JP2601396B2 - 杖 - Google Patents

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JP2601396B2
JP2601396B2 JP5118924A JP11892493A JP2601396B2 JP 2601396 B2 JP2601396 B2 JP 2601396B2 JP 5118924 A JP5118924 A JP 5118924A JP 11892493 A JP11892493 A JP 11892493A JP 2601396 B2 JP2601396 B2 JP 2601396B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の杖は、隻脚の身体障害者
用と及び、健康器具、運動用具等の用途に利用するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、請求項1に関しては、滑り止め付
松葉杖の足先端部に円弧の足をつけたものはある。
【0003】又、請求項2に関しては、脇当ては、その
台部に体重を掛けるので、腋下に近接しており、杖を引
き上げながら前え繰り出すことができない。
【0004】更に、請求項3に関しては、杖が身体から
外れないように、脇当ての中央を窪ませたり、脇当ての
両端に立ち上がりを設けたものはある。
【0005】そして、請求項4に関しては、松葉杖の足
先端部に円弧の足をつけたものはある。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】請求項1に関しては、
滑り止め付松葉杖の足先端部に円弧の足をつけたものは
ある。しかし、円弧の中心と脇当てとの位置関係を特定
していないから、従来の松葉杖に準じて脇当ては上下動
をする。つまり、慣性移動が円滑にゆかない。しかし、
松葉杖の滑り止めであるならば、有用性をもって支障は
ないが、滑り止めを目的とする程度では、本発明が有す
る性能や効果を全く保証し得ない。
【0007】請求項2に関しては、脇当ては、その台部
に体重を掛けるので、腋下に近接しており、杖を引き上
げながら前え繰り出すことができない。すると、円弧状
の接地部を有する部材に仮定する弦(以降、それを該弦
と称する。)の長さが1.2mの杖は、慣性質量に対し
て筋力が及ばなくなり、必要な早さで杖を前に繰り出せ
なくなるので、用途が健康器具、運動用具である時は、
有用性を失う。
【0008】請求項3に関しては、杖が身体から外れな
いように、脇当ての中央を窪ませたり、脇当ての両端に
立ち上がりを設けたものはある。しかし、隻脚の身体障
害者が、階段を降りる時は体重が脇当てに掛かるが、杖
を使い慣れると用心を忘れ、うっかり前傾姿勢になる
と、その時に脇当ての中央を窪ませてあったり、脇当て
の両端に立ち上がり部があると、直ぐに杖を外せないの
で、身体が伸びた状態で倒れ落ちる。
【0009】請求項4に関しては、松葉杖の足先端部に
円弧の足をつけたものはある。松葉杖は下端の一箇所に
応力が集中するので、円弧の足を長くしてゆくと破壊を
起こす。それを防止する為に骨材を太くしてゆくと杖を
動作するときに生ずる慣性質量に対して筋力が及ばなく
なる。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に関しては、
弧状の接地部を有する部材の、該接地部の回転中心に
当てを位置させたことを特徴とする杖と為して、円滑な
慣性移動をするのである。
【0011】請求項2に関しては、円弧状の接地部を有
する部材の、該接地部の回転中心となる部分の前後に囲
いを設けたことを特徴とする杖と為して、杖を引き上げ
ながら前に繰り出すので、過大な慣性質量に対しても、
必要な早さで適切な操作を可能にする。
【0012】請求項3に関しては、脇当ての前部に、脇
当てよりも高くした突出部を設けたことを特徴とする杖
により、杖を駆動する際には脇が開いていても身体から
外れないが、杖を前に押せば身体から直ぐに外せるの
で、足の不自由な人や運動用具に採用して危険を防止す
る。
【0013】請求項4に関しては、円弧状の接地部を有
する部材の、該接地部の前後に各々脚となる第1、第2
の杖本体部を立設し、該第1、第2の杖本体部をクロス
させて取り付けて、その上部の適宜位置に脇当てを設け
たことを特徴とする杖により、応力が一箇所に集中する
ことを防ぐと共に、杖は軽量化しながら剛性を大きくし
強度を高めている。
【0014】
【作用】 請求項1に関しては、杖は円滑な慣性移動をす
る作用がある。
【0015】 請求項2に関しては、杖を引き上げながら
前に繰り出せる作用がある。
【0016】 請求項3に関しては、杖を前に押せば身体
から直ぐに外せる作用がある。
【0017】 請求項4に関しては、円弧状の接地部を有
する部材に、第1、第2の杖本体部をクロスさせて取り
付けた杖により、応力が一箇所に集中することを防ぐ作
用がある。
【0018】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に関はる正面図の図例である。円弧状の
接地部を有する部材(5)にクロスさせて取り付けた
1、第2の杖本体部(3,4)には、その上部の適宜位
置に脇当て(1)を設ける場合と、円弧状の接地部を有
する部材(5)の、該接地部の回転中心に脇当て(1)
を位置させる場合とがある杖と為し、パッド(2)を付
ける。そして、グリップ(6)は、互いの第1、第2の
杖本体部(3、4)がクロスする箇所の下方に取り付け
てある。円弧状の接地部を有する部材(5)にはタイヤ
(7)が付けてある。又、図2の図例は、断面を含む、
杖の上部の正面図の図例である。脇当ての前部に、脇当
てよりも高くした突出部を設けたことを特徴とする杖
の、杖本体部(8)だけが、図1の構造と異なる。脇当
て(1)の前である図中の右方に、杖本体部(8)を
脇当てよりも高い突出部として設けてある。図3の図例
は、断面を含む、杖の上部の正面図の図例である。円弧
状の接地部を有する部材の、該接地部の回転巾心となる
部分を前後で囲うが、その囲い(9、11)と、その中
にあるべき腕の付け根は相対的に上下出来るから、杖を
引き上げながら前に繰り出すので、杖の過大な慣性質量
に対しても、必要な早さで適切な操作を可能にする。囲
い(9)は、杖本体部と共用にしてある。杖本体部
(9、10)、グリップ(12)等に後部側の囲い(1
1)を取り付けてある。尚、各骨材の繋ぎ目の孔はボル
トの貫通孔である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の杖は、隻
脚の身体障害者が、該弦の長さが肩幅程度のものを用い
る時は、円滑な慣性移動をするので疲労を少なくし、通
行者よりも早い。脇当ての前部に、脇当てよりも高く
た突出部を設けたことを特徴とする杖を、隻脚の身体障
害者が用いる時、杖を駆動する際には脇が開いていても
身体から外れないが、杖を前に押せば身体から直ぐに外
せるので、特に階段を降りる時の危険を防止する。図1
で示すように、第1、第2の杖本体部(3、4)は円弧
状の接地部を有する部材(5)にクロスさせて取り付け
あるから、軽量化しながら剛性を大きくし強度を高めて
いる。又、健康器具、運動用具等の用途に利用する時
の、該弦の長さが1.2mのものは、ローラー スケー
トと併用した時に、該杖に加速性能があることを発見し
たが、快適な走行ができる。その杖は引き上げながら前
に繰り出すので、過大な慣性質量に対しても、必要な早
さで適切な操作を可能にする。それは、囲い(9、1
1)と、その中の腕の付け根が相対的に上下出来るから
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】円弧状の接地部を有する部材を取付けた杖の正
面図の図例である。
【図2】断面を含む、杖の上部の正面図の図例である。
【図3】断面を含む、杖の上部の正面図の図例である。
【符号の説明】
1 脇当て、2 パッド、3、4 第1、第2の杖本体
、5 円弧状の接地部を有する部材、6 グリップ、
7 タイヤ、8 脇当てよりも高くした突出部、9
本体部と共用にしてある囲い、10 杖本体部、11
後部側の囲い、12 グリップ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状の接地部を有する部材の、該接
    地部の回転中心に脇当てを位置させたことを特徴とする
    杖。
  2. 【請求項2】 円弧状の接地部を有する部材の、該接
    地部の回転中心となる部分の前後に囲いを設けたことを
    特徴とする杖。
  3. 【請求項3】 脇当ての前部に、脇当てよりも高くし
    た突出部を設けたことを特徴とする杖。
  4. 【請求項4】 円弧状の接地部を有する部材の、該接
    地部の前後に各々脚となる第1、第2の杖本体部を立設
    し、該第1、第2の杖本体部をクロスさせて取り付け
    て、その上部の適宜位置に脇当てを設けたことを特徴と
    する杖。
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JPH06304215A JPH06304215A (ja) 1994-11-01
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JP2019037712A (ja) * 2017-08-29 2019-03-14 笹岡 利宏 コンパス杖

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