JP2598970B2 - 空気調和機の吊り下げ装置 - Google Patents
空気調和機の吊り下げ装置Info
- Publication number
- JP2598970B2 JP2598970B2 JP63157083A JP15708388A JP2598970B2 JP 2598970 B2 JP2598970 B2 JP 2598970B2 JP 63157083 A JP63157083 A JP 63157083A JP 15708388 A JP15708388 A JP 15708388A JP 2598970 B2 JP2598970 B2 JP 2598970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- tool
- auxiliary
- stopper
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は天井空間内に据えつけられる天井埋込型空気
調和機や天井下面に据えつけられる天井吊型空気調和機
の吊り下げ装置に関するものである。
調和機や天井下面に据えつけられる天井吊型空気調和機
の吊り下げ装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 吊り下げ具を天井空間内に設けてこの吊り下げ具に天
井埋込型空気調和機を固定する吊り下げ装置(実公昭61
−20434号公報参照)、並びに吊り下げ具を天井空間よ
り天井下面まで延ばしてこの吊り下げ具に天井吊型空気
調和機を固定する吊り下げ装置(実公昭59−6176号公報
参照)が一般に採用されている。
井埋込型空気調和機を固定する吊り下げ装置(実公昭61
−20434号公報参照)、並びに吊り下げ具を天井空間よ
り天井下面まで延ばしてこの吊り下げ具に天井吊型空気
調和機を固定する吊り下げ装置(実公昭59−6176号公報
参照)が一般に採用されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記公報で提示の吊り下げ装置では、重量のある天井
埋込型空気調和機や天井吊型空気調和機を高所にある吊
り下げ具の下端まで一気に押し上げなければならないと
共に、空気調和機を数名の作業者が下から支えながら空
気調和機の支持具を吊り下げ具と位置合わせした後に固
定しなければならないため、吊り下げ作業が面倒であっ
た。
埋込型空気調和機や天井吊型空気調和機を高所にある吊
り下げ具の下端まで一気に押し上げなければならないと
共に、空気調和機を数名の作業者が下から支えながら空
気調和機の支持具を吊り下げ具と位置合わせした後に固
定しなければならないため、吊り下げ作業が面倒であっ
た。
本発明はかかる課題を解決した空気調和機の吊り下げ
装置を提供するものである。
装置を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は天井壁に上端が取りつけられた吊り下げ具の
下端に補助吊り下げ具を連結具で着脱自在に接続し、こ
の補助吊り下げ具に空気調和機に設けられた支持具を止
め具で一時的に固定するようにしたものである。
下端に補助吊り下げ具を連結具で着脱自在に接続し、こ
の補助吊り下げ具に空気調和機に設けられた支持具を止
め具で一時的に固定するようにしたものである。
又、止め具を支持具で引き上げる引っ張り具を設ける
と良い。又、長尺なボルトからなる吊り下げ具の下端螺
子部に連結具の螺子部をねじ込んで補助吊り下げ具を接
続するようにすると好ましく、又、補助吊り下げ具を長
尺なボルトで形成して、この補助吊り下げ具の螺子部に
止め具の突起を嵌め込ようにすると好ましい。
と良い。又、長尺なボルトからなる吊り下げ具の下端螺
子部に連結具の螺子部をねじ込んで補助吊り下げ具を接
続するようにすると好ましく、又、補助吊り下げ具を長
尺なボルトで形成して、この補助吊り下げ具の螺子部に
止め具の突起を嵌め込ようにすると好ましい。
併せて、止め具には突起を補助吊り下げ具の螺子部に
嵌め込ませる弾性具を設けると、好ましい。
嵌め込ませる弾性具を設けると、好ましい。
(ホ)作 用 4本の吊り下げ具の下端に補助吊り下げ具を連結具で
夫々接続した後、床面付近の位置で空気調和機の支持具
と、この支持具とつながった止め具とを補助吊り下げ具
に嵌め込む。そして空気調和機を押し上げると止め具も
同時に補助吊り下げ具に沿って上昇し、作業者が疲れて
空気調和機から手を外すと空気調和機が僅か下がると同
時に止め具の突起が弾性具のスプリング力で補助吊り下
げ具の螺子部に嵌まり込んで止め具が仮止めされる。こ
の仮止めされた止め具に支持具が乗り、この止め具に空
気調和機の重さが支持具を介して加わることにより突起
が補助吊り下げ具の螺子部に強く嵌まり込み、空気調和
機が補助吊り下げ具に一時的に固定される。そして再び
空気調和機を押し上げると止め具は引っ張られて同時に
上昇する。
夫々接続した後、床面付近の位置で空気調和機の支持具
と、この支持具とつながった止め具とを補助吊り下げ具
に嵌め込む。そして空気調和機を押し上げると止め具も
同時に補助吊り下げ具に沿って上昇し、作業者が疲れて
空気調和機から手を外すと空気調和機が僅か下がると同
時に止め具の突起が弾性具のスプリング力で補助吊り下
げ具の螺子部に嵌まり込んで止め具が仮止めされる。こ
の仮止めされた止め具に支持具が乗り、この止め具に空
気調和機の重さが支持具を介して加わることにより突起
が補助吊り下げ具の螺子部に強く嵌まり込み、空気調和
機が補助吊り下げ具に一時的に固定される。そして再び
空気調和機を押し上げると止め具は引っ張られて同時に
上昇する。
このようにして空気調和機を補助吊り下げ具に沿って
徐々に押し上げ、止め具が連結具に当たった所で止め具
を支持具から外し、予め吊り下げ具の下部に取りつけら
れた下側ナットの上まで支持具を押し上げて座金をこの
下側ナットと支持具との間に側方より差し込み、空気調
和機を仮固定する。然る後、連結具を吊り下げ具から外
して補助吊り下げ具を取り外した後、4本の吊り下げ具
に対し空気調和機の高さ調整をして上側ナットを締めつ
けるとこの上側ナットと下側ナットとで支持板が挾み込
まれて空気調和機が吊り下げ具に確実に固定される。
徐々に押し上げ、止め具が連結具に当たった所で止め具
を支持具から外し、予め吊り下げ具の下部に取りつけら
れた下側ナットの上まで支持具を押し上げて座金をこの
下側ナットと支持具との間に側方より差し込み、空気調
和機を仮固定する。然る後、連結具を吊り下げ具から外
して補助吊り下げ具を取り外した後、4本の吊り下げ具
に対し空気調和機の高さ調整をして上側ナットを締めつ
けるとこの上側ナットと下側ナットとで支持板が挾み込
まれて空気調和機が吊り下げ具に確実に固定される。
(ヘ)実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第1図
は天井埋込型空気調和機の本体(1)の吊り下げ過程を
示す断面図、第2図は天井埋込型空気調和機の据付状態
を示す断面図で、以下に説明すると、天井埋込型空気調
和機は天井空間(2)内に埋込まれる本体(1)と、天
井(3)の下面に取りつけられる化粧パネル(4)とか
ら構成されている。
は天井埋込型空気調和機の本体(1)の吊り下げ過程を
示す断面図、第2図は天井埋込型空気調和機の据付状態
を示す断面図で、以下に説明すると、天井埋込型空気調
和機は天井空間(2)内に埋込まれる本体(1)と、天
井(3)の下面に取りつけられる化粧パネル(4)とか
ら構成されている。
そして、本体1の外装板(5)は断熱材(6)を内壁
に貼着した板金で形成されており、この本体にはノズル
板(7)と、このノズル板に取付脚(8)で取りつけら
れたモータ(9)と、このモータで駆動されノズル口
(10)から室内空気を吸入するターボファン(11)と、
このファンを囲むように配置された環状の熱交換器(1
2)と、この熱交換器で生じたドレンを受けるドレンバ
ン(13)とが内蔵されており、一方、化粧パネル(4)
には中央に配置されノズル口(10)と連通する吸込グリ
ル(14)と、この吸込グリルに配置されたエアーフィル
ター(15)と、周辺部の4辺に配置された風向変更板
(16)付きの吹出口(17)とが設けられている。
に貼着した板金で形成されており、この本体にはノズル
板(7)と、このノズル板に取付脚(8)で取りつけら
れたモータ(9)と、このモータで駆動されノズル口
(10)から室内空気を吸入するターボファン(11)と、
このファンを囲むように配置された環状の熱交換器(1
2)と、この熱交換器で生じたドレンを受けるドレンバ
ン(13)とが内蔵されており、一方、化粧パネル(4)
には中央に配置されノズル口(10)と連通する吸込グリ
ル(14)と、この吸込グリルに配置されたエアーフィル
ター(15)と、周辺部の4辺に配置された風向変更板
(16)付きの吹出口(17)とが設けられている。
(18)は天井空間(2)に臨む天井壁(19)に上端が
取りつけられた4本の長尺なボルトからなる吊り下げ
具、(20)はこの吊り下げ具の下端に夫々、連結具(2
1)で直脱自在に接続され天井穴(22)を貫通して床面
(23)付近まで延びる長尺なボルトからなる補助吊り下
げ具、(24)はこの補助吊り下げ具に本体(1)の支持
具(25)を一時的に固定する止め具である。
取りつけられた4本の長尺なボルトからなる吊り下げ
具、(20)はこの吊り下げ具の下端に夫々、連結具(2
1)で直脱自在に接続され天井穴(22)を貫通して床面
(23)付近まで延びる長尺なボルトからなる補助吊り下
げ具、(24)はこの補助吊り下げ具に本体(1)の支持
具(25)を一時的に固定する止め具である。
そして、連結具(21)は第3図に示すように吊り下げ
具(18)の下端螺子部(26)と補助吊り下げ具(20)の
上端螺子部(27)とに夫々ねじ込まれる螺子部(28)が
内面に設けられた六角形ナットで形成されている。
具(18)の下端螺子部(26)と補助吊り下げ具(20)の
上端螺子部(27)とに夫々ねじ込まれる螺子部(28)が
内面に設けられた六角形ナットで形成されている。
一方、止め具(24)は第4図、第5図、第6図に示す
ように、補助吊り下げ具(20)の外径よりも内径が大き
い貫通口(29)を有する支桿(30)と、この支桿の左右
両端(31)に回動自在に嵌まり合った一対の回動板(32
a)(32b)と、この回動板の根元に夫々一体に形成され
補助吊り下げ具(20)の螺子部(33)に斜め上方から嵌
まり込む半円形状の突起(34a)(34b)と、この突起を
螺子部(33)に嵌め込ませるつる巻きバネからなる弾性
具(35)とから構成されている。(36a)(36b)は支持
具(25)と回動板(32a)(32b)の先端とをつなぐフレ
キシブルワイヤーからなる引っ張り具である。
ように、補助吊り下げ具(20)の外径よりも内径が大き
い貫通口(29)を有する支桿(30)と、この支桿の左右
両端(31)に回動自在に嵌まり合った一対の回動板(32
a)(32b)と、この回動板の根元に夫々一体に形成され
補助吊り下げ具(20)の螺子部(33)に斜め上方から嵌
まり込む半円形状の突起(34a)(34b)と、この突起を
螺子部(33)に嵌め込ませるつる巻きバネからなる弾性
具(35)とから構成されている。(36a)(36b)は支持
具(25)と回動板(32a)(32b)の先端とをつなぐフレ
キシブルワイヤーからなる引っ張り具である。
本発明装置は以上の如く構成されており、次に天井埋
込型空気調和機の吊り下げ作業を説明する。第1図に示
すように、予め天井壁(19)に上端が取りつけられた4
本の吊り下げ具(18)に上側ナット(37)と下側ナット
(38)とをねじ込んだ後、この吊り下げ具の下端螺子部
(26)と市販品の長尺なボルトからなる補助吊り下げ具
(20)の上端螺子部(27)とに連結具(21)をねじ込ん
で吊り下げ具(18)に補助吊り下げ具(20)を接続す
る。そして、床面(23)付近まで延びた補助吊り下げ具
(20)の下端まで天井埋込型空気調和機の本体(1)を
幾分持ち上げて、支持具(25)の取付口(39)と、この
支持具(25)と引っ張り具(36a)(36b)でつながった
止め具(24)とを補助吊り下げ具(20)に嵌め込むと、
第1図に示す状態となり、本体(1)から手を外すと本
体(1)が僅か下がると同時に止め具(24)の突起(34
a)(34b)が弾性具(35)のスプリング力で補助吊り下
げ具(20)の螺子部(33)に嵌まり込んで止め具(24)
が仮止めされ、この止め具(24)の広がった回動板(32
a)(32b)に第5図に示すように支持具(25)が乗ると
この回動板に本体(1)の重さが支持具(25)を介して
加わって突起(34a)(34b)が補助吊り下げ具(20)の
螺子部(33)に斜め上方から突きささるように強く嵌ま
り込むため、この止め具(24)で本体(1)が補助吊り
下げ具(20)に固定される。
込型空気調和機の吊り下げ作業を説明する。第1図に示
すように、予め天井壁(19)に上端が取りつけられた4
本の吊り下げ具(18)に上側ナット(37)と下側ナット
(38)とをねじ込んだ後、この吊り下げ具の下端螺子部
(26)と市販品の長尺なボルトからなる補助吊り下げ具
(20)の上端螺子部(27)とに連結具(21)をねじ込ん
で吊り下げ具(18)に補助吊り下げ具(20)を接続す
る。そして、床面(23)付近まで延びた補助吊り下げ具
(20)の下端まで天井埋込型空気調和機の本体(1)を
幾分持ち上げて、支持具(25)の取付口(39)と、この
支持具(25)と引っ張り具(36a)(36b)でつながった
止め具(24)とを補助吊り下げ具(20)に嵌め込むと、
第1図に示す状態となり、本体(1)から手を外すと本
体(1)が僅か下がると同時に止め具(24)の突起(34
a)(34b)が弾性具(35)のスプリング力で補助吊り下
げ具(20)の螺子部(33)に嵌まり込んで止め具(24)
が仮止めされ、この止め具(24)の広がった回動板(32
a)(32b)に第5図に示すように支持具(25)が乗ると
この回動板に本体(1)の重さが支持具(25)を介して
加わって突起(34a)(34b)が補助吊り下げ具(20)の
螺子部(33)に斜め上方から突きささるように強く嵌ま
り込むため、この止め具(24)で本体(1)が補助吊り
下げ具(20)に固定される。
次に本体(1)を押し上げると、第6図に示すように
回動板(32a)(32b)の先端が引っ張り具(36a)(36
b)で上方へ引っ張られて突起(34a)(34b)が螺子部
(33)と接触しながら止め具(24)も補助吊り下げ具
(20)に沿って上昇する。そして、作業者が疲れたり、
踏み台に乗るために本体(1)から手を外しても、上述
したように第5図に示す如く本体(1)は止め具(24)
により補助吊り下げ具(20)に固定されるため、本体
(1)が落下することはない。再び本体1を押し上げる
と止め具(24)は上述したように第5図に示す如く上方
へ引っ張られる。
回動板(32a)(32b)の先端が引っ張り具(36a)(36
b)で上方へ引っ張られて突起(34a)(34b)が螺子部
(33)と接触しながら止め具(24)も補助吊り下げ具
(20)に沿って上昇する。そして、作業者が疲れたり、
踏み台に乗るために本体(1)から手を外しても、上述
したように第5図に示す如く本体(1)は止め具(24)
により補助吊り下げ具(20)に固定されるため、本体
(1)が落下することはない。再び本体1を押し上げる
と止め具(24)は上述したように第5図に示す如く上方
へ引っ張られる。
このようにして本体(1)を補助吊り下げ具(20)に
沿って徐々に押し上げ、支持具(25)の取付口(39)が
連結具(21)に嵌まり込んで止め具(34)の支桿(30)
が連結具(21)に当たった所で本体(1)を作業者が支
えながら止め具(24)を支持具(25)から外し、本体
(1)を予め吊り下げ具(18)の下部に取りつけられた
下側ナット(38)の上まで押し上げて第7図に示す座金
(40)を下側ナット(38)と支持具(25)との間に側方
より差す込むと本体(1)が吊り下げ具(18)に仮固定
される。
沿って徐々に押し上げ、支持具(25)の取付口(39)が
連結具(21)に嵌まり込んで止め具(34)の支桿(30)
が連結具(21)に当たった所で本体(1)を作業者が支
えながら止め具(24)を支持具(25)から外し、本体
(1)を予め吊り下げ具(18)の下部に取りつけられた
下側ナット(38)の上まで押し上げて第7図に示す座金
(40)を下側ナット(38)と支持具(25)との間に側方
より差す込むと本体(1)が吊り下げ具(18)に仮固定
される。
然る後、連結具(21)を4本の吊り下げ具(18)から
夫々外して補助吊り下げ具(20)を取り外した後、各吊
り下げ具(18)に対し本体(1)の高さ調整をして上側
ナット(37)を締めつけるとこの上側ナット(37)と下
側ナット(38)とで支持板(25)が挾み込まれて本体
(1)が天井空間(2)内で吊り下げ具(18)へ確実に
固定される。
夫々外して補助吊り下げ具(20)を取り外した後、各吊
り下げ具(18)に対し本体(1)の高さ調整をして上側
ナット(37)を締めつけるとこの上側ナット(37)と下
側ナット(38)とで支持板(25)が挾み込まれて本体
(1)が天井空間(2)内で吊り下げ具(18)へ確実に
固定される。
そして、軽量な化粧パネル(4)を押し上げて本体
(1)に取りつけることにより第2図に示すように天井
穴(22)が化粧パネル(4)で塞がれ、天井埋込型空気
調和機の吊り下げ作業は終了する。
(1)に取りつけることにより第2図に示すように天井
穴(22)が化粧パネル(4)で塞がれ、天井埋込型空気
調和機の吊り下げ作業は終了する。
尚、止め具(24)の貫通口(29)の内径を連結具(2
1)の外径よりも大きくすると、止め具(24)が連結具
(21)を通り過ぎて吊り下げ具(18)の下端螺子部(2
6)に固定されるようになるため、上記実施例の如く支
持具(25)を吊り下げ具(18)に固定する際、作業者が
本体(1)を支える必要はない。
1)の外径よりも大きくすると、止め具(24)が連結具
(21)を通り過ぎて吊り下げ具(18)の下端螺子部(2
6)に固定されるようになるため、上記実施例の如く支
持具(25)を吊り下げ具(18)に固定する際、作業者が
本体(1)を支える必要はない。
又、本発明は天井(3)下面に吊り下げられる天井吊
型空気調和機にも適用できる。
型空気調和機にも適用できる。
(ト)発明の効果 本発明によれば、天井壁に上端が取りつけられた吊り
下げ具の下端に補助吊り下げ具を連結具で着脱自在に接
続し、この補助吊り下げ具に空気調和機に設けられた支
持具を止め具で一時的に固定するようにしたので、重量
のある空気調和機本体を一気に吊り下げ具の高所位置ま
で作業者が支えながら押し上げずに補助吊り下げ具の任
意の位置に徐々に固定しながら押し上げられるため押し
上げ作業が楽となり、しかも空気調和機本体の支持具が
吊り下げ具に補助吊り下げ具で案内されるため支持具を
吊り下げ具に位置合わせしなくてもよく、空気調和機本
体の吊り下げ作業を容易に行なうことができる。
下げ具の下端に補助吊り下げ具を連結具で着脱自在に接
続し、この補助吊り下げ具に空気調和機に設けられた支
持具を止め具で一時的に固定するようにしたので、重量
のある空気調和機本体を一気に吊り下げ具の高所位置ま
で作業者が支えながら押し上げずに補助吊り下げ具の任
意の位置に徐々に固定しながら押し上げられるため押し
上げ作業が楽となり、しかも空気調和機本体の支持具が
吊り下げ具に補助吊り下げ具で案内されるため支持具を
吊り下げ具に位置合わせしなくてもよく、空気調和機本
体の吊り下げ作業を容易に行なうことができる。
しかも、止め具を支持具で引き上げることにより、止
め具を手で押し上げる必要がなく、又、長尺なボルトか
らなる吊り下げ具と補助吊り下げ具とを市販品の連結具
を用いて接続できると共に補助吊り下げ具も市販品を用
いれば良いため、作業者は止め具のみを保管すれば良
い。
め具を手で押し上げる必要がなく、又、長尺なボルトか
らなる吊り下げ具と補助吊り下げ具とを市販品の連結具
を用いて接続できると共に補助吊り下げ具も市販品を用
いれば良いため、作業者は止め具のみを保管すれば良
い。
併せて、止め具には突起を補助吊り下げ具の螺子部に
嵌め込ませる弾性具を設けることにより、止め具が補助
吊り下げ具の任意の位置で確実に固定され、空気調和機
本体の落下を防止することができる。
嵌め込ませる弾性具を設けることにより、止め具が補助
吊り下げ具の任意の位置で確実に固定され、空気調和機
本体の落下を防止することができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は天井埋込
型空気調和機の本体の吊り下げ過程を示す断面図、第2
図は天井埋込型空気調和機の据付状態を示す断面図、第
3図は吊り下げ具と補助吊り下げ具との接続状態を示す
連結具の断面図、第4図は止め具の斜視図、第5図は止
め具が補助吊り下げ具に固定された状態を示す断面図、
第6図は止め具が補助吊り下げ具に沿って動く状態を示
す断面図、第7図は座金の斜視図である。 (1)……空気調和機本体、(18)……吊り下げ具、
(19)……天井壁、(20)……補助吊り下げ具、(21)
……連結具、(24)……止め具、(25)……支持具、
(26)……吊り下げ具の下端螺子部、(28)……連結具
の螺子部、(33)……補助吊り下げ具の螺子部、(34
a)(34b)……突起、(35)……弾性具、(36a)(36
b)……引っ張り具。
型空気調和機の本体の吊り下げ過程を示す断面図、第2
図は天井埋込型空気調和機の据付状態を示す断面図、第
3図は吊り下げ具と補助吊り下げ具との接続状態を示す
連結具の断面図、第4図は止め具の斜視図、第5図は止
め具が補助吊り下げ具に固定された状態を示す断面図、
第6図は止め具が補助吊り下げ具に沿って動く状態を示
す断面図、第7図は座金の斜視図である。 (1)……空気調和機本体、(18)……吊り下げ具、
(19)……天井壁、(20)……補助吊り下げ具、(21)
……連結具、(24)……止め具、(25)……支持具、
(26)……吊り下げ具の下端螺子部、(28)……連結具
の螺子部、(33)……補助吊り下げ具の螺子部、(34
a)(34b)……突起、(35)……弾性具、(36a)(36
b)……引っ張り具。
Claims (5)
- 【請求項1】天井壁に上端が取りつけられた吊り下げ具
と、空気調和機に設けられ前記吊り下げ具に固定される
支持具とを有する空気調和機の吊り下げ装置において、
前記吊り下げ具の下端に連結具で着脱自在に接続される
補助吊り下げ具と、この補助吊り下げ具に前記支持具を
一時的に固定する止め具とを備えたことを特徴とする空
気調和機の吊り下げ装置。 - 【請求項2】止め具を支持具で引き上げる引っ張り具を
備えた請求項(1)記載の空気調和機の吊り下げ装置。 - 【請求項3】吊り下げ具を長尺なボルトで形成して、こ
の吊り下げ具の下端螺子部にねじ込まれる螺子部を連結
具に設けた請求項(1)記載の空気調和機の吊り下げ装
置。 - 【請求項4】補助吊り下げ具を長尺なボルトで形成し
て、この補助吊り下げ具の螺子具に嵌まり込む突起を止
め具に設けた請求項(1)記載の空気調和機の吊り下げ
装置。 - 【請求項5】止め具には突起を補助吊り下げ具の螺込部
に嵌め込ませる弾性具を設けた請求項(4)記載の空気
調和機の吊り下げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63157083A JP2598970B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 空気調和機の吊り下げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63157083A JP2598970B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 空気調和機の吊り下げ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH028636A JPH028636A (ja) | 1990-01-12 |
JP2598970B2 true JP2598970B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=15641875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63157083A Expired - Fee Related JP2598970B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 空気調和機の吊り下げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598970B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4039453B1 (ja) * | 2005-12-12 | 2008-01-30 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
GB2482807B8 (en) | 2006-12-12 | 2012-04-04 | Wonderland Nursery Goods | Head rest and harness adjustment for child car seat |
-
1988
- 1988-06-24 JP JP63157083A patent/JP2598970B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH028636A (ja) | 1990-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3431790B2 (ja) | 分離型空気調和装置の室外機据付け具 | |
KR101429573B1 (ko) | 팬디퓨저의 풍량조절 댐퍼용 팬 추락방지장치 | |
JP2598970B2 (ja) | 空気調和機の吊り下げ装置 | |
JPH0664025U (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JPS6317941Y2 (ja) | ||
JP3059792B2 (ja) | 空気調和機の吊下装置 | |
JPH0960965A (ja) | 空気調和機の吊り下げ装置 | |
JPH0875241A (ja) | 空調機の吊下げ構造及び吊下げ方法 | |
JPH0718923Y2 (ja) | 天吊り機器の昇降自在支持装置 | |
JPH02140545A (ja) | ダクト用換気扇取付工法 | |
JPH0615953Y2 (ja) | 揚重用コンテナ | |
JPH061564Y2 (ja) | リール取付け構造 | |
JPH0213857Y2 (ja) | ||
JPS5844258Y2 (ja) | 天井埋込形空気調和機の据付装置 | |
JP3027508U (ja) | 換気ファンの取付け構造 | |
JPS623625Y2 (ja) | ||
JPS632820Y2 (ja) | ||
JP2546648Y2 (ja) | 天井装着型空調装置 | |
JP3886419B2 (ja) | 機器取付用の吊り金具およびこれを用いた換気装置 | |
JPH0617824Y2 (ja) | 屋根パネルの吊り下げ金具 | |
JPH0861772A (ja) | ユニット住宅用空調機の取付け装置 | |
JPH0656618U (ja) | 移動型引っ掛け式エアコン室外機つり上げつり下げ具 | |
JPH0742058Y2 (ja) | 天井吹出口の取付用治具 | |
JPH076690B2 (ja) | 空気調和機の吊下装置 | |
JPH01208642A (ja) | ダクト用換気扇 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |