JP2598799B2 - 船内外機用カップリング - Google Patents
船内外機用カップリングInfo
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H23/00—Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
- B63H23/30—Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements characterised by use of clutches
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/14—Transmission between propulsion power unit and propulsion element
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、船内外機においてエンジン出力軸とプロペ
ラ駆動部入力軸とを連結するカップリングに関する。
ラ駆動部入力軸とを連結するカップリングに関する。
(従来の技術) 船内外機においては、エンジン出力軸とプロペラ駆動
部入力軸とはカップリングによって連結されるが、これ
はエンジンで発生するトルクをその変動をカップリング
のダンパー効果によって減衰せしめてプロペラ駆動部へ
伝達し、以てプロペラ駆動部の構成部品の過大トルクに
よる損傷を防ぐためである。
部入力軸とはカップリングによって連結されるが、これ
はエンジンで発生するトルクをその変動をカップリング
のダンパー効果によって減衰せしめてプロペラ駆動部へ
伝達し、以てプロペラ駆動部の構成部品の過大トルクに
よる損傷を防ぐためである。
ところで、上記カップリングとしては、第5図に示す
ゴム圧入式カップリング101や第6図に示すダンパーデ
ィスク式カップリング201等が知られている。
ゴム圧入式カップリング101や第6図に示すダンパーデ
ィスク式カップリング201等が知られている。
上記ゴム圧入式カップリング101の一端はフライホイ
ール143と共に複数本のボルト145…によってクランクシ
ャフト142に共締めされており、該ゴム圧入式カップリ
ング101にあっては、ボルト145…の締付作業性を考慮し
てそのフランジ部101aとゴム圧入部101bとの間の距離l
を大きく取らざるを得ず、このために当該カップリング
101部の全長が長くなってボート等の船舶の居住スペー
スが縮小するという欠点がある。又、このゴム圧入式カ
ップリング101の材質としては一般にアルミニウム系が
使用され、更に該カップリング101は慣性モーメントの
大きなフライホイール143の根元部に締め付けられるた
め、ボルト145…の締付トルクの管理が非常に重要とな
り、この管理及び点検作業が面倒である。
ール143と共に複数本のボルト145…によってクランクシ
ャフト142に共締めされており、該ゴム圧入式カップリ
ング101にあっては、ボルト145…の締付作業性を考慮し
てそのフランジ部101aとゴム圧入部101bとの間の距離l
を大きく取らざるを得ず、このために当該カップリング
101部の全長が長くなってボート等の船舶の居住スペー
スが縮小するという欠点がある。又、このゴム圧入式カ
ップリング101の材質としては一般にアルミニウム系が
使用され、更に該カップリング101は慣性モーメントの
大きなフライホイール143の根元部に締め付けられるた
め、ボルト145…の締付トルクの管理が非常に重要とな
り、この管理及び点検作業が面倒である。
一方、前記ダンパーディスク式カップリング201にあ
っては、その一端面がフライホイール243の端面に取り
付けられるため、ゴム圧入式カップリング101における
前記欠点は解消される反面、クランクシャフトとプロペ
ラ駆動部入力軸251との芯ズレと偏角に対する許容度が
非常に小さいという欠点がある。
っては、その一端面がフライホイール243の端面に取り
付けられるため、ゴム圧入式カップリング101における
前記欠点は解消される反面、クランクシャフトとプロペ
ラ駆動部入力軸251との芯ズレと偏角に対する許容度が
非常に小さいという欠点がある。
そこで、第7図に示すスチールプレート式カップリン
グ301が提案されている(米国特許第4,634,391号参
照)。即ち、このカップリング301は、そのアウターハ
ブ311と取付プレート320とが1枚の板から形成されてお
り、該カップリング301は取付プレート320に挿通する複
数本のボルト345…にてフライホイール343に結着されて
いる。
グ301が提案されている(米国特許第4,634,391号参
照)。即ち、このカップリング301は、そのアウターハ
ブ311と取付プレート320とが1枚の板から形成されてお
り、該カップリング301は取付プレート320に挿通する複
数本のボルト345…にてフライホイール343に結着されて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記スチールプレート式カップリング
301にあっては、そのアウターハブ311の成形にバルジプ
レス加工が必要であり、バルジプレスの型費を考慮する
とこの種のカップリング301は少量生産には不向きであ
る。
301にあっては、そのアウターハブ311の成形にバルジプ
レス加工が必要であり、バルジプレスの型費を考慮する
とこの種のカップリング301は少量生産には不向きであ
る。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、全長が短かく、これの締付用ボルトのトル
ク管理が容易であって、エンジン出力軸とプロペラ駆動
部入力軸との芯ズレや偏角の許容度が大きく、且つ、少
量生産に対してもコストメリットが得られる船内外機用
カップリングを提供することにある。
とする処は、全長が短かく、これの締付用ボルトのトル
ク管理が容易であって、エンジン出力軸とプロペラ駆動
部入力軸との芯ズレや偏角の許容度が大きく、且つ、少
量生産に対してもコストメリットが得られる船内外機用
カップリングを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、エンジン出力軸
とプロペラ駆動部入力軸とを連結する船内外機用カップ
リングを、一端部にフランジ部を有する鋳造品であるア
ウターハブとインナーハブ間にダンパー部材を介在せし
めて成る円筒部材と、該円筒部材とは別体であって、且
つ、円筒部材よりも大径で薄肉のプレス成形品である円
板部材とを、円筒部材の前記アウターハブのフランジ部
に挿通する締結具によって結合一体化して構成され、円
板部材を前記エンジン出力軸に結着されたフライホイー
ルの端面に取り付け、円筒部材の前記インナーハブに形
成されたスプライン溝に前記プロペラ駆動部入力軸の端
部を嵌合せしめることによってエンジン出力軸とプロペ
ラ駆動部入力軸とを連結することを特徴とする。
とプロペラ駆動部入力軸とを連結する船内外機用カップ
リングを、一端部にフランジ部を有する鋳造品であるア
ウターハブとインナーハブ間にダンパー部材を介在せし
めて成る円筒部材と、該円筒部材とは別体であって、且
つ、円筒部材よりも大径で薄肉のプレス成形品である円
板部材とを、円筒部材の前記アウターハブのフランジ部
に挿通する締結具によって結合一体化して構成され、円
板部材を前記エンジン出力軸に結着されたフライホイー
ルの端面に取り付け、円筒部材の前記インナーハブに形
成されたスプライン溝に前記プロペラ駆動部入力軸の端
部を嵌合せしめることによってエンジン出力軸とプロペ
ラ駆動部入力軸とを連結することを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、円板部材がフライホイール面に取り
付けられるため、ダンパーディスク式カップリングの特
長(全長を短くすることができるとともに、締付ボルト
のトルク管理が容易であるという特長)をそのまま活す
ことができる。そして、円筒部材においてはアウターハ
ブのフランジ部を介して円板部材が取り付けられるた
め、円板部材を大径とすることでき、この円板部材の外
周部近傍をフライホイール面に取り付ければ、ボルト等
の締結具の締め付け作業が容易化するとともに、トルク
変動による締結具の緩みを防ぐことができる。
付けられるため、ダンパーディスク式カップリングの特
長(全長を短くすることができるとともに、締付ボルト
のトルク管理が容易であるという特長)をそのまま活す
ことができる。そして、円筒部材においてはアウターハ
ブのフランジ部を介して円板部材が取り付けられるた
め、円板部材を大径とすることでき、この円板部材の外
周部近傍をフライホイール面に取り付ければ、ボルト等
の締結具の締め付け作業が容易化するとともに、トルク
変動による締結具の緩みを防ぐことができる。
又、当該カップリングは変形容易なダンパー部材を含
むため、エンジン出力軸とプロペラ駆動部入力軸との芯
ズレ偏角はダンパー部材の捩れ変形によって有効に吸収
され、ゴム圧入式カップリングの特長も活かされること
となる。
むため、エンジン出力軸とプロペラ駆動部入力軸との芯
ズレ偏角はダンパー部材の捩れ変形によって有効に吸収
され、ゴム圧入式カップリングの特長も活かされること
となる。
更に、該カップリングは互いに別体の円筒部材と円板
部材とを結合一体化して構成され、円筒部材は鋳造品
(特にアルミニウム鋳物)によって得られて高価なバル
ジプレス成形が不要であり、円板部材はプレス成形によ
って容易に得られるため、少量生産に対しても低コスト
で対応することができる。
部材とを結合一体化して構成され、円筒部材は鋳造品
(特にアルミニウム鋳物)によって得られて高価なバル
ジプレス成形が不要であり、円板部材はプレス成形によ
って容易に得られるため、少量生産に対しても低コスト
で対応することができる。
又、ダンパー部材によるダンパー効果に薄肉の円板部
材によるダンパー効果が加わるため、エンジン側のトル
クはその変動が一層効果的に減衰されてプロペラ側に伝
達され、より滑らかなトルク伝達が可能となる。
材によるダンパー効果が加わるため、エンジン側のトル
クはその変動が一層効果的に減衰されてプロペラ側に伝
達され、より滑らかなトルク伝達が可能となる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る船内外機用カップリングの縦断
面図、第2図は第1図の矢視A方向の図であり、当該カ
ップリング1は円筒部材10と、該円筒部材10とは別対の
円板部材20とを複数本(図示例では20本)のリベット30
…にて結合一体化して構成される。
面図、第2図は第1図の矢視A方向の図であり、当該カ
ップリング1は円筒部材10と、該円筒部材10とは別対の
円板部材20とを複数本(図示例では20本)のリベット30
…にて結合一体化して構成される。
ところで、上記円筒部材10は円筒上のアウターハブ11
と該アウターハブ11の内部にこれと同芯的に配されるイ
ンナーハブ12との間にゴム等の弾性材でリング状に成形
されたダンパー部材13を介在せしめて構成される。そし
て、上記アウターハブ11はアルミニウム、鋳鉄等を素材
として鋳造され、その端部外周にはフランジ部11aが突
設され、内周部には前記ダンパー部材13を挟持すべき凹
部11bが全周に亘って形成されている。
と該アウターハブ11の内部にこれと同芯的に配されるイ
ンナーハブ12との間にゴム等の弾性材でリング状に成形
されたダンパー部材13を介在せしめて構成される。そし
て、上記アウターハブ11はアルミニウム、鋳鉄等を素材
として鋳造され、その端部外周にはフランジ部11aが突
設され、内周部には前記ダンパー部材13を挟持すべき凹
部11bが全周に亘って形成されている。
又、前記インナーハブ12は、その外周面12aが円弧面
状に成形され、この外周面12aには前記ダンパー部材13
の内周部が焼き付けられており、該インナーハブ12の内
周部には複数のスプライン溝12b…が軸方向に貫設され
ている。
状に成形され、この外周面12aには前記ダンパー部材13
の内周部が焼き付けられており、該インナーハブ12の内
周部には複数のスプライン溝12b…が軸方向に貫設され
ている。
一方、前記円板部材20は前記円筒部材10のアウターハ
ブ11よりも薄肉の鋼板をプレス成形して図示のようにリ
ング状に成形され、その外径は円筒部材10の最大径より
も大きく設定されている。そして、この円板部材20の外
周部には複数(図示例では6個)のボルト挿通孔21…が
穿設されている。
ブ11よりも薄肉の鋼板をプレス成形して図示のようにリ
ング状に成形され、その外径は円筒部材10の最大径より
も大きく設定されている。そして、この円板部材20の外
周部には複数(図示例では6個)のボルト挿通孔21…が
穿設されている。
而して、上記円板部材20は前記アウターハブ11のフラ
ンジ部11aに当接する状態でリベット30…にて結合一体
化される。尚、締結部材としては、リベットの他にボル
トも採用し得る。
ンジ部11aに当接する状態でリベット30…にて結合一体
化される。尚、締結部材としては、リベットの他にボル
トも採用し得る。
ここで、船内外機用カップリング1の組付状態を第3
図及び第4図に示す。
図及び第4図に示す。
第3図において、41は船体40内に設置されたエンジン
であり、船内40外にはプロペラ駆動部50が設置されてい
る。そして、上記エンジン41の出力軸たるクランクシャ
フト42と前記プロペラ駆動部50の入力軸51とは本発明に
係るカップリング1にて連結されている。
であり、船内40外にはプロペラ駆動部50が設置されてい
る。そして、上記エンジン41の出力軸たるクランクシャ
フト42と前記プロペラ駆動部50の入力軸51とは本発明に
係るカップリング1にて連結されている。
即ち、上記クランクシャフト42の後端部には大径のの
フライホイール43がボルト44…にて結着されており、該
フライホイール43の端面には、カップリング1がその円
板部材20のボルト挿通孔21…に挿通する複数本(本実施
例では6本)のボルト45…にて結着さており、該カップ
リング1のインナーハブ12にはプロペラ駆動部50の入力
軸51の先部がスプライン嵌合している。
フライホイール43がボルト44…にて結着されており、該
フライホイール43の端面には、カップリング1がその円
板部材20のボルト挿通孔21…に挿通する複数本(本実施
例では6本)のボルト45…にて結着さており、該カップ
リング1のインナーハブ12にはプロペラ駆動部50の入力
軸51の先部がスプライン嵌合している。
ところで、プロペラ駆動部50において、入力軸51の後
端にはベベルギヤ52,53,54、クラッチ55、シフトアーム
56等にて構成される前後進切換機構57が設けられてお
り、該前後進切換機構57からはドライブシャフト58が垂
下延出しており、このドライブシャフト58にはベベルギ
ヤ59,60を介してプロペラ61が連結されている。
端にはベベルギヤ52,53,54、クラッチ55、シフトアーム
56等にて構成される前後進切換機構57が設けられてお
り、該前後進切換機構57からはドライブシャフト58が垂
下延出しており、このドライブシャフト58にはベベルギ
ヤ59,60を介してプロペラ61が連結されている。
而して、エンジン41にて発生する回転動力はクランク
シャフト42、カップリング1を経て入力軸51に伝達され
るが、回転動力のトルク変動は主にカップリング1のダ
ンパー部材13によって減衰されるために入力軸51が滑ら
かに回転駆動される。そして、この入力軸51の回転は前
後進切換機構57、ドライブシャフト58及びベベルギヤ5
9,60を介してプロペラ61に伝達され、該プロペラ61が回
転駆動されて船体40が前後進せしめられる。
シャフト42、カップリング1を経て入力軸51に伝達され
るが、回転動力のトルク変動は主にカップリング1のダ
ンパー部材13によって減衰されるために入力軸51が滑ら
かに回転駆動される。そして、この入力軸51の回転は前
後進切換機構57、ドライブシャフト58及びベベルギヤ5
9,60を介してプロペラ61に伝達され、該プロペラ61が回
転駆動されて船体40が前後進せしめられる。
以上において、カップリング1は、その円板部材20が
大径のフライホイール43の端面にボルト45…にて取り付
けられているため、その全長を短かくしてもボルト45…
の組付作業性が悪くなることはなく、ボルト45…の締付
トルクの管理も容易となってダンパーディスク式カップ
リングの特長を備えることとなる。そして、円筒部材10
においてはアウターハブ11のフランジ部11aを介して円
板部材20が取り付けられるため、該円板部材20を大径と
することができ、しかも、この円板部材20はその外周部
近傍をボルト45…によってフライホイール43の端面に取
り付けられるため、ボルト45…の締め付け作業が容易化
するとともに、トルク変動によるボルト45…の緩みを防
ぐことができる。
大径のフライホイール43の端面にボルト45…にて取り付
けられているため、その全長を短かくしてもボルト45…
の組付作業性が悪くなることはなく、ボルト45…の締付
トルクの管理も容易となってダンパーディスク式カップ
リングの特長を備えることとなる。そして、円筒部材10
においてはアウターハブ11のフランジ部11aを介して円
板部材20が取り付けられるため、該円板部材20を大径と
することができ、しかも、この円板部材20はその外周部
近傍をボルト45…によってフライホイール43の端面に取
り付けられるため、ボルト45…の締め付け作業が容易化
するとともに、トルク変動によるボルト45…の緩みを防
ぐことができる。
又、該カップリング1は変形容易なダンパー部材13を
含むため、クランクシャフト42とプロペラ駆動部50の入
力軸51との芯ズレ、偏角はダンパー部材3の捩れ変形に
よって有効に吸収され、当該カップリング1はゴム圧入
式カップリングの特長も具備していることになる。
含むため、クランクシャフト42とプロペラ駆動部50の入
力軸51との芯ズレ、偏角はダンパー部材3の捩れ変形に
よって有効に吸収され、当該カップリング1はゴム圧入
式カップリングの特長も具備していることになる。
更に、該カップリング1は互いに別対の円筒部材10と
円板部材20とを結合一体化して構成され、円筒部材10は
鋳造によって得られて高価なバルジ成形が不要であり、
円板部材20はプレス成形によって容易に得られるため、
少量生産に対しても低コストで対応することができる。
尚、円板部材20としては自動車用部品をそのまま流用す
ることができ、これによって更にコストダウンを図るこ
とができる。
円板部材20とを結合一体化して構成され、円筒部材10は
鋳造によって得られて高価なバルジ成形が不要であり、
円板部材20はプレス成形によって容易に得られるため、
少量生産に対しても低コストで対応することができる。
尚、円板部材20としては自動車用部品をそのまま流用す
ることができ、これによって更にコストダウンを図るこ
とができる。
又、ダンパー部材13によるダンパー効果に薄肉の円板
部材20によるダンパー効果が加わるため、エンジン41側
のトルクはその変動が一層効果的に減衰されてプロペラ
61側に伝達され、より滑らかなトルク伝達が可能とな
る。
部材20によるダンパー効果が加わるため、エンジン41側
のトルクはその変動が一層効果的に減衰されてプロペラ
61側に伝達され、より滑らかなトルク伝達が可能とな
る。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、エン
ジン出力軸とプロペラ駆動部入力軸とを連結する船内外
機用カップリングを、一端部にフランジ部を有する鋳造
品であるアウターハブとインナーハブ間にダンパー部材
を介在せしめて成る円筒部材と、該円筒部材とは別体で
あって、且つ、円筒部材よりも大径で薄肉のプレス成形
品である円板部材とを、円筒部材の前記アウターハブの
フランジ部に挿通する締結具によって結合一体化して構
成し、円板部材を前記エンジン出力軸に結着されたフラ
イホイールの端面に取り付け、円筒部材の前記インナー
ハブに形成されたスプライン溝に前記プロペラ駆動部入
力軸の端部を嵌合せしめることによってエンジン出力軸
とプロペラ駆動部入力軸とを連結するようにしたため、
該カップリングの全長の短縮、締付ボルトのトルク管理
の容易化、エンジン出力軸とプロペラ駆動部入力軸との
芯ズレや偏角に対する許容度の増大等を図ることができ
るとともに、少量生産に対しても低コストで対応するこ
とができるという効果が得られる。
ジン出力軸とプロペラ駆動部入力軸とを連結する船内外
機用カップリングを、一端部にフランジ部を有する鋳造
品であるアウターハブとインナーハブ間にダンパー部材
を介在せしめて成る円筒部材と、該円筒部材とは別体で
あって、且つ、円筒部材よりも大径で薄肉のプレス成形
品である円板部材とを、円筒部材の前記アウターハブの
フランジ部に挿通する締結具によって結合一体化して構
成し、円板部材を前記エンジン出力軸に結着されたフラ
イホイールの端面に取り付け、円筒部材の前記インナー
ハブに形成されたスプライン溝に前記プロペラ駆動部入
力軸の端部を嵌合せしめることによってエンジン出力軸
とプロペラ駆動部入力軸とを連結するようにしたため、
該カップリングの全長の短縮、締付ボルトのトルク管理
の容易化、エンジン出力軸とプロペラ駆動部入力軸との
芯ズレや偏角に対する許容度の増大等を図ることができ
るとともに、少量生産に対しても低コストで対応するこ
とができるという効果が得られる。
第1図は本発明に係る船内外機用カップリングの縦断面
図、第2図は第1図の矢視A方向の図、第3図は同カッ
プリングの取付状態を示す船内後部の模式的側面図、第
4図は第3図のカップリング部の拡大詳細図、第5図乃
至第7図は従来のカップリングの断面図である。 1……船内外機用カップリング、10……円筒部材、11…
…アウターハブ、11a……フランジ部、12……インナー
ハブ、12b……スプライン溝、13……ダンパー部材、20
……円板部材、30……リベット(締結具)、41……エン
ジン、42……クランクシャフト(エンジン出力軸)、50
……プロペラ駆動部、51……入力軸。
図、第2図は第1図の矢視A方向の図、第3図は同カッ
プリングの取付状態を示す船内後部の模式的側面図、第
4図は第3図のカップリング部の拡大詳細図、第5図乃
至第7図は従来のカップリングの断面図である。 1……船内外機用カップリング、10……円筒部材、11…
…アウターハブ、11a……フランジ部、12……インナー
ハブ、12b……スプライン溝、13……ダンパー部材、20
……円板部材、30……リベット(締結具)、41……エン
ジン、42……クランクシャフト(エンジン出力軸)、50
……プロペラ駆動部、51……入力軸。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン出力軸とプロペラ駆動部入力軸と
を連結する船内外機用カップリングであって、 一端部にフランジ部を有する鋳造品であるアウターハブ
とインナーハブ間にダンパー部材を介在せしめて成る円
筒部材と、該円筒部材とは別体であって、且つ、円筒部
材よりも大径で薄肉のプレス成形品である円板部材と
を、円筒部材の前記アウターハブのフランジ部に挿通す
る締結具によって結合一体化して構成され、円板部材を
前記エンジン出力軸に結着されたフライホイールの端面
に取り付け、円筒部材の前記インナーハブに形成された
スプライン溝に前記プロペラ駆動部入力軸の端部を嵌合
せしめることによってエンジン出力軸とプロペラ駆動部
入力軸とを連結することを特徴とする船内外機用カップ
リング。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62299851A JP2598799B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 船内外機用カップリング |
US07/277,145 US4938723A (en) | 1987-11-30 | 1988-11-29 | Fabricated elastic coupling for use in inboard/outboard engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62299851A JP2598799B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 船内外機用カップリング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01145426A JPH01145426A (ja) | 1989-06-07 |
JP2598799B2 true JP2598799B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=17877712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62299851A Expired - Lifetime JP2598799B2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 船内外機用カップリング |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4938723A (ja) |
JP (1) | JP2598799B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE4403477C1 (de) * | 1994-02-04 | 1995-04-06 | Kirschey Centa Antriebe | Wellenkupplung |
DE19702682A1 (de) * | 1997-01-25 | 1998-07-30 | Agco Gmbh & Co | Achs- und/oder Winkelversatz ausgleichender Antriebsverbindung |
JP4044671B2 (ja) * | 1998-04-10 | 2008-02-06 | ヤンマー株式会社 | 船内外機のドライブ装置 |
US6217453B1 (en) * | 1999-01-19 | 2001-04-17 | Lord Corporation | Flexible coupling and bonded subassembly having a central pivot bearing |
US6280266B1 (en) * | 1999-08-27 | 2001-08-28 | Ozarks Scenic Tours, Inc. | Amphibious vehicle drivetrain |
DE19952233B4 (de) | 1999-10-29 | 2009-02-26 | Volkswagen Ag | Vorrichtung zum Übertragen von Drehmomenten im Antriebsstrang von Wasserfahrzeugen, vorzugsweise mit Verbrennungsmotor |
CA2351225A1 (en) * | 2000-06-22 | 2001-12-22 | Bombardier Inc. | Driveshaft with a resiliently deformable cushioning structure secured thereon |
GB0403557D0 (en) * | 2004-02-18 | 2004-03-24 | Rolls Royce Plc | Ship propulsion arrangement |
FI122138B (fi) * | 2005-03-10 | 2011-09-15 | Waertsilae Finland Oy | Propulsiojärjestely |
JP2009262767A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Yamaha Motor Co Ltd | 小型船舶 |
WO2016157398A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | ヤンマー株式会社 | セイルドライブ装置 |
JP2018047806A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 株式会社 神崎高級工機製作所 | 減速逆転機及びこれを備えた船舶 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US2142784A (en) * | 1936-10-08 | 1939-01-03 | Guy And Murton Inc | Universal coupling |
US3136281A (en) * | 1962-03-23 | 1964-06-09 | Kiekhaefer Corp | Through transom drive shaft mounting for inboard-outboard drive |
US3354670A (en) * | 1965-09-03 | 1967-11-28 | Fawick Corp | Flexible coupling |
JPS5316152A (en) * | 1976-07-29 | 1978-02-14 | Kouei Supuringu Kougiyou Kk | Spring type shaft coupling and manufacturing method thereof |
DE3343857C2 (de) * | 1983-12-03 | 1986-07-10 | Jörn, geb. Roth, Frieda, 7012 Fellbach | Drehelastische Kupplung |
US4634391A (en) * | 1985-06-27 | 1987-01-06 | Brunswick Corporation | Engine coupler for stern drive |
JPS6321162U (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-12 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP62299851A patent/JP2598799B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-11-29 US US07/277,145 patent/US4938723A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4938723A (en) | 1990-07-03 |
JPH01145426A (ja) | 1989-06-07 |
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