JP2598004B2 - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
- Publication number
- JP2598004B2 JP2598004B2 JP61299194A JP29919486A JP2598004B2 JP 2598004 B2 JP2598004 B2 JP 2598004B2 JP 61299194 A JP61299194 A JP 61299194A JP 29919486 A JP29919486 A JP 29919486A JP 2598004 B2 JP2598004 B2 JP 2598004B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contrast
- image
- lens
- focus
- storage memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
- H04N23/67—Focus control based on electronic image sensor signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば画像信号を画像保存用メモリに保
存するようした画像記録装置に関する。
存するようした画像記録装置に関する。
この発明は、例えば画像信号を画像保存用メモリに保
存するようにした画像記録装置において、撮像素子から
出力される画像信号を一度メモリに取り込み、メモリに
蓄えられた画像信号を用いてフォーカス制御を行うよう
にすることにより、送り機構の厳密な精度を要求されず
に、最適な焦点制御を行えるようにしたものである。
存するようにした画像記録装置において、撮像素子から
出力される画像信号を一度メモリに取り込み、メモリに
蓄えられた画像信号を用いてフォーカス制御を行うよう
にすることにより、送り機構の厳密な精度を要求されず
に、最適な焦点制御を行えるようにしたものである。
〔従来の技術〕 スチルカメラやムービーカメラに採用されているオー
トフォーカス機構は、焦点調整の方法から大別すると、
被写体までの距離を測定し、この距離に基づいてレンズ
を移動させてピント合わせを行うものと、距離によらず
にピント合わせを行うものと、超音波により被写体まで
の反射時間を計測し、この時間から被写体までの距離を
求め、この距離に基づいてレンズを移動させてピント合
わせを行うものとに分けられる。
トフォーカス機構は、焦点調整の方法から大別すると、
被写体までの距離を測定し、この距離に基づいてレンズ
を移動させてピント合わせを行うものと、距離によらず
にピント合わせを行うものと、超音波により被写体まで
の反射時間を計測し、この時間から被写体までの距離を
求め、この距離に基づいてレンズを移動させてピント合
わせを行うものとに分けられる。
被写体までの距離を測定する方式は、三角測距によ
り、被写体までの距離を測定するもので、これは、更に
被写体に赤外ビームを発射し、このビームが被写体に反
射して戻ってきたものを拾って距離を求める赤外照射光
式と、ビームを照射させずに距離を求める一対合致式と
に分けられる。赤外ビームを発射する方式をアクティブ
方式、赤外ビームを発射しない方式をパッシブ方式と起
ぶ場合もある。
り、被写体までの距離を測定するもので、これは、更に
被写体に赤外ビームを発射し、このビームが被写体に反
射して戻ってきたものを拾って距離を求める赤外照射光
式と、ビームを照射させずに距離を求める一対合致式と
に分けられる。赤外ビームを発射する方式をアクティブ
方式、赤外ビームを発射しない方式をパッシブ方式と起
ぶ場合もある。
距離によらずにピントが合っているかどうかを検出す
る方式には、コントラストを検出するものと、位相差を
検出するものとがある。コントラストを検出する方式の
オートフォーカス機構の一例を第5図に示す。
る方式には、コントラストを検出するものと、位相差を
検出するものとがある。コントラストを検出する方式の
オートフォーカス機構の一例を第5図に示す。
第5図において、被写体からのビームl1がハーフミラ
ー100で反射され、この反射されたビームl2がファイン
ダーに映されると共に、ハーフミラー100を通過してサ
ブミラー101で反射される。サブミラー101で反射された
ビームl3が図示せずもマスク、赤外カットフィルタを介
してビームスプリッタ102に供給される。ビームスプリ
ッタ102の下面にはセンサアレー103A及びセンサアレー1
03Bが配置される。ビームスプリッタ102によりビームl3
がビームl4とビームl5とに分割される。ビームl4がセン
サアレー103Aに供給され、ビームl5がセンサアレー103b
に供給される。
ー100で反射され、この反射されたビームl2がファイン
ダーに映されると共に、ハーフミラー100を通過してサ
ブミラー101で反射される。サブミラー101で反射された
ビームl3が図示せずもマスク、赤外カットフィルタを介
してビームスプリッタ102に供給される。ビームスプリ
ッタ102の下面にはセンサアレー103A及びセンサアレー1
03Bが配置される。ビームスプリッタ102によりビームl3
がビームl4とビームl5とに分割される。ビームl4がセン
サアレー103Aに供給され、ビームl5がセンサアレー103b
に供給される。
ビームl4の光路は、ビームl5の光路より長いので、第
6図に示すように、フィルム面をS0とすると、センサア
レー103Bに供給されるビームl5は、フィルム面S0より前
にある面S1と等価であり、センサアレー103Aに供給され
るビームl4は、フィルム面S0より後にある面S2と等価で
ある。センサアレー103Aから得られる信号のコントラス
トとセンサアレー103Bから得られるコントラストが比較
され、その比較出力により、前ピンか後ピンかが判断さ
れる。コントラスト検出は、例えばその高周波成分を検
出することにより行える。センサアレー103Aから得られ
る信号のコントラストとセンサアレー103Bから得られる
信号のコントラストとが等しくなったときに、ピントが
合った状態と判断される。
6図に示すように、フィルム面をS0とすると、センサア
レー103Bに供給されるビームl5は、フィルム面S0より前
にある面S1と等価であり、センサアレー103Aに供給され
るビームl4は、フィルム面S0より後にある面S2と等価で
ある。センサアレー103Aから得られる信号のコントラス
トとセンサアレー103Bから得られるコントラストが比較
され、その比較出力により、前ピンか後ピンかが判断さ
れる。コントラスト検出は、例えばその高周波成分を検
出することにより行える。センサアレー103Aから得られ
る信号のコントラストとセンサアレー103Bから得られる
信号のコントラストとが等しくなったときに、ピントが
合った状態と判断される。
このように、スチルカメラやムービカメラに用いられ
るオートフォーカス機構としては、各種のものが提案さ
れている。そして、これらの方式は、いずれも長所と欠
点とを持っている。例えば、赤外線ビームや超音波を発
射させるようなアクティブ方式のものは、夜間でも動作
が可能であるが、ガラス等の障害物の影響を受けやす
い。コントラストを検出する方式のものでは、精度の高
いピント合わせは行えるが、コントラストのない像を映
し出すときにフォーカス制御が行えない。
るオートフォーカス機構としては、各種のものが提案さ
れている。そして、これらの方式は、いずれも長所と欠
点とを持っている。例えば、赤外線ビームや超音波を発
射させるようなアクティブ方式のものは、夜間でも動作
が可能であるが、ガラス等の障害物の影響を受けやす
い。コントラストを検出する方式のものでは、精度の高
いピント合わせは行えるが、コントラストのない像を映
し出すときにフォーカス制御が行えない。
しかしながら、これら従来のオートフォーカス機構に
は、共通した欠点がある。この欠点は、高い組立精度が
要求されるということである。例えば被写体までの距離
を測定する方式においては正確な距離が計れ、これに基
づいて正確にレンズを動かせるように光学系の組立精度
を高くする必要がある。また、第5図及び第6図に示し
たようなオートフォーカス機構においては、センサアレ
ー103A及び103Bから得られる信号が正確に面S1及びS2の
位置と等価となるようにセンサアレー103A及び103B、ビ
ームスプリッタ102を配置する必要がある。
は、共通した欠点がある。この欠点は、高い組立精度が
要求されるということである。例えば被写体までの距離
を測定する方式においては正確な距離が計れ、これに基
づいて正確にレンズを動かせるように光学系の組立精度
を高くする必要がある。また、第5図及び第6図に示し
たようなオートフォーカス機構においては、センサアレ
ー103A及び103Bから得られる信号が正確に面S1及びS2の
位置と等価となるようにセンサアレー103A及び103B、ビ
ームスプリッタ102を配置する必要がある。
したがって、この発明の目的は、高い組立精度が要求
されず、コストダウンがはかれ、然も、正確な焦点調整
が行える自動焦点制御装置を提供することにある。
されず、コストダウンがはかれ、然も、正確な焦点調整
が行える自動焦点制御装置を提供することにある。
この発明の他の目的は、特殊な部品を用いる必要がな
い自動焦点制御装置を提供することにある。
い自動焦点制御装置を提供することにある。
この発明は、位置制御可能なレンズと、レンズを介さ
れた被写体像光が結像される撮像素子と、撮像素子から
の画像信号が保存される画像保存用メモリと、画像保存
用メモリに蓄えられら画像信号のコントラストを検出し
て合焦制御を行うコントローラと、上記画像保存用メモ
リに蓄えられた画像信号を記録媒体に記録する記録手段
とを有し、コントローラは、順次、レンズの位置を動か
して画像保存用メモリの画像信号を書き換えると共に画
像保存用メモリに蓄えられた画像信号のコントラストを
検出して合焦状態を判断していき、コントラストが最大
となるレンズ位置での画像信号を画像保存用メモリから
上記記録手段に出力して記録するようにした画像記録装
置である。
れた被写体像光が結像される撮像素子と、撮像素子から
の画像信号が保存される画像保存用メモリと、画像保存
用メモリに蓄えられら画像信号のコントラストを検出し
て合焦制御を行うコントローラと、上記画像保存用メモ
リに蓄えられた画像信号を記録媒体に記録する記録手段
とを有し、コントローラは、順次、レンズの位置を動か
して画像保存用メモリの画像信号を書き換えると共に画
像保存用メモリに蓄えられた画像信号のコントラストを
検出して合焦状態を判断していき、コントラストが最大
となるレンズ位置での画像信号を画像保存用メモリから
上記記録手段に出力して記録するようにした画像記録装
置である。
CCD撮像素子8の出力は、A/Dコンバータ14でディジタ
ル化され、RAM16に蓄えられる。RAM16に書き込まれたデ
ータのピントが合っているかどうかが検出され、RAM16
に書き込まれたデータのピントが合っていなければレン
ズ1を動かされ、RAM16に最終的に蓄えられる画像デー
タのピントが合うように制御される。
ル化され、RAM16に蓄えられる。RAM16に書き込まれたデ
ータのピントが合っているかどうかが検出され、RAM16
に書き込まれたデータのピントが合っていなければレン
ズ1を動かされ、RAM16に最終的に蓄えられる画像デー
タのピントが合うように制御される。
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
この発明は、着脱自在のRAMパッケージに静止画を記
録するようにした電子スチルカメラに用いられる。第1
図は、この発明が適用された電子スチルカメラの一例を
示すもので、第1図において1はレンズ、2は絞り機
構、3はシャッター機構である。これらレンズ1、絞り
機構2、シャッター機構3により光学系が構成される。
録するようにした電子スチルカメラに用いられる。第1
図は、この発明が適用された電子スチルカメラの一例を
示すもので、第1図において1はレンズ、2は絞り機
構、3はシャッター機構である。これらレンズ1、絞り
機構2、シャッター機構3により光学系が構成される。
レンズ1はレンズ駆動回路4の出力により位置制御さ
れる。レンズ駆動回路4には、マイクロコンピュータ5
の出力が供給される。マイクロコンピュータ5によりピ
ントが合っているかどうかが判断され、マイクロコンピ
ュータ5の出力に基づいてレンズ1が動かされる。これ
により、フォーカス制御がなされる。このフォーカス制
御については後に詳述する。
れる。レンズ駆動回路4には、マイクロコンピュータ5
の出力が供給される。マイクロコンピュータ5によりピ
ントが合っているかどうかが判断され、マイクロコンピ
ュータ5の出力に基づいてレンズ1が動かされる。これ
により、フォーカス制御がなされる。このフォーカス制
御については後に詳述する。
絞り機構2は、絞り駆動回路6の出力により制御され
る。絞り駆動回路6にはマイクロコンピュータ5の出力
が供給され、マイクロコンピュータ5により絞り調整が
自動的になされる。
る。絞り駆動回路6にはマイクロコンピュータ5の出力
が供給され、マイクロコンピュータ5により絞り調整が
自動的になされる。
シャッター機構3は、シャッター駆動回路7により制
御され、シャッター駆動回路7には、マイクロコンピュ
ータ5の出力が供給される。マイクロコンピュータ5か
らシャッター制御命令が出力されると、シャッター駆動
回路7の出力により、シャッター機構3が開閉される。
御され、シャッター駆動回路7には、マイクロコンピュ
ータ5の出力が供給される。マイクロコンピュータ5か
らシャッター制御命令が出力されると、シャッター駆動
回路7の出力により、シャッター機構3が開閉される。
シャッター機構3が開閉されることにより、レンズ1
で受光され、絞り機構2、シャッター機構3を介された
被写体像がCCD撮像素子8に供給される。CCD撮像素子8
にはタイミング信号発生回路9からCCD撮像素子8の駆
動信号が供給される。
で受光され、絞り機構2、シャッター機構3を介された
被写体像がCCD撮像素子8に供給される。CCD撮像素子8
にはタイミング信号発生回路9からCCD撮像素子8の駆
動信号が供給される。
タイミング信号発生回路9は、同期信号発生回路10か
ら供給される同期信号を基に、CCD撮像素子8の駆動信
号、サンプルホールド回路11に対するサンプリングパル
ス、RAMコントローラ12のタイミング信号等、種々のタ
イミング信号を発生する。
ら供給される同期信号を基に、CCD撮像素子8の駆動信
号、サンプルホールド回路11に対するサンプリングパル
ス、RAMコントローラ12のタイミング信号等、種々のタ
イミング信号を発生する。
CCD撮像素子8から1画面分の画像信号が出力され、
この画像信号がサンプルホールド回路11に供給される。
サンプルホールド回路11でタイミング信号発生回路9か
らのサンプリングパルスによりCCD撮像素子8の出力が
サンプルホールドされる。
この画像信号がサンプルホールド回路11に供給される。
サンプルホールド回路11でタイミング信号発生回路9か
らのサンプリングパルスによりCCD撮像素子8の出力が
サンプルホールドされる。
サンプルホールド回路11の出力がクランプ回路13を介
してA/Dコンバータ14に供給され、CCD撮像素子8から出
力された1画面分の画像信号がディジタル化される。こ
のディジタル画像データがA/Dコンバータ14からデータ
バス15に送出される。
してA/Dコンバータ14に供給され、CCD撮像素子8から出
力された1画面分の画像信号がディジタル化される。こ
のディジタル画像データがA/Dコンバータ14からデータ
バス15に送出される。
データバス15は、マイクロコンピュータ5に対する入
出力データが転送されるデータバスで、このデータバス
15にはカード状のパッケージに封入されたRAM16が着脱
自在に接続される。RAM16にはバックアップ電源17が設
けられる。
出力データが転送されるデータバスで、このデータバス
15にはカード状のパッケージに封入されたRAM16が着脱
自在に接続される。RAM16にはバックアップ電源17が設
けられる。
マイクロコンピュータ5からRAMコントローラ12に書
き込み指令が与えられると、A/Dコンバータ14からデー
タバス15に送出されたディジタル画像データがRAM16に
取り込まれる。
き込み指令が与えられると、A/Dコンバータ14からデー
タバス15に送出されたディジタル画像データがRAM16に
取り込まれる。
このようにして、RAM16には1画面分の画像データが
蓄えられる。RAM16の容量に余裕があれば、複数の画面
の画像データをRAM16に蓄えることもできる。RAM16は着
脱自在とされ、RAM16にはバックアップ電源17が設けら
れているので、RAM16を外しても、RAM16に蓄えられた画
像データは失われない。このRAM16に蓄えられた画像デ
ータを再生させることにより、撮像した画面が再現され
る。
蓄えられる。RAM16の容量に余裕があれば、複数の画面
の画像データをRAM16に蓄えることもできる。RAM16は着
脱自在とされ、RAM16にはバックアップ電源17が設けら
れているので、RAM16を外しても、RAM16に蓄えられた画
像データは失われない。このRAM16に蓄えられた画像デ
ータを再生させることにより、撮像した画面が再現され
る。
この発明は、このようにRAMパッケージに静止画を記
録するようにした電子スチルカメラのオートフォーカス
機構に用いられる。
録するようにした電子スチルカメラのオートフォーカス
機構に用いられる。
この発明が適用されたオートフォーカス機構はは、RA
M16に画像データを書き込んでいき、RAM16に書き込まれ
たデータのピントが合っているかどうかを検出し、RAM1
6に書き込まれたデータのピントが合っていなければレ
ンズ1を動かしていき、RAM16に最終的に蓄えられる画
像データのピントが合うように制御するようにしてい
る。ピントが合っているかどうかは、コントラストを検
出することにより行うようにしている。
M16に画像データを書き込んでいき、RAM16に書き込まれ
たデータのピントが合っているかどうかを検出し、RAM1
6に書き込まれたデータのピントが合っていなければレ
ンズ1を動かしていき、RAM16に最終的に蓄えられる画
像データのピントが合うように制御するようにしてい
る。ピントが合っているかどうかは、コントラストを検
出することにより行うようにしている。
すなわち、第2図に示すようにピントが合った状態で
はコントラストが大きくなり、ピントが前後にずれる
と、それに伴ってコントラストが小さくなっていく。し
たがって、コントラストが最大となる所がピントが合っ
た位置であり、これによりフォーカス調整を行える。
はコントラストが大きくなり、ピントが前後にずれる
と、それに伴ってコントラストが小さくなっていく。し
たがって、コントラストが最大となる所がピントが合っ
た位置であり、これによりフォーカス調整を行える。
このコントラストの検出には、差分データの標準偏差
を用いている。つまり、コントラストが大きくなれば、
画像データの変化は急になる。コントラストが小さけれ
ば、画像データが平均化する。したがって、コントラス
トが大きくなれば、画像データの差分データの標準偏差
が大きくなる。
を用いている。つまり、コントラストが大きくなれば、
画像データの変化は急になる。コントラストが小さけれ
ば、画像データが平均化する。したがって、コントラス
トが大きくなれば、画像データの差分データの標準偏差
が大きくなる。
以下、第3図に示すフローチャートを参照しながら、
この発明が適用されたオートフォーカス機構について説
明する。
この発明が適用されたオートフォーカス機構について説
明する。
先ず、レンズ駆動回路4の出力によりレンズ1が所定
の位置まで移動される(ステップ)。
の位置まで移動される(ステップ)。
CCD撮像素子8により1画面分の画像信号が得られ、
この画像信号がA/Dコンバータ14でディジタル化され、R
AM16の各アドレスに蓄えられる(ステップ)。
この画像信号がA/Dコンバータ14でディジタル化され、R
AM16の各アドレスに蓄えられる(ステップ)。
RAM16に蓄えられた画像データのうち所定アドレスの
ものが取り出される。例えばRAM16に第4図に示すよう
に1画面分のデータに対応するアドレスA(0,0)〜A
(X,Y)があるとすると、1画面分の中央部に水平方向
に並ぶアドレスA(x1,y0)〜A(x2,y0)のデータが取
り出される(ステップ)。
ものが取り出される。例えばRAM16に第4図に示すよう
に1画面分のデータに対応するアドレスA(0,0)〜A
(X,Y)があるとすると、1画面分の中央部に水平方向
に並ぶアドレスA(x1,y0)〜A(x2,y0)のデータが取
り出される(ステップ)。
RAM16から取り出されたアドレスA(x1,y0)〜A
(x2,y0)の画像データの差分データが求められる(ス
テップ)。
(x2,y0)の画像データの差分データが求められる(ス
テップ)。
求められた差分データから標準値差σが算出される
(ステップ)。
(ステップ)。
求められた標準値差σが一定の値以上かどうかが検出
され、コントラスト検出が可能かどうかが判断される
(ステップ)。アドレスA(x1,y0)〜A(x2,y0)の
画像データのコントラストが小さい場合には、これを用
いてフォーカス制御をすることは難しい。
され、コントラスト検出が可能かどうかが判断される
(ステップ)。アドレスA(x1,y0)〜A(x2,y0)の
画像データのコントラストが小さい場合には、これを用
いてフォーカス制御をすることは難しい。
コントラスト検出が可能であれば、標準値差σが最大
になったかどうかが判断される(ステップ)。
になったかどうかが判断される(ステップ)。
最大でなければ、ステップに戻り、レンズ1を移動
した後、同様の処理が繰り返される。
した後、同様の処理が繰り返される。
このような処理が繰り返されることによりレンズ1が
移動され、焦点が合ってくるにともなって、標準偏差σ
が大きくなる。標準偏差σが最大になったところでレン
ズ1が停止され、撮像モードに移行される(ステップ
)。
移動され、焦点が合ってくるにともなって、標準偏差σ
が大きくなる。標準偏差σが最大になったところでレン
ズ1が停止され、撮像モードに移行される(ステップ
)。
ステップにおいて、コントラスト検出が不可能であ
ると判断された場合には、取り出すアドレスが変更され
(ステップ)、ステップに移行される。例えばアド
レスA(x1,y0)〜A(x2,y0)のデータのコントラスト
検出ができない場合には、第4図に示すように1画面分
の中央の垂直方向に並ぶアドレスA(x0,y1)〜A(x0,
y2)のデータが用いられる。このデータを用いてもコン
トラストが検出できない場合には、更に、アドレスが変
更される。
ると判断された場合には、取り出すアドレスが変更され
(ステップ)、ステップに移行される。例えばアド
レスA(x1,y0)〜A(x2,y0)のデータのコントラスト
検出ができない場合には、第4図に示すように1画面分
の中央の垂直方向に並ぶアドレスA(x0,y1)〜A(x0,
y2)のデータが用いられる。このデータを用いてもコン
トラストが検出できない場合には、更に、アドレスが変
更される。
なお、上述の一実施例では、標準偏差σからコントラ
ストを検出し、ピントが合った状態を検出しているが、
他の方法でピントが合った状態を検出するようにしても
良い。
ストを検出し、ピントが合った状態を検出しているが、
他の方法でピントが合った状態を検出するようにしても
良い。
この発明に依れば、RAM16に蓄えられた画像データを
用いてフォーカス調整を行うようにしている。RAM16
は、カード状のパッケージに封入されていて、このRAM1
6は撮像した画面の記録媒体である。すなわち、この発
明に依れば、記録媒体に記録される画面を検知しなが
ら、この記録媒体に記録されるべき画面が最もピントが
合った状態になるように制御して、焦点調整を行うよう
にしている。このため、レンズ1の送り機構の精度によ
らず、常に最適なフォーカス調整を行える。このため、
厳密な精度を要求されず、コンスダウンがはかれる。更
にこの発明に依れば、特殊なセンサーモジュールを用い
る必要がない。また、ソフトウェアによりオートフォー
カス制御を行え、特別なハードウェアを必要としない。
用いてフォーカス調整を行うようにしている。RAM16
は、カード状のパッケージに封入されていて、このRAM1
6は撮像した画面の記録媒体である。すなわち、この発
明に依れば、記録媒体に記録される画面を検知しなが
ら、この記録媒体に記録されるべき画面が最もピントが
合った状態になるように制御して、焦点調整を行うよう
にしている。このため、レンズ1の送り機構の精度によ
らず、常に最適なフォーカス調整を行える。このため、
厳密な精度を要求されず、コンスダウンがはかれる。更
にこの発明に依れば、特殊なセンサーモジュールを用い
る必要がない。また、ソフトウェアによりオートフォー
カス制御を行え、特別なハードウェアを必要としない。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例の説明に用いる波形図、第3図はこの
発明の一実施例の説明に用いるフローチャート、第4図
はこの発明の説明に用いる略線図、第5図及び第6図は
従来のオートフォーカス機構の一例の説明に用いる断面
図及び斜視図である。 図面における主要な符号の説明 1:レンズ、5:マイクロコンピュータ、 8:CCD撮像素子、14:A/Dコンバータ、 15:データバス、16:RAM。
の発明の一実施例の説明に用いる波形図、第3図はこの
発明の一実施例の説明に用いるフローチャート、第4図
はこの発明の説明に用いる略線図、第5図及び第6図は
従来のオートフォーカス機構の一例の説明に用いる断面
図及び斜視図である。 図面における主要な符号の説明 1:レンズ、5:マイクロコンピュータ、 8:CCD撮像素子、14:A/Dコンバータ、 15:データバス、16:RAM。
Claims (1)
- 【請求項1】位置制御可能なレンズと、 上記レンズを介された被写体像光が結像される撮像素子
と、 上記撮像素子からの画像信号が保存される静止画像保存
用メモリと、 上記静止画像保存用メモリに蓄えられた画像信号のコン
トラストを検出して合焦制御を行うコントローラと を有し、 上記コントローラは、順次、上記レンズの位置を動かし
て上記静止画像保存用メモリの画像信号を書き換えると
共に上記静止画像保存用メモリに蓄えられた画像信号の
所定領域からコントラストを検出して合焦状態を判断
し、該領域からコントラストが検出できないときは、他
の所定領域からコントラストを検出して合焦状態を判断
していき、コントラストが最大となるレンズ位置での画
像信号を上記静止画像保存用メモリに保存する ようにした画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61299194A JP2598004B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61299194A JP2598004B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63151273A JPS63151273A (ja) | 1988-06-23 |
JP2598004B2 true JP2598004B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=17869355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61299194A Expired - Lifetime JP2598004B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598004B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3048180B2 (ja) | 1991-02-27 | 2000-06-05 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及び撮像信号処理装置 |
JP4848063B2 (ja) * | 2005-09-01 | 2011-12-28 | 株式会社コーワ | ホイールブラシ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6139686A (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-25 | Konan Camera Kenkyusho:Kk | 自動焦点調節装置 |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP61299194A patent/JP2598004B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63151273A (ja) | 1988-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100534144C (zh) | 图像拾取设备、其照相机主体、以及可互换式透镜 | |
US5153783A (en) | Electronic still camera | |
US6839087B1 (en) | Exposure controller of a digital camera | |
JPH06133206A (ja) | 撮像装置のオートフォーカス方式 | |
US5990937A (en) | Camcorder integrally incorporating a still camera | |
US5867741A (en) | Camera for image pickup on film and also for electronic image-sensing | |
JPH0564056A (ja) | 合焦装置 | |
JPH11190864A (ja) | アオリ機構付き撮像装置、方法、及び記憶媒体 | |
JP2598004B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2741971B2 (ja) | 電子スチルカメラの測距装置 | |
JPH09211308A (ja) | 自動焦点撮像装置の被写体検出機構 | |
JPH05210042A (ja) | 自動焦点調節装置 | |
JP2832932B2 (ja) | 自動焦点制御装置 | |
JP3344209B2 (ja) | カメラ | |
JP2624982B2 (ja) | 露光時間制御方法 | |
JPH0694988A (ja) | 静止画記録装置 | |
JP2839619B2 (ja) | バックフォーカス調整装置及びバックフォーカス調整方法 | |
JP5904714B2 (ja) | 焦点検出装置及びその制御方法並びに焦点検出装置を有する撮像装置 | |
JPH05210043A (ja) | 自動焦点調節装置 | |
JPH03131807A (ja) | 自動焦点調節装置 | |
JPH04351075A (ja) | 電子スチルカメラの測距装置 | |
JP2801797B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JPH0130344B2 (ja) | ||
JP3333459B2 (ja) | 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ | |
JPH04351076A (ja) | 電子スチルカメラの測距装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |