JP2599348B2 - ホーニングマンドレル - Google Patents

ホーニングマンドレル

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JP2599348B2
JP2599348B2 JP5274929A JP27492993A JP2599348B2 JP 2599348 B2 JP2599348 B2 JP 2599348B2 JP 5274929 A JP5274929 A JP 5274929A JP 27492993 A JP27492993 A JP 27492993A JP 2599348 B2 JP2599348 B2 JP 2599348B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B33/00Honing machines or devices; Accessories therefor
    • B24B33/08Honing tools
    • B24B33/085Honing tools in which the honing element consists of a deformable body

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホーニング動作中に
限界内で調節可能である拡張可能なホーニング工具又は
マンドレルに関し、特に一側面上に全長に沿って延びる
細長い溝孔を有する筒形の研削スリーブ部材、ホーニン
グ動作中に動作位置に研削スリーブ部材を保持するため
のケージ組立体、筒形の駆動部材、及び保持具又は案内
部材を備えるモジュール式ホーニングマンドレルに関す
る。これらのすべての部材は工具全体のモジュール式組
立部分を形成するように同軸に取り付けられている。組
み立てられたときにこの発明に基づくモジュール式ホー
ニング工具は、細長い拡張部材又はくさび部材を協働的
に収容するために適し端から端まで貫通して延びる孔を
備え、拡張部材又はくさび組立体はスリーブ部材の直径
を増減すべくその全長にわたり均一に研削スリーブ部材
を拡張するためにモジュール式組立体内で軸方向に移動
可能である。この発明に基づくホーニング工具構造はホ
ーニング工具直径の増減をホーニング動作中に遂行でき
るようにした多重行程形ホーニングに用いるのに特に適
している。この発明に基づくホーニング工具を用いれ
ば、ホーニング動作中での非常に大きい範囲のホーニン
グ直径調節の可能性により均一かつ正確にホーニングさ
れた加工面が作り出され、他方では種々のホーニング工
具部品の一層迅速かつ容易な取り外し及び交換が可能と
なる。
【0002】
【従来の技術】多くの異なる形式のホーニングマンドレ
ル及び別のホーニング装置が極めて多様な用途のために
従来から設計かつ製造されている。最も優れた従来装置
はアメリカ合衆国特許第5022196 号明細書に記載の多重
行程形の調節可能なホーニングマンドレル構造である。
これらのホーニングマンドレル構造により利用者は、そ
れ以前に知られた調節可能な工具構造、特に1回通過形
のホーニング装置に比べて著しく大きい範囲のホーニン
グ直径調節可能性を有し一層均一にかつ一層正確にホー
ニングされた加工面を達成することができる。それ以前
に知られた構造の多くはアメリカ合衆国特許第5022196
号明細書に図示かつ説明されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ホーニング工具におけ
るこれらの特徴はホーニング技術における重要な進歩で
あるが、構成を一層簡単かつ経済的にし操作を一層簡単
化しホーニング動作中の調節を一層迅速かつ容易にし、
他方では実施された加工品質を依然として維持するよう
な、拡張可能なホーニング工具の設計に対する改善が望
まれている。この発明に基づくモジュール式ホーニング
工具は前記所望の特徴のすべてを具体化し、かつ或る種
のホーニング用途に対してはアメリカ合衆国特許第5022
196 号明細書に記載のホーニング工具構造に勝る改善を
示すものでなければならない。
【0004】従ってこの発明の主要な課題は、正確かつ
均一に加工面を寸法どおりに仕上げるモジュール式の拡
張及び収縮可能なホーニング工具の構造及び作用を提示
することにある。
【0005】別の課題は、ホーニング中に均一な拡張及
び収縮を促進するような方式で研削スリーブ部材が構成
されているモジュール式ホーニング工具を提供すること
にある。
【0006】別の課題は、ホーニング盤からマンドレル
全体を取り外すことなく研削ホーニング部材を取り外し
及び交換できるようにしたモジュール式ホーニング工具
を提供することにある。
【0007】別の課題は、ホーニング盤からマンドレル
全体を取り外すことなく工具の種々の部品を取り外し及
び交換できるようにしたモジュール式ホーニング工具を
提供することにある。
【0008】別の課題は、研削ホーニング部材と拡張部
材との間に特殊なキー止め装置を用いる必要性を無くし
たモジュール式ホーニング工具を提供することにある。
【0009】別の課題は、複数の研削スリーブ部材並び
に複数の拡張部材を所定の工具組立体と共に交換可能に
使用できるように構成したモジュール式ホーニング工具
を提供することにある。
【0010】別の課題は、ホーニングされた加工面から
除去された加工代材料を洗い流すために、ホーニング動
作中に研削スリーブ部材の周囲に冷却液を流すことがで
きるようにした改良装置を有するモジュール式の拡張可
能なホーニング工具の構造を提示することである。加工
代材料がもし研削スリーブ部材のくぼんだ溝内に堆積す
ると、ホーニングされる加工面のゴーリング及び/又は
スコーリングを引き起こす。
【0011】別の課題は、往復機関のための連接棒軸受
孔のような比較的大直径の孔に用いるのに特に適した拡
張可能なホーニング工具を提供することにある。
【0012】別の課題は、同じケージ部材上に種々のホ
ーニング面直径の研削スリーブ部材を作動可能に収容で
きるモジュール式の拡張可能なホーニング工具を提供す
ることにある。
【0013】別の課題は、製造するのに一層容易かつ経
済的なホーニングマンドレルを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】これらの課題は請求項
1、5、10、17に示したホーニングマンドレルの構
成により解決される。この発明は、ホーニング盤上に回
転するように取り付け可能なモジュール式ホーニング工
具又はマンドレルの構造及び作用を提示し、ほぼ筒形の
モジュール式ホーニング組立体内に同軸に保持された筒
形の研削スリーブ部材を含むこの発明に基づくマンドレ
ルは、内部で軸方向へ移動するように位置決めされた細
長い拡張部材又はくさび組立体を挿入可能に収容するの
に適しマンドレルを貫いて全長にわたって延びる孔又は
通路を有する。筒形のホーニング組立体は、一般のホー
ニング盤に関連する主軸機構上の装置により収容されか
つ強固に保持されるように構成された一方の端部を有す
る駆動部材、駆動部材の反対側の端部をねじにより収容
するのに適した一方の端部及び研削スリーブ部材を収容
するのに適した反対側の端部を有するケージ部材、並び
に内部に作動位置に研削スリーブ部材を保持かつ維持す
るためにケージ部材の反対側の端部に取り付けられた保
持具又は案内部材を備える。
【0015】研削スリーブ部材は内面及び外面を備え、
内面はほぼその全長にわたり円錐形にテーパを付けら
れ、他方では外面は周方向に間隔を置いた長手方向の凹
所又は溝に隣接して位置決めされ周方向に間隔を置いて
半径方向外向きに延びる複数の長手方向部分又は突出部
を備え、各溝は研削スリーブ部材の内面に付随する円錐
形テーパと同じテーパ率でほぼその全長にわたって長手
方向にテーパを付けられた溝底面を有する。このテーパ
の関係はこの発明に基づく工具構造にとって重要であ
る。なぜならばその長さにわたって一層均一な厚さのス
リーブ壁を提供するのは研削スリーブ部材の内面と溝底
面との間のこの特殊な構造的関係であり、くさび又は拡
張部材が軸方向に貫通移動させられるときに、この均一
な壁厚は研削スリーブ部材の一層均一な拡張及び収縮を
保証するからである。これに関して研削スリーブ部材の
一つの溝底面は、拡張部材が内部で軸方向に前進又は後
退させられるときにスリーブ部材を半径方向に拡張又は
収縮できるようにするために、その全長に沿ってスリー
ブ部材の壁を貫く狭い溝孔又はスリットを備える。もし
スリーブ部材の壁厚がその長さにわたってほぼ均一に維
持されず他の状態で変化することが許されるなら、スリ
ーブ部材の均一な拡張及び収縮が著しく妨げられる。
【0016】周方向に間隔を置いた長手方向の研削スリ
ーブ突出部の最も外側の表面は、隣接するくぼんだ溝部
のようには長手方向にテーパを付けられておらず、その
代わりにこれらの突出部は研削スリーブ部材の軸線に平
行に延びる面積を占めることに注意することが重要であ
る。盛り上がった突出部のこれらの最も外側の表面は研
削材粒子を付着されたホーニング面を含み、ホーニング
面はすべて研削スリーブ部材の全長に沿ったほぼ円筒形
のホーニング包絡面上に設けられている。このことはス
リーブ部材の盛り上がった研削面突出部をホーニング中
に加工面と作動係合状態に維持することができるように
し、また研削面突出部を後述するようにホーニング動作
中にその長さに沿って均一に半径方向に拡張できるよう
にするので重要であり、それにより一層均一なかつ一層
正確にホーニングされた加工面を作り出す。
【0017】この発明に基づくケージ部材は周方向に間
隔を置きケージ部材の一方の端部から長手方向に延びる
複数の指を備え、スリーブ部材がケージ部材と作動係合
状態に位置決めされたとき、各指は研削スリーブ部材に
付随する各溝に対応しかつこれと一致して設けられてい
る。各ケージ指は内面及び外面を有し、内面は同様に研
削スリーブ部材の溝底面に付随する長手方向テーパと同
じテーパ率でほぼその全長にわたり円錐形にテーパを付
けられている。この発明に基づくケージ部材の構造は、
研削スリーブ部材が各指を各スリーブ溝内に位置決めし
てケージ部材を協働係合状態に完全に取り付けられたと
きに、各溝底面が相応の各指の内面に関し間隔を保って
向かい合うようになっている。このこともまた後述する
理由のゆえに重要である。
【0018】この発明に基づく保持具又は案内部材は、
その一方の端部の周囲に形成されたフランジ及び傾斜を
付けた反対側の端部を備える。案内フランジの寸法は、
案内部材がケージ部材と同軸に整列させられたときに、
フランジをケージ部材の反対側の端部に取り付けること
ができるようになっている。案内部材の傾斜を付けた端
部は、ホーニングしようとする加工物の孔の中へマンド
レルを導くための案内装置として働く。
【0019】この発明に基づく拡張部材又はくさびは、
拡張部材が挿入されている研削スリーブ部材の内面に付
随する円錐形テーパと同じテーパ率でその長さにわたっ
て同じく円錐形にテーパを付けられた外面を有する部分
を備え、拡張部材のこのテーパ部は研削スリーブ部材に
貫挿したときこれを貫いて延びかつこれと同軸に整列す
る。拡張部材の残りの部分はその全長に沿って円筒形で
あり、くさびのテーパ部に付随する最小直径より小さい
直径を有する。このことは、拡張部材がモジュール式組
立体の中に位置決めされたとき、拡張部材のテーパ部の
外面が研削スリーブ部材の内面と面対面で接触すること
を意味する。拡張部材と研削スリーブ部材との間のこの
特種な構造的組み合わせにより、拡張部材がスリーブ部
材を貫いて軸方向に移動させられたとき、スリーブ部材
の直径をその全長にわたり均一に拡張及び収縮させるこ
とができる。これに関して拡張部材の一方の端部は、ス
リーブ部材の外面の直径を変更するために拡張部材と研
削スリーブとの間の相対的軸方向移動を行うように操作
できるホーニング盤に付随する装置に取り付けられてい
る。
【0020】ホーニング動作中にこの発明に基づく工具
は回転軸線を中心として回転する。研削スリーブ部材及
び拡張部材を含むマンドレル組立体全体がホーニング動
作中に回転し、他方では拡張部材が組立体内部で軸方向
にも移動するので、研削スリーブ部材と拡張部材との間
の相対回転運動を防止することが重要である。アメリカ
合衆国特許第5022196 号明細書にはこの種の相対回転運
動を防止するための幾つかのキー止め装置が記載されて
いる。従来の特許明細書に記載の各装置であれば、拡張
部材がスリーブ部材に貫挿されているときにこれらの各
部材が相手部材と協働係合するように、この発明に基づ
く研削スリーブ及び拡張部材を構造的に設計することを
必要とする。この種のキー止め装置はホーニングマンド
レルの製造のための出費の一因となり、かつ特定の拡張
部材だけを所定の研削スリーブ部材と共に用いることを
要求する。
【0021】この発明に基づくマンドレル構造はアメリ
カ合衆国特許第5022196 号明細書に記載のキー止め装置
を利用するものではない。対照的にこの発明に基づく工
具のためのキー止め装置はマンドレルが取り付けられて
いる回転部材上に含まれており、それによりマンドレル
自体上に特殊なキー止め装置を備える必要性を生じさせ
ない。このことは従来技術の設計に勝ってこの発明に基
づくマンドレルの全製作費を低減し、他方では特定の筒
形ホーニング組立体及び研削スリーブ部材を所定の拡張
部材と共に用いることはもはや必要でないので、使用上
一層大きい融通性を提供する。更にこの発明に基づく構
造により、それぞれ異なるホーニング直径に置かれた研
削ホーニング面を有する複数の種々の研削スリーブ部材
を同じケージ部材と共に用いることができるようにな
る。異なる寸法のケージ部材並びに異なる寸法の拡張部
材及び案内部材をこの発明に基づく所定の駆動部材と共
に交換可能に利用できることもまた評価される。このこ
とはこの発明に基づく工具の性能を著しく高める。
【0022】
【実施例】次にこの発明に基づくホーニングマンドレル
の一実施例を示す図面により、この発明を詳細に説明す
る。
【0023】図1の符号10はこの発明に基づき構成さ
れたホーニング工具又はマンドレルを示す。マンドレル
10は端から端まで貫通して延びる共通の通路を有する
モジュール式の筒形ホーニング組立体12を備え、共通
の通路は細長い拡張部材又はくさび組立体14を協働的
に収容するのに適している。モジュール式のホーニング
組立体12は図1及び図6に示すような駆動部材13、
図1、図4、図5、図6及び図10に示すようなケージ
部材18、及び図1、図6及び図7に示すような保持具
又は案内部材20を備える。駆動部材13(図6参照)
は一般のホーニング盤(図示されていない)の主軸機構
により収容されかつ強固に保持されるように構成された
一方の端部17を有し、またケージ部材18の一方の端
部をねじ込むために反対側の端部にねじ部15を備え
る。保持具又は案内部材20は、ケージ指44上に周方
向に設けられた皿孔23を貫いて延びる複数のねじ又は
ほかの固定装置22により、ケージ部材18の反対側の
端部に取り付けられているが、これについては後述す
る。研削スリーブ部材24はケージ部材18内に作動可
能に取り付けられているが、これについては同じく後述
する。
【0024】図2及び図2の切断線III −III による図
3に示すように、研削スリーブ部材24はその全長に沿
って端から端まで貫通して延びる通路27を画成する内
面26及び外面28を有する。外面28は周方向に間隔
を置いた複数の長手方向溝29を備え、各溝29は向か
い合う平行な側壁32の間にくぼんでいる平坦な溝底面
30により画成されている。すべての溝底面30は相互
に同じ幅である。外面28はまた周方向に間隔を置いた
複数の長手方向突出部34を備え、各突出部34は各対
の溝29を分離しかつそれぞれその全長に沿って延びる
長手方向のホーニング面36を有し、ホーニング面36
は各突出部34のうちの研削スリーブ部材24の長手方
向軸線から半径方向に最も遠く離れた部分により画成さ
れている。有利な実施例ではホーニング面36はほぼ平
坦であり、かつ少なくともその一部上には適当な結合剤
中のダイヤモンド粒子又は立方晶窒化ホウ素の粒子を含
む材料又はほかの同様な硬い物質のような研削材を被覆
又はめっきされている。この種の研削材の使用はホーニ
ング技術でよく知られている。図2及び図3に示された
研削ホーニング面36は間隔をあけて縦溝を掘られた形
状で配置された状態で示されているが、望まれる特定の
用途及び用いられる研削材の形式に依存して極めて多様
な研削材パターンを利用できる。
【0025】研削スリーブ部材24はまた図2及び図6
に最もよく示すように、溝29のうちの一つの溝の溝底
面30を貫いて設けられた細長い溝孔38を備える。溝
孔38を含む溝29は以下で図2に示すように拡張溝2
9′と呼ばれる。拡張部材14が通路27内で軸方向に
移動させられるときスリーブ部材24の均一な拡張及び
収縮を可能にするように、溝孔28はスリーブ部材24
の一側面の全長にわたり延びる。後述する理由から、拡
張溝29′に直接向かい合うように位置決めされた溝2
9は以下で駆動溝29″と呼ばれる。
【0026】研削スリーブ部材24の内面26は、図3
に示された角度Aを参照することにより一層明らかに示
されるように、その全長を貫いて軸方向に円錐形にテー
パを付けられている。スリーブ通路27の断面直径は拡
張部材14が挿入されるスリーブ端部40で最大であ
り、反対側のスリーブ端部42で最小であることが重要
である。スリーブ内面26に付随するテーパは分かりや
すいように図3では幾分誇張して示されているが、実際
の装置ではこのテーパは比較的僅かである。研削スリー
ブ部材24の均一な拡張及び収縮はスリーブ部材の壁厚
がその全長に沿って均一であるときに達成されるので、
平坦な溝底面30は同様にスリーブ内面26と同じテー
パ率で長手方向にテーパを付けられている。このことは
可能な最大範囲までスリーブ部材24の壁厚の均一性を
保証する。
【0027】図4及び図5に示すように、周方向に間隔
を置いた複数の指44はケージ部材18の筒形部分50
の一端部から長手方向に延び、研削スリーブ部材24の
各溝29に対応して一つの指44が設けられている。各
指44は横方向に凹状の内面46、横方向に凸状の外面
48及び向かい合った平行な側縁面49を有し、各指4
4の幅は各溝29を画成する向かい合う側壁32の間の
距離より小さい。各対の隣接する指44は指の間に長手
方向溝孔又は開口45を画成し、図5及び図6に最もよ
く示すように複数の長手方向溝孔45が指44の間で周
方向に間隔を保っている。
【0028】指44の内面46は同様に研削スリーブ溝
底面30と同じテーパ率で長手方向に円錐形にテーパを
付けられ、これはまた図5に示された角度Aを参照する
ことにより一層明らかに示されている。図4及び図10
に一層明らかに示されているように、ケージ指44は相
互に間隔を置いて向かい合った状態で周方向に配置され
ている。向かい合う指44の内面46の間の距離は、各
指44がそれぞれの溝29と整列するように、かつ各溝
底面30のテーパが各指内面46のテーパと平行に延び
るように、研削スリーブ部材24がケージ部材18に対
して相対的に位置決めされかつ方向づけられているとき
に、図6及び図10に最もよく示されているように、指
内面46と一致して溝底面30を位置決めするために研
削スリーブ部材24をケージ指44の間に完全に挿入し
て収容できるようになっている。そのように位置決めか
つ係合させられたとき、指内面46は溝底面30と同一
平面上で接触状態に置かれるのではなく、これらの二つ
の対を成す面の間に空間が存在する。この空間はスリー
ブ部材24がケージ部材18内に滑って侵入できる範囲
の制限に基づき起こり、この制限された移動は研削スリ
ーブ24の反対側の端部42がケージの筒形部分50に
当接するという事実に基づき起こり、また重要なことで
あるが溝底面30を指44と直接接触させることなくス
リーブ部材24の拡張が起こるのを許す。このことはス
リーブ部材24の拡張中にケージ指44に対して湾曲又
はほかの変形が起こるのを防止する。
【0029】指44の外面48がケージ部材18の長手
方向軸線に平行であることに注意すべきである。このこ
とは指44が一方の端部では他方の端部におけるより厚
いということを意味する。図5及び図6に最もよく示さ
れているように、各指44の厚い方の端部はケージの筒
形部分50の一方の端部と共に一様な構造の基部を形成
し、かつこの端部から長手方向に延びる。それゆえに各
指44の内面46が円錐形にテーパを付けられ、それに
よりこれらの各指44の最大厚さは指44がケージの筒
形部分50と合体する基部のところにあるということが
理解できる。このことはまたケージの筒形部分50への
接続点で各指44に強度及び剛性を提供し、他方では同
時に、スリーブ部材24がケージ部材18に対し滑動可
能に取り付けられたときに、指内面46と研削スリーブ
溝底面30との間の構造上の干渉を防止する。
【0030】図1、図5及び図6に最もよく示すように
複数の孔52が各指44の長さに沿って設けられてい
る。これらの孔52は、ホーニング工程中にたまった加
工代材料がスリーブ部材24上に積み重なりかつ付着し
又は別の形で結合する前にこれらの加工代材料を洗い流
すように、冷却液がホーニング動作中に孔52を通り抜
け研削スリーブ24を巡って循環できるようにするため
に設けられている。孔52は加工代材料がスリーブ溝2
9内に並びに側壁32とケージ指44との間にたまると
いう現象を十分に低減しかつ最小にし、それにより状況
を好転させホーニングされる加工面のゴーリング又はス
コーリングを有望に防止する。そうでなくもしこの種の
加工代堆積物がたまることを許すならばゴーリング又は
スコーリングが起こる。各指44の内面46の凹所は、
たとえ溝底面30がそれぞれの指44に向かって押しつ
けられる点まで拡張しても、一種のトンネル形通路が各
指44の凹状の内面46と相応の平坦な溝底面30との
間に形成され、この通路を通ってホーニング冷却液が流
れ続けることができるということを保証するように考案
されていることにも注意すべきである。
【0031】図5に最もよく示すようにねじ部54がま
た指44と反対側のケージ筒形部分50の端部に設けら
れ、このねじ部54はケージ部材18に分解可能に取り
付けるために駆動部材13上に設けられた相応のねじ部
15(図6参照)と協働係合する。この構造により、も
し必要ならばホーニング盤から駆動部材13を取り外す
ことなく、操作員は工具組立体10からケージ部材18
を迅速かつ容易に交換及び取り外すことができる。これ
に関して、ケージの筒形部分50はまた図6に最もよく
示すように端から端まで貫通して延びる通路51を備え
る。通路51は拡張部材14の少なくとも一部を収容す
るのに適しているが、これについては後述する。
【0032】図6は、駆動部材13、ケージ部材18、
研削スリーブ部材24及び保持具又は案内部材20が相
互に協働係合するために位置決め及び整列させられると
きの状態を示す。スリーブ部材24がケージ部材18と
同軸に整列させられるときに、研削ホーニング面36は
指44の内面46よりは半径方向外向きに遠くスリーブ
部材24の長手方向軸線から離れている。このことは、
スリーブ部材24をケージ部材18の指の間へ滑って挿
入できる前に、指44を各スリーブ溝29と整列させ、
かつ盛り上がったホーニング突出部34を各長手方向溝
孔45と整列させなければならないことを意味する。こ
れに関して、ケージ溝孔45は同様にホーニング突出部
34を収容するように寸法を選択しなければならない。
指44がスリーブ24の長さより長いので、指44が各
スリーブ溝29内に位置決めされ反対側のスリーブ端部
42がケージの筒形部分50に当接して置かれたとき
に、それぞれ指に付随する皿孔23を備える各指44の
部分がスリーブ端部40を越えて延びる。そして案内部
材20がケージ部材18と同軸に整列させられ、図1に
最もよく示すように、指44の皿孔23がフランジ55
と重なるように、案内部材20上のフランジ55がケー
ジ部材18の中へ滑って取り付けられる。フランジ55
に設けられたねじ孔56は、案内部材20がケージ部材
18と同軸に整列かつ係合させられたときに、皿孔23
と一致するように周方向に間隔を設けられている。この
ことは、図7に最もよく示すように、案内部材20をケ
ージ部材18と係合状態に固定して保持するために、ね
じ又はほかの結合装置22をそれぞれ皿孔23を貫いて
挿入できるように、ねじ孔56が皿孔23と一致させて
設けられているということを意味する。案内部材20は
同様に拡張部材14を挿入して収容するために、図6に
最もよく示すように完全に貫通して延びる通路21(図
6)を備える。
【0033】図8及び図9に示す拡張部材又はくさび組
立体14は研削スリーブ部材24の通路27内に、並び
に保持部材20の通路21内、ケージの筒形部分50の
通路51内及び駆動部材13を貫いて延びる通路16内
を含む筒形ホーニング組立体12内に滑動可能に収容さ
れている。研削スリーブ部材24に対し相対的に軸線方
向に拡張部材14を移動させるために、拡張部材14は
ホーニング盤上の装置(図示されていない)に取り付け
るように一方の端部上におねじ部57を備える。拡張部
材14は更に他方の端部に六角頭部58を備える。六角
頭部58は、拡張部材14がホーニング動作中に受ける
トルクより大きいトルクでホーニング盤へおねじ部57
を締めつけるために用いられる。こうして拡張部材14
は動作中にホーニング盤から脱落するのを防止される。
【0034】図8に最もよく示すように拡張部材14は
また、六角頭部58から部材に沿った中間位置まで延び
軸線方向に円錐形にテーパを付けられた外面部60、及
びねじ端部57から部分的に部材に沿って延びるほぼ円
筒形の外面部62を備える。円筒面部62は、円錐形に
テーパを付けられた拡張部材表面部60の最小断面直径
より小さく、かつ組み立てられた筒形ホーニング部材1
2を貫いて延び整列した通路21、51、16及び研削
スリーブ部材24を貫いて延びる通路27の最小断面直
径より小さい断面直径を有する。それゆえに拡張部材1
4が筒形ホーニング組立体12及び研削スリーブ部材2
4の中へ軸方向に挿入されたときに、部材14の円筒形
表面部62は妨げられることなく部材20、24、1
8、13の各通路を通り抜ける。
【0035】拡張部材14の円錐形にテーパを付けられ
た外面部60はまた、研削スリーブ部材24の内面26
に付随するテーパと同じテーパ率でテーパを付けられて
いる。このことは図1に示すように、研削スリーブ部材
24がケージ部材18内で適当に方向づけられ、また拡
張部材14がホーニング組立体12を貫いてかつ通路2
1、27、51、16内で滑動可能に位置決めされたと
きに、拡張部材14の円錐形にテーパを付けられた外面
部60が研削スリーブ部材24の内面26と面対面で接
触させられることを意味する。拡張部材14が軸方向に
移動させられるとき、研削スリーブ部材24をその全長
にわたり均一に拡張及び収縮できるようにするのは、面
26と60のこの面対面係合である。このことは盛り上
がったホーニング面36を含むスリーブ部材24の全長
が均一に拡張及び収縮することを意味する。研削スリー
ブ部材24の均一な拡張によりホーニング圧力を研削ホ
ーニング面36の長さに沿ってほぼ一定に保つことがで
きる。このことは換言すれば一層均一にかつ一層正確に
ホーニングされた加工面を作り出す。
【0036】既に述べたようにまた図10に一層明らか
に示すように、ケージ部材18の指44は複数対の向か
い合う指44を形成するように周方向に配置される。一
つのこの種の対の向かい合う指44は相互に同じ幅であ
り、かつほかの対の指44より幅が広い。以下に述べる
理由から、研削スリーブ部材24をケージ部材18の中
へ滑動可能に位置決めするとき、拡張溝29′の中へ幅
の広い指44の対のうちの一つの指を置くことが必要で
ある。これに関して、研削スリーブ部材24の拡張中に
駆動溝29″の位置が他の溝29より変化が少ないこと
に注意するのが重要である。それゆえにスリーブ部材2
4が最大の拡張を受けるときに、各側壁32が隣接する
指側縁49に接触するのを防止するために、拡張溝2
9′を除いて残りの溝29はそれぞれ各側壁32と向か
い合う指側縁49との間に十分な空間を必要とすること
が認識できる。こうして指44はスリーブ部材24の拡
張との干渉を防止され、かつ同時にスリーブ部材24か
ら横方向圧力を受けないように守られている。もしこの
圧力が生じれば、ホーニング動作中に指44はたわんだ
り折れたりするか、さもなければ疲労また材料破損を生
じるおそれがある。
【0037】幅の広い指44の対のうちの一つの指を拡
張溝29′の中に置くことは、この特定の指44に対し
て損傷の危険を与えずまたスリーブ拡張に関して全く問
題を与えない。なぜならばスリーブ部材24の拡張に基
づき、拡張溝29′の側壁32が相互にかつ向かい合う
指の側縁面49から押し離されるからである。残りの幅
の広い指44を駆動溝29″の中に置くことも同様に、
この指44の破損のおそれを与えずまたスリーブ拡張に
関して干渉問題を全く生じない。なぜならば駆動溝2
9″の位置はスリーブ拡張中に僅かしか又は全く変化を
受けないからである。しかしながら幅の広い指44を任
意のほかの溝29の中に置くことは、これらの溝29の
側壁32が幅の広い指44のそれぞれ向かい合う側縁面
49に接触するのを防止するために必要な空間を侵害す
る。このことは特定のホーニング動作に対し要求される
スリーブ拡張量に依存して、全長に沿ったスリーブ部材
の均一な拡張が妨害されるか又は別の形で妨げられるお
それがあることを意味する。この理由から、スリーブ部
材24がケージ部材18内で位置決めされるとき、幅の
広い指44が常に溝29′、29″と整列していること
が重要である。
【0038】研削スリーブ部材24は筒形のホーニング
組立体12内部で自由に浮動しているので、回転力が筒
形のホーニング組立体12からスリーブ部材24へ伝達
される唯一の方法は、指の側縁面49のうちのいずれか
により向かい合う溝側壁32のいずれかに対して加えら
れる力を介することである。前記の理由から、それぞれ
拡張溝29′及び駆動溝29″中に位置決めされた幅の
広い指44だけが、スリーブ部材24の拡張中に損傷を
受けることなくまた部材24の拡張の最大範囲を損なう
ことなく、隣接するスリーブ側壁32に接触できる。こ
れに関して、研削スリーブ24の拡張時には拡張溝2
9′中に位置決めされた指44がもはや拡張溝29′の
側壁32と接触せず、従ってこの指はケージ部材18か
らスリーブ部材24へ回転力を伝達することができな
い。それゆえに駆動溝29″中に位置決めされた指44
だけがケージ部材18から研削スリーブ24へ回転力を
伝達する。できるだけ少量の滑りを伴ってケージ18か
らスリーブ24へこの種の回転力を供給するのが有利で
ある。この種の滑りは駆動溝29″内に位置決めされた
指の幅に逆比例する。その結果として幅の広い指44の
うちの一つの指を駆動溝29″内に位置決めすることも
また重要である。駆動溝29″内に位置決めされた指4
4はホーニング動作中にほかの指44に比べて一層多く
の応力にさらされるので、駆動溝29″中の幅の広い指
44はまたこの立場で強度及び耐久性を増加できる。
【0039】幅の狭い指44の底の機能は動作中にスリ
ーブ部材24を安定させることであることに注意すべき
である。拡張溝29′中に位置決めされた指44を、ケ
ージ部材18とスリーブ部材24との間で回転力を伝達
する向かい合う指44と同じ幅にする理由は、二つある
ことに注意すべきである。すなわち(1)もし向かい合
う指44が同じ幅であるならば、ケージ部材18の製造
が一層容易かつ経済的である。(2)それにより、万一
駆動溝29″内に位置決めされた向かい合う指44が使
用中に損傷を受けるかさもなければ摩耗及びちぎれを示
すときに、回転力を伝達するのに適した幅の補助の指4
4が提供される。このことはもし駆動溝29″内に位置
決めされた幅の広い指44が何らかの理由から欠陥品に
なるならば、スリーブ部材24をケージ18から取り外
し、あらかじめ拡張溝29′内に設けられた向かい合う
幅の広い指44が駆動溝29″内に来るように、ケージ
内で向きを変えることができるということを意味する。
このことはケージ部材18の有効寿命を伸ばすばかりで
なく経済的でもある。
【0040】駆動部材13は理想的には、筒形ホーニン
グ部材12がホーニング動作中に遭遇するトルクより十
分に大きい摩擦力を発生させる装置によりホーニング盤
へ取り付けられる。一般的なホーニング動作中に拡張部
材14はほとんどトルク負荷を経験しない。しかしなが
ら万一特定のホーニング動作中に受けるトルクが筒形の
ホーニング部材12をホーニング盤へ保持する摩擦力に
打ち勝つときは、拡張部材14のテーパ付き外面部60
と研削スリーブ部材24の内面26との間の摩擦力がす
べてのこの種のトルクに打ち勝つのに十分であり、それ
により必要な回転力をスリーブ部材24及び筒形のホー
ニング組立体12へ伝達する。このことは拡張部材14
がトルクに遭遇する場合の唯一の筋書きであることに注
意すべきである。この起こりそうにない状態においてさ
え、この発明に基づく研削スリーブ部材24はその全長
に沿って均一に拡張及び収縮する。
【0041】ケージ部材18の筒形部分50はまたこの
部材の各側壁部分を貫いて延びる一対の向かい合う孔6
4を備え、細長い部材(図示されていない)を貫挿して
ケージ部材18を駆動部材13に締めつけるか又はこれ
から緩めることができるようにするためにレバー又はレ
ンチとして働かせるための手段を提供するようになって
いる。ケージ部材18を駆動部材13から迅速に取り外
し又はこれに取り付けることができる容易さにより、ホ
ーニング盤から駆動部材13を取り外しそして再取り付
けするという時間のかかる仕事を行う必要無しに、操作
員は一つのケージ部材18を別の寸法のケージ部材と容
易に交換するか、又は傷ついたケージ部材を取り替える
ことができる。同様に案内部材20をケージ部材18か
ら取り外すことができる容易さにより、ケージ部材18
又は駆動部材13を取り外す必要無しに、操作員は研削
スリーブ部材24を迅速に取り替えることができる。そ
れゆえにこの発明に基づく筒形のホーニング組立体12
のモジュール式設計により提供される時間節約の利点は
直ちに評価することができる。
【0042】またこの発明に基づくマンドレル10のモ
ジュール式設計により、種々の半径方向高さに又は種々
のホーニング直径に置かれ盛り上がったホーニング面3
6を有する複数の種々の研削スリーブ部材を、この発明
に基づく工具10によりホーニングすることができるホ
ーニング直径の通常の範囲を拡大するために、同じケー
ジ部材18と共に交換可能に利用することができる。複
数の種々の拡張部材並びに複数の種々の案内部材を同様
に、この種の工具10により達成できるホーニング直径
の範囲を更に増すために、この発明に基づく工具10の
種々のモジュール部品と共に交換可能に用いることがで
きるということもまた評価される。これに関して、任意
の複数の種々のスリーブ部材24、種々のケージ部材1
8、種々の拡張部材14及び種々の案内部材20は、同
じ駆動部材13とばかりでなく相互にも交換可能に係合
できるようにサイズ、形及び寸法を選ぶことができる。
実際に一つのスリーブ部材24を或る範囲のホーニング
直径を達成するために用いることができ、その後で複数
の別のスリーブ部材を更に大きいホーニング直径の追加
範囲を構成し達成するために用いることができる。また
研削スリーブ部材24並びにケージ部材18及び案内部
材20に対する別の構造上の修正は同様にこの目的を果
たすことが認識かつ評価される。この可能性はこの発明
に基づく工具10の有用性及び融通性を著しく増す。
【0043】前記のようなこの発明に基づくマンドレル
10のモジュール式性能の利益及び長所の幾つかは犠牲
になるかもしれないが、この発明の趣旨及び範囲から逸
脱することなく、モジュール部材13、18、20を相
互に種々の組み合わせで一体に成形できるということも
また認識かつ評価される。例えば筒形のホーニング組立
体12を1部品又は2部品又は3部品の構成に製作する
ことができる。これに関して、駆動部材13及びケージ
部材18を一つの部材となるように一体に成形すること
ができる。またケージ部材18及び案内部材20を同様
に或る種の修正を伴って一つの部材となるように一体に
成形することができる。またすべての三つの部材13、
18、20を研削スリーブ部材24を協働的に収容する
のに適した単一の部材として製作することができる。こ
の発明に基づくマンドレルの種々の構成要素のほかの変
形及び組み合わせも同様に評価される。
【0044】以上で探究されたすべての課題及び利点を
満足する新しいホーニング工具構造を図示説明した。し
かしながらこの発明に基づく装置の多くの変更、修正、
変形及び他の用途の可能性は、本明細書及び添付図面を
考慮した後には当業者にとって明らかである。この発明
の趣旨及び範囲から逸脱しないこの種のすべての変更、
修正、変形及び他の用途は、特許請求の範囲だけにより
制限されるこの発明に含まれると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づくホーニングマンドレルの一実
施例の側面図。
【図2】図1に示す研削スリーブ部材の右端面図。
【図3】図2に示す研削スリーブ部材の切断線III −II
I による断面図。
【図4】図1に示すケージ部材の右端面図。
【図5】図4に示すケージ部材の切断線V−Vによる断
面図。
【図6】図1に示すホーニングマンドレルの分解配列
図。
【図7】図1に示すホーニングマンドレルの切断線VII
−VII による要部断面図。
【図8】図1に示す拡張部材の側面図。
【図9】図8に示す拡張部材の右端面図。
【図10】図1に示すホーニングマンドレルの切断線X
−Xによる断面図。
【符号の説明】
10 ホーニングマンドレル 12 筒形ホーニング組立体 13 駆動部材 14 拡張部材 15、54 ねじ部 16、21、27、51 通路 17 ホーニング盤への取り付け端部 18 ケージ部材 20 案内部材 23 皿孔 24 研削スリーブ部材 26、46 内面 29、29′、29″ 溝 34 突出部 36 ホーニング面 38 スリット(溝孔) 44 指 45 溝孔 52 オリフィス 56 ねじ孔 57 おねじ部 58 六角頭部 60 テーパを付けられた外面

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い筒形部材と、筒形のホーニング部
    材と、細長い筒形部材を貫いて延びるように位置決めさ
    れた細長い拡張部材とを備え、細長い筒形部材がその一
    端部にホーニング盤へ取り付けるための装置と、細長い
    筒形部材中で周方向に間隔を置き長手方向に延びる複数
    の溝孔とを有し、筒形のホーニング部材が内面及び外面
    を有し、内面はその長さにわたり円錐形にテーパを付け
    られ、外面は細長い筒形部材中の長手方向溝孔の間隔に
    相応して周方向に間隔を保ち半径方向外向きに延びる複
    数のホーニング部を備え、半径方向外向きに延びる各ホ
    ーニング部はその上に形成された研削面を有し、この半
    径方向外向きに延びる各ホーニング部は細長い筒形部材
    中の対応する長手方向溝孔内に受容されるようになって
    おり、また筒形のホーニング部材はホーニング動作中に
    その長さに沿ってほぼ均一にホーニング部材の直径の拡
    張及び収縮を可能にするために筒形のホーニング部材の
    一側面を貫き筒形のホーニング部材の全長にわたって延
    びる溝孔機構を備え、拡張部材はその長さの少なくとも
    一部にわたり円錐形にテーパを付けられた外面を有し、
    拡張部材の外面は筒形のホーニング部材の内面の円錐形
    テーパと同じテーパ率でテーパを付けられ、拡張部材の
    テーパ部はホーニング部材のテーパを付けられた内面と
    面対面で接触して滑動可能に係合し、また拡張部材は細
    長い筒形部材に対し相対的な拡張部材の長手方向移動を
    行わせるための装置へ拡張部材を取り付けるために拡張
    部材の一端部に設けられた装置を備えることを特徴とす
    るホーニング動作中に調節可能なホーニングマンドレ
    ル。
  2. 【請求項2】 ホーニング盤へ取り付けるために細長い
    筒形部材の一端部に設けられた装置が駆動部材を含み、
    この駆動部材が細長い筒形部材と協働的に係合すること
    を特徴とする請求項1記載のホーニングマンドレル。
  3. 【請求項3】 ホーニング動作中に細長い筒形部材との
    作動係合状態に筒形のホーニング部材を保持する装置を
    備えることを特徴とする請求項1記載のホーニングマン
    ドレル。
  4. 【請求項4】 細長い筒形組立体と、筒形組立体内部に
    位置決めされたほぼ筒形のスリーブ部材と、筒形組立体
    を貫いて延びるように位置決めされた細長い拡張部材と
    を備え、細長い筒形組立体が内面、外面、周方向に間隔
    を置きその一部にわたって延びる複数の長手方向開口、
    及びホーニング盤へ回転のために筒形組立体を取り付け
    るように筒形組立体の一端部に隣接して設けられた装置
    とを備え、スリーブ部材はほぼその全長にわたり円錐形
    にテーパを付けられた内面と、筒形組立体の長手方向開
    口の間隔に相応するように周方向に間隔を置き半径方向
    外向きに延びる複数のホーニング突出部を備える外面と
    を有し、半径方向に延びる各ホーニング突出部がその少
    なくとも一部に沿って形成された加工物係合研削面を有
    し、かつそれぞれ筒形組立体の各長手方向開口内に収容
    され、加工物係合研削面はすべてほぼ円筒形の包絡面上
    に置かれ、またスリーブ部材はホーニング動作中にその
    長さに沿ってほぼ均一にスリーブ部材の半径方向拡張及
    び収縮を可能にするためにその全長にわたって延びスリ
    ーブ部材の一側面を貫く溝孔機構を備え、細長い拡張部
    材はその少なくとも一部にわたって円錐形にテーパを付
    けられた外面を有し、拡張部材が筒形組立体を貫いて延
    びるように位置決めされたとき、スリーブ部材のテーパ
    を付けられた内面は拡張部材の円錐形にテーパを付けら
    れた外面と面対面で接触し、拡張部材はホーニング動作
    中にスリーブ部材の外面の直径を変更するためにその回
    転中に筒形組立体と拡張部材との間の相対的な長手方向
    移動を行うようにホーニング盤上の装置へ取り付けるた
    めにその一端部に設けられた装置を備えることを特徴と
    するホーニング動作中に調節可能でかつ回転軸線を中心
    として回転可能なホーニングマンドレル。
  5. 【請求項5】 筒形組立体が駆動部材、ケージ部材及び
    保持部材を備え、これらの各部材がこれらを貫いて延び
    る通路を有し、またそれぞれこれらの部材を相互に長手
    方向に整列させて一体に締めつけることができるように
    する装置を備え、それによりこれらの部材が一体に締め
    つけられたときにこれらの部材を貫いて延びる各通路が
    相互に一致して並ぶことを特徴とする請求項記載のホ
    ーニングマンドレル。
  6. 【請求項6】 周方向に間隔を置き長手方向に延びる複
    数の開口がケージ部材上に位置決めして設けられている
    ことを特徴とする請求項記載のホーニングマンドレ
    ル。
  7. 【請求項7】 保持部材がホーニング動作中にケージ部
    材内にスリーブ部材を作動係合状態に保持することを特
    徴とする請求項記載のホーニングマンドレル。
  8. 【請求項8】 細長い筒形部材と、筒形のホーニング部
    材と、筒形ホーニング部材及び細長い筒形部材を貫いて
    延びるように位置決めされた細長い拡張部材とを備え、
    細長い筒形部材はホーニング盤へ取り付けるためにその
    一方の端部に隣接して設けられた装置を有し、また細長
    い筒形部材は反対側の端部に付随し周方向に間隔を置き
    長手方向に延びる複数の指を有し、複数の長手方向指は
    それぞれ周方向に指の間に設けられ長手方向に延びる複
    数の溝孔を画成し、筒形ホーニング部材は周方向に間隔
    を置いた複数の長手方向指の間に滑動可能に位置決めさ
    れ、筒形のホーニング部材は内面及び外面を有し、内面
    はその長さにわたって円錐形にテーパを付けられ、外面
    は周方向に間隔を置き外向きに延びる複数の研削ホーニ
    ング面を備え、各研削ホーニング面は細長い筒形部材の
    相応の長手方向溝孔内に収容されるように位置決めして
    設けられ、また筒形ホーニング部材はホーニング動作中
    にホーニング部材の直径の拡張及び収縮を可能にするた
    めにその全長にわたって延び筒形ホーニング部材を貫く
    細長い開口を備え、拡張部材はその長さの少なくとも一
    部にわたって円錐形にテーパを付けられた外面を有し、
    拡張部材の外面はホーニング部材の内面の円錐形テーパ
    と同じテーパ率でテーパを付けられ、それにより拡張部
    材のテーパ部はホーニング部材のテーパを付けられた内
    面と面対面で接触して滑動可能に係合し、また拡張部材
    が細長い筒形部材と作動係合状態にホーニング部材を保
    持するための装置、及びホーニング部材に対し相対的に
    拡張部材の長手方向移動を許すために拡張部材の一端部
    に取り付けられた装置を備えることを特徴とするホーニ
    ング動作中に調節可能なホーニングマンドレル。
  9. 【請求項9】 筒形のホーニング部材が周方向に間隔を
    置いた複数の溝を備え、これらの各溝が各対の隣接する
    研削ホーニング面の間に位置決めして設けられ、かつ細
    長い筒形部材に付随する相応の長手方向指を滑動可能に
    収容するように寸法を選択されていることを特徴とする
    請求項記載のホーニングマンドレル。
  10. 【請求項10】 各溝がホーニング部材の内面に付随す
    る円錐形テーパと同じテーパ率でほぼその長さにわたっ
    て長手方向にテーパを付けられていることを特徴とする
    請求項記載のホーニングマンドレル。
  11. 【請求項11】 複数の各指が内面部を備え、これらの
    各内面部が前記溝の長手方向テーパと同じテーパ率でテ
    ーパを付けられていることを特徴とする請求項10記載
    のホーニングマンドレル。
  12. 【請求項12】 複数の各指が間隔を置いた複数のオリ
    フィスを備えることを特徴とする請求項記載のホーニ
    ングマンドレル。
  13. 【請求項13】 複数の指が向かい合う対を成して配置
    され、各対の向かい合う指が同じ幅であることを特徴と
    する請求項記載のホーニングマンドレル。
  14. 【請求項14】 向かい合う指の対のうちの一つの対が
    向かい合う指の対のうちの他の対より大きい幅を有する
    ことを特徴とする請求項13記載のホーニングマンドレ
    ル。
  15. 【請求項15】 細長い筒形部材と、ほぼ筒形のスリー
    ブ部材と、スリーブ部材を貫いて延びるように位置決め
    された細長い拡張部材とを備え、細長い筒形部材は一緒
    に回転させるべくホーニング盤へ取り付けるために一方
    の端部に隣接して設けられた装置を有し、また反対側の
    端部に付随し周方向に間隔を置き長手方向に延びる複数
    の指を備え、複数の長手方向指が指の間に筒形空間を画
    成し、ほぼ筒形のスリーブ部材が複数の指により画成さ
    れた筒形空間内に滑動可能に位置決めされ、またスリー
    ブ部材が内面及び外面を有し、内面はその長さにわたり
    円錐形にテーパを付けられ、外面は周方向に間隔を置き
    長手方向に延びる複数の溝及周方向に間隔を置き半径方
    向外向きに延びる複数のホーニング部を備え、各ホーニ
    ング部はその上に形成された研削面を有し、スリーブ部
    材が複数の指により画成された筒形空間内に滑動可能に
    位置決めされたとき、周方向に間隔を置いた各長手方向
    溝が相応の長手方向指を収容するように位置決めして設
    けられ、またスリーブ部材がホーニング動作中にスリー
    ブ部材の拡張及び収縮を可能にするためにその全長にわ
    たって延び筒形スリーブ部材を貫く装置を備え、拡張部
    材はその全長の少なくとも一部にわたって円錐形にテー
    パを付けられた外面を有し、拡張部材の外面はスリーブ
    部材の内面の円錐形テーパと同じテーパ率でテーパを付
    けられ、かつスリーブ部材を貫いて延びるように位置決
    めされたときスリーブ部材のテーパを付けられた内面と
    面対面で接触し、また拡張部材はホーニング動作中にス
    リーブ部材の直径を変更するために回転中にスリーブ部
    材に対し相対的に拡張部材の長手方向移動を行わせる装
    置へ取り付けるために拡張部材の一方の端部に設けられ
    た装置を備えることを特徴とするホーニング動作中に調
    節可能でかつ回転軸線を中心として回転するホーニング
    マンドレル。
  16. 【請求項16】 スリーブ部材の全長にわたり延びスリ
    ーブ部材の一側面を貫く装置が溝孔を含むことを特徴と
    する請求項15記載のホーニングマンドレル。
  17. 【請求項17】 複数の各指の内面が筒形のスリーブ部
    材の内面の円錐形テーパと同じテーパ率で円錐形にテー
    パを付けられていることを特徴とする請求項15記載の
    ホーニングマンドレル。
  18. 【請求項18】 複数の各溝が複数の指の内面の円錐形
    テーパと同じテーパ率でほぼその長さにわたり長手方向
    にテーパを付けられていることを特徴とする請求項17
    記載のホーニングマンドレル。
  19. 【請求項19】 複数の各指が間隔を置いた複数のオリ
    フィスを備えることを特徴とする請求項15記載のホー
    ニングマンドレル。
  20. 【請求項20】 拡張部材は、スリーブ部材に対し相対
    的な拡張部材の長手方向移動を行わせる装置へ拡張部材
    を確実に取り付けるための工具を受け入れるように、反
    対側の端部に隣接して設けられた装置を備えることを特
    徴とする請求項15記載のホーニングマンドレル。
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