JP2600282Y2 - パワーステアリング用流量制御装置 - Google Patents
パワーステアリング用流量制御装置Info
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- JP2600282Y2 JP2600282Y2 JP1993015618U JP1561893U JP2600282Y2 JP 2600282 Y2 JP2600282 Y2 JP 2600282Y2 JP 1993015618 U JP1993015618 U JP 1993015618U JP 1561893 U JP1561893 U JP 1561893U JP 2600282 Y2 JP2600282 Y2 JP 2600282Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ポンプ回転数に対応し
てポンプ吐出流量が増加するポンプより吐出された圧力
流体を供給通路中の複数の絞り通路を介して車両のパワ
ーステアリング装置に供給し、余剰圧力流体をバイパス
通路の開度を調整する流量調整用スプール弁によりポン
プの吸入側に還流するパワーステアリング用流量制御装
置に係り、特にポンプ回転数の低速域では、ポンプ回転
数の増加に比例してパワーステアリング装置への供給流
量が増加し、ポンプ回転数の中速域では、ポンプ回転数
の増加と無関係にパワーステアリング装置への供給流量
が一定に保持され、ポンプ回転数の高速域では、ポンプ
回転数の増加に対応してパワーステアリング装置への供
給流量が漸次低下してから前記中速域での供給流量より
低い一定流量に保持されるポンプ回転数感応型流量制御
装置に関するものである。
てポンプ吐出流量が増加するポンプより吐出された圧力
流体を供給通路中の複数の絞り通路を介して車両のパワ
ーステアリング装置に供給し、余剰圧力流体をバイパス
通路の開度を調整する流量調整用スプール弁によりポン
プの吸入側に還流するパワーステアリング用流量制御装
置に係り、特にポンプ回転数の低速域では、ポンプ回転
数の増加に比例してパワーステアリング装置への供給流
量が増加し、ポンプ回転数の中速域では、ポンプ回転数
の増加と無関係にパワーステアリング装置への供給流量
が一定に保持され、ポンプ回転数の高速域では、ポンプ
回転数の増加に対応してパワーステアリング装置への供
給流量が漸次低下してから前記中速域での供給流量より
低い一定流量に保持されるポンプ回転数感応型流量制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来のポンプ回転数感応型すなわちエンジ
ン回転数感応型流量制御装置として、特公昭63−37
749号公報に記載されたものがあった(図6参照)。
図6に図示された流量制御装置のケーシング01には、
流量調整用スプール02を摺動自在に嵌装するスプール
収納孔03が形成され、該スプール収納孔03に開口す
る軸方向へ所定距離離れて供給通路04とバイパス通路
05が形成され、前記スプール収納孔03の左端に図示
されないパワーステアリング装置に圧力流体を供給する
ためのユニオン06が一体に嵌着され、該ユニオン06
には、流量調整用スプール02の中心軸線上に位置する
ように制御スプール07が摺動自在に嵌装されるととも
に、パワーステアリング装置への圧力流体供給口08と
制御スプール07との間に絞り通路09、010が形成
されている。
ン回転数感応型流量制御装置として、特公昭63−37
749号公報に記載されたものがあった(図6参照)。
図6に図示された流量制御装置のケーシング01には、
流量調整用スプール02を摺動自在に嵌装するスプール
収納孔03が形成され、該スプール収納孔03に開口す
る軸方向へ所定距離離れて供給通路04とバイパス通路
05が形成され、前記スプール収納孔03の左端に図示
されないパワーステアリング装置に圧力流体を供給する
ためのユニオン06が一体に嵌着され、該ユニオン06
には、流量調整用スプール02の中心軸線上に位置する
ように制御スプール07が摺動自在に嵌装されるととも
に、パワーステアリング装置への圧力流体供給口08と
制御スプール07との間に絞り通路09、010が形成
されている。
【0003】また、スプール収納孔03は流量調整スプ
ール02により第1弁室011と第2弁室012とに仕
切られ、第2弁室012には流量調整用スプール02を
ユニオン06に向けて付勢するスプリング013が介装
され、ユニオン06の内端にはスプール収納孔03の周
面に突起014によって供給通路04と第1弁室011
とに絞り通路015が形成されており、該絞り通路01
5により第1弁室011内の圧力は供給通路04内の圧
力に比べて低い圧力に低下するようになっている。
ール02により第1弁室011と第2弁室012とに仕
切られ、第2弁室012には流量調整用スプール02を
ユニオン06に向けて付勢するスプリング013が介装
され、ユニオン06の内端にはスプール収納孔03の周
面に突起014によって供給通路04と第1弁室011
とに絞り通路015が形成されており、該絞り通路01
5により第1弁室011内の圧力は供給通路04内の圧
力に比べて低い圧力に低下するようになっている。
【0004】さらに制御スプール07には第1弁室01
1と絞り通路09、010とを連通する流体通路016
が形成され、該絞り通路09、010を備えた絞り部材
017と制御スプール07とにスプリング018が介装
され、該制御スプール07の段部およびユニオン06の
段部の接合空間019と供給通路04とを連通する圧力
導入孔020がユニオン06に形成されている。
1と絞り通路09、010とを連通する流体通路016
が形成され、該絞り通路09、010を備えた絞り部材
017と制御スプール07とにスプリング018が介装
され、該制御スプール07の段部およびユニオン06の
段部の接合空間019と供給通路04とを連通する圧力
導入孔020がユニオン06に形成されている。
【0005】そして図示されないポンプが低速域で回転
している状態では、ポンプから吐出した圧力流体は供給
通路04から絞り通路015を介して第1弁室011に
流入し、その流入圧力流体の圧力により流量調整用スプ
ール02は、供給通路04とバイパス通路05との連通
を遮断する範囲内で右方へ移動し、第1弁室011内の
圧力流体は流体通路016から絞り通路09、010を
介して圧力流体供給口08に流入するので、ポンプの回
転数に比例した流量の圧力流体が図示されないパワース
テアリング装置に供給される。
している状態では、ポンプから吐出した圧力流体は供給
通路04から絞り通路015を介して第1弁室011に
流入し、その流入圧力流体の圧力により流量調整用スプ
ール02は、供給通路04とバイパス通路05との連通
を遮断する範囲内で右方へ移動し、第1弁室011内の
圧力流体は流体通路016から絞り通路09、010を
介して圧力流体供給口08に流入するので、ポンプの回
転数に比例した流量の圧力流体が図示されないパワース
テアリング装置に供給される。
【0006】ポンプが中速域に達すると、流量調整用ス
プール02がさらに右方へ移動して供給通路04とバイ
パス通路05とが連通され、供給通路04内の圧力流体
の一部がポンプの回転数増大に対応しバイパス通路05
に還流するため、供給通路04から絞り通路015、第
1弁室の011、流体通路016および絞り通路09、
010を介して圧力流体供給口08に流入する圧力流体
の流量は略一定に保持される。
プール02がさらに右方へ移動して供給通路04とバイ
パス通路05とが連通され、供給通路04内の圧力流体
の一部がポンプの回転数増大に対応しバイパス通路05
に還流するため、供給通路04から絞り通路015、第
1弁室の011、流体通路016および絞り通路09、
010を介して圧力流体供給口08に流入する圧力流体
の流量は略一定に保持される。
【0007】さらにポンプが高速域に達すると、供給通
路04の圧力と第1弁室011の圧力すなわち絞り通路
09、010より上流側の圧力との圧力差が増大し、そ
の圧力差でもって制御スプール07でスプリング018
のバネ力に打勝ち左方に移動して、絞り通路09が制御
スプール07の先端の接近で少しずつ絞られるため、ポ
ンプの回転数の増加に対応して、圧力流体供給口08に
流入する圧力流体の流量は漸次減少し、絞り通路09が
完全に寒がれた後は、圧力流体供給口08の流量は中速
域より低い一定流量に保持される。
路04の圧力と第1弁室011の圧力すなわち絞り通路
09、010より上流側の圧力との圧力差が増大し、そ
の圧力差でもって制御スプール07でスプリング018
のバネ力に打勝ち左方に移動して、絞り通路09が制御
スプール07の先端の接近で少しずつ絞られるため、ポ
ンプの回転数の増加に対応して、圧力流体供給口08に
流入する圧力流体の流量は漸次減少し、絞り通路09が
完全に寒がれた後は、圧力流体供給口08の流量は中速
域より低い一定流量に保持される。
【0008】
【解決しようとする課題】図6に図示された従来のエン
ジン回転数感応型流量制御装置では、流量調整用スプー
ル02と制御スプール07とは、流量制御装置ケーシン
グ01内にて接近して配設されているため、流量制御装
置全体としては、コンパクトに構成されているものの、
流量調整用スプール02と制御スプール07とはその中
心軸線上に配列されているため、流量制御装置ケーシン
グ01の長さが長くなってしまう。
ジン回転数感応型流量制御装置では、流量調整用スプー
ル02と制御スプール07とは、流量制御装置ケーシン
グ01内にて接近して配設されているため、流量制御装
置全体としては、コンパクトに構成されているものの、
流量調整用スプール02と制御スプール07とはその中
心軸線上に配列されているため、流量制御装置ケーシン
グ01の長さが長くなってしまう。
【0009】そしてパワーステアリング用ポンプおよび
それと一体の流量制御装置は、保守性、耐振性の観点か
ら圧縮機、発電機等の他の補機類との配置バランスを考
慮して、エンジンの前方の高いボンネットに最も接近し
た位置に配置することが好ましく、パワーステアリング
装置が小型のFF車迄普及するに伴って、より一層のパ
ワーステアリング装置用流量制御装置の小型化が要望さ
れるが、前記したような理由により流量制御装置の長さ
を短縮できないため、エンジンの前方の高い位置にパワ
ーステアリング装置用流量制御装置を配置することが困
難であった。
それと一体の流量制御装置は、保守性、耐振性の観点か
ら圧縮機、発電機等の他の補機類との配置バランスを考
慮して、エンジンの前方の高いボンネットに最も接近し
た位置に配置することが好ましく、パワーステアリング
装置が小型のFF車迄普及するに伴って、より一層のパ
ワーステアリング装置用流量制御装置の小型化が要望さ
れるが、前記したような理由により流量制御装置の長さ
を短縮できないため、エンジンの前方の高い位置にパワ
ーステアリング装置用流量制御装置を配置することが困
難であった。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本考案は、こ
のような難点を克服したパワーステアリング用流量制御
装置の改良に係り、ポンプ回転数増加に対応してポンプ
吐出流量が増加するポンプより吐出された圧力流体を供
給通路中の複数の絞り通路を介して車両のパワーステア
リング装置に供給し、余剰圧力流体をバイパス通路の開
度を調整する流量調整用スプール弁によりポンプの吸入
側に還流するパワーステアリング用流量制御装置におい
て、前記流量調整用スプール弁と前記複数の絞り通路中
の一つの絞り通路を可変制御する制御スプールとが同一
の流量制御ケーシング内にその中心線位置をずらすとと
もに、前記パワーステアング装置に通ずる流量制御ケー
シングの出口孔に前記制御スプールを収納するバルブユ
ニットが一体的に組付けられ、前記流量制御ケーシング
出口孔は円筒形であって、該出口孔に嵌装される前記バ
ルブユニットの制御スプールハウジングの外周部の一部
が平坦に形成され、該平坦面と前記制御スプールを嵌装
するスプール収納孔とに可変絞り通路が形成され、前記
制御スプールの外周面端部で該可変絞り通路の絞り量が
調整されることを特徴とするものである。
のような難点を克服したパワーステアリング用流量制御
装置の改良に係り、ポンプ回転数増加に対応してポンプ
吐出流量が増加するポンプより吐出された圧力流体を供
給通路中の複数の絞り通路を介して車両のパワーステア
リング装置に供給し、余剰圧力流体をバイパス通路の開
度を調整する流量調整用スプール弁によりポンプの吸入
側に還流するパワーステアリング用流量制御装置におい
て、前記流量調整用スプール弁と前記複数の絞り通路中
の一つの絞り通路を可変制御する制御スプールとが同一
の流量制御ケーシング内にその中心線位置をずらすとと
もに、前記パワーステアング装置に通ずる流量制御ケー
シングの出口孔に前記制御スプールを収納するバルブユ
ニットが一体的に組付けられ、前記流量制御ケーシング
出口孔は円筒形であって、該出口孔に嵌装される前記バ
ルブユニットの制御スプールハウジングの外周部の一部
が平坦に形成され、該平坦面と前記制御スプールを嵌装
するスプール収納孔とに可変絞り通路が形成され、前記
制御スプールの外周面端部で該可変絞り通路の絞り量が
調整されることを特徴とするものである。
【0011】本考案は前記したように構成されているの
で、ポンプ回転数が低速回転域の場合には、流量調整用
スプール弁が閉じており、ポンプ吐出圧力流体はポンプ
の吸入側に還流することなく、その全流量が車両のパワ
ーステアリング装置に供給され、その供給流量はポンプ
回転数の増加に対応して増大する。
で、ポンプ回転数が低速回転域の場合には、流量調整用
スプール弁が閉じており、ポンプ吐出圧力流体はポンプ
の吸入側に還流することなく、その全流量が車両のパワ
ーステアリング装置に供給され、その供給流量はポンプ
回転数の増加に対応して増大する。
【0012】そしてポンプ回転数が中速回転域に達する
と、前記流量調整用スプール弁が開き、ポンプ吐出圧力
流体の一部はポンプ吐出量の増加分だけ増大するため、
パワーステアリング装置への供給流量はポンプ回転数の
増加と無関係に一定に保持される。
と、前記流量調整用スプール弁が開き、ポンプ吐出圧力
流体の一部はポンプ吐出量の増加分だけ増大するため、
パワーステアリング装置への供給流量はポンプ回転数の
増加と無関係に一定に保持される。
【0013】さらにポンプ回転数が増加すると、前記複
数の絞り通路の内の吐出通路の前後に発生する差圧が増
大し、この差圧の増大により制御スプールが移動して可
変絞り通路が絞られ、パワーステアリング装置への供給
流量がポンプ回転数の増加に対応して減少し、或る回転
数を越えると、流量調整用スプール弁の開度が増大して
還流流量が増加し、パワーステアリング装置への供給流
量は一定に保持される。
数の絞り通路の内の吐出通路の前後に発生する差圧が増
大し、この差圧の増大により制御スプールが移動して可
変絞り通路が絞られ、パワーステアリング装置への供給
流量がポンプ回転数の増加に対応して減少し、或る回転
数を越えると、流量調整用スプール弁の開度が増大して
還流流量が増加し、パワーステアリング装置への供給流
量は一定に保持される。
【0014】
【実施例】以下図1ないし図5に図示された本考案の一
実施例について説明する。
実施例について説明する。
【0015】ポンプ回転数感応型パワーステアリング用
流量制御装置1のケーシング2には、図示されないエン
ジンからベルトによって駆動される油圧ポンプ3が一体
に組込まれ、該油圧ポンプ3の吐出流量はエンジンの回
転数に比例して増減するようになっている。
流量制御装置1のケーシング2には、図示されないエン
ジンからベルトによって駆動される油圧ポンプ3が一体
に組込まれ、該油圧ポンプ3の吐出流量はエンジンの回
転数に比例して増減するようになっている。
【0016】またケーシング2には流量調整用スプール
4を摺動自在に嵌挿することができるスプール収納孔5
が形成され、該スプール収納孔5に軸方向へ所定距離だ
け離れて開口する吐出通路6とバイパス通路7とが形成
され、該吐出通路6は油圧ポンプ3の吐出口3aに連通
されるとともに、該バイパス通路7は油圧ポンプ3の図
示されない吸入口に連通されている。
4を摺動自在に嵌挿することができるスプール収納孔5
が形成され、該スプール収納孔5に軸方向へ所定距離だ
け離れて開口する吐出通路6とバイパス通路7とが形成
され、該吐出通路6は油圧ポンプ3の吐出口3aに連通
されるとともに、該バイパス通路7は油圧ポンプ3の図
示されない吸入口に連通されている。
【0017】さらに図示されないパワーステアリング装
置への圧油を供給するための円筒状の圧油供給孔8はス
プール収納孔5とその中心軸線をずらしスプール収納孔
5と平行に形成され、該圧油供給孔8にはパワーステア
リング装置に連通するパイプを接続するためのコネクタ
9が嵌着されている。
置への圧油を供給するための円筒状の圧油供給孔8はス
プール収納孔5とその中心軸線をずらしスプール収納孔
5と平行に形成され、該圧油供給孔8にはパワーステア
リング装置に連通するパイプを接続するためのコネクタ
9が嵌着されている。
【0018】さらにまたスプール収納孔5は流量調整用
スプール4により第1弁室10と第2弁室11とに仕切
られ、第2弁室11には流量調整用スプール4を押圧す
るスプリング12が介装され、該スプリング12のバネ
力により流量調整用スプール4の先端がスプール収納孔
5の底面に当接した状態では、吐出通路6とバイパス通
路7とはそれぞれ第1弁室10内において流量調整用ス
プール4により遮断されるようになっている。
スプール4により第1弁室10と第2弁室11とに仕切
られ、第2弁室11には流量調整用スプール4を押圧す
るスプリング12が介装され、該スプリング12のバネ
力により流量調整用スプール4の先端がスプール収納孔
5の底面に当接した状態では、吐出通路6とバイパス通
路7とはそれぞれ第1弁室10内において流量調整用ス
プール4により遮断されるようになっている。
【0019】またスプール収納孔5の底部と圧油供給孔
8の上側部とは固定オリフィス13を有する固定絞り通
路14で連通されるとともに、スプール収納孔5の底部
と圧油供給孔8の下側部とは連通路15で接続されてい
る。
8の上側部とは固定オリフィス13を有する固定絞り通
路14で連通されるとともに、スプール収納孔5の底部
と圧油供給孔8の下側部とは連通路15で接続されてい
る。
【0020】さらに圧油供給孔8内には、円筒状のアウ
タバレル16が嵌合され、該アウタバレル16の中心孔
17には制御サブスプール18が摺動自在に嵌装され、
キャップ19で中心孔17が塞がれアウタバレル16の
中心孔17内にてアウタバレル16と制御サブスプール
18とにスプリング20が介装されており、スプリング
20のバネ力により制御サブスプール18はキャップ1
9に押付けられるようになっている。
タバレル16が嵌合され、該アウタバレル16の中心孔
17には制御サブスプール18が摺動自在に嵌装され、
キャップ19で中心孔17が塞がれアウタバレル16の
中心孔17内にてアウタバレル16と制御サブスプール
18とにスプリング20が介装されており、スプリング
20のバネ力により制御サブスプール18はキャップ1
9に押付けられるようになっている。
【0021】さらにまたアウタバレル16の上先端部合
流部21は図5に図示されるように、平面状に欠除さ
れ、上基端部22には中心孔17と平行でスプール収納
孔5の第2弁室11と前記上先端部合流部21とを連通
する通路24の延長線に指向した係止孔23が形成さ
れ、矩形状薄鋼板を円筒状に形成したスプリングピン2
5が係止孔23と連通路24とに嵌挿されており、この
スプリングピン25によりアウタバレル16は圧油供給
孔8内で位置決めされるようになっている。
流部21は図5に図示されるように、平面状に欠除さ
れ、上基端部22には中心孔17と平行でスプール収納
孔5の第2弁室11と前記上先端部合流部21とを連通
する通路24の延長線に指向した係止孔23が形成さ
れ、矩形状薄鋼板を円筒状に形成したスプリングピン2
5が係止孔23と連通路24とに嵌挿されており、この
スプリングピン25によりアウタバレル16は圧油供給
孔8内で位置決めされるようになっている。
【0022】しかもアウタバレル16の下部には、連通
路15と中心孔17とを連通するための連通孔26が設
けられ、アウタバレル16の中心孔17から合流部21
に連通する2個の可変オリフィス27が左右に並んで形
成されている。
路15と中心孔17とを連通するための連通孔26が設
けられ、アウタバレル16の中心孔17から合流部21
に連通する2個の可変オリフィス27が左右に並んで形
成されている。
【0023】またアウタバレル16の中心孔17内にお
いて、制御サブスプール18とキャップ19とに挟まれ
た制御油圧室28と油圧ポンプ3の吐出口3aとは油通
路29で連通され、制御油圧室28には第1弁室10か
ら連通孔26を経て中心孔17に導かれる油圧P2より
高圧の油圧P1が導入されるようになっている。
いて、制御サブスプール18とキャップ19とに挟まれ
た制御油圧室28と油圧ポンプ3の吐出口3aとは油通
路29で連通され、制御油圧室28には第1弁室10か
ら連通孔26を経て中心孔17に導かれる油圧P2より
高圧の油圧P1が導入されるようになっている。
【0024】さらに、流量調整用スプール4内には、リ
リーフ案内弁30が設けられており、合流部21の圧力
が所定圧以上に上昇した場合、その上昇した圧力はスプ
リングピン25内に形成された絞り油路と連通路24を
経て第2弁室11へ導かれて、リリーフ案内弁30が開
くことにより、流量調整用スプール4は左方へ移動し、
バイパス通路7を開放してポンプから吐出された油量を
吸入口に戻すことができるようになる。
リーフ案内弁30が設けられており、合流部21の圧力
が所定圧以上に上昇した場合、その上昇した圧力はスプ
リングピン25内に形成された絞り油路と連通路24を
経て第2弁室11へ導かれて、リリーフ案内弁30が開
くことにより、流量調整用スプール4は左方へ移動し、
バイパス通路7を開放してポンプから吐出された油量を
吸入口に戻すことができるようになる。
【0025】図1ないし図5に図示の実施例は前記した
ように構成されているので、油圧ポンプ3が停止して圧
油を発生しない状態では、流量調整用スプール4および
制御サブスプール18はスプリング12およびスプリン
グ20のバネ力で図1に図示された位置に置かれてお
り、吐出通路6とバイパス通路7とは遮断されるととも
に可変オリフィス27は開口される。
ように構成されているので、油圧ポンプ3が停止して圧
油を発生しない状態では、流量調整用スプール4および
制御サブスプール18はスプリング12およびスプリン
グ20のバネ力で図1に図示された位置に置かれてお
り、吐出通路6とバイパス通路7とは遮断されるととも
に可変オリフィス27は開口される。
【0026】この図1に図示された状態で、油圧ポンプ
3が所定の回転数Na以下で回転した場合は、油圧ポン
プ3で発生した圧油は吐出通路6を介してスプール収納
孔5の第1弁室10内に流入し、第1弁室10内の圧油
の一部は固定オリフィス13を有する固定絞り通路14
を介して合流部21内に流入するとともに、第1弁室1
0内の圧油の残部は連通路15,連通孔26,中心孔1
7および可変オリフィス27を介して合流部21内に流
入し、その間第1弁室10内の圧油圧力は上昇して流量
調整用スプール4はスプリング12に打勝って左方へ移
動するが、吐出通路6とバイパス通路7との連通が遮断
されたままとなるので、合流部21内に合流された圧油
はコネクタ9内の通路31から図示されないパイプを介
してパワーステアリング装置に供給され、従って図7の
aに示されるように、油圧ポンプ3の回転数に略比例し
た油量の圧油がパワーステアリング装置に供給される。
3が所定の回転数Na以下で回転した場合は、油圧ポン
プ3で発生した圧油は吐出通路6を介してスプール収納
孔5の第1弁室10内に流入し、第1弁室10内の圧油
の一部は固定オリフィス13を有する固定絞り通路14
を介して合流部21内に流入するとともに、第1弁室1
0内の圧油の残部は連通路15,連通孔26,中心孔1
7および可変オリフィス27を介して合流部21内に流
入し、その間第1弁室10内の圧油圧力は上昇して流量
調整用スプール4はスプリング12に打勝って左方へ移
動するが、吐出通路6とバイパス通路7との連通が遮断
されたままとなるので、合流部21内に合流された圧油
はコネクタ9内の通路31から図示されないパイプを介
してパワーステアリング装置に供給され、従って図7の
aに示されるように、油圧ポンプ3の回転数に略比例し
た油量の圧油がパワーステアリング装置に供給される。
【0027】また油圧ポンプ3が所定の低速回転数Na
を超えこれより大きな所定の回転数Nbに達する迄の中
速回転域で回転した場合は、スプール収納孔5の第1弁
室10内の圧油圧力P2の上昇で、流量調整用スプール
4がさらに左方へ移動し、図2に図示されるようにバイ
パス通路7が吐出通路6と連通し、その連通開口面積は
油圧ポンプ3の流量増加に対応して増大するため、図7
のbに示されるように、略一定流量の圧油がパワーステ
アリング装置に供給される。
を超えこれより大きな所定の回転数Nbに達する迄の中
速回転域で回転した場合は、スプール収納孔5の第1弁
室10内の圧油圧力P2の上昇で、流量調整用スプール
4がさらに左方へ移動し、図2に図示されるようにバイ
パス通路7が吐出通路6と連通し、その連通開口面積は
油圧ポンプ3の流量増加に対応して増大するため、図7
のbに示されるように、略一定流量の圧油がパワーステ
アリング装置に供給される。
【0028】さらに油圧ポンプ3が所定の中速回転数N
bを超えると、制御油圧室28内の圧油圧力P1と中心
孔17の圧油圧力P2との圧力差が拡大し、その圧力差
による制御サブスプール18の左方向の押圧力がスプリ
ング20のバネ力に打勝ち、制御サブスプール18が左
方に移動すると、可変オリフィス27の開口面積が絞ら
れ、第1弁室10から連通路15,連通孔26,中心孔
17および可変オリフィス27を介して合流部21に流
入する圧油流量が低下するので、図7のcに示されるよ
うに、油圧ポンプ3の回転数増加に対応してパワーステ
アリング装置への供給油量は減少する。
bを超えると、制御油圧室28内の圧油圧力P1と中心
孔17の圧油圧力P2との圧力差が拡大し、その圧力差
による制御サブスプール18の左方向の押圧力がスプリ
ング20のバネ力に打勝ち、制御サブスプール18が左
方に移動すると、可変オリフィス27の開口面積が絞ら
れ、第1弁室10から連通路15,連通孔26,中心孔
17および可変オリフィス27を介して合流部21に流
入する圧油流量が低下するので、図7のcに示されるよ
うに、油圧ポンプ3の回転数増加に対応してパワーステ
アリング装置への供給油量は減少する。
【0029】さらにまた油圧ポンプ3が所定の拘束回転
数Ncに達すると、図3に図示されるように、制御油圧
室28内の圧油圧力P1と中心孔17内の圧油圧力P2
との圧力差の増大で、制御サブスプール18が左方にさ
らに移動して、可変オリフィス27が完全に閉塞され、
パワーステアリング装置へは固定絞り通路14を通過し
た圧油のみが供給され、しかも第2弁室11には合流部
21内の圧油P3(固定オリフィス13を通過した圧油
P2より低い)が導入されるので、圧油P2,P3との
圧力差で流量調整用スプール4がさらに左方へ移動し、
バイパス通路7の還流流量が再び増加し、かくして図7
のdに示されるようにパワーステアリング装置への供給
油量は低水準の一定油量に保持される。
数Ncに達すると、図3に図示されるように、制御油圧
室28内の圧油圧力P1と中心孔17内の圧油圧力P2
との圧力差の増大で、制御サブスプール18が左方にさ
らに移動して、可変オリフィス27が完全に閉塞され、
パワーステアリング装置へは固定絞り通路14を通過し
た圧油のみが供給され、しかも第2弁室11には合流部
21内の圧油P3(固定オリフィス13を通過した圧油
P2より低い)が導入されるので、圧油P2,P3との
圧力差で流量調整用スプール4がさらに左方へ移動し、
バイパス通路7の還流流量が再び増加し、かくして図7
のdに示されるようにパワーステアリング装置への供給
油量は低水準の一定油量に保持される。
【0030】そしてパワーステアリング装置への圧油
が、所定の最大圧力に到達した場合にはポンプの圧油供
給孔内の油圧P3は最大となる(Pmax)。スプリン
グピン25の中の絞り油路25aを経て連通路24によ
り導かれ、第2弁室11の圧力がPmaxに達すると、
リリーフ案内弁30が開き、流量調整用スプール4が左
方へ移動し、バイパス油路7を開き、ポンプからの吐出
油量はポンプ吸入側に全量戻される。
が、所定の最大圧力に到達した場合にはポンプの圧油供
給孔内の油圧P3は最大となる(Pmax)。スプリン
グピン25の中の絞り油路25aを経て連通路24によ
り導かれ、第2弁室11の圧力がPmaxに達すると、
リリーフ案内弁30が開き、流量調整用スプール4が左
方へ移動し、バイパス油路7を開き、ポンプからの吐出
油量はポンプ吸入側に全量戻される。
【0031】またアウタバレル16および制御サブスプ
ール18を収納した圧油供給孔8は流量調整用スプール
4のスプール収納孔5と中心軸線をずらして配置されて
いるため、パワーステアリング用流量制御装置1へ導く
配管の取り回しの自由度が有り、自動車のエンジンルー
ムの所要の個所に容易に配置することができる。
ール18を収納した圧油供給孔8は流量調整用スプール
4のスプール収納孔5と中心軸線をずらして配置されて
いるため、パワーステアリング用流量制御装置1へ導く
配管の取り回しの自由度が有り、自動車のエンジンルー
ムの所要の個所に容易に配置することができる。
【0032】このうように本考案においては、流量調整
用スプール弁と前記複数の絞り弁中の一つの絞り弁通路
と可変制御する制御スプールとを同一の流量制御ケーシ
ング内にてその中心線位置をずらすとともに、前記流量
制御ケーシングの円筒形出口孔に嵌装される前記バルブ
ユニットの制御スプールハウジングの外周部の一部を平
坦に形成したため、流量制御ケーシングの長さのみなら
ず、これに直交する巾を短縮して該ケーシングを小型軽
量化することができる。そして、前記構造に加えて、前
記パワーステアリング装置に通ずる流量制御ケーシング
の出口孔に前記制御スプールを収納するバルブユニット
を一体的に組付けたため、パワーステアリング用流量制
御装置の構造を簡略化してコストダウンを図ることがで
きる。また、前記制御スプールハウジングの外周部の平
坦面と前記制御スプールを嵌装するスプール収納孔とに
可変絞り通路を形成し、前記制御スプールの外周面端部
で該可変絞り通路の絞り量を調整するようにしたため、
該制御スプールの両端面に働く圧力差に対応し前記制御
スプールの位置が一義的に設定されて、前記可変絞り通
路の絞り量が、該可変絞り通路を流れる流量の変化と無
関係に前記圧力差のみに対応して決定される結果、ポン
プ回転速度に対応したパワーステアリングへの供給流量
が所要の特性を確実に維持することができる。さらに、
出口孔の方向に自由度があるため、配管の取り回しが最
適に図れることにより配管部の短小化が可能となり、振
動もおさえることができる。他の補器類との干渉がさけ
られると同時に静粛性が向上できる。
用スプール弁と前記複数の絞り弁中の一つの絞り弁通路
と可変制御する制御スプールとを同一の流量制御ケーシ
ング内にてその中心線位置をずらすとともに、前記流量
制御ケーシングの円筒形出口孔に嵌装される前記バルブ
ユニットの制御スプールハウジングの外周部の一部を平
坦に形成したため、流量制御ケーシングの長さのみなら
ず、これに直交する巾を短縮して該ケーシングを小型軽
量化することができる。そして、前記構造に加えて、前
記パワーステアリング装置に通ずる流量制御ケーシング
の出口孔に前記制御スプールを収納するバルブユニット
を一体的に組付けたため、パワーステアリング用流量制
御装置の構造を簡略化してコストダウンを図ることがで
きる。また、前記制御スプールハウジングの外周部の平
坦面と前記制御スプールを嵌装するスプール収納孔とに
可変絞り通路を形成し、前記制御スプールの外周面端部
で該可変絞り通路の絞り量を調整するようにしたため、
該制御スプールの両端面に働く圧力差に対応し前記制御
スプールの位置が一義的に設定されて、前記可変絞り通
路の絞り量が、該可変絞り通路を流れる流量の変化と無
関係に前記圧力差のみに対応して決定される結果、ポン
プ回転速度に対応したパワーステアリングへの供給流量
が所要の特性を確実に維持することができる。さらに、
出口孔の方向に自由度があるため、配管の取り回しが最
適に図れることにより配管部の短小化が可能となり、振
動もおさえることができる。他の補器類との干渉がさけ
られると同時に静粛性が向上できる。
【図1】本考案に係るパワーステアリング用流量制御装
置の一実施例を図示したポンプ低速回転状態の縦断側面
図である。
置の一実施例を図示したポンプ低速回転状態の縦断側面
図である。
【図2】図1の実施例でポンプ中速回転状態の縦断側面
図である。
図である。
【図3】図1の実施例でポンプ高速回転状態の縦断側面
図である。
図である。
【図4】図1の実施例で流量制御弁内のリリーフ案内弁
の作動状態の縦断側面図である。
の作動状態の縦断側面図である。
【図5】図1のV−V線に沿って截断した横断面図であ
る。
る。
【図6】従来のパワーステアリング用流量制御装置の縦
断側面図である。
断側面図である。
【図7】図1に図示の実施例の特性図である。
1…パワーステアリング用流量制御装置、2…ケーシン
グ、3…油圧ポンプ、4…流量調整用スプール、5…ス
プール収納孔、6…吐出通路、7…バイパス通路、8…
圧油供給孔、9…コネクタ、10…第1弁室、11…第2弁
室、12…スプリング、13…固定オリフィス、14…固定絞
り通路、15…連通路、16…アウタバレル、17…中心孔、
18…制御サブスプール、19…キャップ、20…スプリン
グ、21…合流部、22…上基端部、23…係止孔、24…連通
路、25…スプリングピン、26…連通孔、27…可変オリフ
ィス、28…制御油圧室、29…油通路、30…リリーフ案内
弁、31…通路。
グ、3…油圧ポンプ、4…流量調整用スプール、5…ス
プール収納孔、6…吐出通路、7…バイパス通路、8…
圧油供給孔、9…コネクタ、10…第1弁室、11…第2弁
室、12…スプリング、13…固定オリフィス、14…固定絞
り通路、15…連通路、16…アウタバレル、17…中心孔、
18…制御サブスプール、19…キャップ、20…スプリン
グ、21…合流部、22…上基端部、23…係止孔、24…連通
路、25…スプリングピン、26…連通孔、27…可変オリフ
ィス、28…制御油圧室、29…油通路、30…リリーフ案内
弁、31…通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大庭 健三 神奈川県秦野市菩提97−1 精機技研工 業株式会社内 (72)考案者 辰本 敏哉 神奈川県秦野市菩提97−1 精機技研工 業株式会社内 (72)考案者 西村 定徳 神奈川県秦野市菩提97−1 精機技研工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−27666(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/07
Claims (2)
- 【請求項1】 ポンプ回転数増加に対応してポンプ吐出
流量が増加するポンプより吐出された圧力流体を供給通
路中の複数の絞り通路を介して車両のパワーステアリン
グ装置に供給し、余剰圧力流体をバイパス通路の開度を
調整する流量調整用スプール弁によりポンプの吸入側に
還流するパワーステアリング用流量制御装置において、
前記流量調整用スプール弁と前記複数の絞り通路中の一
つの絞り通路を可変制御する制御スプールとが同一の流
量制御ケーシング内にその中心線位置をずらすととも
に、前記パワーステアング装置に通ずる流量制御ケーシ
ングの出口孔に前記制御スプールを収納するバルブユニ
ットが一体的に組付けられ、前記流量制御ケーシング出
口孔は円筒形であって、該出口孔に嵌装される前記バル
ブユニットの制御スプールハウジングの外周部の一部が
平坦に形成され、該平坦面と前記制御スプールを嵌装す
るスプール収納孔とに可変絞り通路が形成され、前記制
御スプールの外周面端部で該可変絞り通路の絞り量が調
整されることを特徴とするパワーステアリング用流量制
御装置。 - 【請求項2】 ポンプ回転数増加に対応してポンプ吐出
流量が増加するポンプより吐出された圧力流体を供給通
路中の複数の絞り通路を介して車両のパワーステアリン
グ装置に供給し、余剰圧力流体をバイパス通路の開度を
調整する流量調整用スプール弁によりポンプの吸入側に
還流するパワーステアリング用流量制御装置において、
前記流量調整用スプール弁と前記複数の絞り通路中の一
つの絞り通路を可変制御する制御スプールとが同一の流
量制御ケーシング内にその中心線位置をずらすととも
に、前記パワーステアング装置に通ずる流量制御ケーシ
ングの出口孔に前記制御スプールを収納するバルブユニ
ットが一体的に組付けられ、前記制御スプールハウジン
グを位置決めする位置決めピンが中空であって、該中空
通路は絞り通路を構成したことを特徴とするパワーステ
アリング用流量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993015618U JP2600282Y2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | パワーステアリング用流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993015618U JP2600282Y2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | パワーステアリング用流量制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0728779U JPH0728779U (ja) | 1995-05-30 |
JP2600282Y2 true JP2600282Y2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=11893703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993015618U Expired - Lifetime JP2600282Y2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | パワーステアリング用流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600282Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427666A (ja) * | 1990-05-22 | 1992-01-30 | Koyo Seiko Co Ltd | 流量制御装置 |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP1993015618U patent/JP2600282Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0728779U (ja) | 1995-05-30 |
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