JP2598761Y2 - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JP2598761Y2 JP2598761Y2 JP1991023546U JP2354691U JP2598761Y2 JP 2598761 Y2 JP2598761 Y2 JP 2598761Y2 JP 1991023546 U JP1991023546 U JP 1991023546U JP 2354691 U JP2354691 U JP 2354691U JP 2598761 Y2 JP2598761 Y2 JP 2598761Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- electronic device
- capacitor
- circuit
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カード型のROM、ま
たはRAM等(以降はカードと言う)を装着可能なイン
ターフエースを有する電子機器に関するものであって、
前記電子機器の電源を入れたまま前記カードを脱着でき
ることが可能な(以降は活電接続と言う)カードインタ
フエースを備えた電子機器に関するものである。
たはRAM等(以降はカードと言う)を装着可能なイン
ターフエースを有する電子機器に関するものであって、
前記電子機器の電源を入れたまま前記カードを脱着でき
ることが可能な(以降は活電接続と言う)カードインタ
フエースを備えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カードインタフエースを装備して
いる電子機器にカードを装着するとき、活電接続が可能
なものは少なかった。そのため、殆どの電子機器は、カ
ードを脱着するために電源を切る仕様になっている。
いる電子機器にカードを装着するとき、活電接続が可能
なものは少なかった。そのため、殆どの電子機器は、カ
ードを脱着するために電源を切る仕様になっている。
【0003】また、カードを装着するためにカードの手
前の蓋を開けると自動的に電源が切れ、蓋を閉じると自
動的に電源が入るような構成の電子機器もある。それら
の電子機器においてカードに供給する電源は、カードイ
ンタフエースを有する電子機器のロジツク電源と同じも
のを供給していた。
前の蓋を開けると自動的に電源が切れ、蓋を閉じると自
動的に電源が入るような構成の電子機器もある。それら
の電子機器においてカードに供給する電源は、カードイ
ンタフエースを有する電子機器のロジツク電源と同じも
のを供給していた。
【0004】ところが、カードの内部の電子回路の電源
にはコンデンサがあり、カードを装着した瞬間に前記電
子機器のロジツク電源からカード内部のコンデンサに向
かって大きなチヤージ(充電)電流が流れることにな
り、前記ロジツク電源は瞬間的に電圧以降するという現
象が発生していた。この現象により、内部ロジツクは誤
動作までは起こさないが、一瞬の不安定な状態になる。
にはコンデンサがあり、カードを装着した瞬間に前記電
子機器のロジツク電源からカード内部のコンデンサに向
かって大きなチヤージ(充電)電流が流れることにな
り、前記ロジツク電源は瞬間的に電圧以降するという現
象が発生していた。この現象により、内部ロジツクは誤
動作までは起こさないが、一瞬の不安定な状態になる。
【0005】また、前記電圧降下が無視できないような
ロジツクであればカード用の別電源を用意する必要が生
ずることもあった。
ロジツクであればカード用の別電源を用意する必要が生
ずることもあった。
【0006】
【考案が解決しようとしている課題】解決しようとする
問題点は、電子機器に対してカードを装着した瞬間に、
該電子機器側のロジツク電源で電圧降下が発生して不安
定な状態になること、およびカード用の別電源を用意す
る必要が生ずること等である。
問題点は、電子機器に対してカードを装着した瞬間に、
該電子機器側のロジツク電源で電圧降下が発生して不安
定な状態になること、およびカード用の別電源を用意す
る必要が生ずること等である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案は、着脱自在なメモリカードに電源を供給す
る電子機器であって、電子機器の電源とメモリカードの
電源の間を1つ以上の抵抗素子を通して接続し、前記抵
抗素子の一方の端子とグランドとの間にメモリカード内
のコンデンサよりも容量の大きいコンデンサを接続する
ことを特徴とする電子機器を提供する。
に、本考案は、着脱自在なメモリカードに電源を供給す
る電子機器であって、電子機器の電源とメモリカードの
電源の間を1つ以上の抵抗素子を通して接続し、前記抵
抗素子の一方の端子とグランドとの間にメモリカード内
のコンデンサよりも容量の大きいコンデンサを接続する
ことを特徴とする電子機器を提供する。
【0008】
【作用】本考案では、カードに供給する電源と前記ロジ
ツク電源との間にフイルターを設けることにより、カー
ド内部の電源コンデンサへの充電電流を押え、前記電子
機器のロジツク電源の電圧降下が少なくなるように作用
する。
ツク電源との間にフイルターを設けることにより、カー
ド内部の電源コンデンサへの充電電流を押え、前記電子
機器のロジツク電源の電圧降下が少なくなるように作用
する。
【0009】
【実施例】図1は、本考案の一実施例に係る電子機器の
ロジツク電源とカードとの間の接続状態を示す回路ブロ
ツク図である。1はカード内部のロジツク回路で、例え
ばROM(Read Only Memory)、RA
M(Random Access Memory)、ア
ドレスバツフア、データバツフア等である。2はカード
内部の電源コンデンサ、3a,3b・・・3nはカード
コネクタ、4は電子機器のロジツク回路で、例えばCP
U(Central ProcessingUni
t)、ROM、RAM等である。5及び7は電流制限用
の抵抗素子、6はコンデンサであって、これらはRC回
路を構成する。コンデンサ6は、カード内部のコンデン
サ2に比べて容量の十分大きいものを選ぶ。また抵抗素
子5と7の抵抗値は、カードの消費電流による電圧降下
の影響がないように慎重に選ぶ必要がある。
ロジツク電源とカードとの間の接続状態を示す回路ブロ
ツク図である。1はカード内部のロジツク回路で、例え
ばROM(Read Only Memory)、RA
M(Random Access Memory)、ア
ドレスバツフア、データバツフア等である。2はカード
内部の電源コンデンサ、3a,3b・・・3nはカード
コネクタ、4は電子機器のロジツク回路で、例えばCP
U(Central ProcessingUni
t)、ROM、RAM等である。5及び7は電流制限用
の抵抗素子、6はコンデンサであって、これらはRC回
路を構成する。コンデンサ6は、カード内部のコンデン
サ2に比べて容量の十分大きいものを選ぶ。また抵抗素
子5と7の抵抗値は、カードの消費電流による電圧降下
の影響がないように慎重に選ぶ必要がある。
【0010】カードがRC回路を含む電子機器にコネク
タ3a〜3nを介して接続された時に、カードに流れる
電流は抵抗素子5によって制限されるが、そのチヤージ
電荷は殆どがコンデンサ6から供給される。また電子機
器側のコンデンサ6がカード側のコンデンサ2に比べて
容量が十分に大きければ、電子機器のロジツク電源Vc
cから抵抗素子7を通して流れ出る電流は、抵抗素子5
の電流よりも少ない。そして抵抗素子とコンデンサのみ
で、電子機器のロジツク電源の一瞬の電圧降下は殆どな
くなる。
タ3a〜3nを介して接続された時に、カードに流れる
電流は抵抗素子5によって制限されるが、そのチヤージ
電荷は殆どがコンデンサ6から供給される。また電子機
器側のコンデンサ6がカード側のコンデンサ2に比べて
容量が十分に大きければ、電子機器のロジツク電源Vc
cから抵抗素子7を通して流れ出る電流は、抵抗素子5
の電流よりも少ない。そして抵抗素子とコンデンサのみ
で、電子機器のロジツク電源の一瞬の電圧降下は殆どな
くなる。
【0011】尚、本実施例では抵抗素子2本とコンデン
サによりカードへのチヤージ電流を制限したが、抵抗素
子1本のみを電子機器のロジツク電源とカードとの間に
挿入しても良い。また抵抗素子7を除去することも可能
である。
サによりカードへのチヤージ電流を制限したが、抵抗素
子1本のみを電子機器のロジツク電源とカードとの間に
挿入しても良い。また抵抗素子7を除去することも可能
である。
【0012】一方、カードロジツクの消費電流変化が多
い場合には、カードロジツク電圧にリツプルが乗ること
がある。この場合はコネクタ3aとグランド側コネクタ
3n間に新たにコンデンサを設けることも可能である。
い場合には、カードロジツク電圧にリツプルが乗ること
がある。この場合はコネクタ3aとグランド側コネクタ
3n間に新たにコンデンサを設けることも可能である。
【0013】以上の例を図2、図3、図4に示す。
【0014】図2はRC回路の応用例1を示す回路図で
ある。図2では図1に示したRC回路から抵抗素子7と
コンデンサ6を除去した回路構成である。この場合は、
1つの抵抗素子5によって電流が制限されることにな
る。
ある。図2では図1に示したRC回路から抵抗素子7と
コンデンサ6を除去した回路構成である。この場合は、
1つの抵抗素子5によって電流が制限されることにな
る。
【0015】図3はRC回路の応用例2を示す回路図で
ある。
ある。
【0016】図3では、図1に示したRC回路から抵抗
素子7のみを除去した回路構成である。
素子7のみを除去した回路構成である。
【0017】図4はRC回路の応用例3を示す回路図で
ある。
ある。
【0018】図4では、図1に示したRC回路にコンデ
ンサ8を追加した回路構成である。
ンサ8を追加した回路構成である。
【0019】以上のように、図1に示したRC回路部分
を、前述の応用例1〜応用例3に置き変えても何ら差支
えない。
を、前述の応用例1〜応用例3に置き変えても何ら差支
えない。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、着脱自在なメモリ
カードに電源を供給する電子機器であって、電子機器の
電源とメモリカードの電源の間を1つ以上の抵抗素子を
通して接続し、前記抵抗素子の一方の端子とグランドと
の間にメモリカード内のコンデンサよりも容量の大きい
コンデンサを接続するので、メモリカードを電子機器へ
接続する際の突入電流をより少なくすることができ、一
層安定した活電接続の可能な電子機器のカードインター
フェイスを構築することができる。
カードに電源を供給する電子機器であって、電子機器の
電源とメモリカードの電源の間を1つ以上の抵抗素子を
通して接続し、前記抵抗素子の一方の端子とグランドと
の間にメモリカード内のコンデンサよりも容量の大きい
コンデンサを接続するので、メモリカードを電子機器へ
接続する際の突入電流をより少なくすることができ、一
層安定した活電接続の可能な電子機器のカードインター
フェイスを構築することができる。
【図1】本考案に係る電子機器のロジツク電源とカード
との間の回路ブロツク図である。
との間の回路ブロツク図である。
【図2】図1におけるRC回路の応用例1の回路図であ
る。
る。
【図3】図1におけるRC回路の応用例2の回路図であ
る。
る。
【図4】図1におけるRC回路の応用例3の回路図であ
る。
る。
1 カード内部のロジツク回路、 2 カード内部の電源コンデンサ、 3a〜3n カードコネクタ、 4 電子機器内部のロジツク回路、 5、7 抵抗素子 6 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/18 G06F 1/26 G06F 3/00 G06F 12/16 G06K 17/00 G11C 5/14
Claims (1)
- 【請求項1】 着脱自在なメモリカードに電源を供給す
る電子機器であって、電子機器の電源とメモリカードの
電源の間を1つ以上の抵抗素子を通して接続し、前記抵
抗素子の一方の端子とグランドとの間にメモリカード内
のコンデンサよりも容量の大きいコンデンサを接続する
ことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991023546U JP2598761Y2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991023546U JP2598761Y2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120130U JPH04120130U (ja) | 1992-10-27 |
JP2598761Y2 true JP2598761Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=31908736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991023546U Expired - Lifetime JP2598761Y2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598761Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01253995A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-11 | Hitachi Ltd | 電子回路板の活線挿入方法 |
JPH0281284A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-22 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置カード挿抜装置 |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP1991023546U patent/JP2598761Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04120130U (ja) | 1992-10-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |