JP2600670Y2 - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
- Publication number
- JP2600670Y2 JP2600670Y2 JP1992012317U JP1231792U JP2600670Y2 JP 2600670 Y2 JP2600670 Y2 JP 2600670Y2 JP 1992012317 U JP1992012317 U JP 1992012317U JP 1231792 U JP1231792 U JP 1231792U JP 2600670 Y2 JP2600670 Y2 JP 2600670Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- lens
- photographing
- unit
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はレンズ付きフイルムユニ
ットに係り、特に撮影データ等を記録することが出来る
レンズ付きフイルムユニットに関する。
ットに係り、特に撮影データ等を記録することが出来る
レンズ付きフイルムユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ付きフイルムユニットは、通常の
写真フイルムを購入するように低価格で最寄りの商店か
ら購入でき、撮影後従来の写真フイルムと同様にレンズ
付きフイルムユニットごと、DPEを依頼できるシステ
ムとなっている。現在市販されているレンズ付きフイル
ムユニットには、フイルムの長手方向両縁に平行に2列
のパーフォレーションを有する35mmフォーマットのフ
イルムが装填されている。しかしながら、レンズ付きフ
イルムユニットでは、フイルムの給送には1列のパーフ
ォレーションしか使用しておらず、他の列のパーフォレ
ーションは無駄になっている。
写真フイルムを購入するように低価格で最寄りの商店か
ら購入でき、撮影後従来の写真フイルムと同様にレンズ
付きフイルムユニットごと、DPEを依頼できるシステ
ムとなっている。現在市販されているレンズ付きフイル
ムユニットには、フイルムの長手方向両縁に平行に2列
のパーフォレーションを有する35mmフォーマットのフ
イルムが装填されている。しかしながら、レンズ付きフ
イルムユニットでは、フイルムの給送には1列のパーフ
ォレーションしか使用しておらず、他の列のパーフォレ
ーションは無駄になっている。
【0003】また、現在の35mmフォーマットのフイルム
では、パーフォレーションの外側にDXコードや駒ナン
バーのコードが焼込まれており、撮影時に簡単な情報
(ストロボ発光又は画面のA、Rの指示)をLEDや外
光などを使って焼込むのが困難である。特にレンズ付き
フイルムユニットでは複雑な機構を採用できないので情
報光の径を十分小さくするのが困難である。
では、パーフォレーションの外側にDXコードや駒ナン
バーのコードが焼込まれており、撮影時に簡単な情報
(ストロボ発光又は画面のA、Rの指示)をLEDや外
光などを使って焼込むのが困難である。特にレンズ付き
フイルムユニットでは複雑な機構を採用できないので情
報光の径を十分小さくするのが困難である。
【0004】一方、現在市販されている110フォーマ
ットのカメラでは、背面から見てカートリッジの右側か
ら左側にフイルムが給送されカートリッジのフイルム巻
上げ用駆動ギアは左下部に設けられる。従ってフイルム
巻上げノブは通常のカメラの背面から見てボディの左下
部に配置されているため左手でフイルムを巻上げること
になり、非常に不変である。また110フォーマットの
フイルムには、1駒あたり1コのパーフォレーションし
かなく、画面外のスペースは十分広いが、画像枠の存在
のため、撮影時に情報を焼込むことはできない。
ットのカメラでは、背面から見てカートリッジの右側か
ら左側にフイルムが給送されカートリッジのフイルム巻
上げ用駆動ギアは左下部に設けられる。従ってフイルム
巻上げノブは通常のカメラの背面から見てボディの左下
部に配置されているため左手でフイルムを巻上げること
になり、非常に不変である。また110フォーマットの
フイルムには、1駒あたり1コのパーフォレーションし
かなく、画面外のスペースは十分広いが、画像枠の存在
のため、撮影時に情報を焼込むことはできない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は撮影時にLE
Dや外光などを使って撮影情報を焼込むことができるレ
ンズ付きフイルムユニットを供給することを目的とす
る。
Dや外光などを使って撮影情報を焼込むことができるレ
ンズ付きフイルムユニットを供給することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するために、撮影されるべきフイルムをロール状に巻い
て収納するロールフイルム収納室、撮影レンズ、シャッ
タ等の撮影手段及び露光開口を有するフイルム通路を介
して配置され、前記フイルムの先端部が延在され、内部
の巻取スプールに係合されて前記ロールフイルムを巻取
り可能にしたフイルムパトローネが収納されたフイルム
巻取室を有するレンズ付きフイルムユニットにおいて、
前記フイルムは、その幅方向の一方にのみパーフォレー
ションが形成されたものであり、前記フイルムパトロー
ネは、前記フイルムのパーフォレーションの存在する側
に露出したスプール軸端部に巻上げノブが係合され、フ
イルムに撮影が行われる毎にフイルムをフイルム引入口
を通って内部に巻込むように構成されており、前記フイ
ルム通路におけるフイルムの幅方向におけるパーフォレ
ーションの形成されていない側の非撮影画面領域に対向
する位置には、撮影に同期して且つフイルムが停止した
状態で該フイルムに撮影情報を示す光学ドットを単一ド
ットで記録する光学ドット記録手段が設けられ、前記光
学ドット記録手段は、前記フイルム通路のフイルムガイ
ド面にフイルムの巻取方向のみに沿って一列で複数取り
付けられて撮影情報を示す光学ドットをフイルムの巻取
方向のみに沿って一列で記録することを特徴とする。
するために、撮影されるべきフイルムをロール状に巻い
て収納するロールフイルム収納室、撮影レンズ、シャッ
タ等の撮影手段及び露光開口を有するフイルム通路を介
して配置され、前記フイルムの先端部が延在され、内部
の巻取スプールに係合されて前記ロールフイルムを巻取
り可能にしたフイルムパトローネが収納されたフイルム
巻取室を有するレンズ付きフイルムユニットにおいて、
前記フイルムは、その幅方向の一方にのみパーフォレー
ションが形成されたものであり、前記フイルムパトロー
ネは、前記フイルムのパーフォレーションの存在する側
に露出したスプール軸端部に巻上げノブが係合され、フ
イルムに撮影が行われる毎にフイルムをフイルム引入口
を通って内部に巻込むように構成されており、前記フイ
ルム通路におけるフイルムの幅方向におけるパーフォレ
ーションの形成されていない側の非撮影画面領域に対向
する位置には、撮影に同期して且つフイルムが停止した
状態で該フイルムに撮影情報を示す光学ドットを単一ド
ットで記録する光学ドット記録手段が設けられ、前記光
学ドット記録手段は、前記フイルム通路のフイルムガイ
ド面にフイルムの巻取方向のみに沿って一列で複数取り
付けられて撮影情報を示す光学ドットをフイルムの巻取
方向のみに沿って一列で記録することを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案では、スプールはパトローネの一方の端
面のみから露出し、パトローネの他方の端面においては
閉塞されて外光から遮断される。このため、底面側のス
ペースを撮影情報記録用のスペースとして用いることが
出来る。このスペースにレンズ付きフイルムユニット本
体に設けられた情報入力手段により撮影情報を焼込む。
面のみから露出し、パトローネの他方の端面においては
閉塞されて外光から遮断される。このため、底面側のス
ペースを撮影情報記録用のスペースとして用いることが
出来る。このスペースにレンズ付きフイルムユニット本
体に設けられた情報入力手段により撮影情報を焼込む。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本考案に係るレンズ付
きフイルムユニットの好ましい実施例を詳説する。図1
では本考案に係るレンズ付きフイルムユニット10の外
観形状が示されている。レンズ付きフイルムユニット1
0は、その周囲を包装する包装体12を有している。レ
ンズ付きフイルムユニット10は撮影レンズ14、ファ
インダ用遮光筒16、シャッタレリーズボタン18、フ
イルム巻上ノブ20、撮影枚数表示部22、ストロボ2
3を有している。
きフイルムユニットの好ましい実施例を詳説する。図1
では本考案に係るレンズ付きフイルムユニット10の外
観形状が示されている。レンズ付きフイルムユニット1
0は、その周囲を包装する包装体12を有している。レ
ンズ付きフイルムユニット10は撮影レンズ14、ファ
インダ用遮光筒16、シャッタレリーズボタン18、フ
イルム巻上ノブ20、撮影枚数表示部22、ストロボ2
3を有している。
【0009】図2では、レンズ付きフイルムユニット1
0の内部構造が示され、24はユニット本体、26は裏
蓋であり、これらはプラスチック成形によって製作され
ている。ユニット本体24と裏蓋26とは前後から結合
され、内部に写真フイルムパトローネ28が光密状態で
内蔵されるようになっている。ユニット本体24は、本
体部と前蓋とが重ね合わされて構成される。
0の内部構造が示され、24はユニット本体、26は裏
蓋であり、これらはプラスチック成形によって製作され
ている。ユニット本体24と裏蓋26とは前後から結合
され、内部に写真フイルムパトローネ28が光密状態で
内蔵されるようになっている。ユニット本体24は、本
体部と前蓋とが重ね合わされて構成される。
【0010】先ず写真フイルムパトローネについて説明
すると、図3では写真フイルムパトローネ28の構造が
示され、写真フイルムパトローネ28は、スプール3
0、スプール30に巻かれた写真フイルム32、及び写
真フイルム32を内蔵するパトローネ本体34からな
る。パトローネ本体34には写真フイルム32を収納し
たり引き出すためのフイルム引入口36が設けられてい
る。このフイルム引入口36内面には遮光部材(図示せ
ず)が写真フイルム32を挟持するような形で取付けら
れており、この遮光部材によってパトローネ本体34内
部が遮光状態に保たれている。スプール30の一端はパ
トローネ34内面に設けられた凹部38に嵌合し、スプ
ール30の他端はパトローネ本体34に設けられ孔40
に嵌合し、パトローネ本体34の外部に突出している。
写真フイルム32には孔40側においてのみ画像枠42
の外側にパーフォレーション44が設けられている。
すると、図3では写真フイルムパトローネ28の構造が
示され、写真フイルムパトローネ28は、スプール3
0、スプール30に巻かれた写真フイルム32、及び写
真フイルム32を内蔵するパトローネ本体34からな
る。パトローネ本体34には写真フイルム32を収納し
たり引き出すためのフイルム引入口36が設けられてい
る。このフイルム引入口36内面には遮光部材(図示せ
ず)が写真フイルム32を挟持するような形で取付けら
れており、この遮光部材によってパトローネ本体34内
部が遮光状態に保たれている。スプール30の一端はパ
トローネ34内面に設けられた凹部38に嵌合し、スプ
ール30の他端はパトローネ本体34に設けられ孔40
に嵌合し、パトローネ本体34の外部に突出している。
写真フイルム32には孔40側においてのみ画像枠42
の外側にパーフォレーション44が設けられている。
【0011】スプール30は一端のみパトローネ本体3
4の孔40から露出し、他端はパトローネ本体34内部
の凹部38に嵌合しており、凹部38側の底面39にお
いては外光から完全に遮断されている状態にある。写真
フイルムパトローネ28においては、パーフォレーショ
ン44は孔40側にのみ設けられており、凹部38側に
は設けられていない。このため、凹部38側のスペース
46を撮影情報記録用のスペースとして用いることがで
き、従来のパトローネよりも多くの情報を記録すること
が可能になる。
4の孔40から露出し、他端はパトローネ本体34内部
の凹部38に嵌合しており、凹部38側の底面39にお
いては外光から完全に遮断されている状態にある。写真
フイルムパトローネ28においては、パーフォレーショ
ン44は孔40側にのみ設けられており、凹部38側に
は設けられていない。このため、凹部38側のスペース
46を撮影情報記録用のスペースとして用いることがで
き、従来のパトローネよりも多くの情報を記録すること
が可能になる。
【0012】記録される情報としては、撮影日、被写体
の種別、絞り値、ストロボ発光、シャッター速度、プリ
ント工程においてプリント条件を自動的に制御する情
報、再プリントのときに撮影者の意図を反映して再プリ
ントの条件を再現し、またはよりよい条件に制御するた
めの情報などである。次にユニット本体24について説
明すると、図2に示すようにユニット本体24にはパト
ローネ収納室48とロール状フイルム収納室50とが所
定間隔で形成され、フイルム32はパトローネ収納室4
8とロール状フイルム収納室50とに装填される。本考
案に係るレンズ付きフイルムユニットでは、フイルム3
2はロール状に巻取られて、先端がパトローネ28のス
プール30に固定され、撮影操作ごとに撮影済みのフイ
ルム32は順次パトローネ28に収納される。
の種別、絞り値、ストロボ発光、シャッター速度、プリ
ント工程においてプリント条件を自動的に制御する情
報、再プリントのときに撮影者の意図を反映して再プリ
ントの条件を再現し、またはよりよい条件に制御するた
めの情報などである。次にユニット本体24について説
明すると、図2に示すようにユニット本体24にはパト
ローネ収納室48とロール状フイルム収納室50とが所
定間隔で形成され、フイルム32はパトローネ収納室4
8とロール状フイルム収納室50とに装填される。本考
案に係るレンズ付きフイルムユニットでは、フイルム3
2はロール状に巻取られて、先端がパトローネ28のス
プール30に固定され、撮影操作ごとに撮影済みのフイ
ルム32は順次パトローネ28に収納される。
【0013】ユニット本体24のパトローネ収納室48
とロール状フイルム収納室50との間には平面状連結部
52を有し、この連結部52には露光枠54が形成され
ている。露光枠54の上下にはフイルムガイド面53
A、53Bが形成されている。更に、上側のフイルムガ
イド面53Aにはフイルム32のパーフォレーション4
4と嵌合する従動スプロケット56が設けられる。下側
のフイルムガイド面53Bには情報入力手段としての複
数のLED57が設けられる。各LED57は、フイル
ム32に撮影情報を示す光学ドットを単一ドットで記録
する光学ドット記録手段であり、この光学ドット記録手
段は前記フイルムガイド面53Bにフイルム32の巻取
方向のみに沿って一列で複数個取り付けられている。こ
れらのLED57はストロボ発光等の前記撮影情報を示
す光学ドットをフイルム32に、フイルム32の巻取方
向のみに沿って一列で記録することができる。情報入力
手段としては、ファイバスコープから成るライトガイド
を用い、シャッタ羽根開閉時の外光を導いてフイルムに
焼込むようにしてもよい。
とロール状フイルム収納室50との間には平面状連結部
52を有し、この連結部52には露光枠54が形成され
ている。露光枠54の上下にはフイルムガイド面53
A、53Bが形成されている。更に、上側のフイルムガ
イド面53Aにはフイルム32のパーフォレーション4
4と嵌合する従動スプロケット56が設けられる。下側
のフイルムガイド面53Bには情報入力手段としての複
数のLED57が設けられる。各LED57は、フイル
ム32に撮影情報を示す光学ドットを単一ドットで記録
する光学ドット記録手段であり、この光学ドット記録手
段は前記フイルムガイド面53Bにフイルム32の巻取
方向のみに沿って一列で複数個取り付けられている。こ
れらのLED57はストロボ発光等の前記撮影情報を示
す光学ドットをフイルム32に、フイルム32の巻取方
向のみに沿って一列で記録することができる。情報入力
手段としては、ファイバスコープから成るライトガイド
を用い、シャッタ羽根開閉時の外光を導いてフイルムに
焼込むようにしてもよい。
【0014】パトローネ収納室48の上部には巻上ノブ
20が枢支され、この巻上ノブ20の回動軸にはフォー
ク58が形成され、パトローネ28のスプール30と係
合するようになっている。従って巻上ノブ20を回転す
ることにより撮影済みフイルム32はパトローネ28内
に収納されることになる。更に、ユニット本体24に
は、シャッタ羽根等から成る撮影機構が設けられる。
20が枢支され、この巻上ノブ20の回動軸にはフォー
ク58が形成され、パトローネ28のスプール30と係
合するようになっている。従って巻上ノブ20を回転す
ることにより撮影済みフイルム32はパトローネ28内
に収納されることになる。更に、ユニット本体24に
は、シャッタ羽根等から成る撮影機構が設けられる。
【0015】次に裏蓋26の構造について説明すると、
裏蓋26は背板60と底板62とで略L字形状に構成さ
れている。背板60にはファインダ用開口部64が形成
され、このファインダ用開口部64は遮光筒16と対応
する位置に形成されている。又背板60には横長の開口
部66が形成され、この開口部66は図1に示すように
組立後巻上ノブ20の一部が露出し、背板60の外側か
ら巻上ノブ20を回動できるようになっている。
裏蓋26は背板60と底板62とで略L字形状に構成さ
れている。背板60にはファインダ用開口部64が形成
され、このファインダ用開口部64は遮光筒16と対応
する位置に形成されている。又背板60には横長の開口
部66が形成され、この開口部66は図1に示すように
組立後巻上ノブ20の一部が露出し、背板60の外側か
ら巻上ノブ20を回動できるようになっている。
【0016】前記の如く構成された本考案に係るレンズ
付きフイルムユニットによれば、レリーズボタン18を
操作すると図示しないシャッタ羽根が開閉し露光枠54
に位置しているフイルム32に露光が行われる。この
時、LED57又はライトガイド等により必要な前記撮
影情報がフイルム32に焼込まれる。その後巻上ノブ2
0を回動操作すると、スプール30が回動し、露光済み
のフイルム32はパトローネ28内に収納される。これ
と同時にフイルム収納室50からは次のフイルムの撮影
コマが露光枠に供給され、シャッタチャージがなされ、
撮影準備が完了することになる。以下この操作を繰り返
すことによって撮影がなされる。
付きフイルムユニットによれば、レリーズボタン18を
操作すると図示しないシャッタ羽根が開閉し露光枠54
に位置しているフイルム32に露光が行われる。この
時、LED57又はライトガイド等により必要な前記撮
影情報がフイルム32に焼込まれる。その後巻上ノブ2
0を回動操作すると、スプール30が回動し、露光済み
のフイルム32はパトローネ28内に収納される。これ
と同時にフイルム収納室50からは次のフイルムの撮影
コマが露光枠に供給され、シャッタチャージがなされ、
撮影準備が完了することになる。以下この操作を繰り返
すことによって撮影がなされる。
【0017】このようにして露光済のフイルム32はパ
トローネ28に巻き込まれる。そして、全コマの撮影を
終えた後には、そのままの状態で現像取扱店に提出す
る。現像所では、裏蓋26をこじ開けて撮影済フイルム
の入ったパトローネ28を取り出し、従来通りの現像、
焼き付け処理を行って、ネガ及びプリント写真がユーザ
ーに戻される。
トローネ28に巻き込まれる。そして、全コマの撮影を
終えた後には、そのままの状態で現像取扱店に提出す
る。現像所では、裏蓋26をこじ開けて撮影済フイルム
の入ったパトローネ28を取り出し、従来通りの現像、
焼き付け処理を行って、ネガ及びプリント写真がユーザ
ーに戻される。
【0018】前記実施例ではパーフォレーションは1駒
に複数形成されたが、1駒あたり1個形成してもよい。
に複数形成されたが、1駒あたり1個形成してもよい。
【0019】
【考案の効果】本考案に係るレンズ付きフイルムユニッ
トによれば、パーフォレーションをフイルムの一方の側
にのみ設けたので、パーフォレーションを設けない他方
の側を情報記録用スペースとして利用することが出来、
従来記録できなかった撮影データを記録することが出来
る。
トによれば、パーフォレーションをフイルムの一方の側
にのみ設けたので、パーフォレーションを設けない他方
の側を情報記録用スペースとして利用することが出来、
従来記録できなかった撮影データを記録することが出来
る。
【図1】本考案に係るレンズ付きフイルムユニットの外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】本考案に係るレンズ付きフイルムユニットの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】本考案で用いられる写真フイルムパトローネの
断面図である。
断面図である。
10…レンズ付きフイルムユニット 18…シャッタレリーズボタン 24…フイルムユニット本体 28…写真フイルムパトローネ 32…写真フイルム 39…パトローネの底面 44…パーフォレーション 57…LED
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−83053(JP,A) 特開 平2−304538(JP,A) 特開 昭63−193136(JP,A) 特開 昭58−137827(JP,A) 特開 昭63−226643(JP,A) 特開 昭60−166938(JP,A) 実開 平2−109351(JP,U) 米国特許4860037(US,A) 米国特許4977419(US,A)
Claims (1)
- 【請求項1】撮影されるべきフイルムをロール状に巻い
て収納するロールフイルム収納室、撮影レンズ、シャッ
タ等の撮影手段及び露光開口を有するフイルム通路を介
して配置され、前記フイルムの先端部が延在され、内部
の巻取スプールに係合されて前記ロールフイルムを巻取
り可能にしたフイルムパトローネが収納されたフイルム
巻取室を有するレンズ付きフイルムユニットにおいて、 前記フイルムは、その幅方向の一方にのみパーフォレー
ションが形成されたものであり、 前記フイルムパトローネは、前記フイルムのパーフォレ
ーションの存在する側に露出したスプール軸端部に巻上
げノブが係合され、フイルムに撮影が行われる毎にフイ
ルムをフイルム引入口を通って内部に巻込むように構成
されており、 前記フイルム通路におけるフイルムの幅方向におけるパ
ーフォレーションの形成されていない側の非撮影画面領
域に対向する位置には、撮影に同期して且つフイルムが
停止した状態で該フイルムに撮影情報を示す光学ドット
を単一ドットで記録する光学ドット記録手段が設けら
れ、 前記光学ドット記録手段は、前記フイルム通路のフイル
ムガイド面にフイルムの巻取方向のみに沿って一列で複
数取り付けられて撮影情報を示す光学ドットをフイルム
の巻取方向のみに沿って一列で記録する ことを特徴とす
るレンズ付きフイルムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992012317U JP2600670Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | レンズ付きフイルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992012317U JP2600670Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573649U JPH0573649U (ja) | 1993-10-08 |
JP2600670Y2 true JP2600670Y2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=11801940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992012317U Expired - Lifetime JP2600670Y2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600670Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4860037A (en) | 1988-09-12 | 1989-08-22 | Eastman Kodak Company | Film cassette with magnetic film leader |
US4977419A (en) | 1988-10-07 | 1990-12-11 | Eastman Kodak Company | Self-clocking encoding/decoding film information exchange system using dedicated magnetic tracks on film |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734091B2 (ja) * | 1987-02-06 | 1995-04-12 | 富士写真フイルム株式会社 | レンズ付きフイルムユニツト |
JPH0631463Y2 (ja) * | 1989-02-16 | 1994-08-22 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真フィルムパトローネ |
JPH0383053A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 露光機能付き感光材料包装ユニット |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP1992012317U patent/JP2600670Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4860037A (en) | 1988-09-12 | 1989-08-22 | Eastman Kodak Company | Film cassette with magnetic film leader |
US4977419A (en) | 1988-10-07 | 1990-12-11 | Eastman Kodak Company | Self-clocking encoding/decoding film information exchange system using dedicated magnetic tracks on film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0573649U (ja) | 1993-10-08 |
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