JP2601976Y2 - 暖房用フローリング下地材 - Google Patents

暖房用フローリング下地材

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JP2601976Y2
JP2601976Y2 JP1993075025U JP7502593U JP2601976Y2 JP 2601976 Y2 JP2601976 Y2 JP 2601976Y2 JP 1993075025 U JP1993075025 U JP 1993075025U JP 7502593 U JP7502593 U JP 7502593U JP 2601976 Y2 JP2601976 Y2 JP 2601976Y2
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pier
grooves
groove
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pipe grooves
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多加志 佐々木
滋子 羽成
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三菱化学産資株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンクリートスラブ等の
上に敷設する暖房用フローリング下地材に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】ポリス
チレン発泡体等の比較的硬質の合成樹脂発泡体の板状体
の表面部分に面一の状態で桟木を埋め込むことにより、
従来の根太組を用いないでフローリング材を固定できる
ようにした床下地材は公知である(例えば、実公昭49
−12985号公報を参照)。
【0003】しかしながら、上記のような桟木を埋め込
んだ床下地材に暖房用導管が配管されている床暖房構造
は知られていない。そこで、本考案の目的はかかる床下
地材に暖房用導管を効率的に敷設できる暖房用フローリ
ング下地材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の特徴とする暖房用フローリング下地材は長
方形の板状体は比較的硬質の合成樹脂発泡体製であっ
て、板状体の上面部側には、この板状体の長辺と平行に
両縁辺より該板状体の幅の約1/4幅の位置にその上面
部と面一の状態で桟木がそれぞれ埋設されていると共
に、桟木間には2本と桟木外側には各1本の直線状配管
溝が桟木と平行してほぼ等間隔で設けられており、ま
た、桟木間隔より小さく、かつ、隣り合う2本の直線状
配管溝間隔より大きい直径である3個の円形配管溝を、
隣り合う2本の直線状配管溝とそれぞれ交叉させた状態
で、桟木埋設方向に沿う位置をずらせて設け、さらに、
これらの円形配管溝とほぼ同径で溝端が板状体1の上記
縁辺に臨んでいる半円形配管溝を、桟木間の隣り合う2
本の直線状配管溝と交叉している円形配管溝と桟木埋設
方向に沿う位置を同じくして、左右に各1個設けて成る
ものである。
【0005】
【実施例】以下に、本考案の実施例を添付図面を参照し
ながら説明する。1は比較的硬質の合成樹脂発泡体製で
ある長方形の板状体であって、その上面部側には、板状
体1の長辺と平行に両縁辺1a,1aより該板状体1の
幅の約1/4幅の位置にその上面部と面一の状態で桟木
2,2がそれぞれ埋設されている。そして、桟木2,2
間には2本の直線状配管溝3,3が、また各桟木2の外
側には各1本の直線状配管溝4,4が桟木と平行してほ
ぼ等間隔でそれぞれ設けられている。
【0006】そして、桟木2,2の間隔より小さく、ま
た、隣り合う2本の直線状配管溝4と3,3と3,3と
4の間隔より大きい直径である3個の円形配管溝5,
6,7を、隣り合う2本の直線状配管溝4と3,3と
3,3と4にそれぞれ交叉させた状態で、桟木2の埋設
方向に沿う位置をずらせて設けてあり、さらに、これら
の円形配管溝5,6,7とほぼ同径で溝端8a,9aが
板状体1の長辺に沿った上記両縁辺1a,1aにそれぞ
れ臨んでいる半円形配管溝8,9が、桟木2,2間の隣
り合う2本の直線状配管溝3,3と交叉している上記円
形配管溝6と桟木2の埋設方向に沿う位置を同じくし
て、左右に各1個設けられている。
【0007】上記構成において、比較的硬質の合成樹脂
発泡体製である板状体1の素材にはポリスチレンやポリ
プロピレン等の半硬質或いは硬質の発泡体が用いられる
もので、例えば、板状体1の幅は600、長さは900
mm、厚さは50mmである。桟木2は釘打ち性乃至は
接着性の良好な木材や合成木材製であって、例えば、幅
が40mm、厚さが20mmである。そして、埋設され
た両桟木2,2の中心間距離は300mmであって、こ
の桟木2は図示のように円形配管溝5,7が交叉する部
分に溝2aが設けられている連続したものでも、また円
形配管溝5,7が交叉する部分で切断されている不連続
のものでもよく、桟木2上の溝2aの幅は15〜35m
m程度であるが、他の配管溝の幅は10〜25mm程度
である。
【0008】なお、各円形配管溝5,6,7の位置を桟
木2の埋設方向にずらせて設ける理由は、桟木2上への
床仕上げ材固定のための釘打ち込みにおいて、溝2aに
打ち込み位置がきても、少なくとも一方の桟木2へは釘
打ち込みを可能とするためである。したがって、各円形
配管溝5,6,7は図1に示す配置でなくてもよいが、
中間に位置する円形配管溝6は板状体1の中央に設ける
一方、桟木2上に中心を有する他の円形配管溝5,7は
その円直径分だけ桟木2の両端からそれぞれ離して設け
るのが好ましい。その理由は、桟木2上の溝2aに床仕
上げ材固定のための釘打ち込み部が位置する数をできう
るかぎり減らし、配管溝に敷設された導管がフローリン
グの際に釘打ちされる事故を回避するためである。
【0009】本考案に係る暖房用フローリング下地材は
敷設現場の面積に応じてその複数個を用い、例えば、こ
れをコンクリートスラブ等の根太組のない部分に直接敷
き並べ、その配管溝に加熱媒体の導管を敷設すること
で、床下暖房構造を簡単に施工できる。図3はその1例
を示すもので、図上縦方向に3個連続させたものを横方
向に4列敷き並べて配管されており、太線は敷設された
導管pを示し、細線は導管pが敷設されていない配管溝
を示している。なお、図示説明は省略されているが、導
管pが敷設された後、フローリングする前に、本下地材
上にはアルミニウム箔等の熱伝導性に優れる被覆材が被
着される。
【0010】
【考案の効果】本考案は上記の如くであって、フローリ
ング下地材として断熱性や遮音性等が満たされているこ
とは勿論、その下地材上には直線状や円形の連続させた
配管溝により敷設現場の状況に応じて暖房用導管の配管
パターンを任意に構成できる利点があり、根太構造のな
い床下に暖房構造を容易に施工できるものであって、そ
の実用的価値は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1に示すものを使用した配管例の略示的平面
図である。
【符号の説明】
1は板状体、1aは縁辺、2は桟木、3,4は直線状配
管溝、5,6,7は円形配管溝、8,9は半円形配管
溝、8a,9aは溝端である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の板状体は比較的硬質の合成樹脂
    発泡体製であって、板状体の上面部側には、この板状体
    の長辺と平行に両縁辺より該板状体の幅の約1/4幅の
    位置にその上面部と面一の状態で桟木がそれぞれ埋設さ
    れていると共に、桟木間には2本と桟木外側には各1本
    の直線状配管溝が桟木と平行してほぼ等間隔で設けられ
    ており、また、桟木間隔より小さく、かつ、隣り合う2
    本の直線状配管溝間隔より大きい直径である3個の円形
    配管溝を、隣り合う2本の直線状配管溝とそれぞれ交叉
    させた状態で、桟木埋設方向に沿う位置をずらせて設
    け、さらに、これらの円形配管溝とほぼ同径で溝端が板
    状体の上記縁辺に臨んでいる半円形配管溝を、桟木間の
    隣り合う2本の直線状配管溝と交叉している円形配管溝
    と桟木埋設方向に沿う位置を同じくして、左右に各1個
    設けて成ることを特徴とする暖房用フローリング下地
    材。
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