JPH041546Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH041546Y2
JPH041546Y2 JP1987005694U JP569487U JPH041546Y2 JP H041546 Y2 JPH041546 Y2 JP H041546Y2 JP 1987005694 U JP1987005694 U JP 1987005694U JP 569487 U JP569487 U JP 569487U JP H041546 Y2 JPH041546 Y2 JP H041546Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
shutter
lens
shutter drive
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987005694U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63115130U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=30787520&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH041546(Y2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed filed Critical
Priority to JP1987005694U priority Critical patent/JPH041546Y2/ja
Priority to GB9017262A priority patent/GB2234082B/en
Priority to DE3745175A priority patent/DE3745175C2/de
Priority to GB9017264A priority patent/GB2234084B/en
Priority to DE3745177A priority patent/DE3745177C2/de
Priority to FR878711774A priority patent/FR2603117B1/fr
Priority to GB8719662A priority patent/GB2195030B/en
Priority to US07/087,388 priority patent/US4884087A/en
Priority to GB9017263A priority patent/GB2234083B/en
Priority to GB9024262A priority patent/GB2237120B/en
Priority to DE3745176A priority patent/DE3745176C2/de
Priority to DE3745166A priority patent/DE3745166C2/de
Priority to DE8717158U priority patent/DE8717158U1/de
Priority to DE19873727813 priority patent/DE3727813C2/de
Publication of JPS63115130U publication Critical patent/JPS63115130U/ja
Priority to US07/314,215 priority patent/US4972649A/en
Priority to US07/409,420 priority patent/US4954857A/en
Priority to GB9006162A priority patent/GB2228798B/en
Priority to FR9103349A priority patent/FR2658625B1/fr
Publication of JPH041546Y2 publication Critical patent/JPH041546Y2/ja
Application granted granted Critical
Priority to HK27895A priority patent/HK27895A/xx
Priority to HK27995A priority patent/HK27995A/xx
Priority to HK28095A priority patent/HK28095A/xx
Priority to HK28195A priority patent/HK28195A/xx
Priority to HK27795A priority patent/HK27795A/xx
Priority to HK27695A priority patent/HK27695A/xx
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はレンズ付きフイルムユニツトに係り、
特に撮影用露光機能を予め付与した写真フイルム
包装ユニツト(以下「レンズ付きフイルムユニツ
ト」と称する)に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の写真撮影においては、カメラにフイルム
を装填して行われるのが通例である。しかしカメ
ラを常時携帯している人は小数であり、撮影した
いときにカメラが手元にないという不便があつ
た。その場合、通常の写真フイルムを購入するよ
うに低価格でレンズ付きフイルムユニツトを最寄
りの商店から購入することができ、撮影後従来の
写真フイルムと同様に、そのレンズ付きフイルム
ユニツトごと、DPEを依頼できれば非常に便利
である。
このような要望を満たすべく、本出願人は110
フイルムにレンズをつけたレンズ付きフイルムユ
ニツト「写ルンです」(商品名)を提供した。こ
の商品は便利性が優れているが、110フイルムで
は、画面が小さいので、もつと大きいサイズの画
面のものが望まれていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
レンズ付きフイルムを35mmサイズフイルムのよ
うな大きなサイズのもので、且つ簡単な構造にす
る為には、カートリツジ形状の相違からくるフイ
ルム片取扱い機構の作動メカニズムを簡素化した
り、省スペースと部品点数の減少を図り、低価格
で提供できるようにする必要がある。従来カメラ
でフイルムの巻止めを行うのは、フイルムパーフ
オレイシヨンに係合するスプロケツトを、直接ロ
ツクするものが多く、このような方式だと、一駒
送りが完了したことに気付かずに巻上げレバーを
廻そうとして、フイルムを引つ張りすぎ、ロツク
されたスプロケツトによつてパーフオレイシヨン
が破れてしまい、円滑なフイルム給送を不能とし
てしまうという欠点があつた。
一方、巻取軸を回転させてフイルムを巻上げる
際に、スプロケツトが従動回転し、このスプロケ
ツトの1回転によつてフイルムカウンター送りと
フイルム1駒の巻上等を行う使い捨て可能なカメ
ラが特開昭48−7734号公報によつて知られてい
る。この方式では、第1の方式と比べてスプロケ
ツトにはフイルムを駆動する力は働かないもの
の、1駒送りが完了した時点で、スプロケツト上
に設けたカムとフイルムカウンターを移動させる
てこがロツクされる。従つて、巻上ノブにはロツ
クが働かないので巻上ノブを強くまわすと、前記
従来カメラと同様にスプロケツトに噛むパーフオ
レーシヨンが破れてしまう恐れがあつた。
更にこの方式では、スプロケツト上のカムの動
きを「てこ」に伝えてカウンターを駆動するの
で、部品点数が増え、組立が面倒であり、低価格
が重視されるカメラとしては、更に改良の余地が
あつた。又てこを必要とする為、部品スペースが
多く必要となり、充分なコンパクト化が達成でき
ないという問題点があつた。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、極めて簡単な構造で、信頼性、低価格を実
現できると共によりコンパクトなレンズ付きフイ
ルムユニツトを提案することを目的としている。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は、前記目的を達成する為に、予め未露
光フイルムを内蔵し、このフイルムに対してシヤ
ツタ手段を操作することにより露光を付与するよ
うにし、且つ、ユニツトの本体部に背面部が取付
けられているレンズ付きフイルムユニツトに於い
て、前記フイルムは、一端が巻取部に配置された
光密なフイルムコンテナー中のフイルム巻芯に固
定されており、他端はロール状にしてフイルム供
給部に配置され、撮影される毎にフイルム巻芯が
回転され、前記光密なフイルムコンテナー内に巻
き込まれるように構成し、且つフイルム通路にフ
イルム移動に従動回動するスプロケツトを配置
し、該スプロケツト軸上に、フイルム送りを規制
するためのカム部材と、シヤツタをセツトするた
めのカム部材及びフイルムカウンター駆動部材と
を配置したことを特徴とする。
更に本考案は、好ましくは、フイルムカウンタ
ー駆動部材によつて移動されるフイルムカウンタ
ーには、規定枚数の撮影が行われたことを表示し
た時点で、前記フイルム送り規制用のカム部材に
よつて制御されるフイルム送り規制片と係止し
て、この規制部材の動きを阻止する阻止手段を備
えていることを特徴としている。
〔作用〕
本考案は、スプロケツト軸上にフイルム定量送
りとシヤツタ駆動手段をセツトする駆動カム並び
にフイルムカウンター駆動部材を配置し、それぞ
れ直接に駆動できるので部品点数を減少でき、更
に組立を簡易化することができる。
〔考案の実施例〕
以下添付図面に従つて本考案に係るレンズ付き
フイルムユニツトの好ましい実施例を詳説する。
本実施例では、現在最も普及しているパトロー
ネ入り135フイルムを用いたレンズ付きフイルム
ユニツトを用いた例について説明する。
第1図では本に係るレンズ付きフイルムユニツ
トの全体構造が示され、10はユニツト本体、1
2は前カバー、14は裏蓋であり、これらはプラ
スチツク成型によつて製作され、レンズ付きフイ
ルムユニツトの主要部材をなしている。後述する
ように前カバー12と裏蓋14はユニツト本体1
0に前後から連結された後、超音波溶着等によつ
て固着され、ユーザは本体10内に内蔵されたフ
イルム16をユニツト本体16内から取外すこと
が出来ないようになつている。
尚、第2図に示すようにフイルムユニツトは組
立後は全体として直方体形状に構成され、図示し
ない紙箱に覆われた形態とし、紙箱に開口された
シヤツタボタン孔、レンズ孔等を介して撮影操作
できるようになつている。
先ずユニツト本体10について説明すると、基
板18上にパトローネ収納室20とロール状フイ
ルム収納室22とが所定間隔で形成され、パトロ
ーネ収納室20とロール状フイルム収納室22の
下面は開口部20A,22Aが形成され、従つて
フイルム16は下側からパトローネ収納室20と
ロール状フイルム収納室22とに装填される。本
考案に係るフイルムユニツトでは、予めフイルム
16はパトローネ24から引き出されており、撮
影済みのフイルムは順次パトローネに収納され
る。この為フイルム16は、パトローネ24に収
納された状態で、パトローネ収納室20に装填さ
れ、その後巻取られてロール状態で収納室22に
収納される。若しくは、フイルム16は、暗室内
でパトローネ24から巻出され、ロール状態26
にした後、下面から収納室20,22に装填して
も良い。
ユニツト本体10のパトローネ収納室20とロ
ール状フイルム収納室22との間には平面状連結
部25を有し、この連結部25には図示しない露
光枠が形成されている。パトローネ収納室20、
ロール状フイルム収納室22、連結部25の周囲
には矩形状の枠体28が形成され、この枠体28
の下面はフイルム16を装填する為に収納室2
0,22の開口部20A,22Aと連通する開口
部が形成されている。パトローネ収納室20の上
部には巻上ノブ30が枢支され、この巻上ノブ3
0の回動軸には図示しないフオークが形成され、
パトローネ24のスプール軸32と係合するよう
になつている。従つて巻上ノブ30を図の矢印方
向に回転することにより撮影済みフイルム16は
ロール状フイルム収納室22からパトローネ24
内に収納されることになる。
更にユニツト本体10には撮影枚数表示板3
4、係止レバー36、シヤツタ駆動レバー38、
シヤツタ羽根40、従動スプロケツト108等か
らなる撮影機構が設けられている。第3図ではこ
の撮影機構の詳細な構造が示されている。第3図
で示すシヤツタボタン64は軸100を中心に前
カバー12に回動自在に取り付けられており、更
にこのシヤツタボタン64と一体にロツド102
が後方に向けて延在形成されている。
一方本体10には係止レバー36が軸104を
中心に回動自在に支持されるとともにばね106
によつて時計方向に回動付勢されている。即ち係
止レバー36には折曲片36Aが形成され、この
折曲片36Aにばね106の一端106Aが係止
れ、これにより係止レバー36は軸104を中心
に時計方向に回動付勢されている。係止レバー3
6の折曲片36Aの下端部は前記シヤツタボタン
64のロツド102と当接している。従つてシヤ
ツタボタン64が押し下げられると、シヤツタボ
タン64は軸100を中心に回動し、係止レバー
36はロツド102によりばね106の付勢力に
抗して反時計方向に回動されることになる。
また、係止レバー36には巻止め爪36Bが形
成され、この巻止め爪36Bは巻取りノブ30の
外周部30Aに嵌合してフイルム巻き取り後は巻
取りノブ30を回動不能にする。
フイルム16にはパーフオレイシヨン16A,
16A、…が形成され、パーフオレイシヨン16
A,16A、…は8孔でフイルム一駒分に相当す
るようになつている。このパーフオレイシヨン1
6A,16A、…には従動スプロケツト108が
噛み合つている。従動スプロケツト108は1回
転でフイルム1駒分を送るようになつており、従
つて従動スプロケツト108は8枚歯で構成され
ている。この従動スプロケツト軸上にカム110
が設けられており、このカム110には係止レバ
ー36の爪36Cが当接するようになつている。
即ちフイルム16が矢印の如く巻取られると従動
スプロケツト108は図に示すように反時計方向
に回動し、従つてカム110も反時計方向に回動
する。カム110が反時計方向に回動すると、係
止レバー36の爪36Cを徐々に反時計方向に押
圧回動し、これにより係止レバー36はばね10
6の付勢力に抗して反時計方向に回動されるよう
になる。
ユニツト本体10にはシヤツタ駆動レバー38
が軸112を中心に回動自在に支持されるととも
にばね106によつて反時計方向に回動付勢され
ている。即ちシヤツタ駆動レバー38のばね受け
38Aにはばね106の他端106Bが当接さ
れ、これによりシヤツタ駆動レバー38は反時計
方向に回動付勢されている。シヤツタ駆動レバー
38は第1図に示すように係止レバー36の突起
36Dと当接し、従つてばね106の反時計方向
の付勢力に抗して第4図Aで示す位置に保持され
る。シヤツタ駆動レバー38にはL字形状の折曲
片38Bが形成され、この折曲片38Bの先端部
は第1図に示すようにシヤツタ羽根40に臨んで
いる。従つて、係止レバー36の突起36Dがシ
ヤツタ駆動レバー38から外れると(第4図B参
照)、シヤツタ駆動レバー38はばね106の付
勢力によつて反時計方向に回動し、シヤツタ羽根
40を開閉する。即ちシヤツタ羽根40は軸40
Aを中心に回動自在に支持されるとともにばね4
0Bによつて反時計方向に回動付勢されて図示し
ないストツパに当接している。この状態におい
て、前記したようにシヤツタ駆動レバー38が回
動されるとシャツタ羽根40の爪40Cが折曲片
38Bによつて蹴飛ばされ、これによりシヤツタ
羽根40が開放し、撮影露光が成される。シヤツ
タ駆動レバー38の折曲片38Bがシヤツタ羽根
40の爪40Cを乗り上げるとシヤツタ羽根40
はばね40Bによつて引き戻され、撮影用開口部
42を閉じる。従動スプロケツト軸上にはシヤツ
タチヤージ用カム114が設けられ、シヤツタ駆
動レバー38はシヤツタ羽根40を開閉した後、
その爪38Cがカム114の切り欠け部114A
に嵌入する。カム114は従動スプロケツト10
8と同軸に設けられているため、フイルム16が
巻取られると回動し、シヤツタ駆動レバー38を
元の位置に復帰させる(第4図A)。
更に従動スプロケツト軸上に一歯ギア116が
設けられ、この一歯ギア116は撮影枚数表示板
34の外周に形成されたギア34Aと噛み合つて
いる。従つて従動スプロケツト108が一回転す
ると、一歯ギア116も一回転し、表示板34を
一撮影分だけ送り、撮影枚数を表示するようにな
つている。
表示板34の裏面にはカム34Bが形成され、
カム34Bは規定枚数の撮影終了後、係止レバー
36の立上がり片36Eに当接して係止レバー3
6をばね106の付勢力に抗して係止レバー36
の爪36Cがカム110の切欠き110Aに入ら
ないようにする。この状態で巻止め爪36Bはノ
ブ30に係合しないので従動スプロケツト108
はフリーとなる。この状態で巻上げノブ30を回
動すると露光済みのフイルムは全てパトローネ内
に収納される。従つて、規定枚数撮影終了後に
は、巻止めがかからないので、フイルムをパトロ
ーネ内に収納した状態でユニツト本体から取り出
せ、現像所でのフイルム取出し作業が容易にな
る。
シヤツタ羽根40の前面には第1図に示す板状
のレンズホルダ44が設けられるレンズホルダ4
4には、撮影用開口42に対応する位置に凹部4
6が形成され、この凹部46にプラスチツク製撮
影レンズ48が配置される。
次に前カバー12について説明する。前カバー
12の上板60にはシヤツタボタン用開口部62
が形成され、この開口部62にはシヤツタボタン
64が配置されている。シヤツタボタン64はこ
れを押し下げることにより、前述の撮影機構のシ
ヤツタ駆動レバ38等が作動するようになつてい
る。更に上板60には撮影枚数表示用窓66が開
口形成され、この窓66には前記表示板34の撮
影枚数が表示されるようになつている。前カバー
12の前面68にはフアインダ用遮光筒70が形
成されている。更に前面68には撮影用円形孔7
2が形成され、この円形孔72は撮影レンズ48
の光軸に位置するように形成されている。撮影用
円形孔72に左右両側には矩形状の小孔76,7
6が形成されている。この矩形状の小孔76,7
6はユニツト本体10に形成された係止爪78,
78に対応する位置に形成され、ユニツト本体1
0を前カバー12に連結する際の止めに用いられ
る。
次に裏蓋14の構造について説明する。裏蓋1
4は背板80と底板82とで略L字形状に構成さ
れている。背板80にはフアインダ用開口部84
が形成され、このフアインダ用開口部84は前カ
バー12の遮光筒70と対応する位置に形成され
ている。又背板80には横長の開口部86が形成
され、この開口部86は第2図に示すように組立
後巻上ノブ30の一部が露出し、背板80の外側
から巻上ノブ30を回動できるようになつてい
る。更に背板80には湾曲したフイルム支持面8
8が形成され、フイルム16は巻上ノブ30を回
動するとこのフイルム支持面88に沿つて移動す
ることになる。又裏蓋14の底板80には裏蓋1
4をユニツト本体10に組付けると、基板18の
下側に位置し、パトローネ収納室20とロール状
収納室22の低部に形成された開口部20A,2
2Aを覆うようになる。フイルム16はユニツト
本体10のパトローネ収納室20とロール状収納
室22との間に収納された後、裏蓋14が押し込
まれると、光密状態で本体10内に収納されるこ
とになる。その後ユニツト本体10と裏蓋14、
更に前カバー12と裏蓋14とは側縁14A,1
4Bの部分が超音波溶接等によつて固着されるか
又は開閉可能にされている。
前記の如く構成された本考案に係るレンズ付き
フイルムユニツトによれば、まずシヤツタボタン
64が押し下げられる前には第4図Aの状態にあ
る。シヤツターボタン64を押していくと、ロツ
ド102が係止レバー36を反時計方向に回動
し、シヤツタ駆動レバー38との係止状態を解除
する(第4図B)。これによりシヤツタ駆動レバ
ー38はばね106により反時計方向に回動さ
れ、シヤツタ羽根40を開閉し、露光枠に位置し
ているフイルム16に撮影露光が行われる。この
状態でシヤツターボタン64から指をはなすと、
係止レバー36の爪36Cはカム110面に再び
接するように動くが、シヤツターレバー38の突
起38Dにより復帰をさまたげられ(第4図C)、
係止レバー36の爪36Bは巻上げノブ30から
離れた状態に保持されているので、巻上げノブ3
0はフリーとなつている。そこで巻上げノブ30
を回動操作すると、パトローネ軸32が回動し、
露光済のフイルム16はパトローネ24内に収納
される。フイルム16が送られると、前記したよ
うに従動スプロケツト108が回動し、カム11
0,114、一歯ギア116が回動される。カム
114が回動することによつて先ずシヤツタ駆動
レバー38が元の位置に復帰され、シヤツタ駆動
レバー38の突起38Dが左方へ退避するので次
いで係止レバー36の爪36Cがカム110面に
接することが可能となり(第4図D)、このカム
110によつて回動されることにより元の位置に
復帰し、シヤツタ駆動レバー38を係止レバー3
6によつて係止する(第4図A)。この時カウン
タ34が1撮影分だけ送られ、撮影枚数を表示す
る。これによりシヤツタチヤージ動作がなされる
ことになる。
本考案で使用されるフイルムの感度は、
ASA100,200,400,1000,1600等いずれのもの
でもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るレンズ付きフ
イルムユニツトによれば、スプロケツト軸上に、
フイルム送りを規制するためのカム部材と、シヤ
ツタをセツトするためのカム部材及びフイルムカ
ウンター駆動部材とを配置したので、これらの部
材を配置する為のスペースを小さくすることがで
きると共に構造の簡略化を図ることができ、更に
低価化の実現を図ることができる。
また、カム部材でフイルム送りを規制して一駒
送り完了後のフイルムの引張すぎを防止すること
ができるので、パーフオレイシヨンの破損を防止
でき、信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のレンズ付きフイルムユニツト
の分解斜視図、第2図はレンズ付きフイルムユニ
ツトの組立斜視図、第3図は本考案に係るフイル
ムユニツトの撮影機構の詳細構造を示す斜視図、
第4図A乃至Dは本考案に係るフイルムユニツト
のシヤツタ作動機構を示す平面図である。 10……ユニツト本体、12……前カバー、1
4……裏蓋、16……135フイルム、30……巻
上ノブ、36……係止レバー、38……シヤツタ
駆動レバー、40……シヤツタ羽根。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が巻取部に配置された光密なフイルムコン
    テナー中のフイルム巻芯に固定されており、他端
    はロール状にしてフイルム供給部に配置された未
    露光フイルムを内蔵し、このフイルムに対してシ
    ヤツタ手段を操作することにより露光を付与する
    ごとに前記フイルムコンテナー内に巻込まれるよ
    うにし、且つフイルム通路にフイルム移動に従動
    回動するスプロケツトを配置したレンズ付きフイ
    ルムユニツトにおいて、 このスプロケツト軸の近傍にシヤツタ駆動部材
    と、フイルムの1コマ送りを規制すると共に、前
    記シヤツタ駆動部材を係止する係止部材と、及び
    前記係止部材の上方に配置されこの係止部材を所
    定撮影枚数で不能化するフイルムカウンターとを
    配置すると共に、前記スプロケツト軸と同軸上に
    前記シヤツタ駆動部材と係合してシヤツタ駆動部
    材をセツトするカム部材と、1コマ送り完了時に
    前記係止部材を規制する切欠部を有する規制部材
    と、及びフイルムカウンターを駆動する一歯ギア
    とを配置し、 係止部材が手動の巻取りノブに係脱することに
    より、巻取りノブの回動を制御すると共に、 フイルムの1コマ送り完了時に前記カム部材と
    シヤツタ駆動部材との係合が断たれると同時に、
    係止部材が規制部材の切欠部により規制され前記
    シヤツタ駆動部材を係止してシヤツタセツトを終
    了することを特徴とするレンズ付きフイルムユニ
    ツト。
JP1987005694U 1986-08-20 1987-01-19 Expired JPH041546Y2 (ja)

Priority Applications (24)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987005694U JPH041546Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19
DE8717158U DE8717158U1 (de) 1986-08-20 1987-08-20 Photographische Filmpackung
GB9017263A GB2234083B (en) 1986-08-20 1987-08-20 "photographic film package".
GB9017264A GB2234084B (en) 1986-08-20 1987-08-20 "photographic film package".
DE3745177A DE3745177C2 (de) 1986-08-20 1987-08-20 Einwegkamera
FR878711774A FR2603117B1 (fr) 1986-08-20 1987-08-20 Boitier contenant un film photographique et son procede de fabrication
GB8719662A GB2195030B (en) 1986-08-20 1987-08-20 Photographic film package
US07/087,388 US4884087A (en) 1986-08-20 1987-08-20 Photographic film package and method of making the same
DE3745175A DE3745175C2 (de) 1986-08-20 1987-08-20 Einwegkamera
GB9024262A GB2237120B (en) 1986-08-20 1987-08-20 Method of assembling photographic film package
DE3745176A DE3745176C2 (de) 1986-08-20 1987-08-20 Einwegkamera
DE3745166A DE3745166C2 (de) 1986-08-20 1987-08-20 Einwegkamera
GB9017262A GB2234082B (en) 1986-08-20 1987-08-20 "photographic film package".
DE19873727813 DE3727813C2 (de) 1986-08-20 1987-08-20 Einwegkamera und Verfahren zu ihrer Montage
US07/314,215 US4972649A (en) 1986-08-20 1989-02-22 Photographic film package and method of making the same
US07/409,420 US4954857A (en) 1986-08-20 1989-09-19 Photographic film package and method of making the same
GB9006162A GB2228798B (en) 1986-08-20 1990-03-19 Method of making a photographic film package.
FR9103349A FR2658625B1 (fr) 1986-08-20 1991-03-19 Boitier contenant un film photographique.
HK27895A HK27895A (en) 1986-08-20 1995-03-02 Photographic film package
HK27995A HK27995A (en) 1986-08-20 1995-03-02 Photographic film package
HK28095A HK28095A (en) 1986-08-20 1995-03-02 Method of assembling photographic film package
HK28195A HK28195A (en) 1986-08-20 1995-03-02 Photographic film package
HK27795A HK27795A (en) 1986-08-20 1995-03-02 Photographic film package
HK27695A HK27695A (en) 1986-08-20 1995-03-02 Method of making a photographic film package

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987005694U JPH041546Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63115130U JPS63115130U (ja) 1988-07-25
JPH041546Y2 true JPH041546Y2 (ja) 1992-01-20

Family

ID=30787520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987005694U Expired JPH041546Y2 (ja) 1986-08-20 1987-01-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH041546Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2873316B2 (ja) * 1988-10-14 1999-03-24 コニカ株式会社 フィルム一体型カメラ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL6708486A (ja) * 1966-09-12 1968-03-13
JPS57144534A (en) * 1981-03-02 1982-09-07 Fuji Photo Optical Co Ltd Automatic rewinding camera

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL6708486A (ja) * 1966-09-12 1968-03-13
JPS57144534A (en) * 1981-03-02 1982-09-07 Fuji Photo Optical Co Ltd Automatic rewinding camera

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63115130U (ja) 1988-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH041546Y2 (ja)
JPH068587Y2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JPH0138579Y2 (ja)
JPH0720667Y2 (ja) レンズ付きフイルムユニツト
JPH0531648Y2 (ja)
US6363219B1 (en) One-time-use camera with belt-drive connection between manual film winder and film winding spool
JPH052919Y2 (ja)
JP3026187B2 (ja) フィルム一体型カメラの製造方法
JP2564847Y2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JPH0531647Y2 (ja)
JPH0731229Y2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3215983B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JP2576915Y2 (ja) レンズ付フィルムユニットのレリーズロック機構
JPH08668Y2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
US6052532A (en) One-time-use camera with anti-backup pawl engaging film spool to prevent reverse unwinding rotation of film winder
JP3727707B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP3521354B2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH05232636A (ja) レンズ付フィルムユニット
JP2867089B2 (ja) カメラ
JP2606163Y2 (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH0745071Y2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP2598155B2 (ja) カメラ
JP3087062B2 (ja) フィルム一体型カメラの製造方法及びフィルム一体型カメラ
JPH05204020A (ja) レンズ付フィルムユニット
JPH05289172A (ja) 3眼式立体写真用レンズ付フィルムユニット