JP2600276Y2 - カメラ付玄関子機用パンチルト構造 - Google Patents

カメラ付玄関子機用パンチルト構造

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JP2600276Y2
JP2600276Y2 JP1992063451U JP6345192U JP2600276Y2 JP 2600276 Y2 JP2600276 Y2 JP 2600276Y2 JP 1992063451 U JP1992063451 U JP 1992063451U JP 6345192 U JP6345192 U JP 6345192U JP 2600276 Y2 JP2600276 Y2 JP 2600276Y2
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元康 牛田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はカメラ付玄関子機用パ
ンチルト構造に係わり、特にカメラ付玄関子機に備えら
れた固定式カメラを玄関子機の正面から自由に角度設定
を行なうことができるカメラ付玄関子機用パンチルト構
造に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】住宅用
インターホンシステムの構成機器であるカメラ付玄関子
機は、テレビモニタを備えた居室機で来訪者を視覚で確
認するために、塀や門柱等の所定の位置に設置される。
このようなカメラ付玄関子機は図2(a)、(b)に示
すように、来訪者を撮像する固定式カメラ25と、この
固定式カメラ25と電子機器(図示せず)とを設置する
カメラユニット24と、このカメラユニット24が固定
される下筐体23と、固定式カメラ25及び電子機器等
の正面を保護する上筐体22とを備えているものがあっ
た。しかしカメラユニット24が固定式なので、被写体
を正確に固定式カメラ25にとらえるにはカメラ付玄関
子機21を塀や門柱等に取り付ける位置が制限されてい
た。
【0003】カメラ付玄関子機21のこのような問題点
に対して図3(a)、(b)、(c)に示すようなパン
チルト機能付玄関子機31が案出されている。このパン
チルト機能付玄関子機31は、来訪者を撮像する固定式
カメラ35と、この固定式カメラ35を設置するカメラ
ユニット34と、このカメラユニット34が固定される
カメラユニット固定部品36と、このカメラユニット固
定部品36が備えられる下筐体33と、固定式カメラ3
5や電子機器等の正面を保護する上筐体32とを備えて
いる。
【0004】カメラユニット固定部品36には下筐体3
3の所定の箇所に球面で形成されたカメラユニット固定
部品受け部33aと嵌合するような球面が形成されてい
る。このカメラユニット固定部品36の球面側には軸3
3bが固定されており、この軸33bをカメラユニット
固定部品受け部33aに貫設させた溝(図示せず)に挿
入して、固定式カメラ35を所望方向に移動させる角度
調整部品37を挿着する。これにより角度調整部品37
を用いて固定式カメラ35の角度調整を行なうことがで
きる。
【0005】しかし角度調整部品37はパンチルト機能
付玄関子機31を塀や門柱等に取り付ける側に設けられ
ているので、居室機に備えられたテレビモニタ(図示せ
ず)に映し出される固定式カメラ35からの映像を所望
位置に調整するためにはパンチルト機能付玄関子機31
を塀や門柱等から取外さなければ角度調整することがで
きない。従ってパンチルト機能付玄関子機31では角度
調整がしにくいという問題点があった。
【0006】
【目的】本考案は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、固定式カメラの角度調整を、映
像を確認しながら玄関子機の正面から自由に行なうこと
ができるカメラ付玄関子機用パンチルト構造を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本考案のカメラ付玄関子機用パンチルト構造は、玄関
に設置され来訪者を撮像するカメラを設置するカメラユ
ニットと、カメラユニットの角度調整を行なう角度調整
手段と、角度調整手段が備えられる本体筐体と、カメラ
の正面を保護する保護筐体と、保護筐体に嵌装されカメ
ラを保護し且つ来訪者をとらえるために透明な材質から
成るカメラカバーとを有するカメラ付玄関子機用パンチ
ルト構造において、角度調整手段は、本体筐体から突設
された一対のアームと、カメラユニットを支持するカメ
ラユニット支持部材と、カメラユニットを固定するカメ
ラユニット固定部材と、カメラユニット固定部材をカメ
ラユニット支持部材を支点として一対のアーム間に摺動
且つ回動自在に取着するため一対のアーム間に挟持され
るゴム等の弾性体から成る角度固定部材とを備えたもの
である。
【0008】
【作用】来訪者を撮像するカメラを有するカメラユニッ
トが固定されたカメラユニット固定部材を、本体筐体か
ら突設された一対のアームに摺動且つ回動自在に動作さ
せるために、このカメラユニット固定部材に角度固定部
材を装着してカメラユニット支持部材で支持させる。
【0009】これによりカメラカバーを外してカメラユ
ニット固定部材を動作させたい方向に押圧して映像を確
認しながらカメラ付玄関子機の正面から自由にカメラの
角度調整を行なうことができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案のカメラ付玄関子機用パンチル
ト構造の好ましい一実施例について図面を参照して説明
する。本考案のカメラ付玄関子機用パンチルト構造は図
1(a)、(b)、(c)に示すように、来訪者を撮像
する固定式カメラ9と、この固定式カメラ9を設置する
カメラユニット4と、このカメラユニット4が固定され
るカメラユニット固定部品5と、このカメラユニット固
定部品5が備えられる本体筐体3と、固定式カメラ9や
電子機器等の正面を保護する保護筐体2とから構成され
る。
【0011】カメラユニット固定部品5の両端に形成さ
れる軸の先端部には、例えばゴム等の弾性体から成る角
度固定部品6が装着されており、この角度固定部品6の
形状は両端に鍔を有する円柱即ち戸車のような形状を成
している。このようなカメラユニット固定部品5に固定
式カメラ9が設置されている側には方向矢印(△印)5
aが例えば6箇所に配設されている。このカメラユニッ
ト固定部品5は角度固定部品6を介して、本体筐体3の
上部両端の位置に突設される一対のカメラユニット取付
アーム3aに挟持されている。また、カメラユニット固
定部品5に固定されるカメラユニット4は本体筐体3の
上部中心の位置に突設されるカメラユニット支持アーム
8により、所定の位置に支持されている。
【0012】保護筐体2には固定式カメラ9を保護し且
つ被写体をとらえるために、透明な材質から成るカメラ
カバー7が嵌装されている。この保護筐体2は固定式カ
メラ9、カメラユニット4及びカメラユニット固定部品
5等のパンチルト構造を成す構成部品が備えられた本体
筐体3に覆設される。尚、カメラユニット取付アーム3
aとカメラユニット支持アーム8とは、角度調整が行な
いやすいように保護筐体2を覆設する側の本体筐体3に
突設させている。
【0013】このような構成において、カメラユニット
4をカメラユニット支持アーム8に当接させた状態で、
カメラユニット固定部品5を動作させたい方向の方向矢
印5aを押圧すると、カメラユニット支持アーム8を中
心に所定の位置までカメラユニット4及びカメラユニッ
ト固定部品5を介して固定式カメラ9を移動させること
ができる。この固定式カメラ9等は移動後、カメラユニ
ット固定部品5に装着された角度固定部品6の弾性力に
より、カメラユニット取付アーム3aに固定させること
ができる。
【0014】以上のように構成されたカメラ付玄関子機
用パンチルト構造の角度調整について説明する。カメラ
付玄関子機1を新たに設置する場合、または居室機に備
えられたテレビモニタに来訪者がうまく映らない場合に
固定式カメラ9の撮像方向を調整するために、塀や門柱
等に設置されたカメラ付玄関子機1からカメラカバー7
を外して固定式カメラ9等を調整することができる状態
にする。カメラカバー7を外した後、居室機に備えられ
たテレビモニタで被写体の位置を確認しながらカメラユ
ニット固定部品5に配設された動作させたい方向の方向
矢印5aを押圧して角度調整を行なう。
【0015】固定式カメラ9の角度調整が終了後、外し
たカメラカバー7を嵌装して作業は終了する。これによ
りカメラ付玄関子機1を塀や門柱等に設置した状態で、
映像を確認しながらカメラ付玄関子機1の正面から自由
に固定式カメラ9の角度調整を行なうことができる。
【0016】
【考案の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
考案のカメラ付玄関子機用パンチルト機構によれば、角
度調整手段をカメラ付玄関子機の正面に設置したので、
塀や門柱等から取外すことなくカメラカバーを外してカ
メラユニット固定部品を動作させたい方向に押圧して映
像を確認しながらカメラ付玄関子機の正面から自由にカ
メラの角度調整を容易に行なうことができる。これによ
りカメラ付玄関子機の角度調整を行なう作業能率が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるカメラ付玄関子機用パンチルト構
造の一実施例を説明する図で、(a)は正面、(b)は
側面、(c)は下面から見た断面図である。
【図2】従来のカメラ付玄関子機用パンチルト構造の一
実施例を説明する図で、(a)は全体を表す斜視図、
(b)は側断面図である。
【図3】従来のカメラ付玄関子機用パンチルト構造の一
実施例を説明する図で、(a)は正面、(b)は側面、
(c)は下面から見た断面図である。
【符号の説明】
1…カメラ付玄関子機 2…保護筐体 3…本体筐体 3a…カメラユニット取付アーム 4…カメラユニット 5…カメラユニット固定部品(カメラユニット固定部
材) 5a…方向矢印(△印) 6…角度固定部品(角度固定部材) 7…カメラカバー 8…カメラユニット支持アーム(カメラユニット支持部
材) 9…固定式カメラ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】玄関に設置され来訪者を撮像するカメラ
    (9)を設置するカメラユニット(4)と、前記カメラ
    ユニットの角度調整を行なう角度調整手段と、前記角度
    調整手段が備えられる本体筐体(3)と、前記カメラの
    正面を保護する保護筐体(2)と、前記保護筐体に嵌装
    され前記カメラを保護し且つ前記来訪者をとらえるため
    に透明な材質から成るカメラカバー(7)とを有するカ
    メラ付玄関子機(1)用パンチルト構造において、 前記角度調整手段は、前記本体筐体から突設された一対
    のアーム(3a)と、前記カメラユニットを支持するカ
    メラユニット支持部材(8)と、前記カメラユニットを
    固定するカメラユニット固定部材(5)と、前記カメラ
    ユニット固定部材を前記カメラユニット支持部材を支点
    として前記一対のアーム間に摺動且つ回動自在に取着す
    ため前記一対のアーム間に挟持されるゴム等の弾性体
    から成る角度固定部材(6)とを備えたことにより前記
    カメラカバーを外して前記カメラユニット固定部材を動
    作させたい方向(5a)に押圧して角度調整を行なうよ
    うにしたことを特徴とするカメラ付玄関子機用パンチル
    ト構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03227182A (ja) * 1990-01-31 1991-10-08 Sharp Corp Cctv装置
JPH03289772A (ja) * 1990-04-05 1991-12-19 Konica Corp テレビカメラ付インターホンにおけるカメラ角度調整装置

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