JPH11256942A - グレイジングガスケット - Google Patents
グレイジングガスケットInfo
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- JPH11256942A JPH11256942A JP10065570A JP6557098A JPH11256942A JP H11256942 A JPH11256942 A JP H11256942A JP 10065570 A JP10065570 A JP 10065570A JP 6557098 A JP6557098 A JP 6557098A JP H11256942 A JPH11256942 A JP H11256942A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- mounting groove
- glazing gasket
- gasket
- panel mounting
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F11/00—Stairways, ramps, or like structures; Balustrades; Handrails
- E04F11/18—Balustrades; Handrails
- E04F11/181—Balustrades
- E04F11/1851—Filling panels, e.g. concrete, sheet metal panels
- E04F11/1853—Glass panels
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F11/00—Stairways, ramps, or like structures; Balustrades; Handrails
- E04F11/18—Balustrades; Handrails
- E04F11/181—Balustrades
- E04F11/1817—Connections therefor
- E04F2011/1823—Connections therefor between balustrade filling members, e.g. balusters or panels, and horizontal or sloping balustrade members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コーナー部の処理が容易で、しかも高気密の
グレイジングガスケットを提供することにある。 【解決手段】 パネル取付溝６の側壁６ａ，６ｂに取付
ける第一部材１と、第一部材１に対向するパネル側面ｐ
に予め取付ける第二部材２とから成り、パネルＰをパネ
ル取付溝６に嵌合固定した時、第一部材１と第二部材２
とが圧接状態になるもので、第一部材１と第二部材２の
少なくとも一方に軟質部４を備え、望ましくは第一部材
１が硬質部３で、第二部材２が軟質部４である。また第
一部材１に第二部材２の内周側に重なる覆い部１１を設
けることも可能である。
グレイジングガスケットを提供することにある。 【解決手段】 パネル取付溝６の側壁６ａ，６ｂに取付
ける第一部材１と、第一部材１に対向するパネル側面ｐ
に予め取付ける第二部材２とから成り、パネルＰをパネ
ル取付溝６に嵌合固定した時、第一部材１と第二部材２
とが圧接状態になるもので、第一部材１と第二部材２の
少なくとも一方に軟質部４を備え、望ましくは第一部材
１が硬質部３で、第二部材２が軟質部４である。また第
一部材１に第二部材２の内周側に重なる覆い部１１を設
けることも可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、パネルをパネル
取付溝に気密に保持するグレイジングガスケットに関す
るものである。
取付溝に気密に保持するグレイジングガスケットに関す
るものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】建物の開口部、或いは
障子の開口部（以下、ガラス取付溝）に嵌合固定するガ
ラスは、風雨が浸入しないようにガスケットによって気
密保持している。例えば取付部とヒレ部を一体成形して
いるガスケットにてガラスを気密保持する手段では、ガ
ラス取付溝の溝開口寸法精度、ガスケットの寸法精度等
の固定に関する寸法精度が必要であった。即ち、ガラス
取付溝が狭く、ガスケットが大きい場合、硬くて挿入に
難点があるし、反対に、ガラス取付溝が広く、ガスケッ
トが小さい場合、隙間が生じ、気密、水密性能が悪くな
る問題点があるし、図６の如くガスケットＧのヒレ部ｇ
を巻き込む場合があり、最終的に補修が必要となる問題
点もあった。またガラス取付溝にガラスを嵌込んだ後、
パネル取付溝とガラスの隙間にガスケットを押し入れる
気密保持手段では、ガスケットがパネル取付溝の内周側
に飛び出て、体裁が悪くなる問題点があるし、ガスケッ
トのコーナー部を高性能に保持するには、図７の如くコ
ーナー部の成形型Ｒを用い、直線部ガスケットＧと溶
接、或いは接着する必要があり、しかもガラスの視野面
積を少なくする問題点があった。ヒレ付きタイプの２層
ガスケットで、硬質部と軟質部を異種材料にて形成する
と、層間剥離する問題点があった。そこでこの発明は、
従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、コーナー部の処理
が容易で、しかも高気密のグレイジングガスケットを提
供することにある。
障子の開口部（以下、ガラス取付溝）に嵌合固定するガ
ラスは、風雨が浸入しないようにガスケットによって気
密保持している。例えば取付部とヒレ部を一体成形して
いるガスケットにてガラスを気密保持する手段では、ガ
ラス取付溝の溝開口寸法精度、ガスケットの寸法精度等
の固定に関する寸法精度が必要であった。即ち、ガラス
取付溝が狭く、ガスケットが大きい場合、硬くて挿入に
難点があるし、反対に、ガラス取付溝が広く、ガスケッ
トが小さい場合、隙間が生じ、気密、水密性能が悪くな
る問題点があるし、図６の如くガスケットＧのヒレ部ｇ
を巻き込む場合があり、最終的に補修が必要となる問題
点もあった。またガラス取付溝にガラスを嵌込んだ後、
パネル取付溝とガラスの隙間にガスケットを押し入れる
気密保持手段では、ガスケットがパネル取付溝の内周側
に飛び出て、体裁が悪くなる問題点があるし、ガスケッ
トのコーナー部を高性能に保持するには、図７の如くコ
ーナー部の成形型Ｒを用い、直線部ガスケットＧと溶
接、或いは接着する必要があり、しかもガラスの視野面
積を少なくする問題点があった。ヒレ付きタイプの２層
ガスケットで、硬質部と軟質部を異種材料にて形成する
と、層間剥離する問題点があった。そこでこの発明は、
従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、コーナー部の処理
が容易で、しかも高気密のグレイジングガスケットを提
供することにある。
【０００３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１のグレイジングガスケットは、パネル取付
溝の側壁に取付ける第一部材と、第一部材に対向するパ
ネル側面に予め取付ける第二部材とから成り、パネルを
パネル取付溝に嵌合固定した時、第一部材と第二部材と
が圧接状態になる。ここでパネルとは、主に透明ガラ
ス、透光性を有するガラス、複層ガラス、合成樹脂パネ
ル等を言い、パネル側面とは、パネル取付溝に嵌合固定
した時、室内側となる面、又は室外側となる面を言う。
ここでパネル取付溝とは、建築物の開口部を構成する築
物部材、窓枠を構成する枠部材、及び障子枠を構成する
框部材等に設けるパネル嵌込み用の溝の総てを言い、側
壁とは、パネル取付溝を形成する相対向壁を言う。ここ
で第二部材をパネル側面に予め取付けとは、パネルをパ
ネル取付溝に嵌合固定する前に、パネル側面の片面、又
は両面に取付けておくことを言い、第一部材をパネル取
付溝の側壁に取付けとは、相対する両側壁に予め取付け
ること、両側壁に後から取付けること、側壁の一方に予
め取付け、側壁の他方に後から取付けることを言う。こ
こでパネルをパネル取付溝に嵌合固定した時とは、パネ
ル取付溝に嵌込んだパネルが、第一部材と第二部材とで
気密に保持されている状態を言い、第一部材と第二部材
とが圧接状態になるとは、第一部材と第二部材とが面接
触し、少なくとも水の浸入を阻止し得る程度に接する状
態を言う。
に、請求項１のグレイジングガスケットは、パネル取付
溝の側壁に取付ける第一部材と、第一部材に対向するパ
ネル側面に予め取付ける第二部材とから成り、パネルを
パネル取付溝に嵌合固定した時、第一部材と第二部材と
が圧接状態になる。ここでパネルとは、主に透明ガラ
ス、透光性を有するガラス、複層ガラス、合成樹脂パネ
ル等を言い、パネル側面とは、パネル取付溝に嵌合固定
した時、室内側となる面、又は室外側となる面を言う。
ここでパネル取付溝とは、建築物の開口部を構成する築
物部材、窓枠を構成する枠部材、及び障子枠を構成する
框部材等に設けるパネル嵌込み用の溝の総てを言い、側
壁とは、パネル取付溝を形成する相対向壁を言う。ここ
で第二部材をパネル側面に予め取付けとは、パネルをパ
ネル取付溝に嵌合固定する前に、パネル側面の片面、又
は両面に取付けておくことを言い、第一部材をパネル取
付溝の側壁に取付けとは、相対する両側壁に予め取付け
ること、両側壁に後から取付けること、側壁の一方に予
め取付け、側壁の他方に後から取付けることを言う。こ
こでパネルをパネル取付溝に嵌合固定した時とは、パネ
ル取付溝に嵌込んだパネルが、第一部材と第二部材とで
気密に保持されている状態を言い、第一部材と第二部材
とが圧接状態になるとは、第一部材と第二部材とが面接
触し、少なくとも水の浸入を阻止し得る程度に接する状
態を言う。
【０００４】請求項２のグレイジングガスケットは、第
一部材が硬質部で、第二部材が軟質部であり、ここで第
一部材が硬質部であるとは、第一部材の全体が硬質部
で、軟質部を押し潰すことのできる程度堅さを有するこ
とを言い、ここで第二部材が軟質部であるとは、第二部
材の全体が軟質部であることを言い、防水性と、圧接に
よって潰れる程度の弾力性とを有することを言う。請求
項３のグレイジングガスケットは、第一部材が第二部材
の内周側に重なる覆い部を有している。ここで覆い部と
は、第一部材の圧接側よりパネル側面に向けて突出し、
パネル側面の近くまで突出するもの、パネル側面に当接
するものを言い、第二部材の内周側に重なるとは、第二
部材よりパネル取付溝の入口側にあって、第二部材の内
周側に当接しいること、第二部材の内周側に相対するこ
とを言い、第二部材との圧接部を外部から見えないよう
に隠し、パネルとパネル取付溝の隙間の入口側を塞ぎ、
埃の侵入を阻止する。
一部材が硬質部で、第二部材が軟質部であり、ここで第
一部材が硬質部であるとは、第一部材の全体が硬質部
で、軟質部を押し潰すことのできる程度堅さを有するこ
とを言い、ここで第二部材が軟質部であるとは、第二部
材の全体が軟質部であることを言い、防水性と、圧接に
よって潰れる程度の弾力性とを有することを言う。請求
項３のグレイジングガスケットは、第一部材が第二部材
の内周側に重なる覆い部を有している。ここで覆い部と
は、第一部材の圧接側よりパネル側面に向けて突出し、
パネル側面の近くまで突出するもの、パネル側面に当接
するものを言い、第二部材の内周側に重なるとは、第二
部材よりパネル取付溝の入口側にあって、第二部材の内
周側に当接しいること、第二部材の内周側に相対するこ
とを言い、第二部材との圧接部を外部から見えないよう
に隠し、パネルとパネル取付溝の隙間の入口側を塞ぎ、
埃の侵入を阻止する。
【０００５】
【発明の実施の形態】まず本発明によるグレイジングガ
スケットの構造を図１に基づき説明すると、パネル取付
溝６の側壁６ａ，６ｂに取付ける第一部材１と、第一部
材１に対向するパネル側面ｐに予め取付ける第二部材２
とから成り、パネルＰをパネル取付溝６に嵌合固定した
時、第一部材１と第二部材２とが圧接状態になる。パネ
ル取付溝６は溝部材５の長手方向に平行して設けられ、
パネル取付溝６を形成する側壁６ａ，６ｂの少なくとも
一方に、第一部材１の保持部７をパネル取付溝６と平行
に設けている。第一部材１は保持部７に取付ける係合部
１ｂと、第二部材２に相対する圧接部１ａとを備え、第
二部材２はパネル側面ｐに取付ける取付部２ｂと、第一
部材１に相対する圧接部２ａとを備えるもので、係合部
１ｂをパネル取付口を形成する四方の各溝部材５の側壁
６ａ，６ｂに取付け、取付部２ｂをパネルＰの少なくと
も一方の側面ｐの外周部の四周に取付け、パネルＰをパ
ネル取付溝６に嵌合固定した時、圧接部１ａと圧接部２
ａとが圧接状態になる。第一部材１と第二部材２にヒレ
部を設ける必要がないので、ヒレ部の巻き込みがなく、
しかも両部材１，２のコーナー部を夫々４５度にカット
し、溶着、接着し得るので、コーナー部の成形型が不要
になる。
スケットの構造を図１に基づき説明すると、パネル取付
溝６の側壁６ａ，６ｂに取付ける第一部材１と、第一部
材１に対向するパネル側面ｐに予め取付ける第二部材２
とから成り、パネルＰをパネル取付溝６に嵌合固定した
時、第一部材１と第二部材２とが圧接状態になる。パネ
ル取付溝６は溝部材５の長手方向に平行して設けられ、
パネル取付溝６を形成する側壁６ａ，６ｂの少なくとも
一方に、第一部材１の保持部７をパネル取付溝６と平行
に設けている。第一部材１は保持部７に取付ける係合部
１ｂと、第二部材２に相対する圧接部１ａとを備え、第
二部材２はパネル側面ｐに取付ける取付部２ｂと、第一
部材１に相対する圧接部２ａとを備えるもので、係合部
１ｂをパネル取付口を形成する四方の各溝部材５の側壁
６ａ，６ｂに取付け、取付部２ｂをパネルＰの少なくと
も一方の側面ｐの外周部の四周に取付け、パネルＰをパ
ネル取付溝６に嵌合固定した時、圧接部１ａと圧接部２
ａとが圧接状態になる。第一部材１と第二部材２にヒレ
部を設ける必要がないので、ヒレ部の巻き込みがなく、
しかも両部材１，２のコーナー部を夫々４５度にカット
し、溶着、接着し得るので、コーナー部の成形型が不要
になる。
【０００６】請求項２のグレイジングガスケットは、第
一部材１が硬質部３で、第二部材２が軟質部４であり、
即ち、第一部材１の圧接部１ａと係合部１ｂの総てが硬
質部３であり、第二部材２の圧接部２ａと取付部２ｂの
総てが軟質部４であるから、成形と取付けが簡単で、コ
ーナー処理も容易である。請求項３のグレイジングガス
ケットは図２の如く、第一部材１が第二部材２の内周側
に重なる覆い部１１を有している。覆い部１１は第一部
材１の圧接部１ａよりパネルＰに向けて突出し、パネル
側面ｐに接近、又はパネル側面ｐに当接しているので、
パネルＰとパネル取付溝２の隙間の入口側が塞がれ、第
一部材１と第二部材２の圧接状態が外部から見えないよ
うに隠す。
一部材１が硬質部３で、第二部材２が軟質部４であり、
即ち、第一部材１の圧接部１ａと係合部１ｂの総てが硬
質部３であり、第二部材２の圧接部２ａと取付部２ｂの
総てが軟質部４であるから、成形と取付けが簡単で、コ
ーナー処理も容易である。請求項３のグレイジングガス
ケットは図２の如く、第一部材１が第二部材２の内周側
に重なる覆い部１１を有している。覆い部１１は第一部
材１の圧接部１ａよりパネルＰに向けて突出し、パネル
側面ｐに接近、又はパネル側面ｐに当接しているので、
パネルＰとパネル取付溝２の隙間の入口側が塞がれ、第
一部材１と第二部材２の圧接状態が外部から見えないよ
うに隠す。
【０００７】
【実施例】第一部材１は図３の如く、圧接部１ａが軟質
部４で、係合部１ｂが硬質部３であるものと、軟質部４
を挟んで硬質部３の圧接部１ａと係合部１ｂを形成する
ものである。第二部材２は図４の如く、取付部２ｂが軟
質部４で、圧接部２ａが硬質部３であるものと、反対に
取付部２ｂが硬質部３で、圧接部２ａが軟質部４である
ものと、硬質部３を挟んで軟質部４の圧接部２ａと取付
部２ｂとを形成するもので、第一部材１の圧接部１ａが
硬質部３である場合、圧接部２ａを軟質部４とし、第二
部材２の取付け手段として、接着剤による取付けが好ま
しい。図５（Ａ）の第一部材１は、圧接部１ａが硬質部
３である場合、圧接部１ａの圧接面に凹凸部１ｃを設
け、第二部材２との接触面積を多くし、それにより気密
性と水密性が一段と向上し、しかも第二部材２の変形代
も吸収する。第二部材２の圧接部２ａが硬質部３である
場合、圧接部２ａの圧接面に凹凸部１ｃを形成しても、
同様の目的を達成する。図５（Ｂ）の第一部材１は、係
合部１ｂが硬質部３で、圧接部１ａが軟質部４であり、
軟質部４に覆い部１１を有する。また、第一部材１はパ
ネル取付溝６の側壁６ａ，６ｂの一方、又は両方に予め
取付けておくことも可能であるし、図２の如く第二部材
２をパネルＰの両側面ｐに予め取付け、パネルＰをパネ
ル取付溝６に嵌挿した後、第一部材１を取付けることも
可能である。更に、パネル取付溝６の側壁６ａ，６ｂの
一方を図１の如く別個に形成し、側壁６ｂに溝底壁６ｃ
と相対する副底壁６ｄを設け、溝底壁６ｃに係止部８
を、副底壁６ｄに係止部８と係合する被係止部１８を設
け、側壁６ａを後付けにすることも可能である。第一部
材１と第二部材２の材質は同一にする必要はなく、性能
に応じて種々の材料選択が可能であり、例えば第一部材
１をゴム、又は合成樹脂にて形成し、第二部材２を発泡
倍率２〜１５倍程度の発泡シリコン、発泡ＥＰＤＭで形
成することも可能であるが、硬質部３と軟質部４を重合
した第一部材１、又は第二部材２にあっては、硬質部３
と軟質部４を例えばシリコーン−シリコーン、エチレン
−プロピレン−ジエン三元共重合体配合物（ＥＰＤＭ）
−ＥＰＤＭに統一することが望ましい。軟質部４は防水
性と、硬質部３の押圧によって潰れる程度の弾力性、例
えばアスカーＣ硬度１０〜２０の弾力を有し、パネルＰ
をパネル取付溝６に嵌合固定した時、第一部材１と第二
部材２との圧接を強くする。硬質部３は軟質部４を押し
潰し得る硬度で、例えばゴム硬度Ｈｓ５５〜６５の堅さ
を有する。
部４で、係合部１ｂが硬質部３であるものと、軟質部４
を挟んで硬質部３の圧接部１ａと係合部１ｂを形成する
ものである。第二部材２は図４の如く、取付部２ｂが軟
質部４で、圧接部２ａが硬質部３であるものと、反対に
取付部２ｂが硬質部３で、圧接部２ａが軟質部４である
ものと、硬質部３を挟んで軟質部４の圧接部２ａと取付
部２ｂとを形成するもので、第一部材１の圧接部１ａが
硬質部３である場合、圧接部２ａを軟質部４とし、第二
部材２の取付け手段として、接着剤による取付けが好ま
しい。図５（Ａ）の第一部材１は、圧接部１ａが硬質部
３である場合、圧接部１ａの圧接面に凹凸部１ｃを設
け、第二部材２との接触面積を多くし、それにより気密
性と水密性が一段と向上し、しかも第二部材２の変形代
も吸収する。第二部材２の圧接部２ａが硬質部３である
場合、圧接部２ａの圧接面に凹凸部１ｃを形成しても、
同様の目的を達成する。図５（Ｂ）の第一部材１は、係
合部１ｂが硬質部３で、圧接部１ａが軟質部４であり、
軟質部４に覆い部１１を有する。また、第一部材１はパ
ネル取付溝６の側壁６ａ，６ｂの一方、又は両方に予め
取付けておくことも可能であるし、図２の如く第二部材
２をパネルＰの両側面ｐに予め取付け、パネルＰをパネ
ル取付溝６に嵌挿した後、第一部材１を取付けることも
可能である。更に、パネル取付溝６の側壁６ａ，６ｂの
一方を図１の如く別個に形成し、側壁６ｂに溝底壁６ｃ
と相対する副底壁６ｄを設け、溝底壁６ｃに係止部８
を、副底壁６ｄに係止部８と係合する被係止部１８を設
け、側壁６ａを後付けにすることも可能である。第一部
材１と第二部材２の材質は同一にする必要はなく、性能
に応じて種々の材料選択が可能であり、例えば第一部材
１をゴム、又は合成樹脂にて形成し、第二部材２を発泡
倍率２〜１５倍程度の発泡シリコン、発泡ＥＰＤＭで形
成することも可能であるが、硬質部３と軟質部４を重合
した第一部材１、又は第二部材２にあっては、硬質部３
と軟質部４を例えばシリコーン−シリコーン、エチレン
−プロピレン−ジエン三元共重合体配合物（ＥＰＤＭ）
−ＥＰＤＭに統一することが望ましい。軟質部４は防水
性と、硬質部３の押圧によって潰れる程度の弾力性、例
えばアスカーＣ硬度１０〜２０の弾力を有し、パネルＰ
をパネル取付溝６に嵌合固定した時、第一部材１と第二
部材２との圧接を強くする。硬質部３は軟質部４を押し
潰し得る硬度で、例えばゴム硬度Ｈｓ５５〜６５の堅さ
を有する。
【０００８】
【発明の効果】本発明によるグレイジングガスケットは
前記構造のとおりであるから、次に記載する効果を奏す
る。請求項１のグレイジングガスケットは、パネル取付
溝に取付けた第一部材と、パネルに予め取付けた第二部
材が、パネル取付溝にパネルを嵌合固定したときに圧接
するものであるから、従来ガスケットのようにヒレ部を
設ける必要がなく、ヒレ部の巻き込みによる補修を不要
にし、コーナー処理を容易にする。またパネルの嵌合固
定が簡単で、パネルの視界面積も広く、意匠上の外観も
向上する。請求項２のグレイジングガスケットは、第一
部材が硬質部で、第二部材が軟質部であるから、第一部
材と第二部材を安価に提供し得るし、コーナー処理も一
段と容易になる。請求項３のグレイジングガスケット
は、第一部材の覆い部が第二部材の内周側に重なるの
で、第一部材と第二部材との圧接状態が外部から見え
ず、その結果、見栄えが向上する。
前記構造のとおりであるから、次に記載する効果を奏す
る。請求項１のグレイジングガスケットは、パネル取付
溝に取付けた第一部材と、パネルに予め取付けた第二部
材が、パネル取付溝にパネルを嵌合固定したときに圧接
するものであるから、従来ガスケットのようにヒレ部を
設ける必要がなく、ヒレ部の巻き込みによる補修を不要
にし、コーナー処理を容易にする。またパネルの嵌合固
定が簡単で、パネルの視界面積も広く、意匠上の外観も
向上する。請求項２のグレイジングガスケットは、第一
部材が硬質部で、第二部材が軟質部であるから、第一部
材と第二部材を安価に提供し得るし、コーナー処理も一
段と容易になる。請求項３のグレイジングガスケット
は、第一部材の覆い部が第二部材の内周側に重なるの
で、第一部材と第二部材との圧接状態が外部から見え
ず、その結果、見栄えが向上する。
【図１】（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）本発明によるグレイジング
ガスケットの使用例を示す要部断面図である。
ガスケットの使用例を示す要部断面図である。
【図２】（Ａ）（Ｂ）覆い部付きガスケットの使用例を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図３】（Ａ）（Ｂ）第一部材の取付例を示す要部断面
図である。
図である。
【図４】（Ａ）（Ｂ）（Ｃ）第二部材の取付例を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図５】（Ａ）（Ｂ）第一部材の取付例を示す要部断面
図である。
図である。
【図６】従来グレイジングガスケットの要部断面図であ
る。
る。
【図７】従来グレイジングガスケットのコーナー部の正
面図である。
面図である。
【符号の説明】 １ 第一部材 ２ 第二部材 １ａ，２ａ 圧接部、１ｂ 係合部、２ｂ 取付部 ３ 硬質部 ４ 軟質部 ５ 溝部材 ６ パネル取付溝 ７ 保持部 ８ 係止部、１８ 被係止部 １１ 覆い部 Ｐ パネル Ｇ ガスケット、ｇ ヒレ部 Ｒ コーナー部成形型
Claims (3)
- 【請求項１】 パネル取付溝の側壁に取付ける第一部材
と、第一部材に対向するパネル側面に予め取付ける第二
部材とから成り、パネルをパネル取付溝に嵌合固定した
時、第一部材と第二部材とが圧接状態になることを特徴
とするグレイジングガスケット。 - 【請求項２】 第一部材が硬質部で、第二部材が軟質部
であることを特徴とする請求項１記載のグレイジングガ
スケット。 - 【請求項３】 第一部材が第二部材の内周側に重なる覆
い部を有していることを特徴とする請求項１，又は２記
載のグレイジングガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10065570A JPH11256942A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | グレイジングガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10065570A JPH11256942A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | グレイジングガスケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11256942A true JPH11256942A (ja) | 1999-09-21 |
Family
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-
1998
- 1998-03-16 JP JP10065570A patent/JPH11256942A/ja active Pending
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