JP2599696Y2 - 誤噴出防止機構付き噴出容器 - Google Patents
誤噴出防止機構付き噴出容器Info
- Publication number
- JP2599696Y2 JP2599696Y2 JP1993042216U JP4221693U JP2599696Y2 JP 2599696 Y2 JP2599696 Y2 JP 2599696Y2 JP 1993042216 U JP1993042216 U JP 1993042216U JP 4221693 U JP4221693 U JP 4221693U JP 2599696 Y2 JP2599696 Y2 JP 2599696Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing
- container
- ejection
- spout
- pressing portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、誤噴出防止機構付き噴
出容器に係り、特に、押圧することによって内容物を噴
出する噴出容器の誤噴出を防止する誤噴出防止機構に関
する。
出容器に係り、特に、押圧することによって内容物を噴
出する噴出容器の誤噴出を防止する誤噴出防止機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、噴出容器における誤噴出防止機構
として、例えば図7に示す実開昭64−2793号公報
に記載のエアゾール容器における安全装置が知られてい
る。
として、例えば図7に示す実開昭64−2793号公報
に記載のエアゾール容器における安全装置が知られてい
る。
【0003】この安全装置は、下記の(イ)〜(ホ)の
技術的手段から構成されている。 (イ)口筒部52を有するエアゾール容器51 (ロ)上面に押圧部53と注出管54とが設けられてい
る一方、その下面に前記エアゾール容器51の噴出ポン
プ55に嵌合する接続部56が形成され、前記口筒部5
2に嵌着される冠部57 (ハ)この冠部57における前記押圧部53と注出管5
4との周囲に一部を除いてこれらを取り囲むように設け
られている除去可能部58 (ニ)この除去可能部58から立設された柱状体59 (ホ)前記柱状体59の先端に設けられ前記注出管54
を包囲する環状部50このエアゾール容器は、押圧部5
3を押し下げることにより、注出管54からエアゾール
容器の内容物を注出する。しかし、除去可能部58が除
去されないと、押圧部53を押し下げることはできな
い。そして、この除去可能部58は、いったん除去され
ると再び取り付けることはできない。
技術的手段から構成されている。 (イ)口筒部52を有するエアゾール容器51 (ロ)上面に押圧部53と注出管54とが設けられてい
る一方、その下面に前記エアゾール容器51の噴出ポン
プ55に嵌合する接続部56が形成され、前記口筒部5
2に嵌着される冠部57 (ハ)この冠部57における前記押圧部53と注出管5
4との周囲に一部を除いてこれらを取り囲むように設け
られている除去可能部58 (ニ)この除去可能部58から立設された柱状体59 (ホ)前記柱状体59の先端に設けられ前記注出管54
を包囲する環状部50このエアゾール容器は、押圧部5
3を押し下げることにより、注出管54からエアゾール
容器の内容物を注出する。しかし、除去可能部58が除
去されないと、押圧部53を押し下げることはできな
い。そして、この除去可能部58は、いったん除去され
ると再び取り付けることはできない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記した従来のものに
おいては、除去可能部58が除去されると、押圧部53
の押し下げを防止することはできなくなる。そのため、
容器の使用開始後に内容物の誤噴出を防止することはで
きないという問題がある。
おいては、除去可能部58が除去されると、押圧部53
の押し下げを防止することはできなくなる。そのため、
容器の使用開始後に内容物の誤噴出を防止することはで
きないという問題がある。
【0005】本考案は前記事項に鑑みてなされたもの
で、容器開始前は勿論、使用開始後も内容物の誤噴出を
容易に防止することができる誤噴出防止機能付き噴出容
器を提供することを課題とする。
で、容器開始前は勿論、使用開始後も内容物の誤噴出を
容易に防止することができる誤噴出防止機能付き噴出容
器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案の誤噴出防止機能付き噴出容器は、内容物を
収納する容器本体と、この容器本体上部から一部が突出
し、この突出部分が下方に押し下げられることにより内
容物を噴出する噴出手段と、この噴出手段の突出部分を
覆うとともに内容物を外方へ噴出する噴出口を有し、か
つ噴出手段の軸方向に対して回転自在となるよう噴出手
段に取り付けられる押圧部とを備え、前記押圧部の押し
下げによって前記噴出口から内容物が噴出する噴出容器
において、以下の構成とした。
に、本考案の誤噴出防止機能付き噴出容器は、内容物を
収納する容器本体と、この容器本体上部から一部が突出
し、この突出部分が下方に押し下げられることにより内
容物を噴出する噴出手段と、この噴出手段の突出部分を
覆うとともに内容物を外方へ噴出する噴出口を有し、か
つ噴出手段の軸方向に対して回転自在となるよう噴出手
段に取り付けられる押圧部とを備え、前記押圧部の押し
下げによって前記噴出口から内容物が噴出する噴出容器
において、以下の構成とした。
【0007】すなわち、本考案の誤噴出防止機能付き噴
出容器は、前記押圧部に形成される段部と、前記押圧部
の周面に設けられ前記噴出手段の軸方向に延びる凹部又
は凸部の少なくともいずれかと、前記噴出手段の突出部
分の一部周面を囲むように前記容器本体上部に固定さ
れ、周面に一方のねじ係合部を有する円筒体と、この円
筒体のねじ係合部にねじ係合する他方のねじ係合部を一
方の周面に有するとともに、前記押圧部の凹部又は凸部
のいずれかに嵌合する凸部又は凹部を他方の周面に有
し、押圧部の回転に伴い上下方向に移動し前記段部に当
接可能な円筒状の移動体とを備える。
出容器は、前記押圧部に形成される段部と、前記押圧部
の周面に設けられ前記噴出手段の軸方向に延びる凹部又
は凸部の少なくともいずれかと、前記噴出手段の突出部
分の一部周面を囲むように前記容器本体上部に固定さ
れ、周面に一方のねじ係合部を有する円筒体と、この円
筒体のねじ係合部にねじ係合する他方のねじ係合部を一
方の周面に有するとともに、前記押圧部の凹部又は凸部
のいずれかに嵌合する凸部又は凹部を他方の周面に有
し、押圧部の回転に伴い上下方向に移動し前記段部に当
接可能な円筒状の移動体とを備える。
【0008】そして、前記移動体は、前記押圧部の上下
動における最上点で前記段部に当接可能となるよう押圧
部の回転によって移動する。 なお、段部は、押圧部に設
けられた部材とすることもできるし、押圧部自体が有す
る外形とすることもできる。
動における最上点で前記段部に当接可能となるよう押圧
部の回転によって移動する。 なお、段部は、押圧部に設
けられた部材とすることもできるし、押圧部自体が有す
る外形とすることもできる。
【0009】
【作用】
容器本体に収納された内容物は、押圧部の押し
下げにより噴出口から噴出される。押圧部の押し下げ量
は、押圧部に形成された段部に移動体が当接することで
制限される。また、移動体は、押し下げにより上下動す
る押圧部の最上点において段部に当接可能であるため、
押圧部は、その最上点で押し下げ方向に対して固定され
る。
下げにより噴出口から噴出される。押圧部の押し下げ量
は、押圧部に形成された段部に移動体が当接することで
制限される。また、移動体は、押し下げにより上下動す
る押圧部の最上点において段部に当接可能であるため、
押圧部は、その最上点で押し下げ方向に対して固定され
る。
【0010】そして、押圧部の凹部又は凸部、及びこれ
に嵌合する移動体の凸部又は凹部は、移動体に対する押
圧部の相対回転を防止する。また、移動体は、円筒体の
ねじ係合部、及びこれに係合する移動体のねじ係合部に
より円筒体に螺合することによって、押圧部の回転に伴
い押圧部及び円筒体に対して相対的に上下動する。
に嵌合する移動体の凸部又は凹部は、移動体に対する押
圧部の相対回転を防止する。また、移動体は、円筒体の
ねじ係合部、及びこれに係合する移動体のねじ係合部に
より円筒体に螺合することによって、押圧部の回転に伴
い押圧部及び円筒体に対して相対的に上下動する。
【0011】
【実施例】以下、本考案における4つの実施例、すなわ
ち実施例1〜実施例4について説明する。 (実施例1) 以下、実施例1を図1と図2に基づいて説明する。
ち実施例1〜実施例4について説明する。 (実施例1) 以下、実施例1を図1と図2に基づいて説明する。
【0012】この実施例は、ポンプ付き噴出容器に誤噴
出防止機構を設けた例である。図1に示したように、合
成樹脂製の容器本体1が円筒状に形成されている。この
容器本体1の口部13には、螺合装着部13aが形成さ
れている。また、この容器本体1の上部には、有蓋円筒
状に形成された押圧部25が回転自在かつ上下動自在に
設けられている。
出防止機構を設けた例である。図1に示したように、合
成樹脂製の容器本体1が円筒状に形成されている。この
容器本体1の口部13には、螺合装着部13aが形成さ
れている。また、この容器本体1の上部には、有蓋円筒
状に形成された押圧部25が回転自在かつ上下動自在に
設けられている。
【0013】前記押圧部25の周囲には、円筒状の移動
体5が押圧部25に対して上下動自在に設けられてい
る。この移動体5には、内周面に軸方向に長い第一の凹
凸部(ここでは凹部)27が形成されている。また、こ
の移動体5の外周面の下部には、突起26が設けられて
いる。
体5が押圧部25に対して上下動自在に設けられてい
る。この移動体5には、内周面に軸方向に長い第一の凹
凸部(ここでは凹部)27が形成されている。また、こ
の移動体5の外周面の下部には、突起26が設けられて
いる。
【0014】前記押圧部25の外周面には、第二の凹凸
部(ここでは凸部)30が設けられていて、この第二の
凹凸部30と前記第一の凹凸部27とが嵌合することに
より、周方向の相対回転を防止している。また、前記押
圧部25の外周面には、円筒形をした口筒部2が設けら
れている。この口筒部2は、前記押圧部25の押し下げ
により前記容器本体1内の内容物を噴出する噴出口4を
有している。この噴出口4には、前記噴出手段である噴
出ポンプ14が接続されている。
部(ここでは凸部)30が設けられていて、この第二の
凹凸部30と前記第一の凹凸部27とが嵌合することに
より、周方向の相対回転を防止している。また、前記押
圧部25の外周面には、円筒形をした口筒部2が設けら
れている。この口筒部2は、前記押圧部25の押し下げ
により前記容器本体1内の内容物を噴出する噴出口4を
有している。この噴出口4には、前記噴出手段である噴
出ポンプ14が接続されている。
【0015】前記口筒部2は、前記押圧部25の押し下
げ時に前記移動体5の上部に当接し、押圧部25の押し
下げ量を制限する段部20も兼ねている。前記容器本体
1の口部13には、保持部23が取り付けられている。
この保持部23は、前記噴出ポンプ14を外側から挟み
込む基板17を有している。この基板17の周囲には、
外筒23が垂設されるとともにこの外筒23の内側に内
筒12が垂設されている。そして、この内筒12の内周
面には、前記口部13の螺合装着部13aに螺合する螺
子部12aが形成されている。また、基板17には、前
記押圧部25側に起立するように円筒体9が立設されて
いる。この円筒体9の内周面には、前記移動体5の突起
26とねじ係合される螺合溝11が形成されている。よ
って、螺合溝11と突起26とをねじ係合部11、26
ということができる。また、この螺合溝11は、時計回
り方向に上方に向かうように設けられている。
げ時に前記移動体5の上部に当接し、押圧部25の押し
下げ量を制限する段部20も兼ねている。前記容器本体
1の口部13には、保持部23が取り付けられている。
この保持部23は、前記噴出ポンプ14を外側から挟み
込む基板17を有している。この基板17の周囲には、
外筒23が垂設されるとともにこの外筒23の内側に内
筒12が垂設されている。そして、この内筒12の内周
面には、前記口部13の螺合装着部13aに螺合する螺
子部12aが形成されている。また、基板17には、前
記押圧部25側に起立するように円筒体9が立設されて
いる。この円筒体9の内周面には、前記移動体5の突起
26とねじ係合される螺合溝11が形成されている。よ
って、螺合溝11と突起26とをねじ係合部11、26
ということができる。また、この螺合溝11は、時計回
り方向に上方に向かうように設けられている。
【0016】なお、実施例1は、ポンプ付き噴出容器に
誤噴出防止機構を設けた例であるが、エアゾール容器に
誤噴出防止機構を設けるようにしてもよい。この場合、
噴出ポンプ14は、噴出管でおきかえられる。
誤噴出防止機構を設けた例であるが、エアゾール容器に
誤噴出防止機構を設けるようにしてもよい。この場合、
噴出ポンプ14は、噴出管でおきかえられる。
【0017】また、螺合溝11は、反時計回り方向に上
方に向かうように設けられていてもよい。次に実施例1
の作用を、(イ)噴出容器の作用と(ロ)誤噴出防止機
構の作用に分けて説明する。 (イ)噴出容器の作用 押圧部25を何回か上下動させると、噴出ポンプ14の
ポンプ機構が働いて内容物を噴出口14から噴出する。
このとき、押圧部25の押し下げ量と噴出量との間に
は、押し下げ量が大きいほど噴出量が大きくなるという
関係がある。なお、この噴出量は、押圧部25の押し下
げ量が同一であっても、容器本体1内の内容物の量や種
類、また噴出ポンプ14の種類によって違いが生じる。 (ロ)誤噴出防止機構の作用 まず、押圧部25をある一定方向、例えば時計回り方向
に回転させると、第二の凹凸部30と第一の凹凸部27
とが嵌合しているため、移動体5も時計回り方向に回転
する。そして、移動体5の突起26が螺合溝11に案内
されて、移動体5は押圧部25に対して上方に摺動す
る。移動体5が押圧部25に対して上方に摺動するほ
ど、段部20と移動体5との距離が短くなるため、押圧
部25の押し下げ可能な量は小さくなる。そして、段部
20と移動体5との距離が「0」になるまで移動体5を
上方に摺動させると、押圧部25を押し下げることはで
きなくなり、ロック状態となる。さらに、押圧部25を
逆に回すとロック状態が解除され、押圧部25を押し下
げることにより、内容物が噴出される。このロック解除
状態で一度により多量の内容物を噴出させるには、押圧
部25を反時計回り方向に回転させ、移動体5を押圧部
25に対して可能な限り下方に摺動させておくことが好
ましい。
方に向かうように設けられていてもよい。次に実施例1
の作用を、(イ)噴出容器の作用と(ロ)誤噴出防止機
構の作用に分けて説明する。 (イ)噴出容器の作用 押圧部25を何回か上下動させると、噴出ポンプ14の
ポンプ機構が働いて内容物を噴出口14から噴出する。
このとき、押圧部25の押し下げ量と噴出量との間に
は、押し下げ量が大きいほど噴出量が大きくなるという
関係がある。なお、この噴出量は、押圧部25の押し下
げ量が同一であっても、容器本体1内の内容物の量や種
類、また噴出ポンプ14の種類によって違いが生じる。 (ロ)誤噴出防止機構の作用 まず、押圧部25をある一定方向、例えば時計回り方向
に回転させると、第二の凹凸部30と第一の凹凸部27
とが嵌合しているため、移動体5も時計回り方向に回転
する。そして、移動体5の突起26が螺合溝11に案内
されて、移動体5は押圧部25に対して上方に摺動す
る。移動体5が押圧部25に対して上方に摺動するほ
ど、段部20と移動体5との距離が短くなるため、押圧
部25の押し下げ可能な量は小さくなる。そして、段部
20と移動体5との距離が「0」になるまで移動体5を
上方に摺動させると、押圧部25を押し下げることはで
きなくなり、ロック状態となる。さらに、押圧部25を
逆に回すとロック状態が解除され、押圧部25を押し下
げることにより、内容物が噴出される。このロック解除
状態で一度により多量の内容物を噴出させるには、押圧
部25を反時計回り方向に回転させ、移動体5を押圧部
25に対して可能な限り下方に摺動させておくことが好
ましい。
【0018】なお、押圧部25は、反時計回り方向に回
転させたときにロック状態となり、時計回り方向に回転
させたときロック解除状態となるようにすることができ
るのは勿論である。 (実施例2) 実施例2は、実施例1における段部20を押圧部25自
体が有する外形として形成した例である。すなわち、図
6に示すように、押圧部25の上部の径が移動体5の径
よりも大きくなるように形成し、押圧部25の押し下げ
時に押圧部25自体が移動体5の上部に当接するように
した。
転させたときにロック状態となり、時計回り方向に回転
させたときロック解除状態となるようにすることができ
るのは勿論である。 (実施例2) 実施例2は、実施例1における段部20を押圧部25自
体が有する外形として形成した例である。すなわち、図
6に示すように、押圧部25の上部の径が移動体5の径
よりも大きくなるように形成し、押圧部25の押し下げ
時に押圧部25自体が移動体5の上部に当接するように
した。
【0019】実施例2の作用は、実施例1と同様である
ので、ここでは説明を省略する。 (実施例3) 実施例3は、図3に示すように、実施例1における円筒
体9を移動体5の内側に設けた例である。
ので、ここでは説明を省略する。 (実施例3) 実施例3は、図3に示すように、実施例1における円筒
体9を移動体5の内側に設けた例である。
【0020】実施例3の作用は、実施例1と同様である
ので、ここでは説明を省略する。 (実施例4) 実施例4は、図4に示すように、実施例1における円筒
体9の他に第2の円筒体10を移動体5の内側に設けた
例である。
ので、ここでは説明を省略する。 (実施例4) 実施例4は、図4に示すように、実施例1における円筒
体9の他に第2の円筒体10を移動体5の内側に設けた
例である。
【0021】実施例4の作用は、実施例1と同様である
ので、ここでは説明を省略する。
ので、ここでは説明を省略する。
【0022】
【考案の効果】本考案の誤噴出防止機能付き噴出容器
は、最上点の位置にある押圧部の段部に移動体が当接可
能な構成としたことから、容器の使用開始前は勿論、使
用開始後も内容物の誤噴出を防止することができる誤噴
出防止機能付き噴出容器を提供することが可能となる。
また、本考案の誤噴出防止機能付き噴出容器は、押圧部
の回転に伴って移動体が上下動する構成としたことか
ら、押圧部を回転させるだけで噴出容器の誤噴出を容易
に防止することができる誤噴出防止機能付き噴出容器を
提供することが可能となる。
は、最上点の位置にある押圧部の段部に移動体が当接可
能な構成としたことから、容器の使用開始前は勿論、使
用開始後も内容物の誤噴出を防止することができる誤噴
出防止機能付き噴出容器を提供することが可能となる。
また、本考案の誤噴出防止機能付き噴出容器は、押圧部
の回転に伴って移動体が上下動する構成としたことか
ら、押圧部を回転させるだけで噴出容器の誤噴出を容易
に防止することができる誤噴出防止機能付き噴出容器を
提供することが可能となる。
【図1】本考案の実施例1において、噴出不可能な状態
での内部構造の部分的断面図である。
での内部構造の部分的断面図である。
【図2】本考案の実施例1において、噴出可能な状態で
の内部構造の部分的断面図である。
の内部構造の部分的断面図である。
【図3】本考案の実施例3において、噴出不可能な状態
での内部構造の部分的断面図である。
での内部構造の部分的断面図である。
【図4】本考案の実施例4において、噴出不可能な状態
での内部構造の部分的断面図である。
での内部構造の部分的断面図である。
【図5】本考案の実施例1における押圧部と移動体の部
分的斜視図である。
分的斜視図である。
【図6】本考案の実施例2における段部の部分的斜視図
である。
である。
【図7】従来の容器における安全装置である。
1 容器本体 2 口筒部 4 噴出口 5 移動体 9 円筒体 11 ねじ係合部(螺合溝) 14 噴出ポンプ 20 段部 23 保持部 25 押圧部 26 ねじ係合部(突起) 27 嵌合溝 30 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 内容物を収納する容器本体と、 この容器本体上部から一部が突出し、この突出部分が下
方に押し下げられることにより内容物を噴出する噴出手
段と、 この噴出手段の突出部分を覆うとともに内容物を外方へ
噴出する噴出口を有し、かつ噴出手段の軸方向に対して
回転自在となるよう噴出手段に取り付けられる押圧部
と、を備え、前記押圧部の押し下げによって前記噴出口
から内容物が噴出する噴出容器において、 前記押圧部に形成される段部と、 前記押圧部の周面に設けられ前記噴出手段の軸方向に延
びる凹部又は凸部の少なくともいずれかと、 前記噴出手段の突出部分の一部周面を囲むように前記容
器本体上部に固定され、周面に一方のねじ係合部を有す
る円筒体と、 この円筒体のねじ係合部にねじ係合する他方のねじ係合
部を一方の周面に有するとともに、前記押圧部の凹部又
は凸部のいずれかに嵌合する凸部又は凹部を他方の周面
に有し、押圧部の回転に伴い上下方向に移動し前記段部
に当接可能な円筒状の移動体と、を備え、 前記移動体は、前記押圧部の前記段部に当接して押圧部
の押し下げ量を制限するとともに、押圧部の上下動にお
ける最上点で段部に当接可能であることを特徴とする誤
噴出防止機能付き噴出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993042216U JP2599696Y2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 誤噴出防止機構付き噴出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993042216U JP2599696Y2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 誤噴出防止機構付き噴出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711558U JPH0711558U (ja) | 1995-02-21 |
JP2599696Y2 true JP2599696Y2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=12629849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993042216U Expired - Fee Related JP2599696Y2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 誤噴出防止機構付き噴出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599696Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4588264B2 (ja) * | 2001-07-31 | 2010-11-24 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
JP5360906B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2013-12-04 | 株式会社吉野工業所 | 定量塗布容器 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP1993042216U patent/JP2599696Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0711558U (ja) | 1995-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101223352B1 (ko) | 펌프 주출용기 | |
US6041982A (en) | Beverage container with cap and spout | |
JP4671229B2 (ja) | エアゾール罐の噴射装置 | |
JP2599696Y2 (ja) | 誤噴出防止機構付き噴出容器 | |
JPH0335403Y2 (ja) | ||
JP2002337912A (ja) | 噴出容器 | |
JP2008162615A (ja) | 液体噴出容器 | |
JPH01503214A (ja) | スプレー缶 | |
JP2001354256A (ja) | 噴出容器 | |
JP2002224602A (ja) | 液吐出容器 | |
JPH0725331Y2 (ja) | 注出容器 | |
JP4137443B2 (ja) | 液体噴出ポンプ | |
JP2009057084A (ja) | 液体噴出器 | |
JP3609505B2 (ja) | エアゾール容器 | |
JP2583044Y2 (ja) | 液体噴出容器 | |
JP3898414B2 (ja) | 液体噴出容器 | |
JP6991679B2 (ja) | オーバーキャップ付き容器 | |
JP3583203B2 (ja) | エアゾール容器 | |
JPH0723417Y2 (ja) | 液体吐出器 | |
JP2003292006A (ja) | 液体噴出ポンプ | |
JP3883162B2 (ja) | 液体注出容器 | |
JPH0637962Y2 (ja) | ディスペンサー用ストッパー | |
JP2022077217A (ja) | 吐出具 | |
JP7175758B2 (ja) | 吐出器 | |
JP2024108582A (ja) | 吐出具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070716 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |