JP2602325Y2 - ガラス扉 - Google Patents

ガラス扉

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JP2602325Y2
JP2602325Y2 JP1993065735U JP6573593U JP2602325Y2 JP 2602325 Y2 JP2602325 Y2 JP 2602325Y2 JP 1993065735 U JP1993065735 U JP 1993065735U JP 6573593 U JP6573593 U JP 6573593U JP 2602325 Y2 JP2602325 Y2 JP 2602325Y2
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JP
Japan
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glass plate
shaped
frame
resin frame
sealing material
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JP1993065735U
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JPH0728464U (ja
Inventor
雅幸 山本
武伸 曽布川
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷蔵ショーケース等に
おける透明なガラス扉の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵ショーケースにおけるガラス
扉は、図2に例示されているように、複層ガラス板1の
全周端縁がガラスパッキン2に包まれた状態で、樹脂枠
3の断面略コ字状内側面に保持されていると共に、樹脂
枠3の一側面にドアパッキン4が取り付けられ、また、
樹脂枠3の内部には図示しないねじによりコーナージョ
イント5が固定されている。この場合、複層ガラス板1
の全周端縁にガラスパッキン2が施されているため、そ
の構造が複雑となると同時に、樹脂枠3の厚さをそれだ
け大きくする必要があり、また、複層ガラス板1や樹脂
枠3の寸法誤差はガラスパッキン2の厚さを変更するこ
とで対処しなければならず、さらに、複層ガラス板1に
対する結露防止用ヒータのリード線を樹脂枠3内に組み
付ける処理が困難である等の不具合があった。
【0003】また、特開平3−151914号公報に記
載された透明板取付装置は、軟質合成樹脂材からなる波
型状の弾性変形自在なシール片を、透明板の周端部と取
付枠本体との間に介在させて、両者の間隙をシールする
ように構成されているが、この場合のシール片は、単に
透明板の前後外側面を簡便にシールするに過ぎないもの
である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、冷蔵
ショーケース等のガラス扉において、簡単な構成により
複層ガラス板とその枠体との間のシールを良好にし、さ
らには、ガラス扉の組立て時に各部の寸法誤差を簡単に
吸収できるようにしようとすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本考案にかか
るガラス扉は、周端縁にシール材が装着された複層ガラ
ス板と、断面略コ字状の内側面に上記複層ガラス板の周
端部が挿入されて同複層ガラス板を保持する枠体とを有
し、上記枠体の内側底面には略円弧状に突出する軟質の
突部が形成され、上記シール材の外周面が上記略円弧状
突部に当接するように構成されている。
【0006】
【作用】すなわち、枠体の断面略コ字状内側面に複層ガ
ラス板の周端部が挿入されて、複層ガラス板の周端縁に
装着されたシール材の外周面が枠体の内側底面に突出形
成された略円弧状の軟質突部に当接しているので、複層
ガラス板の外周面と枠体の内側底面との間のシールは常
に確実に行われると共に、複層ガラス板や枠体等に寸法
誤差があっても、枠体内側底面の略円弧状軟質突部が複
層ガラス板周端縁のシール材に当接して弾性変形するこ
とにより、上記寸法誤差を容易に吸収することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例について具体的に説明
する。図1において、冷蔵ショーケース等のガラス扉1
0は、軟質塩化ビニール等の樹脂製枠体11と、主に2
枚のガラス板12、12からなる複層ガラス板13と、
樹脂製枠体11の一側面に取り付けられたドアパッキン
14と、樹脂製枠体11の内部にねじにより固定された
コーナージョイント15等とからなり、樹脂製枠体11
の断面略コ字状内側面に複層ガラス板13の周端部が挿
入され、両ガラス板12、12の周端部間には、乾燥材
16を包み込んだスペーサ17と外周端縁のシール材1
8とが挟み込まれるように装着されている。
【0008】一方、樹脂製枠体11の断面略コ字状内側
面内には、それぞれ軟質で頂面が断面円弧状の入口端小
突起20と、その内側の小突起21とが、樹脂製枠体1
1と一体成形あるいは接着により形成されていると共
に、底面のほぼ中央に、相対向する2片の軟質フィン2
2によって外面が略円弧状となった突部23が樹脂製枠
体11と一体成形あるいは接着により形成され、各小突
起20、21がそれぞれ各ガラス板12の前後外側面と
弾力的に当接し、かつ、略円弧状突部23がシール材1
8の外周面に弾力的に当接して、樹脂製枠体11と複層
ガラス板13とのシールが行われ、また、略円弧状突部
23の内方には、複層ガラス板13に対する結露防止用
ヒータのリード線24が配設されている。
【0009】上記ガラス扉10においては、樹脂製枠体
11の断面略コ字状内側面に複層ガラス板13の周端部
が挿入されたとき、樹脂製枠体11の小突起20、21
及び略円弧状突部23に複層ガラス板13が弾力的に当
接するので、樹脂製枠体11や複層ガラス板13等に寸
法誤差があっても、それはガラス扉10の組立て時に容
易に吸収することができ、さらに、両ガラス板12、1
2の周端部間に装着されたシール材18は固形化する際
縮小して、図示のように外周面が内側へ湾曲しても、突
部23が略円弧状に突出しているためシール材18と突
部23との接触面積が常に大きく、従って、シール材1
8による樹脂製枠体11と複層ガラス板13との間のシ
ール作用は確実に保持され、その信頼性を高めることが
できる。
【0010】また、複層ガラス板13の外周面を形成す
るシール材18に樹脂製枠体11の内側底面に成形され
た略円弧状突部23が弾力的に当接することにより、複
層ガラス板13は樹脂製枠体11の中央部分に位置する
よう常に付勢され、ガラス扉10の組立てが自動的に完
全となるように作用する効果があると共に、略円弧状突
部23が2片の軟質フィン22によって構成されている
ため、その成形が容易化され、かつ、略円弧状突部23
の内方にリード線24を配設することもきわめて容易と
なる実用的な長所がある。
【0011】なお、上記実施例では、樹脂製枠体の内側
底面に成形された略円弧状突部が2片の軟質フィンによ
って構成されているが、略円弧状突部の内部に空洞部分
を形成して、その弾性変形を容易化するように構成して
も、上記実施例とほぼ同等の作用効果を奏することがで
きるのはいうまでもない。
【0012】
【考案の効果】本考案にかかるガラス扉においては、枠
体の断面略コ字状内側面に複層ガラス板の周端部が挿入
されて、複層ガラス板の周端縁に装着されたシール材の
外周面が枠体の内側底面に突出形成された略円弧状の軟
質突部に当接するため、シール材が固形化する際縮小
し、その外周面が内側へ湾曲しても、枠体の内側底面に
突出形成された略円弧状軟質突部はシール材に対して広
い面積にわたり確実に接触することができるので、その
間のシール作用は確実に保持され、構成が簡単で信頼性
の高いシール構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における要部横断面拡大図。
【図2】従来装置における要部横断面拡大図。
【符号の説明】
10 ガラス扉 11 樹脂製枠体 13 複層ガラス板 18 シール材 23 略円弧状突部 24 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 3/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周端縁にシール材が装着された複層ガラ
    ス板と、断面略コ字状の内側面に上記複層ガラス板の周
    端部が挿入されて同複層ガラス板を保持する枠体とを有
    し、上記枠体の内側底面には略円弧状に突出する軟質の
    突部が形成され、上記シール材の外周面が上記略円弧状
    突部に当接するように構成されたガラス扉。
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