通じての流出は阻
止されているので、ダンパ室56内の流体はほとんど絞
り部58からのみ外部へ流出される。ここで、絞り部5
8の流路面積は微小であり、その分流出流量が絞られる
ので、結局スプール20及び第1ダンパ部材42の移動
速度は著しく下げられる(図3参照)。
【0038】従って、これらスプール20及び第1ダン
パ部材42の当接後、スプール20は低速で流体圧供給
位置に到達することになり、このため、流体圧供給開始
時のショックは大幅に軽減される。
【0039】その後、操作レバーを中立位置に戻し、上
記パイロット圧の供給を停止すると、スプール20もス
プリング36の弾発力により上記第1ダンパ部材42か
ら離れて直ちに中立位置に復帰する。すなわち、操作レ
バーを中立位置に戻すことにより、著しい作動遅れを生
じさせることなく、流体圧供給を迅速に停止させること
ができる。しかも、チェック弁50ではダンパ室56外
部から内部への流体流入は許容されているので、この流
入を伴って上記ダンパ室56の容積を増大させながら第
1ダンパ部材42もスプリング46の弾発力で比較的速
く元の位置へ向かって(すなわち図1,2の左側に)移
動する。従って、スプール20の中立位置復帰後、比較
的早い時期に操作レバーが巻下げ側に再操作されても
(すなわちパイロット圧供給が再開されても)、上記と
ほぼ同じ時期にスプール20と第1ダンパ部材44とを
当接させることができ、上記と同様のストローク速度低
減作用を再び得ることができる。
【0040】また、上記中立位置から操作レバーを巻上
げ側に操作した場合には、可変減圧弁16Bから出力さ
れたパイロット圧がパイロットポート12B、溝44
c、及び貫通孔42dを通じて直接スプール20に供給
され、これによりスプール20はスプリングシート34
とともにスプリング36を押しながら図1の左側へ移動
する。そして、上記スプールロッド30AがPポート2
2AとAポート28Aとをまたぎ、かつスプールロッド
30BがTポート24BとBポート28Bとをまたぐこ
とにより、Aポート28Aが流体圧ポンプに、Bポート
28Bがタンクにそれぞれ接続され、これにより流体圧
モータは巻上げ側に駆動される。
【0041】以上のように、この方向切換制御弁10に
よれば、巻下げ側への操作時に生じるショックを効果的
に緩和する一方、巻下げ位置から中立位置への復帰は迅
速に行うことができ、さらに、この中立状態から再び巻
下げ方向へ操作した場合にも前回と同等のショック緩和
効果を得ることができる。
【0042】また、中立状態でスプール20と第1ダン
パ部材44との間に隙間を確保し、スプール20が巻下
げ駆動位置に到達する時点よりも前の期間で大きなスト
ローク速度を確保しているので、巻下げ切換時のショッ
ク緩和を図りながら切換応答性を極力高めることが可能
となっている。
【0043】なお、上記ダンパ室径dが小さいほど、こ
のダンパ室56の容積を増大させながら第1ダンパ部材
42を元の位置に復帰させるためのスプリング46の弾
発力を小さく設定でき、スプール径Dが大きいほど(す
なわちその受圧面積が大きいほど)、パイロット圧がス
プールに与える総作動力が大きくなるが、ここで、上記
方向切換制御弁10では、上記ダンパ室径dをスプール
径Dよりも小さく設定しているので、上記スプリング4
6が上記パイロット圧によるスプールストロークに与え
る影響をより小さくすることができ、スプリング46の
存在にもかかわらず良好なスプール作動を確保すること
ができる。
【0044】第2実施例を図4に示す。この実施例で
は、前記第1実施例で示した筒状ピストン部42cの側
壁にこれを貫通する微小流路面積の絞り部60が形成さ
れるとともに、シリンダ部44aの側壁内周面において
中立状態で上記絞り部60から距離sだけ離れた位置に
周溝62が形成され、さらに、この周溝62とシリンダ
部44c外部とを連通する貫通孔64が形成されてい
る。ここで、上記距離sは、この距離sと前記隙間寸法
δとの和(δ+s)が上記中立位置から巻下げ駆動位置
までのストロークso よりも大きくなるように設定され
ている。
【0045】このような構造によれば、スプール20が
巻下げ駆動位置に到達した後、さらに所定寸法だけ移動
すると(詳しくは中立位置から距離(δ+s)だけ移動
すると)、絞り部60が上記周溝62に対向することに
より、この絞り部60及び貫通孔64を通じてもダンパ
室56内の流体が流出可能となる。その分ダンパ室56
による速度規制が小さくなり、図5に示すようにスプー
ル作動速度は再び高まる。
【0046】従って、この実施例によれば、巻下げ切換
時にはスプール作動速度を下げてショックを緩和する一
方、その前後双方において高いスプール作動速度を確保
することができる。
【0047】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく、例として次のような態様をとることも可能で
ある。
【0048】(1) 上記実施例では、3位置切換の方向切
換制御弁10を示したが、本発明は、単一方向の流体圧
供給位置とブロック位置(原点位置)とに切換えられる
2位置切換弁にも適用が可能である。この場合には、前
記図1に示した方向切換制御弁10において、例えばパ
イロットポート12Bをドレンポートとすればよい。ま
た、3位置切換弁として使用する場合も、上記のような
ウインチ駆動制御に用いるものに限らず、一方向への切
換時におけるショックを緩和する必要がある場合に広く
適用することが可能である。
【0049】(2) 前記第1実施例において、隙間寸法δ
を0とする、すなわち中立状態でスプール20の端部と
第1ダンパ部材44とを接触させておくようにしても、
上記巻下げ時のショック低減及び中立位置への迅速な復
帰は確保することが可能である。
【0050】(3) 前記各実施例において、ブッシュ部4
2aは省略が可能であり、少なくともスプール20が流
体圧供給位置に到達する前に第1ダンパ部材44とスプ
ール20とが当接する構造であれば上記ストローク速度
低減効果を得ることができる。
【0051】(4) 上記実施例では、第1ダンパ部材42
にピストン部、第2ダンパ部材44にシリンダ部を設け
てダンパ室を形成するものを示したが、逆に第1ダンパ
部材42にシリンダ部、第2ダンパ部材44にピストン
部を設けるようにしてもダンパ室の形成が可能である。
【0052】(5) 上記第1実施例では、中立位置でAポ
ート28A及びBポート28Bをブロックするものを示
したが、この中立位置で両ポート28A,28Bをそれ
ぞれ流体圧ポンプ及びタンクの双方に連通するものや、
両ポート28A,28B同士を連通するものについて
も、本発明は適用可能である。
【0053】(6) 上記第2実施例において、筒状ピスト
ン部42c側に通常面積の貫通孔を設け、シリンダ部4
4a側に絞り部を設けるようにしても良いし、双方に通
常の貫通孔を設けるようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1ダンパ部材
と第2ダンパ部材とで速度規制用のダンパ室を形成し、
スプールが少なくとも流体圧供給位置に到達するまでに
上記第1ダンパ部材と当接してこの第1ダンパ部材とと
もに移動するようにしたものであるので、上記流体圧供
給位置への到達時におけるスプール速度を低減させるこ
とにより、位置切換時のショックを緩和する一方、この
スプールの流体圧供給位置から原点位置への復帰は迅速
に行わせることにより、原点位置への切換時における応
答性は従来と同様に良好に確保することができる効果が
ある。しかも、上記第1ダンパ部材をスプールに向かう
方向に付勢する一方、ダンパ室内外を連通する流体導入
路を設け、この流体導入路にダンパ室内へ向かう方向の
み流体の流れを許容する方向規制手段を備えているの
で、上記スプールの原点位置への復帰後、これに追従し
て第1ダンパ部材も比較的高い速度で元の位置へ復帰さ
せる(すなわちスプールに近付ける)ことができ、従っ
て、原点位置復帰後、比較的早い時期にパイロット圧が
再供給されても、前回と同等のストローク速度低減効果
を得ることができる。
【0055】ここで、請求項2記載の制御弁では、上記
ダンパ室の最大内径を上記スプールの最大外径よりも小
さく設定しているので、上記付勢手段による付勢力を低
く抑える一方でパイロット圧がスプールを作動させる総
和力を大きく保持することにより、上記付勢力が上記パ
イロット圧によるスプールストロークに与える影響をよ
り小さくすることができる効果がある。
【0056】また、請求項3記載の制御弁では、上記原
点位置に保持されるスプール端部と上記第1ダンパ部材
との間に上記原点位置から流体圧供給位置までのストロ
ークよりも小さい隙間を形成しているので、上記スプー
ルが流体圧供給位置に至る前の所定期間は高いスプール
作動速度を維持することにより、切換時のショック緩和
効果を確保しながら高い切換応答性を得ることができる
効果がある。
【0057】さらに、請求項4記載の制御弁では、上記
スプールが流体圧供給位置に到達した後に、第1ダンパ
部材及び第2ダンパ部材に設けられた連通部同士を対向
させてこれら連通部からもダンパ室内の流体が外部へ流
出するようにしているので、流体圧供給位置への切換の
前後双方において高いスプール作動速度を得ることがで
き、応答性をさらに高めることができる効果がある。
【0058】また、請求項5記載の制御弁では、第2パ
イロット供給路からのパイロット圧供給で上記スプール
が原点位置から上記流体圧供給位置と反対側の第2流体
圧供給位置へ移動することにより、流体圧入口ポートに
上記流体圧出口ポートと異なる第2流体圧出口ポートが
連通されるようにしているので、制御弁を少なくとも3
位置の切換弁として用いることができる。しかも、上述
のように上記原点位置でスプール端部は第1ダンパ部材
から離れており、この端部全面に上記第2パイロット供
給路から導入されるパイロット圧が作用するため、この
パイロット圧を特別高く設定しなくてもスプールを十分
な力で上記第2流体圧供給位置側へ作動させることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における方向切換制御弁の
断面図である。
【図2】上記方向切換制御弁の要部を示す断面図であ
る。
【図3】上記方向切換制御弁におけるスプールストロー
クの速度変化を示すグラフである。
【図4】第2実施例における方向切換制御弁の要部を示
す断面図である。
【図5】上記方向切換制御弁におけるスプールストロー
クの速度変化を示すグラフである。
【図6】従来の方向切換制御弁の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 方向切換制御弁 12A パイロットポート(パイロット供給路) 12B パイロットポート(第2パイロット供給路を構
成) 22A,24A Pポート(流体圧入口ポート) 28A Aポート(流体圧出口ポート) 28B Bポート(第2流体圧出口ポート) 36 スプリング(保持手段) 40 ストローク速度制御装置 42 第1ダンパ部材 42d 貫通孔(第2パイロット供給路を構成) 44 第2ダンパ部材 44c 溝(第2パイロット供給路を構成) 46 スプリング(付勢手段) 50 チェック弁(方向規制手段) 56 ダンパ室 58 絞り部 60 絞り部(連通部) 64 貫通孔(連通部) δ スプール端部と第1ダンパ部材との隙間寸法

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧入口ポートに導入される流体圧を
    流体圧出口ポートに導く流体圧供給位置とそれ以外の原
    点位置との間で軸方向に移動するスプールと、このスプ
    ールを上記原点位置に保持する保持手段とを備え、上記
    スプールを上記保持手段による保持力に抗して上記原点
    位置から流体圧供給位置へ移動させるパイロット圧を導
    入するためのパイロット供給路が設けられた方向切換制
    御弁において、少なくとも上記スプールが上記流体圧供
    給位置に到達するまでに上記パイロットポートと反対側
    のスプール端部に当接する位置に設けられ、このスプー
    ル端部と当接した状態でスプールとともに上記原点位置
    から流体圧供給位置へ向かう方向に移動する第1ダンパ
    部材と、この第1ダンパ部材と嵌合され、この第1ダン
    パ部材とにより同第1ダンパ部材の移動に伴って容積変
    化するダンパ室を形成する第2ダンパ部材と、上記第1
    ダンパ部材を上記流体圧供給位置から上記原点位置へ向
    かう方向に付勢する付勢手段とを備え、上記第1ダンパ
    部材、第2ダンパ部材の少なくとも一方に上記ダンパ室
    の内外を連通する絞り部を形成するとともに、上記第1
    ダンパ部材に上記絞り部よりも流路面積が大きく上記ダ
    ンパ室の内外を連通する流体導入路を設け、この流体導
    入路の途中に上記ダンパ室の外部から内部へ向かう方向
    にのみ流体の流れを許容する方向規制手段を備えたこと
    を特徴とする方向切換制御弁。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方向切換制御弁におい
    て、上記ダンパ室の最大内径を上記スプールの最大外径
    よりも小さく設定したことを特徴とする方向切換制御
    弁。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の方向切換制御弁
    において、上記原点位置に保持されるスプール端部と上
    記第1ダンパ部材との間に上記原点位置から流体圧供給
    位置までのストロークよりも寸法の小さい隙間が形成さ
    れるように第1ダンパ部材の配設位置を設定したことを
    特徴とする方向切換制御弁。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方向切換制御弁におい
    て、上記第1ダンパ部材及び第2ダンパ部材の側壁に各
    側壁の内外を連通する連通部を設けるとともに、上記第
    1ダンパ部材と当接したスプールが上記流体圧供給位置
    に到達してからさらに所定距離移動した時点で上記両連
    通部が対向するように両連通部の位置を設定したことを
    特徴とする方向切換制御弁。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の方向切換制御弁
    において、上記スプールを、上記原点位置を挾んで上記
    流体圧供給位置と反対側の位置であって流体圧入口ポー
    トに導入される流体圧を上記流体圧出口ポートと異なる
    第2流体圧出口ポートに導く第2流体圧供給位置と上記
    原点位置との間で移動可能に構成し、このスプールを上
    記保持手段の保持力に抗して上記原点位置から上記第2
    流体圧供給位置へ向かう方向に作動させるパイロット圧
    を導入する第2パイロット供給路を設けたことを特徴と
    する方向切換制御弁。
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