JP2602040Y2 - 車両用ワイパブレード - Google Patents

車両用ワイパブレード

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JP2602040Y2 JP1993051056U JP5105693U JP2602040Y2 JP 2602040 Y2 JP2602040 Y2 JP 2602040Y2 JP 1993051056 U JP1993051056 U JP 1993051056U JP 5105693 U JP5105693 U JP 5105693U JP 2602040 Y2 JP2602040 Y2 JP 2602040Y2
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葉 恵 二 稲
藤 博 之 佐
浜 有 次 広
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車のウインドシ
ールドガラス等の払拭面を拭うのに利用される車両用ワ
イパブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のウインドシールドガラス
等の払拭面を拭う車両用ワイパブレードとしては、ワイ
パアームに回動自在に連結される樹脂製のブレードレバ
ーに同じく樹脂製のレバーヨークが回動自在に取付けら
れており、このレバーヨークに、細長状をなして払拭面
に圧接されるリップを有するブレードラバーが保持され
ているものが知られている。レバーヨークには回動用の
軸が設けられており、このレバーヨークの軸はブレード
レバーに設けられている軸支持部に装着されているため
レバーヨークはブレードレバーに対して回動可能に支持
されている。ワイパアームに連結されたブレードレバー
が払拭面上を往復で揺動するとブレードラバーが払拭面
に応じて湾曲するためレバーヨークは軸がブレードレバ
ーの軸支持部に支持されて回動することによってレバー
ヨークはブレードレバーに対し傾斜しながらブレードラ
バーを保持する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来の車両用
ワイパブレードでは、レバーヨークの軸はブレードレバ
ーの軸支持部にレバーヨークの抜け方向に対向して装着
されているため、払拭面上を揺動している際、振動や外
力によってブレードラバーを介してレバーヨークに対す
る抜け側の応力がかかったときにレバーヨークの軸がブ
レードレバーの軸支持部から抜けないとは言い難く、レ
バーヨークの軸がブレードレバーの軸支持部から抜ける
とブレードラバーを保持できなくなって払拭面を確実に
拭えなくなる可能性を有するという問題点があり、この
問題点を解決することが課題となっていた。
【0004】
【考案の目的】この考案に係わる車両用ワイパブレード
は、レバーヨークが抜け方向に移動した際に傾斜面が当
接することによりレバーヨークブレードレバーから容
易に抜け落ちないようにして確実な払拭動作を行うこと
ができる車両用ワイパブレードを提供することを目的と
している。
【0005】
【考案の構成】
【課題を解決するための手段】この考案に係わる車両用
ワイパブレードは、ブレードラバーと、ワイパアーム
と、ワイパアームに回動可能に連結されるとともに第1
のレバー連結部をもつ樹脂製のブレードレバーと、ブレ
ードレバーの第1のレバー連結部でブレードレバーに回
動可能に連結されているとともに第2のレバー連結部を
もちブレードラバーを保持する樹脂製の第1のレバーヨ
ークと、第1のレバーヨークの第2のレバー連結部で第
1のレバーヨークに回動可能に連結されているとともに
ブレードラバーを保持する樹脂製の第2のレバーヨーク
と、ブレードラバーと、ブレードレバーの第1のレバー
連結部の近傍に配置されて第1のレバーヨークに向け矩
形の凸状に形成され、第1のレバーヨークの抜け方向に
対して鋭角にされた第1の抜止用傾斜面をもつ第1のブ
レードレバー側の係合部と、ブレードレバーの第1のブ
レードレバー側の係合部を収納可能な凹状にして第1の
レバーヨークに形成され、この第1のレバーヨークが抜
け方向に移動する際に第1のブレードレバー側の係合部
の第1の抜止用傾斜面に当接可能な第2の抜止用傾斜面
をもつ第1のレバーヨーク側の係合部と、第1のレバー
ヨークの第2のレバー連結部の近傍に配置されて第2の
レバーヨークに向け矩形の凸状に形成され、第2のレバ
ーヨークの抜け方向に対して鋭角にされた第3の抜止用
傾斜面をもつ第2のブレードレバー側の係合部と、第1
のレバーヨークの第2のブレードレバー側の係合部を収
納可能な凹状にして第2のレバーヨークに形成され、こ
の第2のレバーヨークが抜け方向に移動する際に第2の
ブレードレバー側の係合部の第3の抜止用傾斜面 に当接
可能な第4の抜止用傾斜面をもつ第2のレバーヨーク側
の係合部を備えている構成としたことを特徴としてい
る。
【0007】
【考案の作用】この考案に係わる車両用ワイパブレード
において、ワイパ使用時に、ブレードラバーが回動中心
から離れる方向に向く応力を受けると、第2のレバーヨ
ークおよび第1のレバーヨークもブレードラバーと同じ
方向の応力を受け、第1のレバーヨークがブレードレバ
ーから抜ける方向に、第2のレバーヨークが第1のレバ
ーヨークから抜ける方向にそれぞれ力がかかる。しか
し、第1のレバーヨークの第1のレバーヨーク側の係合
部にある第2の抜止用傾斜面がブレードレバーの第1の
ブレードレバー側の係合部にある第1の抜止用傾斜面に
当接することによって第1のレバーヨークがブレードレ
バーから離れるのを阻止されるとともに、第2のレバー
ヨークの第2のレバーヨーク側の係合部にある第4の抜
止用傾斜面が第1のレバーヨークの第2のブレードレバ
ー側の係合部にある第3の抜止用傾斜面に当接すること
によって第2のレバーヨークが第1のレバーヨークから
離れるのを阻止される。それ故、第1、第2のレバーヨ
ークは抜け落ちるに至らないものとなる。
【0008】
【実施例】図1ないし図4には、この考案に係わる車両
用ワイパブレードの一実施例が示されている。
【0009】図示する車両用ワイパブレード1は、主と
して、ブレードラバー2と、レバーヨーク3と、ブレー
ドレバー4とから構成されている。
【0010】レバーヨーク3は樹脂製の第1のレバーヨ
ーク3aおよび同じく樹脂製の第2のレバーヨーク3b
とからなる。レバーヨーク3と同様に樹脂製であるブレ
ードレバー4の一方側には第1のレバーヨーク3aと第
2のレバーヨーク3bとが取付られており、ブレードレ
バー4の他方側にはもう一つの第1のレバーヨーク3a
ともう一つの第2のレバーヨーク3bとが取付られてい
る。
【0011】ブレードレバー4には、ブレードレバー本
体4aのほぼ中央部分に形成されている切欠4a2内に
ワイパアーム取付用軸4a3が設けられており、この切
欠4a2内でワイパアーム取付用軸4a3にワイパアー
ム6の先端側が図4に示す連結部材7を介して連結され
るため、ブレードレバー4はワイパアーム6に対して回
動する。また、ブレードレバー本体4aの両端にはブレ
ードラバー2の端部に向けて二股状に突出していて一方
のレバー連結部8の一部を構成する軸支持部4a1が形
成されており、軸支持部4a1は後述する第1のレバー
ヨーク3aの中央部分の切欠3a3内に設けられている
回動用の軸3a4に装着される。そして、ブレードレバ
ー本体4aの端部寄りにはブレードラバー2側に向け矩
形の凸状のものとして形成され一方の移動規制手段9の
一部を構成するブレードレバー側の係合部4a4が備え
られており、このブレードレバー側の係合部4a4には
軸支持部4a1に相反する側部に抜止用傾斜面4a5が
形成されている。抜止用傾斜面4a5は後述する第1の
レバーヨーク3aの抜け方向に対して鋭角に設定されて
いる。
【0012】ブレードラバー2には、矩形の細長状をな
すブレードラバー本体2aと、ブレードラバー本体2a
の長さ方向に沿ってブレードラバー本体2aから断面略
十字状に突出しているリップ2bとが備えられている。
ブレードラバー本体2aの両側部には可撓性のある板状
のバーティブラ5、5が夫々取付けられているため、ブ
レードラバー2は長さ方向に対して可撓される。ブレー
ドラバー本体2aは後述する第1のレバーヨーク3aと
第2のレバーヨーク3bとに夫々取付けられる。
【0013】ブレードラバー2に備えられているリップ
2bは、ブレードラバー本体2aの長さ方向に沿い図1
中の下方に配置される払拭面に向けて突出しており、こ
のリップ2bとブレードラバー本体2aとは薄肉状部2
cによって連結されているため、リップ2bはブレード
ラバー本体2aの長さ方向に沿ってブレードラバー本体
2aの両側に可倒するようになっている。
【0014】ブレードラバー2のブレードラバー本体2
aを取付けている第1のレバーヨーク3aには、第1の
レバーヨーク本体3a1のほぼ中央部分に切欠3a3が
形成されており、この切欠3a3内には前記一方のレバ
ー連結部8の他の一部を構成する回動用の軸3a4が設
けられている。回動用の軸3a4は切欠3a3に挿入さ
れたブレードレバー4の軸支持部4a1に取付けられて
いるため、第1のレバーヨーク3aは軸3a4が軸支持
部4a1に支持された状態でブレードレバー4に回動可
能に支持される。
【0015】また、第1のレバーヨーク本体3aの切欠
3a3の近傍にはブレードレバー4に備えられたブレー
ドレバー側の係合部4a4に対応したものとして凹状に
形成され前記一方の移動規制手段9の他の一部を構成す
るレバーヨーク側の係合部3a5が備えられている。レ
バーヨーク側の係合部3a5の切欠3a3に相反する側
部には抜止用傾斜面3a6が形成されており、この抜止
用傾斜面3a6はこの第1のレバーヨーク3aの抜け方
向に対して鋭角に設定されている。
【0016】ここで、第1のレバーヨーク3aの回動用
の軸3a4が、切欠3a3に挿入されたブレードレバー
4の軸支持部4a1に回動可能に取付けられると、ブレ
ードレバー側の係合部4a4はレバーヨーク側の係合部
3a5内に挿入される。この状態で、第1のレバーヨー
ク3aの軸3a4がブレードレバー4の軸支持部4a1
から抜ける方向に図1中の右方側に移動しようとする
と、レバーヨーク側の係合部3a5の抜止用傾斜面3a
6がブレードレバー側の係合部4a4の抜止用傾斜面4
a5に当接するまでの範囲内で第1のレバーヨーク3a
の移動を許容し、レバーヨーク側の係合部3a5の抜止
用傾斜面3a6がブレードレバー側の係合部4a4の抜
止用傾斜面4a5に当接してからはレバーヨーク側の係
合部3a5の抜止用傾斜面3a6およびブレードレバー
側の係合部4a4の傾斜面4a5が第1のレバーヨーク
3aの抜け方向に対しともに鋭角になっているため、第
1のレバーヨーク3aの軸3a4はブレードレバー4の
軸支持部4a1から抜ける方向の移動を阻止される。前
記ブレードレバー側の係合部4a4は凹形状にしてもよ
く、その場合、レバーヨーク側の係合部3a5は凸形状
にするのが好ましい。
【0017】第1のレバーヨーク3aに有する第1のレ
バーヨーク本体3a1の一方側の端部寄りにはブレード
ラバー保持部3a2が設けられており、このブレードラ
バー保持部3a2の内側にはブレードラバー2のブレー
ドラバー本体2aが挿入されるため、ブレードラバー保
持部3a2によってブレードラバー本体2aの中央部分
を保持している。
【0018】第1のレバーヨーク3aに有する第1のレ
バーヨーク本体3a1の他方側の端部にはブレードラバ
ー2の端部に向けて二股状に突出していて他方のレバー
連結部10の一部を構成する軸支持部3a7が形成され
ており、第1のレバーヨーク本体3a1の他方側の端部
寄りにはブレードラバー2側に向け矩形の凸状のものと
して形成され他方の移動規制手段11の一部を構成する
ブレードレバー側の係合部3a8が備えられている。こ
のブレードレバー側の係合部3a8には軸支持部3a7
に相反する側部に抜止用傾斜面3a9が形成されてお
り、抜止用傾斜面3a9は後述する第2のレバーヨーク
3bの抜け方向に対して鋭角に設定されている。
【0019】第1のレバーヨーク本体3a1の他方側の
端部に形成されている軸支持部3a7には第2のレバー
ヨーク3bが取付けられている。第2のレバーヨーク3
bには、第2のレバーヨーク本体3b1のほぼ中央部分
に切欠3b3が形成されており、この切欠3b3内に前
記他方のレバー連結部10の他の一部を構成する回動用
の軸3b4が設けられている。第2のレバーヨーク3b
は軸3b4が第1のレバーヨーク3aの軸支持部3a7
に取付けられた状態で第1のレバーヨーク3aに回動可
能に支持される。また、第2のレバーヨーク本体3b1
の切欠3b3の近傍には第1のレバーヨーク3aに備え
られたブレードレバー側の係合部3a8に対応したもの
として凹状に形成され前記他方の移動規制手段11の他
の一部を構成するレバーヨーク側の係合部3b6が備え
られている。レバーヨーク側の係合部3b6の切欠3b
3に相反する側部には抜止用傾斜面3b7が形成されて
おり、この抜止用傾斜面3b7はこの第2のレバーヨー
ク3bの抜け方向に対して鋭角に設定されている。
【0020】ここで、第2のレバーヨーク3bの回動用
の軸3b4が、切欠3b3に挿入された第1のレバーヨ
ーク3aの軸支持部3a7に回動可能に取付けられる
と、ブレードレバー側の係合部3a8はレバーヨーク側
の係合部3b6内に挿入され、この状態で、第2のレバ
ーヨーク3bの軸3b4が第1のレバーヨーク3aの軸
支持部3a7から抜ける方向に図1中の右方側に移動し
ようとすると、第2のレバーヨーク3bのレバーヨーク
側の係合部3b6の抜止用傾斜面3b7が第1のレバー
ヨーク3aのブレードレバー側の係合部3a8の抜止用
傾斜面3a9に当接するまでの範囲内で第2のレバーヨ
ーク3bの移動を許容し、レバーヨーク側の係合部3b
6の抜止用傾斜面3b7がブレードレバー側の係合部3
a8の抜止用傾斜面3a9に当接してからはレバーヨー
ク側の係合部3b6の抜止用傾斜面3b7およびブレー
ドレバー側の係合部3a8の抜止用傾斜面3a9が第2
のレバーヨーク3bの抜け方向に対しともに鋭角になっ
ているため、第2のレバーヨーク3bの軸3b4は第1
のレバーヨーク3aの軸支持部3a7から抜ける方向の
移動を阻止される。前記ブレードレバー側の係合部3a
8は凹形状にしてもよく、その場合、レバーヨーク側の
係合部3b6は凸形状にするのが好ましい。
【0021】第2のレバーヨーク3bに有する第2のレ
バーヨーク本体3b1の両側端部寄りにはブレードラバ
ー保持部3b2、3b2が夫々設けられており、ブレー
ドラバー保持部3b2、3b2の内側にはブレードラバ
ー2のブレードラバー本体2aが挿入されるため、ブレ
ードラバー保持部3b2によってブレードラバー本体2
aの中央を除く部分を保持している。
【0022】このような構造をなす車両用ワイパブレー
ド1は、ブレードレバー4の切欠4a2内で軸4a3に
連結部材7を介してワイパアーム6の先端側を連結させ
た状態で、ワイパアーム6をワイパモータの回転動力に
よって払拭面上で往復揺動させると、ワイパアーム6に
内蔵されているアームスプリングによってブレードレバ
ー4と第1のレバーヨーク3aと第2のレバーヨーク3
bとがワイパアーム6と一体的に揺動してブレードラバ
ー2を払拭面側に押圧させるのでブレードラバー2のリ
ップ2bが払拭面に摺接して払拭面を拭う。
【0023】ブレードラバー2を払拭面に押圧させなが
ら払拭動作を行っている際、万が一に、ブレードラバー
2が回動中心から離れる方向に向く応力を受けて移動し
ようすると、第1のレバーヨーク3aおよび第2のレバ
ーヨーク3bもブレードラバー2とともに前記方向の応
力を受けるが、第1のレバーヨーク3aのレバーヨーク
側の係合部3a5の抜止用傾斜面3a6がブレードレバ
ー4のブレードレバー側の係合部4a4の抜止用傾斜面
4a5に当接することによって第1のレバーヨーク3a
はブレードラバー2の端部に向けて予め定められた量を
越えた移動を阻止されるため、第1のレバーヨーク3a
の軸3a4はブレードレバー4の軸支持部4a1から外
れないものとなる。と同時に、第2のレバーヨーク3b
のレバーヨーク側の係合部3b6の抜止用傾斜面3b7
が第1のレバーヨーク3aのブレードレバー側の係合部
3a8の抜止用傾斜面3b9に当接することによって第
2のレバーヨーク3bはブレードラバー2の端部に向け
て予め定められた量を越した移動を阻止されるため、第
2のレバーヨーク3bの軸3b4は第1のレバーヨーク
3aの軸支持部3a7から外れないものとなる。
【0024】
【考案の効果】以上説明してきたようにこの考案に係わ
る車両用ワイパブレードは、上記した構成としたことか
ら、ワイパ使用時に、ブレードラバーが回動中心から離
れる方向に向く応力を受けると、第2のレバーヨークお
よび第1のレバーヨークもブレードラバーと同じ方向の
応力を受け、第1のレバーヨークがブレードレバーから
抜ける方向に、第2のレバーヨークが第1のレバーヨー
クから抜ける方向にそれぞれ力がかかる。しかし、第1
のレバーヨークの第1のレバーヨーク側の係合部にある
第2の抜止用傾斜面がブレードレバーの第1のブレード
レバー側の係合部にある第1の抜止用傾斜面に当接する
ことによって第1のレバーヨークがブレー ドレバーから
離れるのを阻止されるとともに、第2のレバーヨークの
第2のレバーヨーク側の係合部にある第4の抜止用傾斜
面が第1のレバーヨークの第2のブレードレバー側の係
合部にある第3の抜止用傾斜面に当接することによって
第2のレバーヨークが第1のレバーヨークから離れるの
を阻止される。それ故、第1、第2のレバーヨークは抜
け落ちるに至らないものとなる。よって、レバーヨーク
がブレードレバーから容易に抜け落ちることがないので
確実な払拭動作を行うことができるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わる車両用ワイパブレードの一実
施例のブレードレバーとレバーヨークまわりの縦断側面
図である。
【図2】図1に示した車両用ワイパブレードのブレード
レバーとレバーヨークとの組付け関係を示す側面図であ
る。
【図3】図1に示した車両用ワイパブレードの側面図で
ある。
【図4】図1に示した車両用ワイパブレードの平面図で
ある。
【符号の説明】 1 車両用ワイパブレード 2 ブレードラバー3a 第1のレバーヨーク 3a5 (第1のレバーヨーク側の係合部)レバーヨー
ク側の係合部 3a6 (第2の抜止用傾斜面)抜止用傾斜面 3a8 (第2のブレードレバー側の係合部)ブレード
レバー側の係合部 3a9 (第3の抜止用傾斜面)抜止用傾斜面 3b 第2のレバーヨーク 3b6 (第2のレバーヨーク側の係合部)レバーヨー
ク側の係合部 3b7 (第4の抜止用傾斜面)抜止用傾斜面 4 ブレードレバー4a4 (第1のブレードレバー側の係合部)ブレード
レバー側の係合部 4a5 (第1の抜止用傾斜面)抜止用傾斜面 6 ワイパアーム 8 (第1のレバー連結部)レバー連結部 10 (第2のレバー連結部)レバー連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 広 浜 有 次 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社 内 (72)考案者 村 田 行 帆 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭56−167537(JP,A) 実開 平2−16349(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60S 1/38

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレードラバーと、 ワイパアームと、 前記ワイパアームに回動可能に連結されるとともに第1
    のレバー連結部をもつ樹脂製のブレードレバーと、前記ブレードレバーの第1のレバー連結部で該ブレード
    レバーに回動可能に連結されているとともに第2のレバ
    ー連結部をもち前記 ブレードラバーを保持する樹脂製の
    第1のレバーヨークと、前記第1のレバーヨークの第2のレバー連結部で該第1
    のレバーヨークに回動可能に連結されているとともに前
    記ブレードラバーを保持する樹脂製の第2のレバーヨー
    クと、 前記ブレードレバーの第1のレバー連結部の近傍に配置
    されて前記第1のレバーヨークに向け矩形の凸状に形成
    され、該第1のレバーヨークの抜け方向に対して鋭角に
    された第1の抜止用傾斜面をもつ第1のブレードレバー
    側の係合部と、 前記ブレードレバーの第1のブレードレバー側の係合部
    を収納可能な凹状にして前記第1のレバーヨークに形成
    され、この第1のレバーヨークが抜け方向に移動する際
    に該第1のブレードレバー側の係合部の第1の抜止用傾
    斜面に当接可能な第2の抜止用傾斜面をもつ第1のレバ
    ーヨーク側の係合部と、 前記第1のレバーヨークの第2のレバー連結部の近傍に
    配置されて前記第2のレバーヨークに向け矩形の凸状に
    形成され、該第2のレバーヨークの抜け方向に対して鋭
    角にされた第3の抜止用傾斜面をもつ第2のブレードレ
    バー側の係合部と、 前記第1のレバーヨークの第2のブレードレバー側の係
    合部を収納可能な凹状にして前記第2のレバーヨークに
    形成され、この第2のレバーヨークが抜け方向に移動す
    る際に該第2のブレードレバー側の係合部の第3の抜止
    用傾斜面に当接 可能な第4の抜止用傾斜面をもつ第2の
    レバーヨーク側の係合部を備えている ことを特徴とする
    車両用ワイパブレード。 【0001】
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