JP2601552Y2 - ナットランナー付トルクレンチ - Google Patents

ナットランナー付トルクレンチ

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Publication number
JP2601552Y2
JP2601552Y2 JP1993046753U JP4675393U JP2601552Y2 JP 2601552 Y2 JP2601552 Y2 JP 2601552Y2 JP 1993046753 U JP1993046753 U JP 1993046753U JP 4675393 U JP4675393 U JP 4675393U JP 2601552 Y2 JP2601552 Y2 JP 2601552Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
torque wrench
nut runner
shaft
torque
screw
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993046753U
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English (en)
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JPH0717472U (ja
Inventor
洋 辻
相川省三
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Tohnichi Mfg Co Ltd
Original Assignee
Tohnichi Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tohnichi Mfg Co Ltd filed Critical Tohnichi Mfg Co Ltd
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトルクレンチとナットラ
ンナーを組合せ、さらに被締付ねじの締付時に動作する
トルクレンチ内トグルの動作でナットランナーへ供給さ
れる動力源を自動停止せしめることができるナットラン
ナー付トルクレンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のナットランナー付トルクレンチ構
造として、例えば図1及び図2に示す如きものが公知で
ある。
【0003】かかる公知のナットランナー付トルクレン
チは、トルクレンチの頭部に小型低動のベーン式エアモ
ータ41を装備し、このベーン式エアモータ41の駆動
力を、プラネタリーギヤ42により減速せしめ、さらに
この動力をクラッチ43を介してラチェット44を介し
てドライブ角45を回転させるものである。また前記エ
アモータ41には、ハンドル46に取付けた弁47及び
接続管48を通じて圧縮空気を送り、エアモータ41を
回転せしめることができる。
【0004】そこで角ドライブ45に嵌合するソケット
49によりねじ50を締付けるには、弁47を操作して
エアモータ41を駆動させ、これによってねじ50を高
速で回転せしめる。その後、ねじ50が着座するとねじ
50を締着するに要するトルクは急増し、その結果小型
低動のエアモータ41の出力トルクでは、それ以上を回
転することができなくなり、ソケット49は停止する。
そこで締付作業者は、ハンドル46部を矢方向に回動
し、トグル51が動作するまで手動によるねじ締めを行
なう構造のものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、かかるナッ
トランナー付トルクレンチ、すなわち、エアー等の動力
源を使用するトルクレンチにあっては、トルクレンチ本
体内にラチェット機構を具備するものであるから、トル
クレンチ自体が大型化される。さらにこの大型化によっ
て締付作業性が低下するという不具合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる従来の
問題点に着目してなされたもので、ナットランナー付ト
ルクレンチにおける駆動モータ側の駆動軸と、ソケット
側の出力軸との間に設けられているケージ軸とボディと
の間にワンウエイクラッチを介在せしめて、トルクレン
チの全体形状を、ねじ締付け作業現場(環境)に適した
形状となして、手動によるねじ締めを確実かつ容易に行
なうことができるナットランナー付トルクレンチを提供
することにある。
【0007】
【実施例】以下に本考案を図3及び図4に示す実施例に
基いて詳細に説明する。
【0008】1はトルクレンチ、2はトルクレンチのハ
ンドルであって、このトルクレンチ1のヘッド3は、取
付ねじ4によってナットランナー5に固定されている。
なおトルクレンチ1の内部構造は従来の周知構造である
ので、その構造についての説明は省略する。
【0009】ナットランナー5は、そのナットランナー
ボディ6の内部にベーンモータ7が組込まれている。こ
のベーンモータ7の駆動軸8には第1の減速機9を介し
て駆動軸8と同一軸線上に位置されているケージ軸10
(動力伝達軸)に連結されている。さらにこのケージ軸
10は、第2の減速機11を介して出力軸12が噛合連
結されているものである。また上記ケージ軸10の外周
面とボディ6の内周面に固定ピン13を介して固定され
る環状のクラッチピース14との間にワンウエイクラッ
チ15が介装されているものである。
【0010】このワンウエイクラッチ15は、ケージ軸
10を、例えば図4に示すように、時計方向に回転する
ことはできるが、その逆方向に回転することはできない
クラッチである。このワンウエイクラッチ構造は従来の
周知構造であるので、その構造の詳細説明は省略する。
なお16はベーンモータの駆動レバーを示す。
【0011】以上が本実施例の構造であるが、次にその
作用について述べると、駆動レバー16を操作すること
で圧力エアーがベーンモータ7内に供給され、これによ
って駆動軸8、ケージ軸10を介して出力軸12が駆動
し、これによってその出力軸12に係合されるねじ等の
ねじ締めが行なえる。
【0012】そしてそのねじ締めが完了するとその反力
(プレセットトルク)がトルクレンチのヘッド3に作用
し、これによりトグルが動作してエアーの供給が停止さ
れこれによりねじ等のねじ締めが終了されるものであ
る。
【0013】そこで今上記圧力エアーの圧力供給がとだ
えるまたはその圧力が不足するときは、トルクレンチの
ハンドル2を手動操作で往復動作させ、ねじ締めを続け
るがこの手動操作時のハンドル復動時には、ベーンモー
タの駆動力が不足しているため出力軸12は空転されよ
うとするがこの空転はワンウエイクラッチ15により阻
止されるため、不図示のラチェットが有効に動作し、そ
の結果手動によるねじ締め作業が有効かつ確実になされ
るものである。
【0014】
【考案の効果】以上のように本考案にあっては、ナット
ランナー付トルクレンチにおいて、該ナットランナーの
ボディ6内に内装されるベーンモータ7の駆動軸8に
第1の減速機9、ゲージ軸10、第2の減速機11を順
次介して出力軸12を関連させ、上記ゲージ軸10と上
記ボディ6との間にワンウエイクラッチ15を介装せし
めたナットランナー付トルクレンチであるから、これに
よれば該トルクレンチの設定トルクを検定しようとする
とき、そのトルクレンチの出力軸12に作用する検定回
転力をトルクレンチ内蔵のトルク検出器へ効率よく作用
させて検定作業の容易性と検定精度を高めることができ
る。トルクレンチ出力軸周辺の形状を大型化することが
なく、狭いねじ締め作業場でのねじ締結作業が容易であ
る。さらに小型のワンウエイクラッチを内装使用するこ
とができるのでナットランナー付トルクレンチ全体形状
の大型化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のナットランナー付トルクレンチの構造説
明図。
【図2】図1におけるA−A線断面図。
【図3】本考案実施例のナットランナー付トルクレンチ
の構造説明図。
【図4】図3におけるB−B線断面図。
【符号の説明】
1…トルクレンチ 2…トルクレンチハン
ドル 3…ヘッド 4…取付ねじ 5…ナットランナー 6…ナットランナーボ
ディ 7…ベーンモータ 8…駆動軸 9…第1の減速機 10…ケージ軸 11…第2の減速機 12…出力軸 13…固定ピン 14…クラッチピース 15…ワンウエイクラッチ 16…駆動レバー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25B 21/00 530 B25B 21/00 B25B 23/157

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナットランナー付トルクレンチにおい
    て、該ナットランナーのボディ(6)内に内装される
    ーンモータ(7)の駆動軸(8)に、第1の減速機
    (9)、ゲージ軸(10)、第2の減速機(11)を順
    次介して出力軸(12)を関連させ、上記ゲージ軸(1
    0)と上記ボディ(6)との間にワンウエイクラッチ
    (15)を介装せしめたことを特徴とするナットランナ
    ー付トルクレンチ。
JP1993046753U 1993-08-27 1993-08-27 ナットランナー付トルクレンチ Expired - Lifetime JP2601552Y2 (ja)

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JPH0717472U JPH0717472U (ja) 1995-03-28
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JP5367501B2 (ja) * 2009-08-19 2013-12-11 株式会社東日製作所 トルクレンチ

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