JP2599858Y2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2599858Y2
JP2599858Y2 JP1992071487U JP7148792U JP2599858Y2 JP 2599858 Y2 JP2599858 Y2 JP 2599858Y2 JP 1992071487 U JP1992071487 U JP 1992071487U JP 7148792 U JP7148792 U JP 7148792U JP 2599858 Y2 JP2599858 Y2 JP 2599858Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば圧力や速度電流
等を液晶素子や蛍光表示管といった表示素子を用いて表
示するLED表示装置やEL表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば圧力表示装置として、ブルドン管
やムーブメントにより機械的に指示針を作動させて圧力
値を表示するものが一般に用いられていたが、近年はデ
ザイン性や視認性を重視してパターンを具備した液晶素
子や蛍光表示管等の表示素子を用いて圧力値をカラー表
示するものが製作されている。このような圧力表示装置
にあっては、圧力値だけでなく、例えば圧力値の正常範
囲を示すためのシンボルが表示される。従来、表示素子
を用いて表示を行なう場合、その表示素子により圧力値
だけでなくシンボル表示も行なっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】圧力表示装置により表
示される圧力値の正常範囲は用途や仕様等によって異な
る。また、用途や仕様に応じ異なるシンボルを表示素子
により表示していた。そのため、圧力の表示部は同一で
あっても、その用途や仕様等の相違に応じて一部のシン
ボル表示のみが異なる多種類の表示パネルを準備する必
要があった。しかし、表示素子を用いて表示を行なう場
合、その表示素子の駆動用配線のため表示パネルを構成
する基板にパターンを作り込むのが一般的であるため、
表示パネルが多種少量生産になるとパターン製作のため
の原版作製コストが増大するという問題がある。
【0004】本考案は上記従来技術の問題を解決するこ
とのできる表示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の表示装置の特徴
とするところは、液晶表示素子が設けられている表示パ
ネルと、その表示パネルを覆う透明のカバーと、その表
示パネルの背面側に位置する液晶表示素子の照射用バッ
クライト用光源とを備え、そのカバーに所望の表示内容
が刻まれ、その刻み部が着色され、その表示パネルの中
央に、そのバックライト用光源の光が通過可能な透明部
が設けられ、そのカバーの中央に、その透明部を通過し
たバックライト用光源の光を反射可能な不透明部材が取
り付けられ、その不透明部材において反射されたバック
ライト用光源の光は前記刻み部を照射できるように、前
記カバーの中央から周囲に向かうことで、そのカバーの
肉厚内を通過して刻み部に導かれている点にある。
【0006】
【作用】本考案の構成によれば、光源からの光が透明カ
バーの肉厚内を通過して刻み部において反射すること
で、その刻み部による表示内容が光って表示される。そ
の刻み部による表示と表示パネル上における表示とを一
つの表示として見ることができる。よって、そのカバー
の刻み部の表示を変更するだけで、表示パネルを変更す
ることなく異なる種類の表示を行なうことができる。ま
た、バックライト用光源の光は前記刻み部を照射できる
ので、刻み部を照射する専用の光源が不要になる。その
バックライト用光源の光は、表示パネルの中央の透明部
を通過した後に不透明部材により反射されるので刻み部
に効率良く導かれる。また、そのバックライト用光源の
光は、表示パネルの中央の透明部を通過した後に不透明
部材により反射されることで、カバーの中央から周囲に
向かうので、カバーを均一に照明することができ、表示
が見易くなる。
【0007】
【比較例】以下、図1〜図5を参照して本考案の比較例
を説明する。
【0008】図1および図2に示す表示装置1は鉄道車
両に取り付けられ、エアブレーキのシリンダ圧力と圧縮
空気の元溜めタンク圧力あるいはエアブレーキのパイプ
圧力と供給空気圧力といった異なる2つの圧力を表示す
るのに用いられる。この表示装置1は液晶表示パネル4
を備え、この液晶表示パネル4は、一対のガラス基板の
間に液晶表示素子を封入し、そのガラス基板の内面にプ
リント配線を施すことで構成されている。この表示パネ
ル4は、同心状に並列する2つの円弧それぞれに沿って
配置される複数の液晶表示素子4aを有し、一方の円弧
に沿う表示素子群により一方の圧力値を、他方の円弧に
沿う表示素子群により他方の圧力値をそれぞれ指針表示
と同様のイメージで表示する。なお、液晶表示パネル4
には図5にも示すように、目盛り用の数字表示用の液晶
表示素子4b、目盛り用のマーク表示用の液晶表示素子
4cおよび圧力単位表示用の液晶表示素子4dも封入さ
れている。
【0009】その表示パネル4の背面に散乱板9を介し
反射板8が取り付けられ、この反射板8にバックライト
用ハロゲンランプ7が取り付けられている。その反射板
8はケース6に収納されると共に外周フランジを介しケ
ース6に固定されている。そのケース6に、圧力センサ
(図示省略)から送られるアナログ信号をデジタル信号
に変換する信号処理回路のプリント配線基板2と、その
信号処理回路からのデジタル信号を増幅して液晶素子4
a、4b、4c、4dの駆動信号を出力する駆動回路の
フレキシブルプリント配線基板3とが内蔵されている。
そのフレキシブル基板3に形成された駆動回路と液晶表
示素子4a、4b、4c、4dとが前記ガラス基板の内
面のプリント配線により接続されている。これにより、
検知圧力に応じて液晶表示素子4a、4b、4c、4d
を駆動することで圧力表示を行なう。なお、表示パネル
4には7セグメントの液晶表示素子により構成される一
対のデジタル表示領域4e、4fが設けられ、前記液晶
表示素子4aにより指針イメージで表示される圧力値を
デジタル表示する。また、ハロゲンランプ7の光により
液晶表示素子4a、4b、4c、4d、4e、4fを照
射する。
【0010】その表示パネル4は、ケース6に取り付け
られた透明のカバー5により覆われている。図3、図4
に示すように、そのカバー5の内面に所望の表示内容が
刻まれ、その刻み部10が着色されている。例えば、径
方向外方の円弧に沿う液晶表示素子4aによりエアブレ
ーキのシリンダ圧力を表示し、径方向内方の円弧に沿う
液晶表示素子4aにより圧縮空気の元溜めタンク圧力を
表示する場合は、図5に示すように、ブレーキシリンダ
の英語による略語表記のBCの文字、元溜めタンク圧力
の英語による略語表記のSAPの文字および元溜めタン
ク圧力の正常範囲を表す円弧状シンボル表示を刻み、そ
の刻み部10を例えば透明の蛍光塗料により周囲部分と
は異なった色に着色する。
【0011】その刻み部10の照射用光源と、その光源
の光をカバー5の肉厚内を通過して刻み部10に導く手
段が設けられている。本比較例では、ケース6上端部の
互いに向かい合う2辺に沿って溝6a、6bが形成さ
れ、各溝6a、6b内にランプ11、12が配置され、
また、各溝6a、6bはカバー5の周囲部から下方に向
かい突出する突出部5aにより覆われ、カバー5の周縁
部はアルミニウムが蒸着されることで反射部5bとされ
ている。これにより、ランプ11、12から発せられた
光は図中矢印で示すように反射部5bにおいて反射する
と共にカバー5の肉厚内を通過して刻み部10を照射
し、その刻み部10において乱反射し、刻み部10によ
る表示内容が光って表示される。なお、昼間は外光によ
りカバー5の刻み部10の表示を判読できるので、ラン
プ11、12は鉄道車両の夜間照明用ライトと連動して
断接される。
【0012】上記構成によれば、刻み部10による表示
内容が光って表示され、その刻み部10による表示と表
示パネル4上における表示とを一つの表示として見るこ
とができる。よって、そのカバー5の刻み部10の表示
を変更するだけで、表示パネル4を変更することなく異
なる種類の表示を行なうことができる。すなわち、表示
パネル4は一対のガラス基板の間に液晶表示素子を封入
すると共に、そのガラス基板の内面にパターンを作り込
んで液晶素子駆動用プリント配線を施すことにより構成
されるため、表示パネル4を変更するためにはパターン
製作のための原版も変更する必要があって製作コストが
増大するが、カバー5に設ける刻み部10を変更するの
に要するコストはそれ程大きくない。よって、コストを
増大させることなく異なる種類の表示を行なうことがで
き、多種少量生産に適したものである。
【0013】
【実施例】図6〜図8を参照して本考案の実施例を説明
する。この実施例ではバックライト用光源7により刻み
部を照射するようにしている。すなわち、表示パネル4
の中央を円形の透明部4′とし、この透明部4′の径よ
りも径の大きな不透明部材15をカバー5の中央に取り
付け、その不透明部材15にカバー5の内部に位置する
円錐面15aを形成する。これにより、バックライト用
光源7の光が図中矢印で示すように表示パネル4の透明
部4′を通過し、不透明部材15の円錐面15aにおい
て反射し、カバー5の肉厚内を通過して刻み部10を照
射し、その刻み部10において乱反射し、刻み部10に
よる表示内容が光って表示される。他は上記比較例と同
様で同一部分は同一符号で示す。これにより、刻み部1
0を照射する専用の光源が不要になり、また、その光源
の光をカバー5の肉厚内を通過して刻み部10に導く構
造が簡単化する。なお、不透明部材15の円錐面15a
にアルミニウムを蒸着するようにしてもよい。また、圧
力以外を表示する表示装置にも本考案を適用できる。
【0014】
【考案の効果】本考案の表示装置によれば、透明カバー
の刻み部の表示内容を変更するだけで異なる種類の表示
を行なうことができ、同一の表示パネルを用いて複数種
類の表示装置を製作でき、表示パネル上における表示を
液晶素子を用いて行なう場合に、高価な表示素子を多種
パターン製作する必要がなく、また、その液晶素子のバ
ックライト用光源の光により刻み部を照射するので専用
の光源が不要で、コストを低減でき、また、その光を刻
み部に効率良く導き、さらに、その光により透明カバー
を均一に照明することができ表示が見易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の比較例の表示装置の断面斜視図
【図2】本考案の比較例の表示装置の平面図
【図3】本考案の比較例の表示装置の要部の断面図
【図4】本考案の比較例の表示装置のカバーの平面図
【図5】本考案の比較例の表示装置の表示パネルの平面
【図6】本考案の実施例の表示装置の要部の断面図
【図7】本考案の実施例の表示装置の平面図
【図8】本考案の実施例の表示装置の表示パネルの平面
【符号の説明】
4 表示パネル 4a 表示素子 5 カバー 7 バックライト用光源 10 刻み部 15 不透明部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 7/00 302 G01D 11/28

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示素子が設けられている表示パネ
    ルと、 その表示パネルを覆う透明のカバーと、 その表示パネルの背面側に位置する液晶表示素子の照射
    用バックライト用光源とを備え、 そのカバーに所望の表示内容が刻まれ、 その刻み部が着色され、 その表示パネルの中央に、そのバックライト用光源の光
    が通過可能な透明部が設けられ、 そのカバーの中央に、その透明部を通過したバックライ
    ト用光源の光を反射可能な不透明部材が取り付けられ、 その不透明部材において反射されたバックライト用光源
    の光は前記刻み部を照射できるように、前記カバーの中
    央から周囲に向かうことで、そのカバーの肉厚内を通過
    して刻み部に導かれていることを特徴とする表示装置。
JP1992071487U 1992-09-19 1992-09-19 表示装置 Expired - Fee Related JP2599858Y2 (ja)

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DE3424239A1 (de) * 1984-06-30 1986-01-16 Mannesmann Kienzle GmbH, 7730 Villingen-Schwenningen Elektronische anzeigevorrichtung
JPS63152588U (ja) * 1986-12-01 1988-10-06

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