JP2598842B2 - 二次元走査型火災監視装置 - Google Patents

二次元走査型火災監視装置

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JP2598842B2
JP2598842B2 JP3070716A JP7071691A JP2598842B2 JP 2598842 B2 JP2598842 B2 JP 2598842B2 JP 3070716 A JP3070716 A JP 3070716A JP 7071691 A JP7071691 A JP 7071691A JP 2598842 B2 JP2598842 B2 JP 2598842B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定の監視領域を走査
しながら火災発生の有無を監視する二次元走査型火災監
視装置に関し、特に監視領域内の被監視物までの距離の
違いに応じて火災の判断基準を補正することにより誤報
を低減する二次元走査型火災監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような二次元走査型火災監視
装置として特開昭62−255832号に示されたミラ
ー走査型放射検出器が知られている。この検出器の概略
構成を図5に示すと、検出器の筐体1に取り付けられた
駆動モータ2によって回転駆動される回転ミラー3を有
し、回転ミラー3は監視領域4から入射する被写体光学
像を反射ミラー5側へ反射し、更に、反射ミラー5で反
射した被写体光学像を光電変換素子6で受光する。尚、
図示しないが、反射ミラー5と光電変換素子6の間に設
けられたスリットを通過した光だけが光電変換素子6に
受光されることにより、後述する各走査区域の面積が規
定されるようになっている。
【0003】そして、回転ミラー3を所定の角速度で回
転させることによって監視領域4内の監視物を縦方向Y
に沿って走査し、その縦方向Yに沿って一走査を完了す
る毎に所定回転角ずつX方向へ筐体1を他の駆動モータ
(図示せず)で回転させる。この回転ミラー3で監視領
域4内の監視物を縦方向Yに沿って走査することによ
り、監視領域4内を細かに区切った走査区域毎に所謂点
順次走査し、光電変換素子6で光電変換した検出信号を
信号処理することで監視領域内のどの走査区域で火災が
発生したかを識別する。
【0004】更に、監視領域4内は、建物の形状が変化
していたり大きさや形状の異なる各種の設置物が存在す
ることから、各走査区域の検出器から被監視物までの距
離が一定でないので、走査区域毎に検出される検出信号
に対して距離の遠近に応じた補正を行っている。もしこ
のような補正処理を行わないと、例えば、検出器から極
めて近い位置にあるたばこの火を走査すると、検出信号
のレベルは大きくなるので火災と判断して誤報を発生
し、逆に火災による炎であっても検出器から極めて遠い
位置にある場合は、検出信号のレベルが小さいために火
災発生を見過ごすことになる。したがって、遠距離の被
監視物に対する検出信号はその距離に応じて大きくし、
近距離の被監視物に対する検出信号はその距離に応じて
小さくする補正処理を行い、このような補正後の検出信
号が所定の閾値を越えた時に、その走査区域に火災が発
生したと判断して確実な火災判断を実現しようとしてい
る。
【0005】そして、このような距離の違いに応じた検
出信号の補正を行うためには、予め検出器から各走査区
域毎の距離を測定し、夫々の距離に反比例する補正係数
を記憶手段に記憶しておき、上記点順次走査の周期に同
期して所定の補正係数を読み出して実測の検出信号に掛
け算することにより検出信号を補正したり、あるいは夫
々の距離の二乗に反比例する補正係数を使用し補正を行
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の二次元走査型火災監視装置にあっては、各走
査区域毎の被監視物までの距離に対する火災判定レベル
や補正係数の設定を、一次の関係式や二次の関係式に基
づいて行っているが、図6に示す建物内部の断面形状の
ように、建物の内部構造が複雑であったり、設置物によ
る凹凸が複雑なために、監視装置からの距離が多様に変
化すると、図7のように、監視装置の走査回転角θA
θE に対する被監視物までの距離A〜Eの変化が複雑と
なり、上記一次や二次の関係式によって求めた補正係数
では細かな走査区域毎に精度の良い補正を行うことがで
きなかった。
【0007】又、火災に起因しない高い強度の放射光、
例えば太陽の反射光を発する区域を走査する場合には、
上記一次や二次の関係式によって求めた補正係数を使用
しても距離に応じて細かな補正を実現できず、誤報を招
来する問題があった。本発明は、このような従来の問題
点に鑑みてなされたものであり、監視領域内の各走査区
域毎の被監視物までの距離に応じて、更に、火災に関係
の無い被監視物に応じて精度の良い補正を実現する二次
元走査型火災監視装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を解決す
るために本発明は、所定の監視区域内を更に細かな走査
区域に区分して、各走査区域毎に走査することによって
検出される検出信号から火災発生の有無を判断する二次
元走査型火災監視装置を対象とする。そして、走査区域
に対応したアドレスに、予め監視装置から被監視物まで
の距離に応じた補正処理を施した火災判断のための基準
値データを記憶する、一方、予め火災でないが高い強度
の放射光を発する走査区域など火災出力を行わせたくな
い走査区域に対応したアドレスには、火災でないことを
示す所定形式のデータを記憶する記憶手段と、監視領域
を各走査区域毎に走査するのに従って検出される検出信
号を、記憶手段の走査区域に対応したアドレスから読み
出したデータにより火災判断する場合に、読み出したデ
ータが基準値データの場合には検出信号と比較判断を行
い、読み出したデータが所定形式のデータの場合には火
災出力を行わない判断手段を具備することを特徴とす
る。また他の判断手段として、各走査領域毎に対応する
検出信号を、記憶手段の走査区域に対応したアドレスか
ら読み出したデータにより火災判断する場合に、読み出
したデータが前記基準値データの場合には検出信号と比
較判断を行い、読み出したデータが前記所定形式のデー
タの場合には火災出力を行わないようにしたものであ
る。また記憶手段は、火災ではないことを示す所定形式
のデータを、基準値データと同じ形式で記憶するもので
ある。
【0009】尚、この二次元走査型火災監視装置のセン
サ部分は、従来例同様に光電変換素子に回転ミラー等を
縦方向及び横方向に駆動することにより走査を実現する
光学式のものや、ビデオカメラやCCD(電荷結合型固
体撮像素子)等による二次元イメージセンサで監視領域
を逐次撮像し、該イメージセンサの各画素から信号を走
査読出しするタイミングに同期した所定周期を各監視区
域の走査周期に合わせることで火災監視を行うようにし
てもよい。
【0010】
【作用】このような構成を有する本発明によれば、従来
のような一次や二次の関係式によって求めた補正係数で
実測の検出信号を補正するのではなく、各走査区域毎に
予め求めた実測の距離に応じて補正処理した火災発生の
判断のための基準値と実測の検出信号を比較して火災の
有無を判断するので、走査区域毎に高い精度で細かな補
正を行うことができる。また、監視区域内で火災でない
が、例えば非常に強いライト、炉、厨房など強い放射光
を発止することが予め予測できる場合は、その走査区域
に対応するアドレスに予め火災でないことを示す所定形
式のデータを記憶することで火災でないのに火災警報を
発してしまう不具合を防ぐことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。まず、図1に基づいてセンサ部の構造を説明する。
同図において、7はセンサ部の基台部、8は基台部7に
載設された支持部である。支持部8内には、その筐体に
取り付けられた駆動モータ9によって回転駆動される回
転ミラー10を有し、回転ミラー10は監視領域11か
ら入射する被写体光学像を反射ミラー12側へ反射し、
更に、反射ミラー12で反射した被写体光学像をスリッ
ト13及びリレーレンズ14を介して光電変換素子15
で受光する構造となっている。尚、スリット13を通過
した光だけが光電変換素子15に受光されることによ
り、後述する各走査区域の面積が規定されるようになっ
ている。又、図示しないが、基台部7内には、支持部8
を回転ミラー10の回転軸に対して直交する方向に回転
駆動する他の駆動モータが内蔵されている。
【0012】そして、回転ミラー10を所定の角速度で
回転させることにより監視領域11内の監視物を縦方向
Yに沿って走査し、更に縦方向Yの一走査(0°〜90
°)が終了する毎に所定回転角Δθxずつ筐体1を他の
駆動モータ(図示せず)で回転させることにより、監視
領域11内を細かに区切った走査区域毎に所謂点順次走
査し、光電変換素子15で光電変換した検出信号を出力
し、表示部を備えた制御装置に供給して監視状況を表示
させる。
【0013】図2は、光電変換素子15から出力された
検出信号に基づいて火災を識別すると共にセンサ部の走
査を制御するための回路構成を示す。まず、マイクロコ
ンピュータ等のプログラム制御によって動作する演算部
16が所定周期Tyに同期した制御データDyを副走査
駆動回路17に供給すると、副走査駆動回路17がその
タイミングに同期して駆動モータ9に電流を供給するこ
とにより、回転ミラー10を所定の角速度で回転させ
る。
【0014】縦方向Yの一走査(0°〜90°)が終了
した時点で、演算部16が所定周期Txに同期した制御
データDxを主走査駆動回路18に供給すると、主走査
駆動回路18がそのタイミングに同期して支持部8を回
転させるための駆動モータ19にパルス電流を供給する
ことにより、支持部8を所定回転角Δθx(この実施例
では、Δθx=0.72°に設定)分回転させ、縦方向
Yの一走査(0°〜90°)が終了する。したがって、
周期Tyで回転ミラー10を副走査方向Yへ回転させる
毎に、支持部8を基準位置から周期Tx(Ty=n・T
x;但し、nは自然数)で支持部8を主走査方向へ回転
させ、同様の動作を繰り返し行うことによって図1の全
監視領域11を更に細かな走査区域毎に区分けして走査
させる。
【0015】この走査によって所定周期Ty毎に光電変
換素子15に発生する検出信号は、プリアンプ20で増
幅された後に、A/D変換器21でデジタルデータに変
換されてラッチ回路22に一旦保持され、周期Tyに同
期して演算部16に入力される。更に、演算部16に
は、読出専用メモリ等で構成される記憶回路23が接続
している。記憶回路23は、図1に示すセンサ部が走査
する各走査区域に対応したアドレスが設定され、各走査
区域での火災発生の判断のための基準値を夫々のアドレ
スに対応して予め記憶している。
【0016】即ち、図3に示すように、走査区域は、主
走査方向Xに対する各回転角θxと副走査方向Yに対す
る各回転角θyで規定される二次元配列で設定され、夫
々の走査区域について予め走査を行い、正常時の検出デ
ータを採取する。この時、センサ部から夫々の走査区域
までの距離の相違を考慮して、同一の放射強度の光であ
っても遠距離の場合にはその走査区域に対する基準値は
小さな値、逆に近距離の場合にはその走査区域に対する
基準値は大きな値となるように補正処理を施して基準値
として記憶する。
【0017】更に、正常状態であっても、ある走査区域
が常に太陽光を反射する場所や、非常に強いライト、
炉、厨房の火を発する場所のような場合には、図3中の
θx=1.44、θy=0.1の座標のように、“F
F”のような常時正常区域であることを示すデータを記
憶しておく。尚、この実施例では、8ビットの検出デー
タを処理することから、常時正常区域を示す基準値とし
て最大値の“FF”を記憶するが、特殊記号を表すデー
タを使用してもよい。又、8ビットに限定するものでは
ない。
【0018】そして、演算部16が監視領域11を走査
するために出力する制御データDx,Dyに同期して、
各走査区域に対応するアドレスデータを記憶回路23に
供給する毎に、記憶回路23がアドレスに対応する基準
値のデータを演算部23へ読出し、この読出タイミング
とアドレスと走査区域の関係が一致している。したがっ
て、実際の火災監視動作では、演算部16が、走査によ
って各走査区域に対応して検出される検出データと、そ
の走査タイミングに同期して記憶回路23から読み出さ
れる基準値のデータの大小関係を比較し、検出データが
大きいときは、該当する走査区域に火災が発生したと判
断する。又、上記“FF”の基準値のデータの場合に
は、該当する走査区域については常時火災発生の判断を
行わない。
【0019】再び図2に戻って説明すると、24はCR
Tディスプレー等からなる表示部であり、各走査区域毎
の火災判断状況や演算部16の動作内容等を表示する。
25は警報器であり、演算部16が火災発生と判断する
と、音響機器を鳴動させたり館内放送を行う等の処理を
行う。次に、かかる実施例の火災監視動作を図4に基づ
いて説明する。
【0020】まず、ステップ100において、センサ部
を監視領域11中の最初の基準となる走査区域(主・副
走査方向の原点)に設定し、ステップ110ではこの走
査区域からの光を受光することによって演算部16に検
出データを入力する。更に、ステップ120において、
記憶回路23から演算部16へ走査区域に対応する基準
値のデータを読出す。
【0021】次に、ステップ130において基準値のデ
ータが“FF”か否かを判断し、もし“FF”であれば
検出データの値に係わらずステップ140へ処理を移行
し、“FF”でなければステップ150へ移行する。ス
テップ150では検出データの値と基準値のデータの値
を比較し、検出データの値が基準値のデータの値より大
きい時は火災発生と判断してステップ160へ移行して
火災報知処理を行い、ステップ140へ移行する。一
方、検出データの値が基準値のデータの値より小さい時
は直接にステップ140へ移行する。
【0022】ステップ140では次の走査区域を設定
し、次にステップ110からの処理を繰り返すことによ
り、全監視領域11を順次に走査する。以上説明したよ
うにこの実施例によれば、各走査区域毎に予め求めた実
測の距離に対する基準値と実測の検出信号を比較して火
災の有無を判断するので、走査区域毎に高い精度で細か
な補正を行うことができる。更に、元々放射強度は高い
が火災ではない箇所については常に火災でないとの判断
が成されるので誤報の発生を大幅に減少することができ
る。又、基準値データの入力はキーボード等適宜の手段
により行われる。
【0023】尚、この実施例は、図1に示すように、回
転ミラー10等を駆動することによって監視領域11を
各走査区域毎に走査する構成であるが、他の実施例とし
てビデオカメラやCCD等の二次元イメージセンサで撮
像を行い、このビデオカメラや二次元イメージセンサか
ら出力される映像信号を火災判断に適用する構成として
もよい。
【0024】即ち、ビデオカメラや二次元イメージセン
サの撮像光学系を監視領域側に向けて設置して撮像を行
い、ビデオカメラや二次元イメージセンサから例えばN
TSC方式等の標準テレビジョン方式の走査読出周期で
出力される映像信号を、図1の光電変換素子15から出
力される検出信号として処理する。そして、映像信号を
信号処理するための手段は図2に示す演算部16、記憶
回路23を具備する構成とする。
【0025】そして、映像信号が走査読出されるとタイ
ミングに同期して、記憶回路に予め記憶しておいた基準
値のデータを読出し、各走査区域に対応する映像信号の
データと基準値のデータの大小関係を比較することによ
って火災発生の有無を判断すると共に、元々放射強度は
高いが火災ではない箇所については火災発生と判断しな
い処理を行う。
【0026】この他の実施例によれば、センサ部の構
造、特に走査系の機構を簡素にすることができ、又、ビ
デオテープレコーダ等によって磁気記録媒体に監視デー
タを保存することが容易となる。又、集中監視室等に設
置したモニターテレビジョンに直接接続して常時監視を
行うことができる等の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、監視対象物からの距離が複雑に変化するような場合
でも、従来の一次式、二次式で近似処理する場合より、
各走査区域毎に火災判定を細かく高精度で行うことがで
きる。又、監視領域内で火災でないが、例えば非常に強
いライト、炉、厨房など強い放射光を発生することが予
め予測できる場合などは、その走査区域に対応するアド
レスに予め火災でないことを示す所定形式のデータを記
憶することで、火災でないのに火災警報を発生してしま
う不具合を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のセンサ部の構成を示す構成
説明図である。
【図2】本発明の一実施例の制御及び信号処理系の構成
を示すブロック図である。
【図3】一実施例の制御及び信号処理系中の記憶回路の
内容を示す説明図である。
【図4】一実施例の火災監視動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】従来の検出器の構成を示す構成説明図である。
【図6】従来の検出器の問題点を説明するために監視領
域の縦断面形状を示す説明図である。
【図7】従来の検出器において検出器から監視領域まで
の距離の違いが多様した場合の問題点を説明するための
説明図である。
【符号の説明】 7;基台部 8;支持部 9;駆動モータ 10;回転ミラー 11;監視領域 12;反射ミラー 13;スリット 14;リレーレンズ 15;光電変換素子 16;演算部 17;副走査駆動回路 18;主走査駆動回路 19;駆動モータ 20;プリアンプ 21;A/D変換器 22;ラッチ回路 23;記憶回路 24;表示部 25;警報器
フロントページの続き (72)発明者 秋葉 浩司 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (72)発明者 清水 和政 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社 トプコン内 (72)発明者 吉崎 俊明 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社 トプコン内 (56)参考文献 特開 昭62−255832(JP,A) 特開 平2−213610(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視区域内を細かな走査区域に区分して、
    各走査区域毎に走査することによって検出される検出信
    号から火災発生の有無を判断する二次元走査型火災監視
    装置において、 前記各走査区域毎に対応したアドレスに、予め監視装置
    から被監視物までの距離に応じた補正処理を施した火災
    発生の判断のための基準値データを記憶する、一方、予
    火災でないが高い強度の放射光を発する走査区域など
    火災出力を行わせたくない走査区域に対応したアドレス
    には、火災でないことを示す所定形式のデータを記憶す
    る記憶手段と、 監視領域を各走査区域毎に走査するのに従って検出され
    る検出信号を、前記記憶手段の走査区域に対応したアド
    レスから読み出したデータにより火災判断する場合に、
    読み出したデータが前記基準値データの場合には検出信
    号と比較判断を行い、読み出したデータが前記所定形式
    データの場合には火災出力を行わない判断手段を具備す
    ることを特徴とする二次元走査型火災監視装置。
  2. 【請求項2】二次元イメージセンサにより所定の監視領
    域内を撮像し、二次元イメージセンサから走査読出しに
    よって出力される検出信号を監視領域内の更に細かな走
    査区域に対応させて区分して、各検出信号から火災発生
    の有無を判断する二次元走査型火災監視装置において、 前記各走査区域に対応したアドレスに、予め監視装置か
    ら被監視物までの距離に応じた補正処理を施した火災発
    生の判断のための基準値データを記憶する、一方、予め
    火災でないが高い強度の放射光を発する走査区域など火
    災発生の判断を行わせたくない走査区域に対応したアド
    レスには、火災ではないことを示す所定形式のデータ
    記憶する記憶手段と、 前記各走査区域毎に対応する検出信号を、前記記憶手段
    の走査区域に対応したアドレスから読み出したデータに
    より火災判断する場合に、読み出したデータが前記基準
    値データの場合には検出信号と比較判断を行い、読み出
    したデータが前 記所定形式のデータの場合には火災出力
    を行わない判断手段を具備することを特徴とする二次元
    走査型火災監視装置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、前記火災ではないことを
    示す所定形式のデータを、前記基準値データと同じ形式
    で記憶していることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の二次元走査型火災監視装置。
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