JP2019217210A - 歩行器 - Google Patents

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貴幸 永塚
Takayuki Nagatsuka
貴幸 永塚
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Abstract

【課題】 操作が簡単で、使用者が疲れにくく、安定して歩行を補助し、且つ目立ちにくい外観を有する歩行器を提供する。【解決手段】 L字型のグリップと旋回型の前輪とを備え、グリップの水平部で身体を支える荷重を受け、垂直部で走行する力と進行方向を変える力を受ける。歩行器の幅Wをグリップまでの高さHの5分の1以上にして走行を安定させる。車輪の直径Rの2倍の高さよりも低い位置に前輪フレームと後輪フレームとを備え、視線に入りやすい支柱を最小限にする。【選択図】図1

Description

本発明は歩行を補助する歩行器に関する。
身体を支持するための歩行器として、特開2010−194193号公報や特開平9−168414号公報にあるようなグリップ部を握ることで前方への力を車体に伝えるものがある。複数の車輪を有しており杖のようにぐらつくことなく、安定して身体を支えることができる。しかしながら、これらはいずれも推進時に休まずにグリップを握り続けなければならず、持続的な握力を必要とする。また、曲がる時にはグリップ部を進みたい方向へ徐々に向ける必要があり、操作に意識を注がなければならない。
歩行を補助する器具として、特開平10−137022号公報にあるようなウォーキングバックなどと呼ばれるものがある。これらも持続的な握力を必要とする。蛇行しないようにグリップのやや後方をしっかりと握ってバックを押さなくてはならない。
特許5311265号公報では、フレームはグリップからそれぞれの車輪の方向へ伸びている。歩様と干渉しないように前輪を前方に配置すると、フレームの外観が大きくなってしまい、杖などと比べると使用するのに抵抗を感じる面がある。
特開2010−194193号公報 特開平9−168414号公報 特開平10−137022号公報 特許5311265号公報
本発明の目的は、操作が簡単で、使用者が疲れにくく、安定して歩行を補助し、且つ目立ちにくい外観を有する歩行器を提供することにある。
これらの課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の歩行器は、L字型のグリップと旋回型の前輪とを有し、歩行器の幅Wがグリップまでの高さHの5分の1以上であり、車輪の直径Rの2倍の高さよりも低い位置に前輪フレームと後輪フレームとを有する。
本発明の歩行器によれば、従来の歩行器のような握るグリップではなく、手すりに手を乗せるようにして身体を支える。そして、そのまま手を乗せた状態で歩くと自然に推進力が歩行器に伝わり、進みたい方向に進む。握力が不要で操作に意識を注ぐ必要もないので、長時間使用しても疲れにくい。
本発明の歩行器によれば、歩行器の幅Wが、グリップまでの高さHの5分の1以上の長さを有し、且つ低い位置にフレームの重心がある。そのため、安定感があるので安心して身体の荷重をかけることができる。また、グリップに左右方向の力を加えても倒れる心配をすることなく歩行器の方向転換ができる。
本発明の歩行器によれば、フレームの大部分が地面に近い位置にあり、人の目線から外れやすい。さらに、グリップを支える支柱等は前輪フレームまたは後輪フレームにつなげば良く、各車輪の方向へ支柱等を伸ばす必要がない。支柱等を2本以下にすることができ、且つ垂直に近い角度でつなぐことで、支柱等を短くでき目立ちにくい外観になる。
本発明の歩行器によれば、しっかりと身体を支える手すり状のものが使用者の歩行に寄り添うように移動する。コンパクトな外観で歩行補助に対する抵抗感が少ない。
本発明の実施形態1にかかる歩行器の斜視図 本発明の実施形態1にかかる歩行器を折りたたんだ時の側面図 本発明の実施形態1にかかるL字グリップに手を添えた時の斜視図 本発明の実施形態1にかかる車輪とグリップの位置等の説明図 本発明の実施形態1にかかる高さHと車輪の直径Rの説明図 本発明の実施形態2にかかる歩行器の側面図 本発明の実施形態2にかかる歩行器を折りたたんだ時の側面図
以下、本発明の構成を実施の形態ごとに、詳細に説明する
(実施の形態1)
本実施形態の歩行器は図1に示すように、使用者の体荷重を受けつつ進行力を受けるL字型グリップ1、グリップを支える支柱2、支柱を支える支持フレーム3、支柱2と前輪とをつなぐT字型前輪フレーム4、支持フレームと後輪とをつなぐ後輪フレーム5、前輪6aと6b、後輪7によって構成される。
T字型前輪フレーム4と後輪フレーム5は回動可能にジョイント9で接続されており、支柱2の下部はT字型前輪フレーム4と回動可能に接続されている。支持フレーム3の下部は後輪フレーム5と回動可能に接続されており、支持フレーム3の上部は支柱2の中間部分と回動可能に接続されている。
支柱2の下部には回動の範囲を制限するストッパー8を取り付ける。走行時はこのストッパー8によって、T字型前輪フレームと後輪フレームとを地上に対して水平に保つ。ストッパーの下端の当接部分にはゴムなどの緩衝材を貼り付けて、当接した時に衝撃が小さくなるようにするのが良い。
本実施形態の歩行器は図2に示すように、折りたたむことができる。T字型前輪フレーム4を回動させることによって、前輪6を引き寄せる。この動きに伴ってジョイント9が上方に引き上げられ、後輪フレーム5も立ち上がり、後輪7も引き寄せられる。このように折りたたむことによって、例えば乗用車の車内に持ち込むことが簡単になる。また、それぞれのフレームの長さを適切に選ぶことで、折りたたんだ時にも自立させることができる。
本実施形態の歩行器は図2に示すように、ジョイント9付近のフレームにワイヤー10の一端を取り付けて、もう一端をグリップの近くの高さまで配線して、リング状の部材11を取り付けておく。フレームを開いた状態の時に部材11を手で上に引くことで、ジョイント9が持ち上がり、腰を曲げることなく折りたたむことが可能となる。また、部材11をL字型グリップ1に引っかけておけば、折りたたみ状態を維持することもできる。
前輪6は歩様との干渉を避けるために前方に配するが、これによりホイールベースが長くなり、走行も安定する。ホイールベースの長さはグリップまでの高さHに対して、0.7倍から1.2倍程度であると、走行安定性とコンパクトさを両立でき好ましい。
本実施形態の歩行器は図3に示すような、屈曲点Pを持つL字型のグリップ1を有する。ここで屈曲点Pは、手から推進力を受ける力点領域にある。屈曲点Pとは、L字型の水平部分と垂直部分とをつなぐ曲面の接線Kにおいて、水平に対する角度Vが45度であって、左右の中央の点である。垂直部分は手のひらの丸みに合わせて屈曲させると推進力が伝わりやすく好ましい。
グリップがL字型であることによって、手を乗せると屈曲点Pに親指と人差し指の間の部分が当たる。グリップを握らなくても手を乗せたままの体勢で前に歩くと、自然に屈曲点P付近から推進力が伝わり歩行器が進む。また、進行方向を変える場合にもL字型に手がかかり、旋回型の前輪に横方向の力が伝わって、歩行器の進行方向を変えることができる。
屈曲点PからL字の縦の先端までの高さは、手のひらの厚さ(約2センチ)以上が好ましく、より好ましくは4センチから6センチであると操作をしやすい。また、手の形にあわせて屈曲点Pを中心にくびれを作ると、さらに操作がしやすくなる。
本実施形態の歩行器は、図4に示すように、屈曲点Pの位置は車輪間隔B(ホイールベース)の中央位置O付近の位置にある。屈曲点Pと中央位置Oとの距離は前後の車輪間隔Bの4分の1の長さよりも短いことが好ましい。屈曲点Pが中央付近にあることで、安心して荷重をグリップにかけることができ、且つ走行の操縦性が高くなる。さらに、屈曲点Pが中央位置Oよりも前方の範囲にあると、進む時にふらつきにくくなりより好ましい。
図4に示すように、歩行器の幅Wとは前輪6aと6bの間隔(旋回中心点の間隔)であり、グリップまでの高さHの5分の1以上とすることで左右方向の安定が得られる。さらに好ましくは4分の1以上が良い。図5に示すように、高さHとは地面から屈曲点Pまでの高さであり、通常60〜90センチ程度なので、幅Wは15センチ以上が好ましい。
図5に示すように、車輪の直径Rの2倍の高さよりも低い位置に前輪フレームを有する。これにより目立ちにくい外観となり、且つ低重心になるので倒れにくく、走行が安定する。
実施形態1の歩行器では車輪の直径Rは7センチ以上が好ましい。一般に、ウォーキングバックでは点字ブロック程度のデコボコがあると、車輪がぶつかって倒れそうになってしまう。そこでバックを持ち上げて乗り越えることが多い。本実施形態では車輪の直径が7センチ以上であることによって、L字型グリップを握らずに進んでも、点字ブロック程度のデコボコを乗り越えることができる。
実施形態1の歩行器は、後輪が1つとなっている。後輪を1つすると歩行器の重量を軽くでき、且つ車輪を使用者の足と干渉しにくい位置に配置できる。グリップ1を中心線上に配置することで左右どちらからでも同じように操作できる。
実施形態1の歩行器の後輪には、足で踏んで操作できるブレーキを取り付けるのが好ましい。電車やバスに乗った時などに、ブレーキをかけておけば加速度で自然に動いてしまうことを防ぐことができる。また、下り坂では歩行器が意図せずに先に進んでしまうことが起こり得るが、ブレーキをかけながら走行させることでそれを防ぐことができる。
(実施の形態2)
本実施形態の歩行器は図6に示すように、支柱の下部は補助部材12で固定しており、支持フレームがない。補助部材12と支柱はリベットや溶接で固着させているので耐久性が高くなる。また、回動部を設ける場合よりも製造が容易になり、製造コストが安価になる。
実施形態2の歩行器は図7に示すように、後輪を跳ね上げて折りたたむ。折りたたむためには、後輪フレームを水平に固定するためのロック部材13をスライドさせる。後輪フレームを折りたたむと、回動を制限していたストッパー部材14が脚となり、自立させることができる。また、折りたたんだ時にはストッパー部材14が駐車ブレーキとして作用する。
1 L字型グリップ
2 支柱
3 支持フレーム
4 T字型前輪フレーム
5 後輪フレーム
6 前輪
7 後輪
8 ストッパー
9 ジョイント

Claims (1)

  1. 水平部分と垂直部分とを持つL字型グリップと旋回型の前輪とを有し、歩行器の幅Wがグリップまでの高さHの5分の1以上であり、車輪の直径Rの2倍の高さよりも低い位置に前輪フレームと後輪フレームとを有することを特徴とする歩行器。
JP2018119351A 2018-06-22 2018-06-22 歩行器 Pending JP2019217210A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113397844A (zh) * 2020-03-17 2021-09-17 纬创资通股份有限公司 助行器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113397844A (zh) * 2020-03-17 2021-09-17 纬创资通股份有限公司 助行器
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