JP2599417Y2 - ウインカー点滅制御装置 - Google Patents

ウインカー点滅制御装置

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JP2599417Y2
JP2599417Y2 JP1992056912U JP5691292U JP2599417Y2 JP 2599417 Y2 JP2599417 Y2 JP 2599417Y2 JP 1992056912 U JP1992056912 U JP 1992056912U JP 5691292 U JP5691292 U JP 5691292U JP 2599417 Y2 JP2599417 Y2 JP 2599417Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、オートバイやバイク等
のウインカーの点滅を自動的にリセットするウインカー
点滅制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のウインカーは、左右に旋回する
直前にスイッチにより点滅を開始し、自動車の旋回が終
了すると自動的に復帰するように構成されている。これ
は、自動車の場合、左右の旋回を回転ハンドルにより行
うため、旋回が終了する際にハンドルは必ず逆回転する
必要があり、従って逆回転を検出するスイッチによりウ
インカーの点滅を終了させている。これに対して、オー
トバイやバイク等の二輪車においてはハンドルと前輪が
直結しているため、旋回時のハンドルの回転角度が小さ
いこと、及び車体を傾けた状態で旋回する場合にはほと
んどハンドルを向きを元に戻すためにハンドルを逆向き
に回さないこともあり、自動車の場合のようにハンドル
の逆回転を検出して方向を変換したことを検出すること
はできない。そのため、ウインカーを消し忘れたまま直
進していることがしばしば起こり、交通安全上、問題で
あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、オートバイ
やバイク等においてウインカーの消し忘れをなくし、又
必要な旋回が終了した後、一定の時間が経過すると自動
的にウインカーの点滅を終了させる装置を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、オートバイの
車体に固定されて重力方向を向くように、鉛直線方向に
向く回転軸を有し回転角を検出する角速度センサと、前
記角速度センサの出力を時間積分するための積分回路
と、積分回路出力の絶対値を求める絶対値回路と、及び
絶対値回路出力に接続された所定の時定数で放電する放
電回路とからなり、ウインカー点灯スイッチにより点滅
を開始し、前記絶対値回路出力が所定の値以下になった
時点でウインカーの点滅を終了させるように構成したこ
とを特徴とするウインカー点滅制御装置である。更に、
本考案はウインカー点灯スイッチのオン信号により点滅
を開始し、所定の時間が経過して停止し、同時にウイン
カーの点滅を終了させるためのタイマー回路を、車の回
転を出力する角速度センサ出力と並列に接続した回路構
成とすることを特徴とするウインカー点滅制御装置であ
る。
【0005】即ち本考案は、1.二輪車の車体に固定さ
れ回転軸を鉛直線方向に設置した角速度センサと、該角
速度センサの出力を時間積分する積分回路と、該積分回
路出力の絶対値を求める絶対値回路と、及び該絶対値回
路に接続する所定の時定数で放電する放電回路と、前記
絶対値回路出力に接続するウインカー点滅回路とからな
り、ウインカー点灯スイッチにより点滅を開始し、角速
度出力が入力されず、前記絶対値回路出力が所定の値以
下になった時にウインカーの点滅が終了するよう構成し
たことを特徴とするウインカー点滅制御装置である。
2.前記ウインカー点灯スイッチのオン信号によりスタ
ートさせ、所定の時間が経過した後停止して同時に前記
ウインカーの点滅を終了させるためのタイマー回路と、
前記絶対値回路出力とが並列に動作するよう接続されて
なることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載のウインカー点滅制御装置である。
【0006】
【作用】オートバイやバイク等のハンドルに固定され回
転軸を鉛線直方向に設置されたハンドルの回転角を検出
するための角速度センサと、角速度センサ出力を積分す
る積分回路と、積分回路出力を検出する絶対値回路と、
絶対値回路には放電回路とウインカー点滅回路が接続さ
れているので、ウインカー点灯スイツチをオンにし、ウ
インカー点滅回路が作動しても角速度センサからの入力
電圧がない時、即ち、方向変換がない時は、絶対値回路
の出力電圧は自動的に放電回路により放電されるのでウ
インカー点滅回路の出力電圧は低下し、ウインカー点滅
は自動的に停止する。 又、ウインカー点灯スイツチの
オン信号により、同時に作動するタイマー回路と角速度
センサの出力の回転角に相当する出力を示す絶対値回路
出力を並列に接続して構成してあるので、タイマーがオ
フとなる時間迄の間に車の方向が変わる時は、角速度セ
ンサの出力による絶対値回路の出力によりウインカー点
滅回路は動作を持続し、もし方向変換がない時はタイマ
ーが作動し、ウインカー点滅は自動的に停止する。
【0007】
【実施例】図1は、本考案のウインカー点滅制御装置の
構成ブロック図である。図1に示したように、本考案の
ウインカー点滅制御装置は回転角を検出する角速度セン
サ1と、積分回路2と、絶対値回路3と、放電回路4
と、制御回路5と、ウインカー点灯スイッチ6と、及び
ウインカー点滅回路7と、タイマー回路8とから構成さ
れている。本考案に使用する角速度センサは、回転角に
比例した電圧を出力するセンサである。従って、角速度
センサの出力を時間積分することにより、回転角度を求
めることができる。即ち、角速度センサ1をオートバイ
の車体、特に前輪を駆動するハンドルと前輪との間を直
結する軸に検出すべき回転軸を鉛直線方向に一致させて
固定すると、角速度センサ1の出力はオートバイの回転
角度に比例した電圧を出力し、積分回路2の出力はオー
トバイの回転角度に比例した電圧となる。以下、本考案
のウインカー点滅制御装置の動作を詳しく説明する。
【0008】 ステップ1:図1において、ウインカー点灯スイッチ6をオンすると、ウイン カーは点滅を開始すると同時にタイマー回路8が作動する。オー トバイが直進、あるいは停車している場合は、角速度センサ1及 び積分回路2の出力電圧、即ち絶対値回路3の出力電圧はほとん どゼロとなる。 ステップ2:オートバイが旋回を開始すると、角速度センサ1、積分回路2、 及び絶対値回路3に回転角度に比例した電圧が発生する。この電 圧が所定のレベルに達した場合に作動するように、制御回路5を セットする。 ステップ3:旋回が終了し、放電回路4により絶対値回路3の出力電圧が所定 のレベル以下になった時点で制御回路5をリセットする。この時 の制御回路5の出力によりウインカーの点滅を終了させる。 本考案のウインカー点滅制御装置は、ウインカー点灯ス
イッチ6をオンにした状態で直進、あるいは停車してい
る場合は、絶対値回路3の出力電圧が制御回路5をセッ
トするレベルまで達しないため、ウインカーは作動しな
い。一方、ウインカー点灯スイッチ6をオンにした後、
旋回が始まると絶対値回路3の出力がセットレベルに達
して制御回路5がセットされ、ウインカーは点滅を開始
するが旋回終了後、放電回路4により絶対値回路3の出
力がリセットレベルに低下すると制御回路5がリセット
され、このタイミングでウインカー点滅回路7をリセッ
トされ、ウインカーの点滅は停止する。従って、もし、
ウインカー点灯スイッチをオフにするのを忘れてオート
バイを走行させた場合においても、角速度センサ1、積
分回路2、及び絶対値回路3の出力電圧が放電回路4に
より低下するため、自動的に制御回路5がリセットされ
点滅を終了する。又、本考案においては、ウインカー点
灯スイッチのオン信号によりスタートし、所定の時間が
経過してストップし、同時にウインカーの点滅を終了さ
せるためのタイマー回路を有しているため、直進状態中
にウインカー点灯スイッチをオンにしてそのまま忘れて
いても、自動的に点滅を終了することができる。本考案
のウインカー点滅制御装置において用いる角速度センサ
としては、構造が簡単で、低価格の圧電振動ジャイロが
適しているが、他の方式の角速度センサであってもよ
い。更に、本考案のウインカー点滅制御装置において
も、ウインカー点灯スイッチ6をオフにすることによ
り、ウインカーの点滅を終了させることができることは
言うまでもない。
【0009】
【考案の効果】本考案によるウインカー点滅制御装置
は、オートバイやバイク等において、ウインカーの消し
忘れをなくすことができるため、交通安全上、有益な考
案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるウインカー点滅制御装置の構成を
示すブロック図。
【符号の説明】
1 角速度センサ 2 積分回路 3 絶対値回路 4 放電回路 5 制御回路 6 ウインカー点灯スイッチ 7 ウインカー点滅回路 8 タイマー回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 1/40 - 1/42

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二輪車の車体に固定され回転軸を鉛直線
    方向に設置した角速度センサと、該角速度センサの出力
    を時間積分する積分回路と、該積分回路出力の絶対値を
    求める絶対値回路と、及び該絶対値回路に接続する所定
    の時定数で放電する放電回路と、前記絶対値回路出力に
    接続するウインカー点滅回路とからなり、ウインカー点
    灯スイッチにより点滅を開始し、角速度出力が入力され
    ず、前記絶対値回路出力が所定の値以下になった時にウ
    インカーの点滅が終了するよう構成したことを特徴とす
    るウインカー点滅制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ウインカー点灯スイッチのオン信号
    によりスタートさせ、所定の時間が経過した後停止して
    同時に前記ウインカーの点滅を終了させるためのタイマ
    ー回路と、前記絶対値回路出力とが並列に動作するよう
    接続されてなることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のウインカー点滅制御装置。
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