JP2602264Y2 - 草刈り機のブレード収納構造 - Google Patents

草刈り機のブレード収納構造

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JP2602264Y2
JP2602264Y2 JP1997010468U JP1046897U JP2602264Y2 JP 2602264 Y2 JP2602264 Y2 JP 2602264Y2 JP 1997010468 U JP1997010468 U JP 1997010468U JP 1046897 U JP1046897 U JP 1046897U JP 2602264 Y2 JP2602264 Y2 JP 2602264Y2
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penetrating
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penetrating rod
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真琴 水谷
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Makita Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、モータ駆動で回転
する回転体に合成樹脂や金属製のブレードを着脱自在に
備えた草刈り機において、そのハンドル部にブレードを
収納するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】草刈り機のブレードは回転体に対して着
脱自在に取り付けられており、使用により損傷すると、
その損傷したブレードを回転体から取り外し、予備のブ
レードに交換可能となっている。しかし、予備のブレー
ドを草刈り機本体と別個に保管すると、紛失したり、損
傷時にすぐ交換できなかったりすることから、実公平2
−46656号公報に開示の如く、草刈り機のハンドル
部内の空間部に、複数のリブにより仕切られるブレード
の収納室を形成すると共に、その収納室の入口に開閉自
在なカバーを設けて、予備のブレードの収納を可能にし
たブレード収納構造が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記ブレード
収納構造においては、ブレードの飛び出し防止用のカバ
ーを設けることで、ブレードの交換の度にいちいちこれ
を開閉する手間が生じ、面倒である上、カバーの取付構
造の採用によって製造コストがかさむ結果にもなる。
又、ブレード収納室に対してブレードを差し込み収納す
る形態で、而も収納状態でブレードが固定されないか
ら、入口が狭くてブレードが取出しにくくなる。更に、
一度に収納できるブレードの数も少ない。
【0004】そこで、請求項1に記載の考案は、簡単な
構造でブレードを確実に収納できると共に、その収納と
取出しとを容易に行うことができ、比較的多数の収納も
可能とした草刈り機のブレード収納構造を提供すること
を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の考案は、ハンドル部に、回転体へ
の取付用の透孔を備えた扁平なブレードを複数枚重ねて
収納可能なブレード収納室を、その上面を開放させて設
け、前記ブレード収納室の底面に、前記各ブレードの透
孔を貫通可能な貫通棒と、その貫通棒の貫通状態での前
記ブレードの両側縁に当接可能で、先端に互いに対向す
る抜け止め突起を突設した一対の弾性片と、を夫々突設
してなる草刈り機のブレード収納構造としたものであ
る。又、請求項2に記載の考案は、請求項1の目的に加
えて、ブレード収納室に収納したブレードを取り出しや
すくするために、貫通棒の基端を、ブレードの透孔より
径を大きくして、前記貫通棒に貫通させた前記ブレード
とブレード収納室の底面との間に隙間が生じるようにし
たものである。
【0006】
【考案の実施の形態】以下、本考案の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は草刈り機のハンドル部1
を、図2はブレード収納構造の詳細を示すもので、左右
の割り型2,2を組み付けて形成されるハンドル部1の
基端側には、長手方向をブレード10の長手方向より長
くした上面開放のブレード収納室3が形成されている。
尚、ここで用いられるブレード10は、両側に刃部1
1,11を形成した合成樹脂製の細片で、基端部には、
長尺のパイプを介して連結される図示しない回転体への
取付用の透孔12を穿設している。又、ブレード収納室
3の底面3aの一方の端部よりには、一対の支持壁4,
4が立設されて、両支持壁4,4間にブレード10の短
手方向の幅と等しい間隔の切欠部5を形成しており、同
じく底面3aの他方の端部よりには、一対の弾性片6,
6が、ブレード10の短手方向の幅と等しい間隔で立設
されて、両弾性片6,6の先端には、抜け止め突起7,
7が夫々対向して突設されている。更に、弾性片6,6
の中間位置には、ブレード10の透孔12を貫通可能な
貫通棒8が立設され、貫通棒8の基部は、ブレード10
の透孔12より径を大きくして、ブレード10の下方へ
のストッパとなる大径部9を形成している。尚、上記支
持壁4,4、弾性片6,6、貫通棒8は、図1で明らか
な如く、夫々ブレード収納室3の深さと略同じ長さとな
るように、又、大径部9の上面と切欠部5の下縁とは、
ブレード収納室3内において略同じ高さとなるように夫
々設定されている。
【0007】以上の如く構成されたブレードの収納構造
においては、ブレード10を収納する際は、ブレード1
0をブレード収納室3の底面3aと平行にした姿勢で、
ブレード10の透孔12へ貫通棒8を挿通させると共
に、他端側を支持壁4,4間の切欠部5へ納め、そのま
まブレード10を底面3a側へ押し込むと、透孔12側
の端部は、左右の弾性片6,6の弾性によって抜け止め
突起7,7を乗り越え、両弾性片6,6にガイドされて
大径部9上に載置される。よって、ブレード10は、透
孔12を利用した貫通棒8と切欠部5、弾性片6,6に
より、図2の二点鎖線で示すように、底面3aと平行に
支持されると共に、弾性片6,6の抜け止め突起7,7
により上方への脱却を防止され、ブレード収納室3内で
確実に保持される。又、弾性片6,6や貫通棒8等の長
さ設定により、同様の手順でブレード10を複数枚重ね
て収納することも可能である。一方、ブレード10を取
り出す際は、ブレード10の長手方向の両端をはさんで
貫通棒8に沿って抜き取れば、収納時と同様に弾性片
6,6の弾性によって、ブレード10は抜け止め突起
7,7を乗り越えられるため、ブレード収納室3から1
枚ずつ、或は複数枚でも一度に簡単に取り出すことがで
きる。特にここでは、貫通棒8の基端に形成した大径部
9と、大径部9の上面と同じ高さに設定した切欠部5の
下縁とによって、最初に収納したブレード10と底面3
aとの間に隙間が生じ、ブレード10の取り出しがしや
すいようになっている。
【0008】このように、本実施の形態によれば、支持
壁4,4と弾性片6,6、そして透孔12を利用した貫
通棒8とにより、位置決めと係脱作用が容易に得られて
ブレード10が確実に固定されると共に、ブレード10
の収納及び取出しもワンタッチで簡単に行える。又、切
欠部5、弾性片6,6、貫通棒8は、ブレード収納室3
の深さと合わせて長さを設定しているため、ブレード1
0,10・・を複数枚積み重ねて多く収納可能となる。
更にこれらは、支持壁4,4と貫通棒8と、抜け止め突
起7を備えた弾性片6,6との突設のみで達成できるた
め、カバー等が不要となって構造が簡単となり、コスト
もかからない。尚、支持壁4,4と弾性片6,6とは、
上記形態と逆に配置して設けても良く、又は支持壁4,
4に代えて、弾性片6,6を2対設けても差し支えな
い。更に、ブレードの長さや大径部9の径によっては、
支持壁4,4をなくして貫通棒8と弾性片6,6のみで
ブレードを固定したり、逆に弾性片6,6を3対以上設
けたりすることも可能である。
【0009】
【考案の効果】請求項1に記載の考案によれば、ブレー
ドの取付用の透孔を利用した貫通棒と弾性片とにより、
ブレードが確実に収納できるのに加え、その収納と取出
しもワンタッチで簡単に行うことができる。又、多数枚
の収納も可能である。更にこれらは、貫通棒と抜け止め
突起を備えた弾性片との突設のみで達成できるため、構
造が簡単となり、コストもかからない。又、請求項2に
記載の考案によれば、請求項1の効果に加えて、貫通棒
の基端の径を大きくしてブレードとブレード収納室の底
面との間に隙間が生じるようにしたことで、ブレードの
取り出しがより容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】草刈り機のハンドル部を示す説明図である。
【図2】ハンドル部のブレード収納室の詳細を示す斜視
説明図である。
【符号の説明】
1・・ハンドル部、2・・割り型、3・・ブレード収納
室、4・・支持壁、5・・切欠部、6・・弾性片、7・
・抜け止め突起、8・・貫通棒、9・・大径部、10・
・ブレード、12・・透孔。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル部に、回転体への取付用の透孔
    を備えた扁平なブレードを複数枚重ねて収納可能なブレ
    ード収納室を、その上面を開放させて設け、前記ブレー
    ド収納室の底面に、前記各ブレードの透孔を貫通可能な
    貫通棒と、その貫通棒に貫通させた前記ブレードの両側
    縁に当接可能で、先端に互いに対向する抜け止め突起を
    突設した一対の弾性片と、を夫々突設してなる草刈り機
    のブレード収納構造。
  2. 【請求項2】 貫通棒の基端を、ブレードの透孔より径
    を大きくして、前記貫通棒に貫通させた前記ブレードと
    ブレード収納室の底面との間に隙間が生じるようにした
    請求項1に記載の草刈り機のブレード収納構造。
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JPH10120U JPH10120U (ja) 1998-05-15
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