JP2599301Y2 - 高圧パルストランス装置 - Google Patents

高圧パルストランス装置

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は水銀ランプ、メタルハラ
イドランプ等の高圧放電灯を始動、再始動させるために
用いる始動装置に使用される高圧パルストランス装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、水銀ランプ、メタルハライドラ
ンプ等の高圧放電灯は、始動電圧として高い電圧が必要
であり、始動装置(イグナイタ)により発生させた高電
圧パルス電圧を、ランプの両端に印加して始動させられ
る。この高電圧パルス電圧は、ランプの種類によっても
異なるが、高圧放電灯を瞬時に再始動させるためには一
般的に数10kv程度の非常に高い電圧が必要であり、
たとえば、図5に示すような回路が使用されている。な
お、図6は図5に示す回路のパルストランスPTを含ん
だイグナイタの回路を示している。
【0003】そこで、まず、この回路の動作を図5乃至
図8に基づいて説明する。同図において、電源Vsをオ
ンすることにより、安定器Bの二次端子a、b間には、
安定器Bの無負荷二次電圧が発生するが、この電圧は、
イグナイタIgの回路内の昇圧トランスTによって昇圧
されることになり、昇圧トランスTの二次側で、図7に
破線で示したような高電圧が得られる。また、イグナイ
タIgの昇圧トランスTの二次側には、コンデンサC
2、高圧パルストランスPTの一次巻線n1及び放電ギ
ャップGが設けられており、図7に示すようにコンデン
サC2の両端電圧が上昇し、その電圧が放電ギャップG
の放電開始電圧Vg(たとえば、数kv程度)に達する
と、コンデンサC2に蓄積されていた電荷は、高圧パル
ストランスPTの一次巻線n1及び放電ギャップGを介
して急激に放電する。
【0004】その際、高圧パルストランスPTの二次巻
線n2には、図8に示すように、その巻数比に応じた高
圧パルス電圧(たとえば数10kv)が発生する。そし
て、この高圧パルス電圧は、コンデンサC1を介してラ
ンプLの両端に印加されてランプLを始動させるのであ
る。なお、この動作は、再始動時も同様であり、数10
kv程度の高圧パルスが発生するので、消灯直後でも瞬
時に再始動させることができる。また、ランプLを始動
点灯すれば、安定器Bの二次電圧であるa−b間の電圧
は、略ランプ電圧となり、無負荷時に対して約1/2以
下に低下するので、イグナイタIgの昇圧トランスTの
二次側電圧は、放電ギャップGの放電開始電圧Vgまで
は上昇せず、このため、パルストランスPTの一次巻線
n1には電流が流れないため、イグナイタIgの高圧パ
ルス電圧の発生が停止するのである。
【0005】図9は、従来の高圧パルストランス1を示
すもので、高圧パルストランス1は、コア2とボビン3
と第1の巻線である一次巻線4及び第2の巻線である二
次巻線5を有して構成されている。
【0006】コア2は、フェライト等の磁性材料で円柱
状に作製され、そのコア2にボビン3が装着されてい
る。ボビン3は、同様に略円柱状で、同心状に形成され
た一次巻線4を巻くための一次ボビン3aと、二次巻線
5を巻くための二次ボビン3bとにより構成され、一次
巻線4が巻かれた一次ボビン3aに二次ボビン3bが外
装されている。また、一次ボビン3aの中心軸を中心と
して、上述のようにコア2を挿入するための空間3fを
有している。このような高圧パルストランス装置1は、
二次巻線5に数10kv程度の高圧パルスが発生するの
で、一次巻線4と二次巻線5の間の耐電圧性能を確保す
るため、高圧パルストランス装置1を、ケース6に収納
し、内部にエポキシ樹脂7を充填している。また、一次
ボビン3aと二次ボビン3bには、それぞれ巻線を巻回
するための溝3c、3dが形成されており、巻線作業を
容易にすると共に、巻線相互間の距離を一定に保ってい
る。なお、各巻線4、5の端末は、ボビン3の両端に引
き出され、それぞれボビン3の両端に設けられた端子に
接続されており、同図において4aは一次端子を、5a
は二次端子を示している。
【0007】また、図10乃至図14は、本願考案者等
が実願平4−35053号で提案したボビンを用いた高
圧パルストランス装置1を示すもので、この高圧パルス
トランス装置1は、コア2とボビン3と第1の巻線であ
る一次巻線4及び第2の巻線である二次巻線5を有して
構成されている。
【0008】コア2は、フェライト等の磁性材料で円柱
状に作製され、そのコア2にボビン3が装着されてい
る。ボビン3は、同様に円柱状に作製され、その外周面
に所定の深さでボビン3の一端側から他端側に螺旋状に
伸びる一次巻線4を巻回するための第1の溝3aと、そ
の第1の溝3aよりも浅い深さで、かつ第1の溝3aよ
りもボビン3の端部近傍まで螺旋状に設けられた二次巻
線5を巻回するための第2の溝3bを有しており、その
ボビン3には、一次巻線4が第1の溝3aに巻回され、
二次巻線5が第2の溝3bに巻回されている。また、ボ
ビン3の外周の端部近傍には、第1の溝3aに連続して
ボビン3の軸方向である端部方向に伸びる引出し溝3e
が形成されている。また、ボビン3には、その軸を中心
として前記従来例と同様に、コア2を装着するための空
間3fを有している。
【0009】つまり、深さの深い第1の溝3aは、正面
視で、ボビン3の軸に対して深さの浅い第2の溝3bよ
りもより鋭角をなすように形成され、また、第2の溝3
bは、第1の溝3aよりもボビン3の端部近傍まで形成
され、一次巻線4及び二次巻線5共に、その端末は簿便
3の両端に導出されている。このため、二次巻線5は、
引出し溝3eから引き出される一次巻線4の端部である
引出し線4bの上にも巻回されることになる。ところ
が、二次巻線5の一方側は高圧側となるため、一次巻線
4の引出し線4bと二次巻線5の間では、絶縁性能及び
耐圧性能確保する必要性が生じ、このため、ボビン3の
引出し溝3eの巾Wを広くして、沿面絶縁距離を確保し
ていた。
【0010】なお、このように構成された高圧パルスト
ランス装置1を、前記従来例と同様に、ケースに収納
し、エポキシ樹脂等の樹脂を充填して、さらに絶縁性
能、耐圧性能を向上させる場合もある。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の高圧パルストランス装置1におい
ては、耐電圧性能を確保するためにエポキシ樹脂7を充
填しているが、この充填が不完全でエポキシ樹脂7が一
次ボビン3aと二次ボビン3bの間に流れ込まずに両者
間に空間が形成されると、高圧パルス電圧が発生した時
に、その空間部分に電界が集中して、電気的な絶縁破壊
を生じ、これに起因して所定の高圧パルス電圧が発生し
なかったり、最悪の場合には、高圧パルストランス装置
1を破壊または焼損する等の危険性があり、また、高圧
パルストランス装置1を小型化するために、一次ボビン
3a、二次ボビン3b間の隙間を極力小さくするのであ
るが、あまり小さくすると樹脂7の充填状態が不完全と
なり、また、充填を完全に行おうとすると、充填時間が
長くなったり、充填温度を上げる必要がある等、充填の
作業性が悪くなるという問題点があった。
【0012】さらには、ボビン3が一次ボビン3aと二
次ボビン3bに分かれているため、高圧パルストランス
装置1が大型化し、また、一次ボビン3aに第1の巻線
である一次巻線4を巻いた後に、その一次ボビン3aを
第2の巻線である二次巻線5を有する二次ボビン3bに
挿入しなければならず、一次巻線4の巻き始め及び巻き
終わりの線処理が困難であるという問題点があった。
【0013】また、本願考案者等が実願平4−3505
3号で提案したボビン3を用いた高圧パルストランス装
置1においては、第1の巻線である一次巻線4の引出し
線4bの上側にも第2の巻線である二次巻線5が巻か
れ、その二次巻線5の一方は高圧側となり、それらの間
の絶縁性能及び耐圧性能確保する必要性から、引出し溝
3eの巾Wを広くいるため、図13に示すように二次巻
線5がボビン3の軸方向である一次巻線4の引出し線4
b側に落ち込んだり、図14に示すように、一次巻線4
の引出し線4bがボビン3の外方である二次巻線5側に
浮き上がったりして、それらの間の絶縁距離が確保でき
なくなり、絶縁、耐圧性能が悪くなることがあるという
問題点があった。
【0014】さらには、高圧パルストランス装置1が、
樹脂により充填されていない場合においては、コア2が
ボビン3から脱落し易いという問題点もあった。
【0015】本考案は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、一
次巻線及び二次巻線のボビンを共用化して、小型で、絶
縁、耐圧性能が良好であると共に、コアが脱落しにくい
高圧パルストランス装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の問題点を
解決するため、コア2と、該コア2に装着されると共に
外周に所定の深さで形成された第1の溝3cと該第1の
溝3cよりも浅く形成された第2の溝3dを有してなる
ボビン3と、前記第1の溝3cに巻回された第1の巻線
4と、前記第2の溝3dに巻回された第2の巻線5と、
該ボビン3の外周の端部近傍であって前記第1の溝3c
に連続した第1の巻線4の引出し溝3eとを有してなる
高圧パルストランス装置1であって、前記ボビン3に、
絶縁材料からなり前記引出し溝3e内の第1の巻線4の
引出し線4bと第2の巻線5の間に挿入される絶縁片8
aと前記コア2の端部に当接する係止片8bとを有する
絶縁部材8を装着したことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】上記のように構成したことにより、本考案の高
圧パルストランス装置1においては、コア2と、そのコ
ア2に装着されると共に外周に所定の深さで形成された
第1の溝3cと第1の溝3cよりも浅く形成された第2
の溝3dを有してなるボビン3と、第1の溝3cに巻回
された第1の巻線4と、第2の溝3dに巻回された第2
の巻線5と、ボビン3の外周の端部近傍であって第1の
溝3cに連続した第1の巻線4の引出し溝3eとを有し
てなる高圧パルストランス装置1であって、ボビン3
に、絶縁材料からなり引出し溝3e内の第1の巻線4の
引出し線4bと第2の巻線5の間に挿入される絶縁片8
aとコア2の端部に当接する係止片8bとを有する絶縁
部材8を装着したため、第1の巻線4の引出し線4bと
第2の巻線5の一端の間には絶縁材料からなる絶縁片8
aが存在することになり、引出し線4bが浮き上がるこ
とも、第2の巻線5が落ち込むこともなくなり絶縁距離
が確実に確保できて、絶縁耐圧性能が良好になる。ま
た、第1の巻線4と第2の巻線5を、1つのボビン3の
外周面に設けた深さの異なる第1の溝3cと第2の溝3
dに巻回したため、小型の高圧パルストランス装置1が
得られ、さらには、ボビン3の端部にはコア2に当接す
る係止片8bが存在するため、コア2が脱落しにくくな
る。
【0018】
【実施例】図1乃至図3は、本考案に係る高圧パルスト
ランス装置1の第1の実施例を示すもので、本願考案者
等が実願平4−35053号で提案したボビンを用いた
高圧パルストランス装置1と異なる点は、ボビン3の端
部に設けた絶縁部材8であり、他は、実願平4−350
53号で提案したボビン3を用いた高圧パルストランス
装置1と同様に構成されている。
【0019】絶縁部材8は、絶縁材料で作製され、形状
が略コ字状とされてなるもので、ボビン3の端部に設け
られた第1の巻線である一次巻線4の引出し溝3eに挿
入される絶縁片8aと、その絶縁片8aに略垂直に形成
されてコア2に当接する係止片8bと、ボビン3の軸を
挟んで引出し溝3eと反対側に位置する溝3gに挿入さ
れる挿入片8cとを有して構成されており、絶縁片8a
は、引出し溝3eの中では、第1の巻線である一次巻線
4の引出し線4bと第2の巻線である二次巻線5の間に
挿入され、また、係止片8bは、ボビン3の端部でコア
2の端部に当接して、コア2がボビン3の空間3fから
脱落するのを防止している。
【0020】このように本実施例においては、コア2
と、コア2に装着されると共に外周に所定の深さで形成
された第1の溝3cと第1の溝3cよりも浅く形成され
た第2の溝3dを有してなるボビン3と、第1の溝3c
に巻回された一次巻線4と、第2の溝3dに巻回された
二次巻線5と、ボビン3の外周の端部近傍であって第1
の溝3cに連続した一次巻線4の引出し溝3eとを有し
てなる高圧パルストランス装置1であって、ボビン3
に、絶縁材料からなり引出し溝3e内の一次巻線4の引
出し線4bと二次巻線5の間に挿入される絶縁片8aと
コア2の端部に当接する係止片8bとを有する絶縁部材
8を装着したため、一次巻線4の引出し線4bと二次巻
線5の一端である高圧側の間には絶縁材料からなる絶縁
片8aが存在することになり、引出し線4bが浮き上が
ることも、二次巻線5が落ち込むこともなくなり絶縁距
離が確実に確保できて、絶縁耐圧性能が良好になる。ま
た、一次巻線4と二次巻線5を、1つのボビン3の外周
面に設けた深さの異なる第1の溝3cと第2の溝3dに
巻回したため、一次巻線4と二次巻線5の距離が小さく
なり優れた磁気結合が得られると共に、小型の高圧パル
ストランス装置1が得られ、さらには、ボビン3の端部
にはコア2に当接する係止片8bが存在するため、コア
2が脱落しにくくなる。
【0021】図4は、本考案に係る高圧パルストランス
装置1の第1の実施例を示すもので、前記第1の実施例
と異なる点は、絶縁部材8がコ字状ではなく、ボビン3
の端部に設けられた一次巻線4の引出し溝3eに挿入さ
れる絶縁片8aと、その絶縁片8aに略垂直に形成され
てコア2に当接する係止片8bとを有して略L字状とさ
れた点であり、他は前記第1の実施例と同様に構成され
ている。このように構成しても、前記第1の実施例と同
様の効果を奏する。
【0022】なお、前記第1及び第2の実施例において
は、絶縁部材8の絶縁片8aの一端側である非係止片8
b側と他端側で、その巾を略等しく作製したものを例示
したが、本考案はこれに限らず、他端側の巾が広く係止
片8b側で狭く形成されたものであっても良く、この場
合においては前記効果に加えて引出し線4bが引出し溝
3eのボビン3中央側では確実に押さえられ、ボビン3
の端部では引出し線を引出し易くすることもできる。ま
た、前記各実施例においては、ボビン3の一次巻線4が
巻かれた第1の溝3cを、二次巻線5が巻かれた第2の
溝3dよりも深く形成したものを例示したが、本考案は
これに限らず、第1の溝が第2の溝よりも浅く形成さ
れ、その第2の溝に連続して引出し溝が形成されたもの
であっても良く、また、前記各実施例においては、絶縁
部材8を二次巻線5の高圧側となるボビン3の一端側の
みに挿入した高圧パルストランス装置1を示したが、本
考案はこれに限らず、2つの絶縁部材8をそれぞれボビ
ン3の両端に挿入したものや、ボビン3の端部に接着さ
れたようなものであっても良いことは勿論である。
【0023】
【考案の効果】本考案の高圧パルストランス装置は上述
のように構成したものであるから、コアと、そのコアに
装着されると共に外周に所定の深さで形成された第1の
溝と第1の溝よりも浅く形成された第2の溝を有してな
るボビンと、第1の溝に巻回された第1の巻線と、第2
の溝に巻回された第2の巻線と、ボビンの外周の端部近
傍であって第1の溝に連続した第1の巻線の引出し溝と
を有してなる高圧パルストランス装置であって、ボビン
に、絶縁材料からなり引出し溝内の第1の巻線の引出し
線と第2の巻線の間に挿入される絶縁片とコアの端部に
当接する係止片とを有する絶縁部材を装着したため、第
1の巻線の引出し線と第2の巻線の一端の間には絶縁材
料からなる絶縁片が存在することになり、引出し線が浮
き上がることも、第2の巻線が落ち込むこともなくなり
絶縁距離が確実に確保できて、絶縁耐圧性能が良好にな
る。また、第1の巻線と第2の巻線を、1つのボビンの
外周面に設けた深さの異なる第1の溝と第2の溝に巻回
したため、小型の高圧パルストランス装置が得られ、さ
らには、ボビンの端部にはコアに当接する係止片が存在
するため、コアが脱落しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る高圧パルストランス装置の第1の
実施例を示す要部の一部断面正面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の絶縁部材を示す斜視図である。
【図4】本考案に係る高圧パルストランス装置の第2の
実施例の絶縁部材を示す斜視図である。
【図5】従来の始動装置を有した一般的な点灯回路の一
例を示す回路図である。
【図6】同上のパルストランスを含んだ始動装置を示す
回路図である。
【図7】同上の動作説明図回路図である。
【図8】同上の別の動作説明図である。
【図9】従来の高圧パルストランス装置を示す正面断面
図である。
【図10】本願考案者等が実願平4−35053号で提
案したボビンを用いた高圧パルストランス装置1を示す
一部断面正面図である。
【図11】同上の要部の一部断面正面図である。
【図12】同上の側面図回路図である。
【図13】同上の二次巻線が落ち込んだ状態を示す側面
図である。
【図14】同上の一次巻線が浮き上がった状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 高圧パルストランス装置 2 コア 3 ボビン 3c 第1の溝 3d 第2の溝 3e 引出し溝 4 第1の巻線 4b 引出し線 5 第2の巻線 8 絶縁部材 8a 絶縁片 8b 係止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 27/32 H01F 19/04 H01F 30/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアと、該コアに装着されると共に外周
    に所定の深さで形成された第1の溝と該第1の溝よりも
    浅く形成された第2の溝を有してなるボビンと、前記第
    1の溝に巻回された第1の巻線と、前記第2の溝に巻回
    された第2の巻線と、該ボビンの外周の端部近傍であっ
    て前記第1の溝に連続した第1の巻線の引出し溝とを有
    してなる高圧パルストランス装置であって、前記ボビン
    に、絶縁材料からなり前記引出し溝内の第1の巻線の引
    出し線と第2の巻線の間に挿入される絶縁片と前記コア
    の端部に当接する係止片とを有する絶縁部材を装着した
    ことを特徴とする高圧パルストランス装置。
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