JP2599130Y2 - 商品の自動販売機 - Google Patents

商品の自動販売機

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JP2599130Y2
JP2599130Y2 JP1993076049U JP7604993U JP2599130Y2 JP 2599130 Y2 JP2599130 Y2 JP 2599130Y2 JP 1993076049 U JP1993076049 U JP 1993076049U JP 7604993 U JP7604993 U JP 7604993U JP 2599130 Y2 JP2599130 Y2 JP 2599130Y2
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啓造 大屋
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山村商事株式会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ジュースやコーヒー、
ビールなどの缶入りや瓶入りの飲料や、その他タバコや
乾電池、カップ入りのスナック菓子やヌードルなどの各
種商品の自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】購入者に対するサービスの一つとして、
延ては購入者の購買意欲を刺激して商品の販売を促進す
ること目的として、商品の購入数量分のスタンプを所定
の台紙に印字したり、或いは商品購入の証明カードを発
行して、これを所定の台紙に張り付けさせたりして、こ
れの所定枚数が集められたならば、商店に持参させて金
券や景品などと交換したり、またはメーカーに郵送させ
て、これを例えば抽選の上で景品の発送に代える等の形
態が多々とられている。
【0003】このような商品の販売形態(以下、上記し
た販売形態と言う。)を自動販売機を対象にして実施す
るに際して、商品の購入を証明するカードを商品の個々
に張り付けて、この商品を自動販売機に納めて自動販売
し、購入者サイドにおいて、このカードを商品から剥が
し取らせて所定の台紙に張り替えさせ、これを例えばメ
ーカーに郵送させる態様をとることが考えられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、1台の自動販
売機に収納する商品の数量は膨大であって、既に自動販
売機に収納されている商品と、これから補充すべき商品
のそれぞれに、上記の商品購入証明カードを1枚ずつ張
り付けさせる作業を例えばサービスマンに強いることは
余りにも酷であり、かつ、張り付けミスがあると購入者
に不公平感を持たせることになる。
【0005】また、購入者サイドにおいて、このカード
を剥がし取らせることは、煩わしさを強要させる上に、
カードが破れると権利を消滅するなど不評を被る虞れが
あり、特に飲料関係の商品については、これを熱したり
冷やしたりして販売することが多いが、この熱のために
糊が変質するなどしてカードが剥がれ落ちる懸念もあ
る。
【0006】加えて、上記のような販売形態は、キャン
ペーンの期間を定めて実施されることが多く、従って、
キャンペーン期間を過ぎた際には、一旦張り付けたカー
ドを全て剥がし取らなければならない煩わしさがあり、
これを看過したり、或いは剥がし取りのミスがあったり
すると、飲食や喫煙には何ら問題はないにも拘らず、賞
味期間が過ぎて商品が古いものと錯誤されてしまうこと
となり、却って購買意欲を減退させてしまう点で問題が
ある。
【0007】本考案は、上記の不都合を一切伴わせない
で、上記した販売形態を好適に実施可能とした商品の自
動販売機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案が講じた技術的手段は次の通りである。即
ち、第1の考案による商品の自動販売機においては、商
品の購入証明印をカードに印字する印字手段を備えた印
字部と、購入された商品の数量を記憶する記憶手段と、
前記印字部に印字用カードが供給されたことを検知する
カード検知手段と、前記印字部への印字用カードの供給
情報と商品購入数量の記憶情報とを基にして印字手段を
作動させる作動手段と、購入証明印の印字数に対応する
分の記憶情報を記憶手段から消去させる記憶消去手段と
を備えて成り、前記印字手段は、印字体と、これを上下
動させてカードに印字させるソレノイドとから成り、か
つ、印字体は、ソレノイドに対して着脱自在である点に
特徴がある。
【0009】第2の考案による商品の自動販売機におい
ては、所定の貨幣投入下における商品購入ボタンの操作
に連動して商品購入の証明カードを発行するカード発行
手段と、発行されたカードの機外への取り出し口とを備
えて成り、前記カード発行手段は、商品購入の証明印刷
が施された粘着性のシールをロール状の離型紙に所定の
ピッチで付して、証明カードのロール基体を構成する一
方、このロール基体をシールピッチの寸法分にわたって
繰り出し搬送する搬送装置と、ロール基体をシール間で
切断するカッターと、商品購入ボタンの操作情報を基に
して、前記搬送装置と所定のタイムラグをもって前記カ
ッターとを駆動させる制御手段とから成る点に特徴があ
る。
【0010】
【作用】第1考案の自動販売機によれば、印字部に供給
されたカードに、記憶された商品の購入数量に応じた数
の印字が自動的に付され、かつ、印字が行われる度に記
憶情報が減算される。特に、印字体は、ソレノイドに対
して着脱自在に構成されているので、例えばキャンペー
ン期間が開始される度に、そのキャンペーンに合わせた
キャラクターなどの模様印を取り付けたものに取り替え
できる。
【0011】この印字形態としては、商品購入数量の記
憶情報を基にして、印字部にカードが供給される度に1
回ずつ印字を成さしめる形態の外に、1枚のカードに所
定数の購入証明印を印字させる形態をとることもでき
る。
【0012】即ち、上記した第1考案の自動販売機に対
して、前記印字手段に、1枚の印字用カードの所定箇所
に複数個の購入証明印を各別に印字する印字機能を備え
させる一方、前記カードの所定箇所に購入証明印が印字
されているか否かを検知する証明印検知手段と、前記記
憶手段からの記憶情報と証明印検知情報とを基にして、
その差の分の購入証明印をカードの所定の印字面部に
印字させる選択印字制御手段とを設けるのである。
【0013】このように構成すれば、既に幾つかの印字
が成されているカードが印字部に供給された場合であっ
ても、この上に印字を重ねることなく、残りの印字箇所
に購入証明印が自動的に印字されると共に、その印字数
の分だけ記憶情報が減算される。
【0014】そして、1枚のカードに所定数の印字が成
されても、未だ記憶情報が残っているならば、例えば自
動販売機に備付けの所定のカードを、改めて印字部に供
給することで、残りの記憶情報に基づいた数の印字が成
される。
【0015】或いは、商品の購入数量を数値で印字させ
る形態をとることもできる。即ち、上記した第1考案の
自動販売機に対して、印字手段に、商品購入数量を数値
で印字する印字機能を備えさせる一方、前記作動手段
に、前記記憶手段からの記憶情報に基づいて前記印字手
段に所定の数量を上限にした印字情報を入力させる機能
を有せしめるのである。
【0016】このようにすれば、例えば5個を数値印字
の上限に設定した場合で7個の商品が連続購入された際
には、印字部に供給された1枚目のカードに、商品の購
入数が5個であることを表示する数値の商品購入証明印
が自動的に印字され、その印字数の分だけ記憶情報が減
算され、ここで改めて印字部にカードを供給すると、こ
のカードに残りの記憶情報に基づいた数値の印字すなわ
ち2個を表示する数値の印字が成される。
【0017】この商品購入の印字用カードとしては、例
えば商品購入の証明を兼ねる抽選用などの私製ハガキや
所定の印字用台紙などであって、何れもメーカーに発送
したり、或いは、これの所定の枚数を商店に持参したり
する形態がとられる。
【0018】尚、印字のサービスを不要とする購入者が
続くと、記憶情報が累積してしまうことになり、これが
不都合であるとするならば、商品購入情報を基にして所
定の時間経過後に、前記記憶手段の記憶情報を一括消去
させるようにすればよい。
【0019】また、所定の印字用カードを自動販売機に
備付けておくと、悪戯でカードが無くなってしまうと懸
念されるならば、カード供給手段を自動販売機の内部に
備えさせておいて、商品購入数量の記憶情報と印字部へ
のカードの未供給の情報とを基にしてカード供給手段を
作動させるようにして、商品の購入者にのみカードを発
行させるようにすればよい。
【0020】次に、第2考案の自動販売機によれば、商
品の購入数に応じた枚数の商品購入証明カードが自動的
にカード取り出し口に取り出される。
【0021】この証明カードとしては、例えば、商品購
入の証明マークなどを付した粘着シールを離型紙に張り
付けたものが選択され、粘着シールを離型紙から剥がし
て所定の台紙に貼着し、これの所定の枚数を商店に持参
したり、或いはハガキに貼着してメーカーに郵送したり
する形態がとられる。
【0022】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は商品の自動販売機を示し、1は商品補充の
ために開閉自在に設けられた前面扉で、その上部には複
数個のダミー体2を展示するための展示室3が設けられ
ている。
【0023】4は複数個のダミー体2に関連づけて設け
られた商品購入ボタン、5は商品取り出し口、6はコイ
ンの投入口、7は紙幣の投入口、8は釣銭口、9は金銭
返却用の操作レバーである。
【0024】この自動販売機の内部に、図2にブロック
図で示す商品購入証明装置10を設けている。この商品
購入証明装置10は、商品の購入証明印を印字用カード
Aに印字する印字手段11と、カード差し込み口12を
扉1の前面に開設した印字部13と、商品購入ボタン4
の押し操作に連動して購入された商品の数量を記憶する
記憶手段14と、前記印字部13に印字用カードAが供
給されたことを検知するカード検知手段15と、このカ
ード検知手段15からのカード供給情報と記憶手段14
からの商品購入数量の記憶情報とを基にして印字手段1
1を作動させる作動手段16と、購入証明印の印字数に
対応する分の記憶情報を記憶手段14から消去させる記
憶消去手段17とから成る。
【0025】尚、上記の印字手段11は、印字体18
と、これを上下動させてカードAに印字させるソレノイ
ド19とから成り、かつ、印字体18は、ソレノイド1
9に対して着脱自在であって、例えばキャンペーン期間
が開始される度に、そのキャンペーンに合わせたキャラ
クターなどの模様印を取り付けたものに取り替え可能と
なっている。
【0026】かゝる構成の商品購入証明装置10におい
ては、商品購入ボタン4を選択操作して商品を購入する
と、そのとき購入された商品の数量が記憶手段14によ
って記憶される。
【0027】そして、例えば自動販売機に備付けのカー
ドストック部20から印字用のカードAを取り出して、
これを印字部13に供給すると、このときのカード供給
情報と記憶情報とを基にして作動手段16が印字手段1
1を作動させ、カードAに商品購入の証明印を付す。
【0028】1枚のカードAに対して1回の印字が行わ
れると、その分の記憶情報が記憶手段14から減算され
るのであり、而して、最初の記憶情報が1個であれば装
置の制御は完了するが、商品が連続購入されて最初の記
憶情報が複数の場合は、新しいカードAが供給される度
に、記憶情報が無くなるまで印字が繰り返し行われるこ
とになる。
【0029】即ち、最初の記憶情報が複数の場合、印字
が成されたカードAを印字部13から引き抜くと、作動
手段16に対するカード供給情報の入力が停止されて印
字手段11の作動が停止する。而して、印字部13に新
しいカードAを供給し直すことによって、この新しいカ
ードAに再び印字が成されるのである。
【0030】この際、印字が成されたカードAを印字部
13から素早く引き抜かねば、1枚のカードAに重ね印
字が成されてしまうことになる。かゝる不都合を解消す
るためには、記憶手段14に記憶された情報が1個であ
るか複数個であるかの判断手段21を設けて、この判断
手段21によって記憶情報が複数個であると判断された
場合には、印字部13にカードAがリセットされたこと
をカード検知手段15が検知したときにのみ、印字手段
11を作動させるようにすればよい。
【0031】一方、印字のサービスを不要とする購入者
が続くと、記憶手段14の記憶情報が累積してしまうこ
とになる。かゝる不都合を解消するためには、例えば商
品購入情報を基にして作動を開始するタイマー22と、
このタイマー22による所定の時間経過後に、前記記憶
手段14の記憶情報を一括消去させる情報消去手段23
を設ければよく、或いは、商品購入金額が投入されたこ
とを検知する貨幣検知手段24を設けて、これからの貨
幣検知情報を上記の情報消去手段23に入力させ、この
ときの貨幣投入者が先の印字の権利者でないと判断させ
て、記憶手段14の記憶情報を一括消去させるようにし
てもよい。
【0032】ところで、印字用のカードAを自動販売機
に備付けておくと、悪戯でカードが無くなってしまう懸
念があるが、かゝる不都合は、次のようにして解消する
ことができる。
【0033】即ち、具体的な構造の図示は省略するが、
図3に示すように、カード供給手段25とこれの作動制
御手段26とを自動販売機の内部に設けて、記憶手段1
4からの商品購入の記憶情報と印字部13へのカード未
供給の情報とを基にしてカード供給手段25を作動させ
るようにし、もって、商品の購入者にのみカードAを発
行させるようにすればよい。
【0034】これまでの説明による商品購入証明装置1
0は、1枚の印字用カードAに1個の商品購入証明印を
付す態様のものであるが、1枚の印字用カードAの所定
箇所に複数個の購入証明印を各別に印字することを可能
にした商品購入証明装置10を図4に示している。この
商品購入証明装置10は、次なる構成を図2に示した商
品購入証明装置10に付加して成るものである。
【0035】即ち、前記印字手段11に、1枚の印字用
カードAの所定箇所に複数個の購入証明印を各別に印字
する印字機能(この例では2組の印字機構)を備えさせ
る一方、印字部13に供給された印字用カードAの所定
箇所に購入証明印が印字されているか否かを検知する証
明印検知手段27と、これからの証明印検知情報と記憶
手段14からの記憶情報とを基にして、その差の分の購
入証明印をカードの所定の印字面部に印字させる選択
印字制御手段28とを設けているのである。
【0036】かゝる構成によれば、既に幾つかの印字が
成されているカードAが印字部13に供給された場合で
あっても、この上に印字を重ねることなく、残りの印字
箇所に購入証明印が自動的に印字され、かつ、その印字
数の分だけ記憶情報が一つずつ減算される。そして、1
枚のカードAに所定数の印字が成されても、未だ記憶情
報が残っているならば、例えば自動販売機に備付けの所
定のカードAを、改めて印字部13に供給することで、
残りの記憶情報に基づいた数の印字が成される。
【0037】或いは、商品の購入数量を数値で印字させ
る形態をとることもできる。即ち、特に図示はしない
が、図2に示した商品購入証明装置10を備えさせた自
動販売機に対して、印字手段に、商品購入数量を数値で
印字する印字機能を備えさせる一方、前記作動手段に、
前記記憶手段からの記憶情報に基づいて前記印字手段に
所定の数量を上限にした印字情報を入力させる機能を有
せしめるのである。
【0038】このようにすれば、商品購入数量が上限設
定以下の場合は、印字用のカードAが印字部13に供給
された際に、記憶手段14からの記憶情報を基にして、
購入数量に対応した数値の商品購入証明印がカードAに
印字される。
【0039】商品購入数量が上限設定以上の場合は、印
字用カードAが印字部13に供給された際に、記憶手段
14からの記憶情報を基にして、そのカードAに上限設
定された数値の商品購入証明印が印字されると共に、そ
の数量に対応する分の記憶情報が記憶手段14から消去
され、ここで印字部13に新しいカードAを供給する
と、このカードAに、残りの記憶情報を基にした商品購
入数量を表示する数値印字が成されるのである。
【0040】尚、商品の購入に先立って、予め印字部1
3にカードAを供給しておくと、商品が購入された際
に、一旦は商品の購入情報が記憶手段14に記憶される
が、その情報を基にして直ちに商品購入の証明印がカー
ドAに印字されることは言うまでもなく、その際、商品
を連続購入すると、残りの商品購入数量分の商品購入情
報が記憶手段14に記憶され、後は上述したように、印
字部13に新しいカードAが順次供給される度に、記憶
情報が無くなるまで印字が繰り返し行われることにな
る。
【0041】このようにして、商品購入の証明印が付さ
れたカードAは、それが例えば商品購入の証明を兼ねる
抽選用などの私製ハガキである場合はメーカーに発送さ
れ、所定の印字用台紙の場合は、メーカーに発送した
り、これの所定の枚数を商店に持参したりする形態がと
られる。
【0042】図5には別の態様による商品購入証明装置
10を示している。即ち、上記した商品購入証明装置1
0は、何れも商品購入の証明印をカードAに付す態様の
ものであるが、ここには、例えば所定の台紙やハガキな
どに貼着する商品購入証明カードBを発行させるように
した商品購入証明装置10を示しているのである。
【0043】この商品購入証明装置10は、所定の商品
購入金額が投入された状態で、商品購入ボタン4が選択
操作されると、これに連動して1個の商品につき1枚の
証明カードBを機外への取り出し口29に発行させるも
ので、この証明カードBの発行手段30は、商品購入の
証明印刷が施された粘着性のシールaをロール状の離型
紙bに所定のピッチで付して、証明カードBのロール基
体Cを構成する一方、このロール基体Cをシールピッチ
の寸法分にわたって繰り出し搬送する搬送装置31と、
ロール基体Cをシールa,a間で切断するカッター32
と、商品購入ボタン4の操作情報を基にして、前記搬送
装置31と所定のタイムラグをもって前記カッター32
とを駆動させる制御手段33とから成る。
【0044】かゝる構成によれば、所定の貨幣投入下に
おける商品購入ボタン4の選択操作に連動して、1個の
商品が購入される度に、ロール基体Cがシールピッチの
寸法分だけ搬送され、次いでこのロール基体Cがシール
a,a間で切断されて、商品の購入を証明する1枚のカ
ードBが取り出し口29に発行される。
【0045】このようにして発行された証明カードBの
シールaを離型紙bから剥がして、これの所定枚数をハ
ガキや所定の台紙に張り付け、これをメーカーに発送し
たり商店に持参したりする形態がとられる。
【0046】尚、前記シールaを台紙に張り付ける形態
をとる場合には、その台紙のストック部を自動販売機の
外部に設けておくものとする。また、商品購入の証明カ
ードBとしては、例えば商品の購入証明を兼ねる抽選用
ハガキなどに変更が可能である。
【0047】
【考案の効果】以上説明したように、第1の考案におい
ては、自動販売機による商品の販売に際して、印字部に
供給されたカードに、購入された数量分の商品購入証明
印が自動的に印字される。第2の考案においては、自動
販売機による商品の販売に際して、購入された数量分の
商品購入証明カードが自動的に発行される。特に、第1
の考案では、印字体は、ソレノイドに対して着脱自在に
構成されているので、例えばキャンペーン期間が開始さ
れる度に、そのキャンペーンに合わせたキャラクターな
どの模様印を取り付けたものに取り替えできる。 また、
第2の考案では、所定の貨幣投入下における商品購入ボ
タンの選択操作に連動して、1個の商品が購入される度
に、ロール基体がシールピッチの寸法分だけ搬送され、
次いでこのロール基体がシール間で切断されて、商品の
購入を証明する1枚のカードを取り出し口に発行でき
る。
【0048】而して、張り付けのミスや剥がれ落ちの懸
念を伴うところの、商品のそれぞれに購入証明のカード
を貼着する煩わしい作業や、このカードの剥がし取りを
購入者に強要させる不都合を一切伴わせないで、購入者
の購買意欲を刺激して商品の販売を促進すること目的と
した販売形態を、自動販売機を対象にして好適に実施す
ることが可能となる。
【0049】しかも、例えばキャンペーン期間を過ぎた
際の、作業ミスによって購買意欲を減退させる虞れのあ
る煩わしいカードの剥がし取り作業からは、上記した商
品購入の証明印字や証明カードの自動発行を停止させる
ことで、確実かつ簡易に解放されるなど、その実用上の
利用価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】商品の自動販売機の斜視図である。
【図2】商品購入証明装置のブロック図である。
【図3】カード供給手段を付加した別実施例の商品購入
証明装置のブロック図である。
【図4】複数個の購入証明印を印字できるようにした別
実施例の商品購入証明装置のブロック図である。
【図5】商品購入の証明カードを発行させるようにした
別の態様による商品購入証明装置のブロック図である。
【符号の説明】
4…商品購入ボタン、11…印字手段、13…印字部、
14…記憶手段、16…作動手段、17…記憶消去手
段、18…印字、19…ソレノイド、20…ストック
部、23…情報消去手段、25…カード供給手段、26
…制御手段、27…証明印検知手段、28…選択印字制
御手段、29…カード取り出し口、30…カード発行手
段、31…搬送装置、32…カッター、33…制御手
段、A…印字用カード、B…商品購入証明カード、C…
ロール基体、a…シール、b…ロール状の離型紙

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の購入証明印をカードに印字する印
    字手段を備えた印字部と、購入された商品の数量を記憶
    する記憶手段と、前記印字部に印字用カードが供給され
    たことを検知するカード検知手段と、前記印字部への印
    字用カードの供給情報と商品購入数量の記憶情報とを基
    にして印字手段を作動させる作動手段と、購入証明印の
    印字数に対応する分の記憶情報を記憶手段から消去させ
    る記憶消去手段とを備えて成り、前記印字手段は、印字
    体と、これを上下動させてカードに印字させるソレノイ
    ドとから成り、かつ、印字体は、ソレノイドに対して着
    脱自在であることを特徴とする商品の自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記印字手段に、1枚の印字用カードの
    所定箇所に複数個の購入証明印を各別に印字する印字機
    能を備えさせる一方、前記カードの所定箇所に購入証明
    印が印字されているか否かを検知する証明印検知手段
    と、前記記憶手段からの記憶情報と証明印検知情報とを
    基にして、その差の分の購入証明印をカードの所定の
    印字面部に印字させる選択印字制御手段とを設けて成る
    ことを特徴とする請求項1に記載された商品の自動販売
    機。
  3. 【請求項3】 前記印字手段に、商品購入数量を数値で
    印字する印字機能を備えさせる一方、前記作動手段に、
    前記記憶手段からの記憶情報に基づいて前記印字手段に
    所定の数量を上限にした印字情報を入力させる機能を有
    せしめて成ることを特徴とする請求項1に記載された商
    品の自動販売機。
  4. 【請求項4】 商品購入情報を基にして所定の時間経過
    後に、前記記憶手段の記憶情報を一括消去させる情報消
    去手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載された商品の自動販売機。
  5. 【請求項5】 印字用カードを前記印字部に供給するカ
    ード供給手段を自動販売機の内部に備え、かつ、商品購
    入数量の記憶情報と印字部へのカードの未供給の情報と
    を基にしてカード供給手段を作動させる制御手段を備え
    て成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載された商品の自動販売機。
  6. 【請求項6】 所定の貨幣投入下における商品購入ボタ
    ンの操作に連動して商品購入の証明カードを発行するカ
    ード発行手段と、発行されたカードの機外への取り出し
    口とを備えて成り、前記カード発行手段は、商品購入の
    証明印刷が施された粘着性のシールをロール状の離型紙
    に所定のピッチで付して、証明カードのロール基体を構
    成する一方、このロール基体をシールピッチの寸法分に
    わたって繰り出し搬送する搬送装置と、ロール基体をシ
    ール間で切断するカッターと、商品購入ボタンの操作情
    報を基にして、前記搬送装置と所定のタイムラグをもっ
    て前記カッターとを駆動させる制御手段とから成ること
    を特徴とする商品の自動販売機。
JP1993076049U 1993-12-31 1993-12-31 商品の自動販売機 Expired - Lifetime JP2599130Y2 (ja)

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