JP2600759Y2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2600759Y2
JP2600759Y2 JP1993004091U JP409193U JP2600759Y2 JP 2600759 Y2 JP2600759 Y2 JP 2600759Y2 JP 1993004091 U JP1993004091 U JP 1993004091U JP 409193 U JP409193 U JP 409193U JP 2600759 Y2 JP2600759 Y2 JP 2600759Y2
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JP
Japan
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light
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push button
light source
white
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JP1993004091U
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JPH0658512U (ja
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智幸 藤政
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Clarion Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、1つの光源からの光を
1つの導光部材を用いて複数の被照明部に放射する照明
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば音響装置などに採用されている照
明装置として、図2に示したように1つの光源1からの
光を1つの導光部材2を用いて、乳白色の文字部を有す
る押ボタン3に対して放射するための第1照明部4及び
前記光をボリュームなどの操作つまみ5の周囲にそのま
ま放射するための第2照明部6を設けた構造が知られて
いる。この場合視認性などの点から、押ボタン3の乳白
色の文字部の照明は白色で行われると共に、操作つまみ
5の周囲の照明も同じ白色で行われるようになってい
る。
【0003】ここで光源1としてはオレンジ色を発光す
るフィラメントランプが用いられるので、オレンジ色を
白色に変化させて押ボタン3及び操作つまみ5の周囲を
照明するために、色調理論に基づき青色系統のレンズキ
ャップ7を図3に示すように光源1にかぶせることが行
われる。すなわち、図4に示したC.I.E色度表から
明らかなように、白色部分を中心としてオレンジ色に対
して青色は対称位置にあるので、それによって光源1か
ら発光したオレンジ色を白色に変えることができる。
【0004】ところで押ボタン3の文字部が乳白色の場
合、この文字部を通過した光は乳白色によって白色とな
らないので、レンズキャップ7の色を少し調整してこの
レンズキャップ7を介して放射された光を、白色から少
しずれた色(やや青色をおびた色)に設定することが行
われる。しかし、操作つまみ5の周囲の照明すなわちリ
ング照明部の照明はその白色から少しずれた色によって
そのまま行われるので、白色による照明は行われなくな
る。この結果、共通の光源1及び共通の導光部材2を用
いて押ボタン3及び操作つまみ5の照明を行っても、両
部分は異なった色で照明が行われることになる。このよ
うな欠点を改善するには、押ボタン3の文字部を照明す
る導光部材と操作つまみ5の周囲を照明する導光部材と
を分けて、前者を無色透明に後者を乳白色に設定する必
要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このように従来の照明
装置では、押ボタン3の文字部及び操作つまみ5の周囲
の複数の被照明部を同色で照明する場合には、複数の導
光部材を用いなければならないので、部品点数が増加し
てコストアップになるという問題がある。
【0006】本考案は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、部品点数を増加させずに複数の被照明部を
同色で照明するようにした照明装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、一つの光源と、その内部を通過した光源か
らの光を乳白色の文字部を有する押ボタンに対して放射
するための第1照明部、及び前記光をそのまま放射する
ための第2照明部を備えた1つの導光部材とからなる照
明装置において、前記文字部から放射される光の色と、
前記第2照明部から放射される光の色とがほぼ同一とな
るように、前記第1照明部から光を放射するための第1
反射部及び前記第2照明部から光を放射するための第2
反射部のいずれか一方に所定色が形成されたことを特徴
とするものである。
【0008】
【作用】導光部材に設けた第1反射部及び第2反射部の
いずれか一方に、押ボタンの乳白色の文字部から放射さ
れる光の色と第2照明部から放射される光の色とがほぼ
同一となるように、所定色を形成するようにしたので、
導光部材を増加させることなく、押ボタンの文字部及び
操作つまみの周囲を同色で照明することができる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。図1は本考案の照明装置の実施例を示す構成図で、
1は例えばフィラメントランプからなるオレンジ色を発
光する1つの光源、2は1つの導光部材でこの内部を通
過した光源1からの光を乳白色の文字部を有する押ボタ
ン3に対して放射するための第1照明部4、及び前記光
を操作つまみ5の周囲に対してそのまま放射するための
第2照明部6を備えている。
【0010】7はオレンジ色を発光する光源1を覆う青
色系統のレンズキャップ、8は導光部材2の第2照明部
6に設けられた開口でこの開口8にはボリュームなどの
操作つまみ5が配置されている。また、導光部材2には
第1照明部4から光を放射するための第1反射部9、及
び第2照明部6からの光を放射するための第2反射部1
0が設けられている。
【0011】導光部材2の第2反射部10には、第1照
明部4により押ボタン3の文字部から放射される光の色
と第2照明部6の開口8の周囲から操作つまみ5に対し
て放射される光の色とがほぼ同一となるように、レンズ
キャップ7から発光される青色を白色に変化させるピン
ク色の着色部11が形成されている。図4のC.I.E
色度表から明らかなように、白色部分を中心として青色
の対称位置はピンク色になっているので、これによって
第2照明部6から操作つまみ5の周囲に放射される光の
色は青色がピンク色によって補色されて白色になる。
【0012】このように本実施例によれば、1つの導光
部材2に設けた第1反射部9及び第2反射部10のう
ち、第2反射部10にレンズキャップ7から発光される
青色を白色に変化させるピンク色の着色部11を形成す
るようにしたので、第2照明部6により操作つまみ5に
対して放射される光はピンク色によって補色されて白色
になるため、第1照明部4により押ボタン3の文字部か
ら放射される白色と同じ色になる。
【0013】着色部11は印刷や塗装などの任意の手段
を用いて形成することができる。また、実施例では着色
部11を第2反射部10に形成した例で説明したが、第
1反射部9に形成するようにしても同様な効果を得るこ
とができる。
【0014】なお、押ボタン3の乳白色の文字部及び操
作つまみ5の周囲を緑色で照明しようとする場合には、
C.I.E色度表から明らかなように緑色系統の色度範
囲が広いので、前記実施例のようにピンク色の着色部1
1を形成した導光部材2をそのまま用いても、ほぼ問題
なく押ボタン3の乳白色の文字部及び操作つまみ5の周
囲を緑色の同色で照明することができる。
【0015】さらに、押ボタン3の乳白色の文字部及び
操作つまみ5の周囲をオレンジ色で照明しようとする場
合には、C.I.E色度表から明らかなように緑色系統
と同様な理由によって、ピンク色の着色部11を形成し
た導光部材2をそのまま用いても、ほぼ問題なく押ボタ
ン3の乳白色の文字部及び操作つまみ5の周囲をオレン
ジ色の同色で照明することができる。
【0016】
【考案の効果】以上述べて明らかなように本考案によれ
ば、導光部材に設けた第1反射部及び第2反射部のいず
れか一方に、押ボタンの乳白色の文字部から放射される
光の色と第2照明部から放射される光の色とがほぼ同一
となるように、所定色を形成するようにしたので、導光
部材を増加させることなく押ボタンの文字部及び操作つ
まみの周囲を同色で照明することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の照明装置の実施例を示す構成図であ
る。
【図2】従来例を示す概略図である。
【図3】従来例の要部を示す概略図である。
【図4】本考案の説明に用いられるC.I.E色度表で
ある。
【符号の説明】
1 光源 2 導光部材 3 押ボタン 4 第1照明部 5 操作つまみ 6 第2照明部 7 レンズキャップ 9 第1反射部 10 第2反射部 11 着色部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの光源と、その内部を通過した光源か
    らの光を乳白色の文字部を有する押ボタンに対して放射
    するための第1照明部、及び前記光をそのまま放射する
    ための第2照明部を備えた1つの導光部材とからなる照
    明装置において、前記文字部から放射される光の色と、
    前記第2照明部から放射される光の色とがほぼ同一とな
    るように、前記第1照明部から光を放射するための第1
    反射部及び前記第2照明部から光を放射するための第2
    反射部のいずれか一方に所定色が形成されたことを特徴
    とする照明装置。
JP1993004091U 1993-01-19 1993-01-19 照明装置 Expired - Lifetime JP2600759Y2 (ja)

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JPH0658512U JPH0658512U (ja) 1994-08-12
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