JP2601187B2 - データリンク制御回路 - Google Patents

データリンク制御回路

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JP2601187B2
JP2601187B2 JP6105227A JP10522794A JP2601187B2 JP 2601187 B2 JP2601187 B2 JP 2601187B2 JP 6105227 A JP6105227 A JP 6105227A JP 10522794 A JP10522794 A JP 10522794A JP 2601187 B2 JP2601187 B2 JP 2601187B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータリンク制御回路に
関し、特に多数の端末との間のデータリンクを制御する
データリンク制御装置に使用するデータリンク制御回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データリンク制御回路では1つの
端末に対応して1つのデータリンクを制御していた。
【0003】従来の技術の一例として特開昭57−20
2157号公報に記載されたパケット交換装置の発明が
ある。上記公報に記載された発明は、1つの回線に対応
して1つのデータリンク制御回路(レイヤ1およびレイ
ヤ2)の制御部を設ける構成であり、レイヤの制御部を
分散したことにより処理能力を高めたとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、個別の端末対
応にそれぞれデータリンク制御回路を設けると、データ
リンク制御回路の数が多くなり、データリンク制御装置
全体の構成が複雑になる欠点がある。
【0005】このような点に鑑み本発明は、回路構成を
複雑にすることなく、多重処理が可能なデータリンク制
御回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータリンク制
御回路は、複数の端末とデータリンク制御装置との間で
多数のデータリンクを時分割多重制御する系に含まれる
データリンク制御回路であり、受信データの受信状態情
報を記憶する受信状態情報記憶手段と、前記受信状態情
報を生成し、かつ、前記受信状態情報を前記受信状態情
報記憶手段に退避させ、また前記受信状態情報を前記受
信状態情報記憶手段から復旧させる受信制御手段と、送
信データの送信状態情報を記憶する送信状態情報記憶手
段と、前記送信状態情報を生成し、かつ、前記送信状態
情報を前記送信状態情報記憶手段に退避させ、また前記
送信状態情報を前記送信状態情報記憶手段から復旧させ
る送信制御手段とを備える。
【0007】上記本発明のデータリンク制御回路は、時
分割多重データのうちの1つを第Mの受信状態情報を有
する第Mの時分割多重データとすると、該第Mの時分割
多重データを受信する際に、前記受信制御手段によっ
て、該第Mの時分割多重データに同期させて、該第Mの
受信状態情報ではない受信処理途中の前記受信状態情報
を前記受信状態情報記憶手段に退避させ、該第Mの受信
状態情報を前記受信状態情報記憶手段から前記受信制御
手段に復旧させることができる。
【0008】また、上記本発明のデータリンク制御回路
は、時分割多重データのうちの1つを第Nの送信状態情
報を有する第Nの時分割多重データとすると、該第Nの
時分割多重データを送信する際に、前記送信制御手段に
よって、該第Nの時分割多重データに同期させて、該第
Nの送信状態情報ではない送信処理途中の前記送信状態
情報を前記送信状態情報記憶手段に退避させ、該第Nの
送信状態情報を前記送信状態情報記憶手段から前記送信
制御手段に復旧させることができる。
【0009】
【作用】
(1)受信データの受信状態情報を記憶する受信状態情
報記憶手段と、受信状態情報を生成し、かつ、受信状態
情報記憶手段に退避させ、また復旧させる受信制御手段
とを備え、第Mの時分割多重データを受信する際に、受
信制御手段によって、第Mの時分割多重データに同期さ
せて、受信処理途中の第Mの受信状態情報ではない受信
状態情報を受信状態情報記憶手段に退避させ、第Mの受
信状態情報を受信状態情報記憶手段から受信制御手段に
復旧させることができるので、端末ごとにデータリンク
制御回路を設けることなく、複数の端末に対して、1つ
のデータリンク制御回路で多重処理が可能となる。
【0010】(2)送信データの送信状態情報を記憶す
る送信状態情報記憶手段と、送信状態情報を生成し、か
つ、送信状態情報記憶手段に退避させ、また復旧させる
送信制御手段とを備え、第Nの時分割多重データを送信
する際に、送信制御手段によって、第Nの時分割多重デ
ータに同期させて、送信処理途中の第Nの送信状態情報
ではない送信状態情報を送信状態情報記憶手段に退避さ
せ、第Nの送信状態情報を送信状態情報記憶手段から送
信制御手段に復旧させることができるので、端末ごとに
データリンク制御回路を設けることなく、複数の端末に
対して、1つのデータリンク制御回路で多重処理が可能
となる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
【0012】図1は本発明のデータリンク制御回路の一
実施例を示すブロック図である。図1の構成を説明す
る。データリンク制御回路10は、端末インタフェース
回路20を介して、複数の端末31、32、33、‥‥
‥を有する端末群30に接続されている。端末群30の
うちのいずれか1つの端末から端末インタフェース回路
20を介して送られる受信データは受信制御回路11に
入力される。受信制御回路11は受信状態情報メモリ1
2に接続され、双方向でデータの授受が可能である。ま
た、受信制御回路11は受信データバッファ13に接続
され、受信データを送る。送信データバッファ16から
送られる送信データは送信制御回路14に入力される。
送信制御回路14は送信状態情報メモリ15に接続さ
れ、双方向でデータの授受が可能である。また、送信制
御回路14は端末インタフェース回路20に接続され、
送信データを送る。
【0013】次に、図1の動作を説明する。端末31か
ら送られた受信データフレームAは端末インタフェース
回路20により時分割多重され受信制御回路11に入力
される。受信制御回路11では通信プロトコルによって
規定される処理を受信データフレームに行って受信デー
タA* を抽出して受信状態情報aを生成し、受信データ
* 受信データバッファ13に転送する。このとき、
受信状態情報aは受信制御回路11にある。一定時間後
に端末32から受信データフレームBが受信制御回路1
1に入力されるので、処理途中のデータの受信状態情報
aを受信状態情報メモリ12に退避させる。その後、受
信データフレームBへの処理を行う。さらに一定時間後
に端末33から受信データフレームCが受信制御回路1
1に入力されると、処理途中のデータの受信状態情報b
を受信状態情報メモリ12に退避させる。このようにし
て時分割処理を行い、再度端末31から受信データフレ
ームAが送られると、受信状態情報メモリ12に退避さ
せてあった受信状態情報aが、処理に備えて受信制御回
路11に復旧される。この退避と復旧の動作を受信デー
タフレームの時分割多重時間に同期させることにより受
信データの抽出を行なう。
【0014】端末31への送信データD* は送信データ
バッファ16から取り出され送信制御回路14へ入力さ
れる。送信制御回路14では通信プロトコルによって規
定される処理を送信データD* に行って、送信データフ
レームDを作成して送信状態情報dを生成し、送信デー
タフレームDを端末インタフェース回路20に送出す
る。送信データフレームDも時分割多重されているの
で、一定時間後に端末32への送信データフレームEの
作成が行われる。そこで処理途中の送信状態情報dを送
信状態情報メモリ15に退避させる。さらに一定時間後
に端末33への送信データフレームFの作成が行われ
る。このようにして時分割処理を行い、再度端末31へ
の送信データD* が送信データバッファ16から出力さ
れると、送信状態情報メモリ15に退避させてあった送
信状態情報dが、処理に備えて送信制御回路14に復旧
される。この退避と復旧の動作を送信フレームの時分割
多重時間に同期させることにより送信フレームの出力を
行なう。
【0015】ここで、受信状態情報メモリ12または送
信状態情報メモリ15へ退避と復旧を行なう受信状態情
報・送信状態情報は、ある端末(例えば端末31)との
間で通信プロトコルによって規定される処理の途中に時
分割で他の端末(例えば端末32)との間で処理を行う
ために、処理を中断して受信状態情報メモリ12または
送信状態情報メモリ15に退避させる情報であって、再
度同じ端末(端末31)との間で処理を行うときに復旧
させて処理を再開するための情報である。受信状態情報
または送信状態情報の内容は、通信プロトコルにより種
類やデータ量が異なるが、同等に扱うことができる。し
たがって本発明は調歩同期、SYNC、SDLC、HD
LC等、多種のプロトコルに適用可能である。
【0016】また、一部のレイヤのみを多重処理する方
式、複数のレイヤの処理も含んで多重処理する方式等、
多種の組み合わせが考えられるが、いずれも本発明の適
用範囲である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、以下に記
述する効果を有する。
【0018】(1)受信データの受信状態情報を記憶す
る受信状態情報記憶手段と、受信状態情報を生成し、か
つ、受信状態情報記憶手段に退避させ、また復旧させる
受信制御手段とを備え、第Mの時分割多重データを受信
する際に、受信制御手段によって、第Mの時分割多重デ
ータに同期させて、受信処理途中の第Mの受信状態情報
ではない受信状態情報を受信状態情報記憶手段に退避さ
せ、第Mの受信状態情報を受信状態情報記憶手段から受
信制御手段に復旧させることによって、端末ごとにデー
タリンク制御回路を設けることなく、複数の端末に対し
て、1つのデータリンク制御回路で多重処理が可能とな
り、回路構成を複雑にすることなく、多重処理が可能な
データリンク制御回路を提供することができるという効
果を有する。
【0019】(2)送信データの送信状態情報を記憶す
る送信状態情報記憶手段と、送信状態情報を生成し、か
つ、送信状態情報記憶手段に退避させ、また復旧させる
送信制御手段とを備え、第Nの時分割多重データを送信
する際に、送信制御手段によって、第Nの時分割多重デ
ータに同期させて、送信処理途中の第Nの送信状態情報
ではない送信状態情報を送信状態情報記憶手段に退避さ
せ、第Nの送信状態情報を送信状態情報記憶手段から送
信制御手段に復旧させることによって、端末ごとにデー
タリンク制御回路を設けることなく、複数の端末に対し
て、1つのデータリンク制御回路で多重処理が可能とな
り、回路構成を複雑にすることなく、多重処理が可能な
データリンク制御回路を提供することができるという効
果を有する。
【0020】(3)上記のような回路構成を有するデー
タリンク制御回路で時分割多重処理を行った場合、合計
の処理能力は多重処理を行わない場合とほぼ同等と考え
られるので、2Mbps程度の処理能力を有するHDL
C(ハイレベルデータリンク制御手順)コントローラに
おいては、64kbpsで32多重、4.8kbpsで
400多重程度の処理が可能になるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータリンク制御回路の一実施例を示
すブロック図
【符号の説明】
10 データリンク制御回路 11 受信制御回路 12 受信状態情報メモリ 13 受信データバッファ 14 送信制御回路 15 送信状態情報メモリ 16 送信データバッファ 20 端末インタフェース回路 30 端末群 31、32、33 端末

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末とデータリンク制御装置との
    間で多数のデータリンクを時分割多重制御する系に含ま
    れるデータリンク制御回路において、 受信データの受信状態情報を記憶する受信状態情報記憶
    手段と、 前記受信状態情報を生成し、かつ、前記受信状態情報を
    前記受信状態情報記憶手段に退避させ、また前記受信状
    態情報を前記受信状態情報記憶手段から復旧させる受信
    制御手段と、 送信データの送信状態情報を記憶する送信状態情報記憶
    手段と、 前記送信状態情報を生成し、かつ、前記送信状態情報を
    前記送信状態情報記憶手段に退避させ、また前記送信状
    態情報を前記送信状態情報記憶手段から復旧させる送信
    制御手段とを備えることを特徴とする、データリンク制
    御回路。
  2. 【請求項2】 時分割多重データのうちの1つを第Mの
    受信状態情報を有する第Mの時分割多重データとする
    と、 該第Mの時分割多重データを受信する際に、前記受信制
    御手段によって、該第Mの時分割多重データに同期させ
    て、該第Mの受信状態情報ではない受信処理途中の前記
    受信状態情報を前記受信状態情報記憶手段に退避させ、
    該第Mの受信状態情報を前記受信状態情報記憶手段から
    前記受信制御手段に復旧させる、請求項1に記載のデー
    タリンク制御回路。
  3. 【請求項3】 時分割多重データのうちの1つを第Nの
    送信状態情報を有する第Nの時分割多重データとする
    と、 該第Nの時分割多重データを送信する際に、前記送信制
    御手段によって、該第Nの時分割多重データに同期させ
    て、該第Nの送信状態情報ではない送信処理途中の前記
    送信状態情報を前記送信状態情報記憶手段に退避させ、
    該第Nの送信状態情報を前記送信状態情報記憶手段から
    前記送信制御手段に復旧させる、請求項1または2に記
    載のデータリンク制御回路。
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JPH07312626A JPH07312626A (ja) 1995-11-28
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