JP2601747B2 - 磁気記録の読出し回路および磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録の読出し回路および磁気記録装置Info
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- JP2601747B2 JP2601747B2 JP14619092A JP14619092A JP2601747B2 JP 2601747 B2 JP2601747 B2 JP 2601747B2 JP 14619092 A JP14619092 A JP 14619092A JP 14619092 A JP14619092 A JP 14619092A JP 2601747 B2 JP2601747 B2 JP 2601747B2
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- Japan
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- magnetic recording
- pass filter
- preamplifier
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録の読出し回
路および磁気記録装置に関し、詳しくは、磁気ディスク
ドライブ装置(FDD,HDD)やVTR等の磁気記録
装置において、検査・調整等のためのモニタ信号の出力
機能をも有する読出し回路の改良に関する。
路および磁気記録装置に関し、詳しくは、磁気ディスク
ドライブ装置(FDD,HDD)やVTR等の磁気記録
装置において、検査・調整等のためのモニタ信号の出力
機能をも有する読出し回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のFDD等における読出し回路の前
半部分のブロック図を図2に示す。ここで、1は読出し
ヘッド、2はプリアンプ、3はバンドパスフィルタ(B
PF)、4はメインアンプ、5はモニタ用アンプ、6は
モニタ用端子である。磁気媒体(図示せず)に記録され
た記録信号は読出しヘッド1により電気信号として読出
されて先ずプリアンプ2により増幅される。そして、バ
ンドパスフィルタ3によりノイズ等の余分な信号成分で
ある低域側および高域側の信号成分が除去される。この
ようにして所定の帯域だけが通過した信号は、さらにメ
インアンプ4により増幅されて後半部分での復調等の処
理に供される。
半部分のブロック図を図2に示す。ここで、1は読出し
ヘッド、2はプリアンプ、3はバンドパスフィルタ(B
PF)、4はメインアンプ、5はモニタ用アンプ、6は
モニタ用端子である。磁気媒体(図示せず)に記録され
た記録信号は読出しヘッド1により電気信号として読出
されて先ずプリアンプ2により増幅される。そして、バ
ンドパスフィルタ3によりノイズ等の余分な信号成分で
ある低域側および高域側の信号成分が除去される。この
ようにして所定の帯域だけが通過した信号は、さらにメ
インアンプ4により増幅されて後半部分での復調等の処
理に供される。
【0003】また、このような装置等では、装置の検査
や調整等のために、読出し信号をモニタする必要があ
り、そのための回路等が備えられていることが普通であ
る。モニタ用アンプ5及びその出力を外部に出力するた
めのモニタ用端子6からなる回路がそれである。このよ
うなモニタを行っているときには、通常の信号処理では
不要とされる信号成分であっても装置の異常等を検出す
るのには有効なことが多い。このため、検査や調整時に
は、通常は不要な信号成分も必要とされる。そこで、モ
ニタ用アンプ5はプリアンプ2の出力信号を受けて増幅
し、これがモニタ用に供される。
や調整等のために、読出し信号をモニタする必要があ
り、そのための回路等が備えられていることが普通であ
る。モニタ用アンプ5及びその出力を外部に出力するた
めのモニタ用端子6からなる回路がそれである。このよ
うなモニタを行っているときには、通常の信号処理では
不要とされる信号成分であっても装置の異常等を検出す
るのには有効なことが多い。このため、検査や調整時に
は、通常は不要な信号成分も必要とされる。そこで、モ
ニタ用アンプ5はプリアンプ2の出力信号を受けて増幅
し、これがモニタ用に供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の磁気
記録装置の読出し回路では、上述の如くプリアンプの出
力信号を増幅してモニタ用信号とする。しかし、このプ
リアンプの出力信号には、検査や調整等に有効な信号成
分が保存されているばかりでなく、ノイズ成分もそのま
ま維持されている。このため、有効な信号がノイズによ
って乱され、不良個所の発見や調整状態の確認等が困難
である。
記録装置の読出し回路では、上述の如くプリアンプの出
力信号を増幅してモニタ用信号とする。しかし、このプ
リアンプの出力信号には、検査や調整等に有効な信号成
分が保存されているばかりでなく、ノイズ成分もそのま
ま維持されている。このため、有効な信号がノイズによ
って乱され、不良個所の発見や調整状態の確認等が困難
である。
【0005】しかも、広いダイナミックレンジを確保す
べくバンドパスフィルタは一体として構成されるので、
プリアンプよりも後方のモニタ可能な信号としては、そ
のバンドパスフィルタの出力信号しかない。例えバンド
パスフィルタがハイパスフィルタとローパスフィルタに
分離して構成できる場合であっても、ダイナミックレン
ジの狭いローパスフィルタをハイパスフィルタの前段に
接続することは信号の劣化を招くので、モニタ可能な信
号としてはハイパスフィルタの出力信号しかない。とこ
ろが、これらの信号からは上述の如くノイズとともに検
査調整のための有効成分も取り除かれてしまっており、
その信号は不良個所の発見や調整状態の確認等には使え
ないので不都合である。この発明の目的は、このような
従来技術の問題点を解決するものであって、バンドパス
フィルタ等での本来の信号処理の特性を損なうことなく
不良個所の発見や調整状態の確認等をすることが容易に
できる構成の磁気記録の読出し回路およびこの回路を有
する磁気記録装置を実現することである。
べくバンドパスフィルタは一体として構成されるので、
プリアンプよりも後方のモニタ可能な信号としては、そ
のバンドパスフィルタの出力信号しかない。例えバンド
パスフィルタがハイパスフィルタとローパスフィルタに
分離して構成できる場合であっても、ダイナミックレン
ジの狭いローパスフィルタをハイパスフィルタの前段に
接続することは信号の劣化を招くので、モニタ可能な信
号としてはハイパスフィルタの出力信号しかない。とこ
ろが、これらの信号からは上述の如くノイズとともに検
査調整のための有効成分も取り除かれてしまっており、
その信号は不良個所の発見や調整状態の確認等には使え
ないので不都合である。この発明の目的は、このような
従来技術の問題点を解決するものであって、バンドパス
フィルタ等での本来の信号処理の特性を損なうことなく
不良個所の発見や調整状態の確認等をすることが容易に
できる構成の磁気記録の読出し回路およびこの回路を有
する磁気記録装置を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明の磁気記録の読出し回路およびその磁気記録
装置の構成は、磁気記録の読出し信号をプリアンプおよ
びバンドパスフィルタの順に処理する磁気記録の読出し
回路において、前記プリアンプの出力信号を受けてモニ
タのための信号を生成するローパスフィルタを備え、前
記ローパスフィルタの高域側遮断特性が前記バンドパス
フィルタの高域側遮断特性に対応しているものである。
なお、前記バンドパスフィルタには、ハイパスフィルタ
およびローパスフィルタがこの順に接続されてなるもの
も含む。
るこの発明の磁気記録の読出し回路およびその磁気記録
装置の構成は、磁気記録の読出し信号をプリアンプおよ
びバンドパスフィルタの順に処理する磁気記録の読出し
回路において、前記プリアンプの出力信号を受けてモニ
タのための信号を生成するローパスフィルタを備え、前
記ローパスフィルタの高域側遮断特性が前記バンドパス
フィルタの高域側遮断特性に対応しているものである。
なお、前記バンドパスフィルタには、ハイパスフィルタ
およびローパスフィルタがこの順に接続されてなるもの
も含む。
【0007】
【作用】このような構成のこの発明の磁気記録の読出し
回路では、プリアンプやバンドパスフィルタ等からなる
読出し回路本来の信号処理回路はそのままとし、プリア
ンプの出力信号をモニタ専用に設けられたローパスフィ
ルタにより処理することでモニタ用信号が生成される。
よって、バンドパスフィルタ等での本来の信号処理の特
性を損なうことがない。
回路では、プリアンプやバンドパスフィルタ等からなる
読出し回路本来の信号処理回路はそのままとし、プリア
ンプの出力信号をモニタ専用に設けられたローパスフィ
ルタにより処理することでモニタ用信号が生成される。
よって、バンドパスフィルタ等での本来の信号処理の特
性を損なうことがない。
【0008】ところで、磁気記録装置の場合には、例え
ば、記録媒体の回転や走行の駆動むら、ヘッドの移動制
御不良などの装置異常に起因する信号成分は、ほとんど
が読出し信号の低域側に含まれている。これに対し、ノ
イズの主犯は磁気的歪みにより記録信号に重畳した高調
波成分であることから、ノイズのほとんどが読出し信号
の高域側に含まれるという特性を有する。よって、ロー
パスフィルタを介することでモニタ用信号からノイズ成
分が重点的に除去されるので、残りの信号に含まれてい
る装置異常に起因する信号成分をモニタすることで、不
良個所の発見や調整状態の確認等をすることが容易にで
きる。
ば、記録媒体の回転や走行の駆動むら、ヘッドの移動制
御不良などの装置異常に起因する信号成分は、ほとんど
が読出し信号の低域側に含まれている。これに対し、ノ
イズの主犯は磁気的歪みにより記録信号に重畳した高調
波成分であることから、ノイズのほとんどが読出し信号
の高域側に含まれるという特性を有する。よって、ロー
パスフィルタを介することでモニタ用信号からノイズ成
分が重点的に除去されるので、残りの信号に含まれてい
る装置異常に起因する信号成分をモニタすることで、不
良個所の発見や調整状態の確認等をすることが容易にで
きる。
【0009】さらに、このローパスフィルタの高域側遮
断特性と前記バンドパスフィルタの高域側遮断特性とが
揃っていることから、モニタ用信号には記録再生された
本来の信号成分も失われることなく保存されている。よ
って、このモニタ用信号は、調整後等の正常状態の確認
にも使用されることができる。しがって、バンドパスフ
ィルタ等での本来の信号処理の特性を損なうことなく、
不良個所の発見や調整状態の確認等をすることが容易に
できる。
断特性と前記バンドパスフィルタの高域側遮断特性とが
揃っていることから、モニタ用信号には記録再生された
本来の信号成分も失われることなく保存されている。よ
って、このモニタ用信号は、調整後等の正常状態の確認
にも使用されることができる。しがって、バンドパスフ
ィルタ等での本来の信号処理の特性を損なうことなく、
不良個所の発見や調整状態の確認等をすることが容易に
できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の磁気記録装置の読出し回路
の一実施例について、図1のブロック図を参照しながら
説明する。ここで、1は読出しヘッド、2はプリアン
プ、3はバンドパスフィルタ(BPF)、4はメインア
ンプ、5はモニタ用アンプ、6はモニタ用端子、30は
ローパスフィルタ(LPF)である。なお、図1には、
読出し回路の前半部分とモニタ用回路の部分だけを示
し、従来例と同様に他の部分についての図示等は割愛す
る。
の一実施例について、図1のブロック図を参照しながら
説明する。ここで、1は読出しヘッド、2はプリアン
プ、3はバンドパスフィルタ(BPF)、4はメインア
ンプ、5はモニタ用アンプ、6はモニタ用端子、30は
ローパスフィルタ(LPF)である。なお、図1には、
読出し回路の前半部分とモニタ用回路の部分だけを示
し、従来例と同様に他の部分についての図示等は割愛す
る。
【0011】読出しヘッド1、プリアンプ2、バンドパ
スフィルタ3、メインアンプ4は、従来と同様に一対の
平衡信号線によりその順に接続されている。そこで、磁
気媒体からの読出しヘッド1による読出し信号は、プリ
アンプ2により増幅され、バンドパスフィルタ3により
低域側および高域側の信号成分が除去され、さらにメイ
ンアンプ4により増幅されて後半の復調等の処理に供さ
れる。このように、この部分の構成および処理は従来と
同様なので、バンドパスフィルタ等での本来の信号処理
の特性が損なわれることはない。
スフィルタ3、メインアンプ4は、従来と同様に一対の
平衡信号線によりその順に接続されている。そこで、磁
気媒体からの読出しヘッド1による読出し信号は、プリ
アンプ2により増幅され、バンドパスフィルタ3により
低域側および高域側の信号成分が除去され、さらにメイ
ンアンプ4により増幅されて後半の復調等の処理に供さ
れる。このように、この部分の構成および処理は従来と
同様なので、バンドパスフィルタ等での本来の信号処理
の特性が損なわれることはない。
【0012】このバンドパスフィルタ3は、低域側およ
び高域側の信号成分を除去するものであり、等価的に
は、低域側の除去を行うハイパスフィルタ3aと高域側
の除去を行うローパスフィルタ3bとが従属接続された
ものと見做してもよい。そうすると、磁気記録の特性か
ら、ハイパスフィルタ3aは主として装置の機械的挙動
等による低周波ノイズを除去し、ローパスフィルタ3b
は主として磁気的な高調波ノイズを除去するためのもの
である。しかも、一定の電源電圧の下でバンドパスフィ
ルタ3のダイナミックレンジ特性等を十分に維持発揮さ
せるにはローパスフィルタ3b,ハイパスフィルタ3a
の順に分離して構成することはできず、ハイパスフィル
タ3a,ローパスフィルタ3bの順に構成するか、或は
渾然一体として具現化されるので、高調波ノイズだけが
除去された中間信号を取り出すことは困難である。
び高域側の信号成分を除去するものであり、等価的に
は、低域側の除去を行うハイパスフィルタ3aと高域側
の除去を行うローパスフィルタ3bとが従属接続された
ものと見做してもよい。そうすると、磁気記録の特性か
ら、ハイパスフィルタ3aは主として装置の機械的挙動
等による低周波ノイズを除去し、ローパスフィルタ3b
は主として磁気的な高調波ノイズを除去するためのもの
である。しかも、一定の電源電圧の下でバンドパスフィ
ルタ3のダイナミックレンジ特性等を十分に維持発揮さ
せるにはローパスフィルタ3b,ハイパスフィルタ3a
の順に分離して構成することはできず、ハイパスフィル
タ3a,ローパスフィルタ3bの順に構成するか、或は
渾然一体として具現化されるので、高調波ノイズだけが
除去された中間信号を取り出すことは困難である。
【0013】一方、モニタ用回路は、プリアンプ2の出
力信号を受けて高域側の除去を行うローパスフィルタ3
0と、それからの出力信号を増幅してモニタ用信号を生
成するモニタ用アンプ5と、そのモニタ用信号を外部に
出力するためのモニタ用端子6とからなる。そして、ロ
ーパスフィルタ30の特性は概念上のローパスフィルタ
3aのそれに揃えられている。このことから、ローパス
フィルタ30の出力信号は上述の中間信号と同一視で
き、それを増幅してなるモニタ用信号には本来の再生信
号に加えて検査や調整等に有効な信号成分も保存されて
いる。
力信号を受けて高域側の除去を行うローパスフィルタ3
0と、それからの出力信号を増幅してモニタ用信号を生
成するモニタ用アンプ5と、そのモニタ用信号を外部に
出力するためのモニタ用端子6とからなる。そして、ロ
ーパスフィルタ30の特性は概念上のローパスフィルタ
3aのそれに揃えられている。このことから、ローパス
フィルタ30の出力信号は上述の中間信号と同一視で
き、それを増幅してなるモニタ用信号には本来の再生信
号に加えて検査や調整等に有効な信号成分も保存されて
いる。
【0014】したがって、このモニタ用信号を調べるこ
とにより、不良個所の発見や調整状態の確認等をするこ
とができる。しかも、ノイズ成分が取り除かれているの
で、そのことが容易に行える。なお、図1の回路では、
ローパスフィルタ30を介してのみモニタしているが、
ローパスフィルタ30を介する信号と、それを介さない
プリアンプ2の出力信号そのものとの何れか一方を選択
的にモニタアンプ5が入力するものであってもよい。そ
うすれば、ローパスフィルタ30を介する信号のモニタ
により容易に調整等ができ、しかも、プリアンプ2の出
力信号のモニタにより従来と同等の精度を要する検査も
担保されることとなる。
とにより、不良個所の発見や調整状態の確認等をするこ
とができる。しかも、ノイズ成分が取り除かれているの
で、そのことが容易に行える。なお、図1の回路では、
ローパスフィルタ30を介してのみモニタしているが、
ローパスフィルタ30を介する信号と、それを介さない
プリアンプ2の出力信号そのものとの何れか一方を選択
的にモニタアンプ5が入力するものであってもよい。そ
うすれば、ローパスフィルタ30を介する信号のモニタ
により容易に調整等ができ、しかも、プリアンプ2の出
力信号のモニタにより従来と同等の精度を要する検査も
担保されることとなる。
【0015】また、図1の実施例では、バンドパスフィ
ルタが一体として具体化された場合の例であるが、これ
はハイパスフィルタおよびローパスフィルタがこの順に
従属接続されている場合にも同様の作用効果である。さ
らに、読出し信号のピークを検出してパルス化するFD
Dにおける回路では、このようなハイパスフィルタとし
て微分回路が用いられる。この場合、アンプ2がプリア
ンプの前段部に相当し、アンプ4が回路全体がプリアン
プの後段部に相当し、これらが一体でプリアンプとして
動作する。
ルタが一体として具体化された場合の例であるが、これ
はハイパスフィルタおよびローパスフィルタがこの順に
従属接続されている場合にも同様の作用効果である。さ
らに、読出し信号のピークを検出してパルス化するFD
Dにおける回路では、このようなハイパスフィルタとし
て微分回路が用いられる。この場合、アンプ2がプリア
ンプの前段部に相当し、アンプ4が回路全体がプリアン
プの後段部に相当し、これらが一体でプリアンプとして
動作する。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明の磁気記録装置にあっては、その読出し回路におい
て、プリアンプ2の出力信号を一旦ローパスフィルタ3
0により処理してからモニタする。これにより、磁気的
歪み等に基づく高調波ノイズだけが除去される。その結
果、バンドパスフィルタ等での本来の信号処理の特性を
損なうことなく不良個所の発見や調整状態の確認等をす
ることが容易にできるという効果がある。
発明の磁気記録装置にあっては、その読出し回路におい
て、プリアンプ2の出力信号を一旦ローパスフィルタ3
0により処理してからモニタする。これにより、磁気的
歪み等に基づく高調波ノイズだけが除去される。その結
果、バンドパスフィルタ等での本来の信号処理の特性を
損なうことなく不良個所の発見や調整状態の確認等をす
ることが容易にできるという効果がある。
【図1】図1は、この発明の磁気記録装置における読出
し回路の一実施例のブロック図である。
し回路の一実施例のブロック図である。
【図2】図2は、従来の磁気記録装置における読出し回
路についてのブロック図である。
路についてのブロック図である。
1 読出しヘッド 2 プリアンプ 3 バンドパスフィルタ(BPF) 4 メインアンプ 5 モニタ用アンプ 6 モニタ用端子 30 ローパスフィルタ(LPF)
Claims (2)
- 【請求項1】磁気記録の読出し信号をプリアンプおよび
バンドパスフィルタの順に処理する磁気記録の読出し回
路において、前記プリアンプの出力信号を受けてモニタ
のための信号を生成するローパスフィルタを備え、前記
ローパスフィルタの高域側遮断特性が前記バンドパスフ
ィルタの高域側遮断特性に対応していることを特徴とす
る磁気記録の読出し回路。 - 【請求項2】磁気記録の読出し信号をプリアンプおよび
バンドパスフィルタの順に処理する磁気記録の読出し回
路において、 前記プリアンプの出力信号を受けてモニタ
のための信号を生成するローパスフィルタを備え、前記
ローパスフィルタの高域側遮断特性が前記バンドパスフ
ィルタの高域側遮断特性に対応している読出し回路を有
する磁気記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14619092A JP2601747B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 磁気記録の読出し回路および磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14619092A JP2601747B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 磁気記録の読出し回路および磁気記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06318306A JPH06318306A (ja) | 1994-11-15 |
JP2601747B2 true JP2601747B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=15402174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14619092A Expired - Fee Related JP2601747B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 磁気記録の読出し回路および磁気記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601747B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP14619092A patent/JP2601747B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06318306A (ja) | 1994-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |