JP2599429B2 - 多心光ファイバ一括接続用コネクタブロック - Google Patents

多心光ファイバ一括接続用コネクタブロック

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JP2599429B2 JP14045088A JP14045088A JP2599429B2 JP 2599429 B2 JP2599429 B2 JP 2599429B2 JP 14045088 A JP14045088 A JP 14045088A JP 14045088 A JP14045088 A JP 14045088A JP 2599429 B2 JP2599429 B2 JP 2599429B2
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光夫 宮崎
守伸 水谷
博徳 下山
健寿 平野
英世 川添
昭夫 後藤
広行 谷津
一郎 山本
滋 舘上
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Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数本の光ファイバを相互に一括接続する
のに用いられるコネクタブロックに関するものである。
〔従来技術〕 従来、多心光ファイバ心線等の接続の際に、複数本の
光ファイバを一括してメカニカル接続する場合には、上
面に複数本のV溝を形成したコネクタブロックと、その
上に被せる押さえ板とを用い、上記コネクタブロックの
各V溝にそれぞれ対応する光ファイバを載せて端面を突
き合わせ、その上から押さえ板を押し付けて接続状態を
保つというものが一般的である(例えば実開昭54−9665
1号公報など)。
〔課題〕
しかしこのような接続構造では、複数本の光ファイバ
をそれぞれV溝上で突き合わせて、押さえ板を被せる際
に、一部の光ファイバが浮き上がったりして突き合わせ
状態を保てなくなることがあり、接続作業がやりにくい
という問題がある。また光ファイバの端面間に光学整合
剤を充填するときは、光ファイバの端面間に間隙を設け
る必要があるが、この間隙を設けて光学整合剤を充填す
る作業も、各光ファイバの端部がそれぞれフリーである
ため、難しい作業となる。
〔課題の解決手段とその作用〕
本発明は、上記の課題を解決した多心光ファイバ一括
接続用コネクタブロックを提供するもので、その構成
は、基板の上面長手方向中央部に、複数本の光ファイバ
嵌合孔が長手方向に形成されたトンネル部を設け、その
トンネル部の長手方向中央部に、上面から上記光ファイ
バ嵌合孔に達するスロットを形成し、上記トンネル部の
両端側に、上記光ファイバ嵌合孔と軸線を同じにする光
ファイバ装着溝を形成し、さらにその両端側に光ファイ
バの被覆部を装着する被覆部装着溝を形成したことを特
徴とするものである。
このコネクタブロックは、光ファイバ心線の端部の被
覆を剥いで露出させた光ファイバを、光ファイバ装着溝
に載せ、同溝に沿って滑らせていくと、光ファイバの先
端がそのまま光ファイバ嵌合孔に挿入されるようになっ
ている。このようにして光ファイバ嵌合孔に両端から接
続すべき光ファイバを挿入し、その端面をスロット内で
適当な間隙を保って対向させ、その間に光学整合剤を充
填した後、端面を突き合わせるだけで、簡単に光学的な
接続状態が得られる。従って、あとは光ファイバおよび
被覆部を接着剤あるいは適当な押さえ板により基板に固
定すれば、接続状態を保つことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
図−1ないし図−6は本発明の一実施例を示すもの
で、符号11は本発明に係るコネクタブロック、12はそれ
に被せる蓋板である。
コネクタブロック11は次のような構成となっている。
すなわち、基板13の上面長手方向中央部にトンネル部15
が一体に設けられており、このトンネル部15には長手方
向に複数本(この例では2本)の光ファイバ嵌合孔14が
平行に形成されている。またトンネル部15の長手方向中
央部には、上面から上記光ファイバ嵌合孔14に達するス
ロット16が形成されている。スロット16の底面は光ファ
イバ嵌合孔14の中心軸線と同レベルにあり、そこには光
ファイバ嵌合孔14に連続する半円溝17が形成されてい
る。またトンネル部15の両端側には、上記光ファイバ嵌
合孔14と軸線を同じにする光ファイバ装着溝18A・18Bが
形成されている。この光ファイバ装着溝18A・18BはV溝
である。さらに光ファイバ装着溝18A・18Bの両端側には
光ファイバの被覆部を装着する被覆部装着溝19A・19Bが
形成されている。
一方、蓋板12は、その下面に上記トンネル部15の頭部
が嵌合される凹部20を形成したものである。
コネクタブロック11および蓋板12は、通常の光コネク
タと同様、硬質プラスチックで作られるが、金属または
セラミックス製にすることもできる。
図7および図−8はコネクタブロック11および蓋板12
を用いて多心光ファイバを一括接続した状態を示す。接
続は次のような手順で行われる。まず接続すべき多心光
ファイバ心線21A・21Bの端部の被覆を剥いで複数本の光
ファイバ22A・22Bを露出させ、その端部を適当な長さに
切り揃える。次いで光ファイバ22A・22Bの先端部をそれ
ぞれ光ファイバ装着溝18A・18Bにセットする。これで光
ファイバ22A・22Bは光ファイバ嵌合孔14と軸心が一致し
た状態となるから、そのまま光ファイバ22A・22Bを光フ
ァイバ装着溝18A・18Bに沿って滑らせていくと、その先
端部を容易に光ファイバ嵌合孔14に挿入することができ
る。光ファイバ22A・22Bが光ファイバ嵌合孔14に挿入さ
れると、被覆部23A・23Bが被覆部装着溝19A・19Bに装着
された状態となる。
光ファイバ22A・22Bは、その端面がスロット16内で微
小間隙を保って対向したところで挿入を停止し、その間
隙に光学整合剤24を充填した後、さらに挿入して端面を
突き合わせる。これで光ファイバ22A・22Bは光学的に接
続された状態となるから、あとは光ファイバ22A・22Bお
よび被覆部23A・23Bを基板13に固定すればよい。固定の
仕方は任意であるが、図示の例では、基板13の上面全面
に接着剤25を塗着し、その上から蓋板12を被せて、接着
剤25を固化させることにより固定している。接着剤だけ
でも固定できるし、接着剤を使用せずに蓋板を適当な締
付け手段により押し付けることによっても固定可能であ
る。
なお前記実施例では光ファイバ嵌合孔を断面円形にし
た場合を説明したが、光ファイバ嵌合孔14はこれに限ら
れるものではなく、例えば図−9に示すように断面四角
形(多角形)にすることもできる。またトンネル部15の
上面を図示のように基板13の上面と同じにすることもで
きる。
また前記実施例では光ファイバ装着溝18A・18BをV溝
にした場合を説明したが、光ファイバ装着溝もこれに限
られるものではなく、例えば図−10に示すようにU溝に
することもできる。
さらに本発明のコネクタブロックは、多心光ファイバ
心線の接続だけでなく、複数本の光ファイバ心線を一括
して接続するのにも使用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るコネクタブロックを
使用すれば、複数本の光ファイバを光ファイバ装着溝に
載せ、同溝に沿って滑らせていくだけで、光ファイバの
先端部を光ファイバ嵌合孔に挿入でき、相手方と突き合
わせを行うことができる。また光ファイバが十分挿入さ
れると、その端部がスロット内に見えるようになるの
で、その端面間隙を適当に保って光学整合剤の充填を容
易に行うことができると共に、端面を突き合わせた後の
状態が適正か否かを確認することもできる。さらに光フ
ァイバの突き合わせ部は基板と一体のトンネル部により
動かないように保持されるため、被覆部等の基板への固
定作業も簡単に行うことができる。したがって本発明に
よれば、多心光ファイバの一括接続を容易にかつ確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図−1は本発明の一実施例に係る多心光ファイバ一括接
続用コネクタブロックの平面図、図−2は同コネクタブ
ロックを蓋板と共に示す図−1のII−II線における断面
図、図−3ないし6はそれぞれ図−2のIII−III線、IV
−IV線、V−V線、VI−VI線における断面図、図−7は
同コネクタブロックの使用状態を示す平面図、図−8は
同じく縦断面図、図−9および図−10は本発明の他の実
施例を示すもので、図−4に相当する横断面図である。 11:コネクタブロック、12:蓋板、13:基板、14:光ファイ
バ嵌合孔、15:トンネル部、16:スロット、18A・18B:光
ファイバ装着溝、19A・19B:被覆部装着溝、21A・21B:多
心光ファイバ心線、22A・22B:光ファイバ、23A・23B:被
覆部、24:光学整合剤、25:接着剤。
フロントページの続き (72)発明者 水谷 守伸 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 下山 博徳 千葉県市原市八幡海岸通6番地 古河電 気工業株式会社千葉事業所内 (72)発明者 平野 健寿 千葉県市原市八幡海岸通6番地 古河電 気工業株式会社千葉事業所内 (72)発明者 川添 英世 千葉県市原市八幡海岸通6番地 古河電 気工業株式会社千葉事業所内 (72)発明者 後藤 昭夫 千葉県市原市八幡海岸通6番地 古河電 気工業株式会社千葉事業所内 (72)発明者 谷津 広行 千葉県市原市八幡海岸通6番地 古河電 気工業株式会社千葉事業所内 (72)発明者 山本 一郎 千葉県市原市八幡海岸通6番地 古河電 気工業株式会社千葉事業所内 (72)発明者 舘上 滋 千葉県市原市八幡海岸通6番地 古河電 気工業株式会社千葉事業所内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の上面長手方向中央部に、複数本の光
    ファイバ嵌合孔が長手方向に形成されたトンネル部を設
    け、そのトンネル部の長手方向中央部に、上面から上記
    光ファイバ嵌合孔に達するスロットを形成し、上記トン
    ネル部の両端側に、上記光ファイバ嵌合孔と軸線を同じ
    にする光ファイバ装着溝を形成し、さらにその両端側に
    光ファイバの被覆部を装着する被覆部装着溝を形成した
    ことを特徴とする多心光ファイバ一括接続用コネクタブ
    ロック。
JP14045088A 1988-06-09 1988-06-09 多心光ファイバ一括接続用コネクタブロック Expired - Lifetime JP2599429B2 (ja)

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