JP2600584B2 - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JP2600584B2 JP5242226A JP24222693A JP2600584B2 JP 2600584 B2 JP2600584 B2 JP 2600584B2 JP 5242226 A JP5242226 A JP 5242226A JP 24222693 A JP24222693 A JP 24222693A JP 2600584 B2 JP2600584 B2 JP 2600584B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MCA方式のコードレ
ス電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小電力電波を使用したMCA(マルチア
クセス方式)のコードレス電話機は例えば通話チャネル
数が87チャネル、制御チャネル数が2チャネル用意さ
れている。そしてこれらは電話回線との接続を行う親機
と、移動可能な子機とから構成され、親機からは250
MHz帯の電波を送信し、子機からは380MHz帯の
電波を送信し、上りおよび下りの同時通話を可能にして
いる。
【0003】つまり、親機は380MHz帯を受信し、
子機は250MHz帯を受信していることになる。これ
らの周波数帯の各周波数については郵政省の定める技術
基準によって規定されている。
【0004】図4はそのようなコードレス電話機の一例
を示し、記号1で示すハンドセット形の子機は送信回路
(TX)110、受信回路(RX)120を有し、送信
回路110はマイクロホン111からの音声Stおよび
コマンド信号CMNDを上りチャネルのFM信号Suに
変換してアンテナ100から送信するようになってい
る。受信回路120は下りチャネルのFM信号Sdを受
信して音声信号Srをスピーカ121によって放声する
とともにコマンド信号CMNDを復調するようになって
いる。そして動作状態をランプ133で表示する。
【0005】また、ダイヤルキー131、通話キー13
2を有し、通話キー132はノンロックタイプのプッシ
ュスイッチとされ、このキー132を押す度に子機1は
待機モードと通話モードが交互に切り換わる。なお、待
機モードのとき受信回路120は制御チャネルで受信状
態になる。更に、呼び出し用のスピーカ139、スピー
カ139に呼び出し音を出すための発振器138、子機
制御用のCPU140を有し、CPU140は送信の許
可/禁止、無線通信の送受話を行うチャネルを制御する
制御信号TCTL、RCTLも発生するようになってい
る。
【0006】図4において、2は親機、3は電話回線を
示し、親機2において、21は無線ユニット(RFユニ
ット)を示し、子機1への送信回路(TX)210・受
信回路(RX)220を有する。そして、無線ユニット
21の受信回路220も待機時には上りの制御チャネル
で待機している。23は電話回線とのインターフェース
回路、24は親機制御用CPUである。
【0007】インターフェース回路23には4線/2線
変換回路(4/2)231、一般の電話機のフックスイ
ッチに対応するスイッチ回路232、PBダイヤルのた
めのDTMF発信器233、ベル信号の検出回路234
などを有する。親機制御用CPU24は子機制御用CP
U140と同様の処理を行うとともに、子機1、無線チ
ャネル、無線ユニット21、電話回線3の使用状況な
ど、このコードレス電話機全体の動作を管理するもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの装置は限
定した周波数を使用するため、該当する周波数と同一の
周波数の妨害電波や、ノイズがコードレス電話機周辺に
発生していると正常な通信ができない場合がある。特
に、制御チャネルは2つしかないために、この周波数、
つまり380MHz帯で2チャネル、250MHz帯で
2チャネルの合計4つのチャネルに該当する周波数の妨
害電波や、ノイズが周辺で発生していると、制御チャネ
ルのリンクが確立できないために、通信を開始すること
が困難であった。近年、電波環境は悪化の一途を辿って
おり、妨害から逃れることは困難になりつつある。この
ような場合、呼出をしてみて通話ができないので、制御
チャネルに妨害があることを知ることになる。
【0009】そこで、本発明は、妨害がある場合でも設
置場所を予め選択することによってその妨害を逃れられ
る場合、その設置場所選定のための手段を提供するため
のものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、子機での下りの制御チャネルで妨害
電波が検出されたとき妨害電波の表示を行う表示器(ラ
ンプ133)と、子機での下りの制御チャネルで妨害電
波が予め定めた時間を越えて継続したか否かを監視する
監視手段(図2のステップ101)と、妨害電波の継続
が予め定めた時間を越えたときにはこの旨を記録する第
1の記録手段(ステップ105)と、妨害電波の継続が
予め定めた時間を越えないときには親機を呼び出す呼出
手段(ステップ102)と、呼出手段により呼び出しが
行われたときに親機の応答が検出されない場合はこの旨
を記録する第2の記録手段(ステップ106)と、第1
及び第2の記録手段の無記録検出に基づき前記表示器の
表示を中止する表示中止手段(ステップ120)と、第
1及び第2の記録手段の少なくとも一方の記録に基づき
前記制御チャネルとは異なる制御チャネルに切り替える
切替手段(ステップ104)とを備えたものである。
た、子機において制御チャネルに妨害電波を受信してい
ないとき上り制御チャネルで送信を行い、それが親機で
正常に受信できたとき親機の制御チャネルが正常である
ことを判断するようにしたものである。
【0011】
【作用】子機の制御チャネルに妨害がないときその制御
チャネルを使用して親機を呼び出す。親機の制御チャネ
ルにも妨害がなければそれが正常に受信できるのでその
旨を子機に通知することによって制御チャネルが上り下
りとも正常であることを知ることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明を適用した子機の受信回路12
0の一実施例を示し、下りチャネルのFM信号Sdがア
ンテナ100により受信されて、チューナ回路126に
供給される。このチューナ回路126は、高周波増幅器
から第2ミキサ回路までを有するダブルスーパーへテロ
ダイン方式等で構成され、その受信チャネルが子機CP
U140から制御信号RCTLにより制御され、この信
号RCTLに従ったチャネルのFM信号Sdが第2中間
周波数信号Siに変換されて取り出される。
【0013】そして、この信号Siが第2中間周波数増
幅器122を通してFM復調回路123に供給され、音
声信号SrまたはコマンドCMNDが取り出される。そ
して音声信号Srは増幅器124を通してスピーカ12
1に供給され、コマンド信号CMNDは整形回路125
を介して子機CPU140に供給される。
【0014】また、増幅器122から中間周波信号Si
が取り出されこの信号Siが検出回路126に供給さ
れ、例えばAM検波および整形を行うことにより信号S
iの有無を示す信号CDETが取り出され、この信号C
DETが子機CPU140に供給される。なお、信号C
DETは、信号Siの有無を示す信号であるから、制御
信号RCTLの指定した下りチャネルにFM信号Sdが
あるか否かを示す信号でもあり、従って制御信号RCT
Lが指定した制御チャネルや通話チャネルが空きチャネ
ルであるかどうかを示す信号でもある。
【0015】次に図2に制御チャネルの妨害検出のため
のフローチャートを示す。先ず、ステップ100で示す
ように子機1を親機より十分電波の届く範囲の位置で例
えば下りの制御チャネル46チャネル(380.775
MHz)を受信する。ステップ101においてキャリア
検出CDETがキャリア有りと判断した場合は先ず、ス
テップ107において自己IDがあるか否かをチェック
する。
【0016】自己IDがない場合は、ステップ108に
示すように、妨害電波ありランプ133(図1)を点灯
し、操作者に発信操作できないことを知らせ、ステップ
109において4秒タイマをカウント開始する。次に、
キャリア検出CDETでキャリア有りの状態が4秒を越
えたと判断した場合は、ステップ105において制御チ
ャネル46CHが使用できないことを記録する。また、
キャリア検出CDETがないときや、キャリアがあって
も4秒以内の場合はステップ102に示すように、子機
1より親機2を46CHで呼び出し応答を確認する。
【0017】ステップ103において、親機からの応答
がない場合は、ステップ106に示すように、上りの制
御チャネル46CH(252.425MHz)に妨害電
波があると判断して、親機46CHが使用できないこと
を記録する。ステップ105において子機46CHが使
用できないことが記録されたとき、ステップ106で親
機46CHが使用できないことが記録されたとき、ステ
ップ103において、親機より応答があったと判断され
たときのいずれも、それ以後ステップ104の子機で8
9CHの送信を行う。
【0018】そして、ステップ104以降において、も
う1つの制御チャネル89CH(下り381.3125
MHz、上り254.9625MHz)について46C
Hと同様に妨害検出を行う。この処理は前述の処理と同
じなので説明を省略する。最後にステップ118におい
て検出結果を分析する。図3に検出の全ての組み合わせ
の結果を示す。
【0019】図3において、項目1から5については使
用可能な制御チャネルは1組はあるので、通信を開始で
きる。この場合は、ステップ119において通信可と判
断されるので、ステップ120に示すように、妨害電波
ありのランプ133を消灯する。また、項目6から8の
いずれかの結果となった場合には、通信することができ
ないため、ステップ125に示すように、妨害電波あり
ランプ133の点灯を続ける。
【0020】このような妨害電波の検出処理を行った
後、ステップ121に示すように、親子間の通信処理を
実施した後、ステップ126に示すように例えば4秒間
の休止タイマをスターとして休止する。休止タイマが満
了したとき、再び前述の処理を開始する。このように間
欠動作を行うことによって電池寿命を延ばすことができ
る。なお、ステップ107およびステップ130におい
て自己IDが検出されたときはステップ135に示す着
信処理を行う。
【0021】この例では2つの制御チャネルについて監
視しているが、1つの制御チャネルしか使用しないコー
ドレス電話機にも応用できる。そして、妨害電波ありの
ランプ133が点灯したときは、子機あるいは親機を移
動して、そのランプの消える場所を探せば、そこで通話
が可能になる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、子機ある
いは親機の制御チャネルに電波妨害があるときに使用で
きないことを示すランプを点灯するようにしたので、使
用してみないと通信できないか否かという無駄を排除で
き、またランプが点灯しているときでも、親機または子
機を移動させることによってそのランプの消灯する場所
を探せば、通話可能になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した受信機の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】検出結果を示す図である。
【図4】従来装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 子機 110、210 送信回路(TX) 120、220 受信回路(RX) 2 親機 3 電話回線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と子機とから構成されそれぞれが制
    御チャネルで待ち受けをするコードレス電話機におい
    て、子機での下りの制御チャネルで妨害電波が検出されたと
    き妨害電波の表示を行う表示器と、 子機での下りの制御
    チャネルで前記妨害電波が予め定めた時間を越えて継続
    したか否かを監視する監視手段と、前記妨害電波の継続
    が予め定めた時間を越えたときにはこの旨を記録する第
    1の記録手段と、前記妨害電波の継続が予め定めた時間
    を越えないときには親機を呼び出す呼出手段と、前記呼
    出手段により呼び出しが行われたときに親機の応答が検
    出されない場合はこの旨を記録する第2の記録手段と、
    第1及び第2の記録手段の無記録検出に基づき前記表示
    器の表示を中止する表示中止手段と、第1及び第2の記
    録手段の少なくとも一方の記録に基づき前記制御チャネ
    ルとは異なる制御チャネルに切り替える切替手段とを備
    えたことを特徴とするコードレス電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 子機において制御チャネルに妨害電波を受信していない
    とき上り制御チャネルで送信を行い、それが親機で正常
    に受信できたとき親機の制御チャネルが正常であること
    を判断することを特徴とするコードレス電話機。
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