JP2019037712A - コンパス杖 - Google Patents
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Abstract
【課題】歩行を補助するための杖として、従来の一本杖より使いやすく安定性があり、歩行者の体重の一部を常時支えられる機構を実現する。【解決手段】一つのグリップを共用する、単純な一体構造の二本杖とする。二本の杖の先端は使用者の肩幅ほどに開いている。グリップを片手または両手で握り、一方の杖の先を接地させ、そこを支点、その杖を軸として、他方の杖を浮かせ、あたかも製図用具のコンパスで弧を描くように、他方の杖の先を新しい接地地点へ移動させることができる。この操作を左右交互に繰り返すことにより、両方またはどちらか片方の杖によって、使用者の体重の一部を途切れなく支えることができる。これにより、重度の歩行困難者の歩行中の体の安定性を継続的に確保できる。【選択図】図3
Description
本発明は、歩行を補助するための杖に関するものである。
従来の一本杖は、使用者の体重の一部を支える道具であるにもかかわらず、杖の接地位置を移す操作中、その機能を果たしていなかった。
そのため、重度の歩行困難者の歩行を補助する道具としては不十分であった。
また、二本の杖を組み合わせた構造の既存発明は過去にあるものの、構造や機能が複雑であり、製造コストや操作性に問題があった。
そのため、重度の歩行困難者の歩行を補助する道具としては不十分であった。
また、二本の杖を組み合わせた構造の既存発明は過去にあるものの、構造や機能が複雑であり、製造コストや操作性に問題があった。
解決しようとする課題は、重度の歩行困難者に対して、従来の一本杖では体重の一部を常に支える機能が不十分であり、継続的な安定性を保てないこと。
二本杖であるなら、できるだけ構造を単純化し、操作性を高めること。
本発明は、単純な構造の二本杖を実現することにより、重度の歩行困難者の体重の一部を常に支え、操作しやすく、歩行におけ安定性を高めることを主要な特徴とする。
本発明のコンパス杖は、単純な構造の一体型二本杖であり、共用するグリップを片手または両手で握り、両方の杖またはどちらか片方の杖で、常に使用者の体重の一部を支えることができる。
このため、重度の歩行困難者にとって、一本杖よりも歩きやすく、歩行における安定性を高める利点がある。
一本杖とシルバーカーの中間に位置する歩行補助具として、ことに階段や玄関など段差ある場所で活躍するものと考えられる。
このため、重度の歩行困難者にとって、一本杖よりも歩きやすく、歩行における安定性を高める利点がある。
一本杖とシルバーカーの中間に位置する歩行補助具として、ことに階段や玄関など段差ある場所で活躍するものと考えられる。
また、一本杖ではないので、壁に立てかけても倒れにくい。
さらに、全体の構造を補強するため、両シャフト間に水平なバーを設けることにより、そのバーとシャフトを両手でつかんでの立ち上がり補助具としての機能も付加できる。
コンパス杖は、二つの杖の先端の間隔が使用者の肩幅ほどあり、一つのグリップ(1)を二本の杖が共有する形態である。
使用者がグリップを片手または両手で握り、一方のシャフト(2)に体重の一部を預け、そのシャフトを軸とし、その先ゴム(3)を支点として、あたかも製図用具のコンパスで弧を描くように、他方のシャフトに弧を描かせ、他方の先ゴムを別の地点に着地させることができる。
この操作を左右交互に繰り返すことにより、使用者の両足と合わせて四足歩行することになり、従来の一本杖より安定して前進することを実現した。
使用者がグリップを片手または両手で握り、一方のシャフト(2)に体重の一部を預け、そのシャフトを軸とし、その先ゴム(3)を支点として、あたかも製図用具のコンパスで弧を描くように、他方のシャフトに弧を描かせ、他方の先ゴムを別の地点に着地させることができる。
この操作を左右交互に繰り返すことにより、使用者の両足と合わせて四足歩行することになり、従来の一本杖より安定して前進することを実現した。
補足的な問題として、先ゴムがシャフト先端にしっかり固定された構造では、先ゴム接地面の急速な摩耗が懸念される。
この解決手段としては、シャフト先端部(5)を球体とし、この形状に対応する可動先ゴム(6)を組み合わせ、若干の隙間と潤滑油によって摩擦を軽減させつつ、限定的な回転をさせることで、先ゴム接地面の摩耗を抑える、という方法がある。
この解決手段としては、シャフト先端部(5)を球体とし、この形状に対応する可動先ゴム(6)を組み合わせ、若干の隙間と潤滑油によって摩擦を軽減させつつ、限定的な回転をさせることで、先ゴム接地面の摩耗を抑える、という方法がある。
1 グリップ
2 シャフト
3 先ゴム
4 バー
5 シャフト先端部
6 可動先ゴム
2 シャフト
3 先ゴム
4 バー
5 シャフト先端部
6 可動先ゴム
Claims (3)
- 歩行を補助するための杖であって、
一つのグリップを共用するコンパス状に開いた2本のシャフトを有し、
その先端の先ゴム同士の間隔が使用者の肩幅ほどに開いており、
グリップをつかむ片手または両手の操作により、
接地させた一方の先ゴムを支点として、
浮かせた他方の先ゴムの接地位置を、コンパスが弧を描くように移せること、
を特徴とする、歩行を補助するための杖。 - 請求項1記載の歩行を補助するための杖であって、
構造上の補強も兼ね、シャフト間に水平なバーを設けることにより、
簡易的ながら立ち上がり補助具としての機能を有すこと、
を特徴とする、歩行を補助するための杖。 - 請求項1記載の歩行を補助するための杖であって、
シャフト先端部(5)が球体になっており、
可動先ゴム(6)内面との嵌合に若干の隙間を持たせ、
先ゴムに限定的な可動性を持たせることにより、
先ゴム接地部分の摩耗を軽減させること、
を特徴とする、歩行を補助するための杖。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017164227A JP2019037712A (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | コンパス杖 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017164227A JP2019037712A (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | コンパス杖 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019037712A true JP2019037712A (ja) | 2019-03-14 |
Family
ID=65726054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017164227A Pending JP2019037712A (ja) | 2017-08-29 | 2017-08-29 | コンパス杖 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019037712A (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2017
- 2017-08-29 JP JP2017164227A patent/JP2019037712A/ja active Pending
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