JP2602623B2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JP2602623B2 JP5344420A JP34442093A JP2602623B2 JP 2602623 B2 JP2602623 B2 JP 2602623B2 JP 5344420 A JP5344420 A JP 5344420A JP 34442093 A JP34442093 A JP 34442093A JP 2602623 B2 JP2602623 B2 JP 2602623B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばICと配線基板
間の接続媒体として使用されるICソケット、殊に従
来、銅合金等で作っていたソケットの接触子を導電性エ
ラストマーの弾力性と導電性に着目して、ソケットの接
触子に利用した発明である。
【0002】
【従来の技術と問題点】従来より導電性エラストマーを
使用したICソケットが種々提案されているが、導電性
エラストマーはその電気伝導度が銅合金等から成る金属
ばねに比較すると不十分なものであり、弾力性について
も圧縮荷重による永久変形量の点などは、弾性の高い金
属ばねに比較すると不満足であり、上記ソケットはこれ
らの欠点を充分に克服しておらず、これが広範な実用を
妨げる要因となっている。
【0003】しかしこれらの欠点をソケットの構造面か
ら補なえば、高密度で超多芯のICソケットを新らしい
コンセプトで開発することができ、さらに高密度化に対
応したソケットを低コストで製作するすることが可能と
なる。
【0004】この発明は斯る観点から種々研究、試行を
重ねた結果、得られた成果である。
【0005】
【問題点を解決するための手段】即ち、この発明は上記
問題点を有効に解決するICソケットを提供するもので
あり、その手段として絶縁材から成る偏平なソケット基
盤に該基盤の上下面で開口する多数の孔を設け、この各
孔内に導電エラストマーから成る棒形状の接触子を保有
せしめ、この接触子と孔との接触界面に導電メッキ層を
形成し、この接触子の両端を上記孔の開口を通し露出さ
せ、この露出部をIC及び配線基板等との接点部として
供するようにしたものである。上記接触子は上記上下露
出部に上記IC及び配線基板等により圧縮力が加わり、
孔の拘束下で径方向へ膨張する。これによって接触子と
導電メッキ層との所要の接触圧を得て上記接触子の上下
露出部から上記導電メッキ層を経由する導電路を形成す
る。
【0006】上記導電メッキ層は上記孔の内周面又は接
点部材の外周面に施すことにより両者の接触界面に介在
せしめる。
【0007】又この発明は上記ソケット基盤をメッキが
付き易い第1絶縁板と、メッキが付き憎い第2絶縁板か
ら成る複合板にて形成し、該第1絶縁板にソケット基盤
の上下面で開口する多数の孔を設け、この孔内周面に導
電メッキ層を施すと共に、この各孔内に導電エラストマ
ーから成る接触子を植装して上記導電メッキ層との接触
状態を形成するように構成したものである。
【0008】上記接触子は好ましくは孔内に圧縮しつつ
挿入しその反発力で孔内に保持させると共に、同反発力
で導電メッキ層との接触圧を得る。
【0009】この接触子を孔内において圧縮する手段と
して接触子の径を孔の径より大径にする。即ち接触子を
孔径より太くするか、又は孔内面に突起を設ける方法、
又は接触子に突起を設ける方法等を選択的に採用する。
【0010】
【作用】上記接触子はその両端に外力を加えた時、孔の
拘束下において圧縮されるので孔内において大きな内部
応力を生ずる。この結果、圧縮に伴なう強い弾発力を生
じ、上記外力を与えているICや配線基板の接点部との
良好な接触圧を得る。
【0011】又導電メッキ層と短絡状態にある接触子は
上記圧縮により孔内における導電メッキ層との接触圧を
増加し良好な導通状態を形成する。
【0012】ICや配線基板の接点部は上記接触子の両
端面に接触し、信号はこの接触面に最も近い導電メッキ
層の縁を通って同メッキ層を経由して良好に流れ、導電
エラストマー(接触子)が有する導体抵抗を無視するこ
とができる。
【0013】上記の結果、導電エラストマーをソケット
要素として用いる場合の前記問題点を有効に解決し、高
信頼の高密度ソケットを健全に形成することができる。
【0014】
【実施例】以下この発明に実施例を図1乃至図11に基
いて詳述する。
【0015】図1,図2に示すように、プラスチック成
形品等の絶縁材から成る扁平なソケット基盤1を形成
し、このソケット基盤1に同基盤上下面で開口する多数
の孔2を高密度に設け、該各孔2の内面に無電解メッキ
による導電メッキ層3を施す。
【0016】この導電メッキ層3は孔2の開口端を超
え、ソケット基板上下面における孔縁まで達し、この又
導電メッキ層3を形成する金属は例えば良導体たる銅又
は銅合金とする。
【0017】上記導電メッキ層3を施した孔2内に導電
エラストマーから成る接触子4を植装する。この導電エ
ラストマーは多数の微細金属線を弾力性を有する絶縁材
に高密度に植埋した構造や、その他の既知の構造が適用
可能である。
【0018】接触子4は基本的には図3,図4に示すよ
うに、横断面形状が円形等の棒状を呈し、その外径を孔
2の内径より大径にし孔2内に圧縮しつつ挿入する。
【0019】接触子4を孔2内に圧縮状態にして挿入す
ることにより、孔2の拘束力が作用して接触子4は導電
メッキ層3に密着する。即ち両者4,3は短絡状態に置
かれる。
【0020】この状態で上記ソケット基盤をICと配線
基板との間に介在し、上記接触子4の両端に外力を加え
た時、接触子4は孔2の拘束下において大きな内部応力
を生じ、この結果、圧縮に伴なう強い弾発力を生じ、こ
の弾発力により、接触子4の両端に押し付けられたIC
や配線基板の接点部との接触圧を確保すると共に、又接
触子4は上記弾発力により孔2の内面に形成された導電
メッキ層3に、より強い加圧力で接触する。
【0021】上記ICの接点部からの信号は上記接触子
4の上端面にて受けられ、この接触面と最も近い導電メ
ッキ層3の上縁部から導電メッキ層3を経由して、その
下縁部から配線基板の接点部へと流れ、最短の導電路を
形成する。
【0022】上記接触子4と導電メッキ層3の界面には
接着剤層等を介在せず、両者4,3を直接的に接触させ
る。
【0023】この発明は接触子4の両端にICや配線基
板が加圧接触していない時に、接触子4と導電メッキ層
3とが加圧接触していない場合を含む。即ち、接触子4
が導電メッキ層3に対し圧力を与えずに接触している場
合、又は接触子4が導電メッキ層3に対し僅少なる間隙
を以って孔2内に保持され、接触子4の両端にICや配
線基板による圧縮力が加わった時に膨みを生じて導電メ
ッキ層3と加圧接触する場合を含む。
【0024】上記接触子4は孔2の内面又は接触子4の
外面に形成された突起や凹所の係合によって孔内に保持
することができる。
【0025】図5,図6においては、上記導電エラスト
マーから成る棒状の接触子4の周面に例えば孔2の軸線
方向に沿うリブ形の突起5を等間隔に複数設け、この突
起5を孔2内面で拘束することにより圧縮し、これによ
って孔2内に接触子4を保持すると共に、孔2内に接触
子4を圧入した時、上記突起5間に上下方向の溝状の空
隙10を形成するようにする。
【0026】この空隙10は接触子4が長手方向に圧縮
されて孔2内で径方向に膨張する時の体積を吸収するス
ペースである。
【0027】上記実施例は接触子4の突起5に形成され
る外径が孔2の内径より大径に設定することを意味して
いる。
【0028】又図7,図8に示す実施例は、孔2内面中
央部に環状の突起6を形成し、他方接触子4の外面中央
部に環状の溝7を形成し、この溝7内に上記突起6が緊
密に係合され、突起6が溝7を形成する部位を圧縮する
ようにしている。この時接触子4は上記係合部位以外の
部位において孔2の内面と加圧接触するか、又は加圧を
与えずに接触するか、又は僅少の間隙を存して非接触状
態に置かれる。
【0029】次に図9,図10に示す実施例は、孔2の
内面に上下に延在する突起8を形成し、この突起8を前
記図4に示す如き接触子4の外面に喰い込ませる構成と
している。即ち、突起8は接触子4を圧縮しつつ喰い込
む。
【0030】この突起8が接触子4に弾力的に喰い込む
とその反作用として接触子4は突起8間において膨出し
孔2の内面に加圧接触するか又は近接状態となる。
【0031】プラスチック成形品等から成るソケット基
盤1に、高密度に開設した孔2の内面に無電解メッキに
よる導電メッキ層3を施し、この孔2に導電エラストマ
ーから成る接触子4を圧入し、導電メッキ層3に密着す
る状態に植装すると、導電エラストマーから成る接触子
4とメッキ層3とは電気的に短絡される。
【0032】この場合、電流は導電エラストマーより電
気抵抗が低いメッキ側を流れることは明らかであり、導
電エラストマーから成る接触子4の導体抵抗は無視する
ことができる。
【0033】本発明のソケットを配線基板に実装したと
き、ICの接触面がソケット基盤面と接し、ソケット基
盤1の底面が配線基板の回路配線面に接する位置まで、
押圧し、各々の接触面とメッキ層3の縁が限りなく接近
する状態が、導電エラストマーの最適圧縮状態となる様
に寸法設定がなされれば、各々の接点とメッキ層3まで
の距離は減少し、この間で発生する導電エラストマーの
導体抵抗は微小な値となる。
【0034】上述したことから導電エラストマーをソケ
ットの接触子に使う欠点の一つであった、導体抵抗の問
題は、本発明の構造で十分に解決することができる。
【0035】次に、導電エラストマーから成る接触子4
がICの接触面及び配線基板の回路配線面と接触する接
触信頼性についても考えてみる。
【0036】真の接触抵抗は、物質表面がもっている固
有の表面抵抗で決定するが、その様に活性化した状態で
物質の表面が存在することはなく、一般的に酸化膜或い
は硫化膜で覆われているのが普通である。これらの皮膜
は絶縁皮膜であり安定な接触状態を維持するには、機械
的に前述の絶縁皮膜を破壊して接触させることが必要で
ある。
【0037】従来のソケット、コネクタ等の接触子は多
くの場合接触開始状態から弾性変形を起こし、接触位置
の変化によるワイピング手段で、絶縁被膜を破壊して良
好な接触を維持する。
【0038】導電エラストマーからなる接触子は、金属
ばねを使った接触子と異なり、その接触機構は、主に圧
縮変形による接触であり、ワイピング作用を起こさせる
構造は取りにくい上に接触面は柔軟であり、ICの接触
面、或いは配線板の回路配線面に僅かな凹凸があって
も、その面によく密着し接触信頼性を良くするが、その
反面機械的に絶縁被膜を破壊することは不可能である。
この点が接触信頼性を低下させる大きな原因となってい
る。
【0039】この問題点を解決する方法を説明する前
に、導電エラストマーの導電性について簡単に触れる必
要がある。
【0040】現在エラストマーと言われている材料は、
シリコン・ゴムに代表されるように全て高絶縁材料であ
って、エラストマーその物が物性的に導電性を備えた材
料は開発されていないと言ってよい。そのために導電エ
ラストマーはエラスチック・ゴムに電気伝導度の高い物
質を混入して作られる。一般に使われている材料は、カ
ーボン、ニッケル、ステンレス、等の耐蝕性の高い物質
が主体で、形状的には粉体、粒体、或いは繊維状に加工
した物が使われる。
【0041】前述した接触面の絶縁被膜を導電性エラス
チック・ゴムで作った接触子にて、機械的に破壊するに
は、繊維状の金属材料を混練した接触子が良好な接触信
頼性を示す。
【0042】その理由は、導電エラストマーからなる接
触子がソケットの実装状態で、圧縮されたことで混入し
た金属繊維が接触子の表面に突き出る作用が働き、相手
側接触面の絶縁被膜を破壊して、良好な電気的導通を取
ることができるからである。
【0043】さらに、この様にして作った導電エラスト
マーの接触子をエッチング処理することにより、接触子
を形成するエラスチック・ゴムの表面が極薄くはぎ取ら
れ、金属繊維を表面に浮き出させた接触子となり、相手
側接触面のワイピング作用ばかりでなく、接触子を植装
する導電メッキ層3を施した孔2との接続が更に改善さ
れる。
【0044】接触子4は棒形状であり、長手方向の両端
面がICの接触面、或いは配線基板の回路配線面と接触
する。このことからこの接触面における導電繊維9の配
向方向は、図11に示すように棒状接触子の長手方向と
平行が良く、ソケット基板1に植装されてメッキ層3と
接する側は、棒状接触子の長手方向に対して直角方向の
配向が最良である。混入する金属繊維の配向方向を特に
制御して混練しなくても、十分な接触信頼性を確保する
ことができ、コストも低減できる。
【0045】導電エラストマーを接触子4として使うた
めには、基本的に弾力性に富み、しかも永久変形の少な
い素材でなければならないことは当然であるが、接触子
が応力を受けて無理なく変形できる構造であれば、繰り
返し加重や静止加重に対して特性が更に向上することが
考えられる。
【0046】図4乃至図10に示す全ての接触子はその
両端に長手方向への圧力が加えられ全長が縮み、その分
断面積の大きさが孔2内において大きくなる構造であっ
て、接触子4を植装したソケット基盤1の孔2の中で圧
縮による太さの増加に対応して、孔2の内部で接触子4
が膨張する分だけ吸収できるスペースが必要となる。
【0047】更にソケット基盤1に植装した接触子4
と、メッキ孔2とは、常に電気的短絡状態を維持してい
なければならない。
【0048】この問題を解決したのが前記各実施例であ
る。
【0049】本発明のソケットは、導電エラストマーで
作った接触子4を植装する部分のみに無電解メッキを付
けたモールド成形品を使う。さらにモールド成形にてソ
ケット基盤1を作れるため、接触子を植装する孔形状
も、ソケットの外形形状も自由に設計できる利点があ
る。
【0050】一般にプラスチック成形品に無電解メッキ
処理を施すと、上記プラスチック成形品の全表面にメッ
キが付き、回路配線を形成することはできない。そこで
考え出された方法が、既知の2−Shot Moldi
ng MID(MoldedInterconnect
ion Devices)法である。
【0051】このMID法もいくつかの方法が提案され
ているが、図3、図8、図10はこのMID法の一つを
利用して前記ソケットを形成した実施例である。最初の
成形工程で使う一次成形材料に、無電解メッキの反応を
促進する触媒を混入し一時成形を行なう物で、一次成形
品の形状は、後工程で付ける無電解メッキ部分の形状を
作る成形工程である。これによってメッキが付き易い第
1絶縁板1aを成形する。
【0052】続いて二次成形作業で目的とするソケット
形状の成形を行なう。これによってメッキがつきにくい
第2絶縁板1bを成形する。この際に無電解メッキを施
す孔2以外の全ての部分を、二次成形材料(第2絶縁板
1b)で覆う金型構造にすると、化学エッチング処理後
に無電解メッキを施しても、一次成作業で成形した第1
絶縁板1aの二次成形で露出させた部分のみにメッキが
付くことになる。即ち孔2の内面に良好な導電メッキ層
3が施される。
【0053】上記のように、図3、図8、図10はメッ
キが付き易い第1絶縁板1aとメッキが付き憎い第2絶
縁板1bの複合板にてソケット基盤を形成し、第1絶縁
板1aにソケット基盤1の上下面で開口する多数の孔2
を設け、この各孔2の内面に導電メッキ層3を施し、こ
の各孔2内に前記導電エラストマーから成る接触子4を
圧入植装する。この接触子4の両端を上記孔2の開口を
通し露出させ、この露出部にてICや配線基板と接触す
る電気接点部とする。
【0054】各実施例において説明した接触子4はその
両端が孔2の開口面より若干突出状態にして接点部を形
成する。然しながら、本発明は相手側接触部品に応じ接
触子4の両端を孔2の開口面より内側に配置し露出する
ことを妨げない。
【0055】
【発明の効果】上記各孔内に保持された接触子は弾性を
有する導電エラストマーから成り、その両端に外力を加
えた時に長手方向に圧縮されて孔の拘束下において径方
向への膨張力を生ずる。接触子はこの反作用として強い
弾発力を生じ、この弾発力によって上記外力を与えてい
るICや配線基板との接触圧が確保され、同時に孔内面
の導電メッキ層との接触圧を確保し良好な導通状態を形
成することができる。
【0056】従って又IC及び配線基板間の信号(電
流)は上記接触子上下端の接触面からこれに最も近い導
電メッキ層の縁を通り同メッキ層を経由して流すことが
でき、導電エラストマーの導体抵抗を殆ど無視すること
ができる。
【0057】この発明は上記によって導電エラストマー
をソケットの要素として用いた場合の電気伝導性の低下
や、弾力性に劣る問題点を有効に解決し、信頼性の高い
高密度ソケットを健全且つ安価に形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すICソケットの外観を
表す斜視図である。
【図2】上記ICソケットの要部拡大断面図である。
【図3】この発明の他例を示すICソケットの要部拡大
断面図である。
【図4】導電エラストマーから成る接触子の一例を示す
拡大斜視図である。
【図5】上記接触子の他例を示す拡大側面図である。
【図6】同接触子と孔との関係を示す拡大平面図であ
る。
【図7】上記接触子の更に他例を示す拡大側面図であ
る。
【図8】同接触子を植装したICソケットの拡大断面図
である。。
【図9】上記接触子を植装した孔形状の実施例を示すI
Cソケットの拡大平面図である。
【図10】同ICソケットの拡大断面図である。
【図11】上記接触子に埋込む導電繊維の配向構造の実
施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ソケット基盤 2 孔 3 導電メッキ層 4 接触子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁材から成る偏平なソケット基盤に該基
    盤の上下面で開口する多数の孔を設け、この各孔内に導
    電エラストマーから成る棒形状の接触子を保有せしめ、
    この接触子と孔との接触界面に導電メッキ層を形成し、
    この接触子の上下端を上記孔の開口を通し露出させ、こ
    の棒状接触子は上記上下露出部に加えられる圧縮力によ
    り導電メッキ層との所要の接触圧を得て上記接触子の上
    下露出部から上記導電メッキ層を経由する導電路を形成
    する構成としたことを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】メッキが付き易い第1絶縁板とメッキが付
    き憎い第2絶縁板との複合板にてソケット基盤を形成
    し、上記第1絶縁板に上記ソケット基盤の上下面におい
    て開口する多数の孔を設け、この各孔の内周面に導電メ
    ッキ層を施すと共に、この各孔内に導電エラストマーか
    ら成る接触子を植装して上記導電メッキ層と接触させ、
    この接触子の両端を上記孔の開口を通し露出させたこと
    を特徴とするICソケット。
  3. 【請求項3】上記導電エラストマーから成る接触子と孔
    との接触面間に接触子の圧縮時の逃げを許容する空隙を
    形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のICソ
    ケット。
  4. 【請求項4】上記導電エラストマーから成る接触子は上
    記孔内面によって圧縮される突出部を有することを特徴
    とする請求項1又は2記載のICソケット。
  5. 【請求項5】上記孔内面に上記導電エラストマーから成
    る接触子に係合する突起を設けたことを特徴とする請求
    項1又は2記載のICソケット。
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