JP2801797B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP2801797B2
JP2801797B2 JP3167696A JP16769691A JP2801797B2 JP 2801797 B2 JP2801797 B2 JP 2801797B2 JP 3167696 A JP3167696 A JP 3167696A JP 16769691 A JP16769691 A JP 16769691A JP 2801797 B2 JP2801797 B2 JP 2801797B2
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imaging
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清隆 金子
直樹 高取
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子スチルカメラに関
し、更に詳しくは投光式の測距装置を内蔵した電子スチ
ルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮像用CCDを測距用受光素子に兼用し
て、コンパクト化を図った投光式の測距装置を内蔵した
電子スチルカメラが特願平2−238001号の明細書
に記載されている。この電子スチルカメラでは投光部か
ら投光され、被写体で反射されたスポット光を撮像用レ
ンズを介して前記撮像用CCDに入射させ、この入射位
置から被写体距離に対応した測距データを算出してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電子スチルカメラの測距装置では前記スポット光を撮
影領域の中央部に向けて投光しているため、2人の人物
撮影や人物を周辺部に配して撮影を行う場合のように、
主要被写体が中央にないときには、中抜けが発生する。
この中抜けを防止するために、電子スチルカメラに前記
スポット光を撮影領域の中央部だけでなく周辺部にも投
光するマルチ測距装置を組み込む試みがなされている。
ところで、このマルチ測距装置では前記スポット光を撮
影領域の中央部だけでなく周辺部にも投光するために、
投光部に複数の発光素子を配置しているから、マルチ測
距装置の投光部は上述した測距装置のそれより大きくな
る。また、このマルチ測距装置では各スポット光がどの
発光素子から発光されたかを識別するために、複数の発
光素子を順次点灯させているので、上述した測距装置よ
り発光時間が長くなる。したがって、このようなマルチ
測距装置を組み込んだ電子スチルカメラでは、サイズが
大型化するとともに、測距時間が長くなるという問題が
生じる。本発明は、簡単な構成でマルチ測距を行なえ、
かつ測距時間を短縮したコンパクトな電子スチルカメラ
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子スチルカメラでは撮像用レンズの光軸
の上下方向に隔てて配置された投光部から水平方向に横
長なスリット状の測距光を投光し、被写体で反射された
測距光を固体撮像素子の撮像面の水平方向に設定した複
数の測距用エリアで受光させている。そして、測距用エ
リア毎の測距光の入射位置を検出回路で検出して、各入
射位置に対応する位置信号を演算部に送り、この演算部
で位置信号毎に被写体距離に対応した測距データを演算
している。
【0005】
【実施例】図2は本発明の電子スチルカメラを示すもの
であり、この電子スチルカメラ2の前面には、撮像用の
レンズ3,ストロボ発光部4及び測距光を投光する投光
部5が設けられている。また上面にはレリーズボタン
6,側面には映像信号を記録するメモリカートリッジ7
を装填する装填口8が設けられている。前記投光部5は
レンズ3の光軸3aに対して、基線長Hの間隔を隔てて
上方に配置されている。
【0006】前記投光部5は図1に示されるように投光
レンズ10,横長なスリット11を中央に形成した規制
板12及び近赤外光を発する発光ダイオード13から構
成されている。近赤外光は規制板12で水平方向の横長
なスリット状に整形された後、投光レンズ10で等距離
に位置する被写体14a,14bに向けて投光光軸10
aに沿って投光される。前記レンズ3の背後の撮像用の
CCD15には、測距時に図中破線で示す3個の測距用
エリア15a〜15cが設定される。被写体14a,1
4bで反射されたスリット光はレンズ3を介して、測距
用エリア15a,15cにそれぞれ入射する。なお、こ
の実施例ではCCD15に3個の測距用エリアを設定し
たが、測距用エリアの数は2個あるいは4個以上であっ
てもよい。
【0007】図3は電子スチルカメラの構成を示すもの
である。前記CCD15の前面には傾き45度のハーフ
ミラー16が固定されている。レンズ3を通過した光の
半分はハーフミラー16で反射され、ペンタプリズム2
0の下面に設けられたピントグラス21には図4に示す
ように結像され、ファインダ接眼レンズ24を通して観
察される。前記ピントグラス21には測距用エリア15
a〜15cに対応する3個のターゲットマーク23a〜
23bが破線で示すように記されている。なお、一点鎖
線で囲まれた領域はスリット光の投光パターンを仮想し
たものである。
【0008】ハーフミラー16を透過した半分の光は前
記CCD15に入射する。このCCD15はレンズ3で
結像された被写体像を電気信号に変換する。この電気信
号はアンプ26を介して映像信号処理回路27に送ら
れ、映像信号に変換される。なお、CCD15の前面に
は撮影時に光軸3a上に挿入され、レンズ3を通過する
赤外光をカットするフイルタ28が出入り自在に設けら
れている。
【0009】前記映像信号処理回路27には、前記メモ
リカートリッジ7に映像信号を書き込む記録部32、及
び1画面分の映像信号から前記測距用エリア15a〜1
5cに対応した3個の抽出映像信号を抽出するゲート回
路33が接続されている。このゲート回路33には抽出
映像信号からスリット光の入射位置をそれぞれ検出し、
これらに対応した位置信号を出力する検出回路34が接
続されている。この検出回路34には演算部35が接続
されており、3個の位置信号は演算部35に送られる。
この演算部35は3個の位置信号に基づいて、被写体距
離に対応した測距データをそれぞれ算出するとともに、
これらの測距データを比較し、被写体距離の短い測距デ
ータを選択して、これを撮影レンズの合焦位置を決める
ための位置データとして電子スチルカメラ2の制御を行
うマイコン36に送る。なお、演算部35は位置信号が
入力されない場合には被写体距離を無限遠とする無限遠
データを算出する。また、この実施例では演算部35に
被写体距離の短い測距データを選択させたが、各被写体
距離の平均を求めて、これを位置データとして用いても
よい。
【0010】前記マイコン36にはレリーズボタン6の
操作に対応して測距開始信号やレリーズ信号を出力する
信号発生器6a,レンズ3の移動を行うモータ41を駆
動するレンズ駆動制御部43,前記CCD15を駆動す
る駆動制御部45及び発光ダイオード13を点灯する投
光制御部47とがそれぞれ接続されている。
【0011】ここで、マイコン36のシーケンス制御に
ついて簡単に触れておく。このマイコン36は電源がO
Nされると、レンズ駆動制御部43を駆動してレンズ3
を初期位置例えば無限遠に移動する。マイコン36は測
距開始信号が入力されると、駆動制御部45及び投光制
御部47を介して、CCD15と発光ダイオード13と
を駆動する。またマイコン36は前記測距データが入力
されると、これをレンズ駆動制御部43に送り、レンズ
3を合焦位置に移動する。更にまた、マイコン36はレ
リーズ信号が入力されると、駆動制御部45のみを駆動
して、CCD15に録画用の撮像を行わせる。
【0012】以下、本発明の電子スチルカメラの作用に
ついて説明する。前記測距開始信号が信号発生器6aか
ら出力されると、マイコン36は駆動制御部45及び投
光制御部47を駆動する。駆動制御部45はCCD15
を電荷蓄積駆動し、また投光制御部47はCCD15の
電荷蓄積時間に対応して、発光ダイオード13を点灯さ
せる。
【0013】発光ダイオード13の点灯で発光した近赤
外光は規制板12で水平方向の横長のスリット光に整形
された後、投光レンズ10により被写体14a,14b
に向けて投光される。このスリット光の一部は図1に示
すように被写体14a,14bの顔の部分で反射され
る。被写体14a,14bでそれぞれ反射された近赤外
光はレンズ3を介して、測距エリア15a,15cに入
射する。なお、スリット光の中央部分は被写体14a,
14bの間を通り抜けるので、測距用エリア15bには
近赤外光が入射しない。スリット光投光時の電気信号は
映像信号処理回路31で映像信号に変換された後、ゲー
ト回路33に送られる。ゲート回路33は測距用エリア
15a〜15cに対応する抽出映像信号を抽出して、こ
れら検出回路34に送る。検出回路34では各抽出映像
信号から測距エリア15a,15cにおける近赤外光の
入射位置を検出し、これらに対応した位置信号を演算部
35に送る。この演算部35では各位置信号に対応した
測距データと無限遠データを算出する。これらの測距デ
ータと無限遠データ比較され、選択された何れか一方
が位置データとしてマイコン36に送られる。
【0014】マイコン36は位置データをレンズ駆動制
御部43に送り、モータ41を駆動して、レンズ3を合
焦位置に移動する。この後、フイルタ28が光軸上に挿
入されると撮像準備が完了する。そして、レリーズボタ
ン6が押圧され、信号発生器6aからレリーズ信号が出
力されると、マイコン36は駆動制御部45のみを駆動
して、CCD15に録画用の撮像を行わせる。そして、
録画用の電気信号としてアンプ26を介して、映像信号
処理回路27に送られ、映像信号に変換される。この映
像信号は記録部32でデジタル化されてメモリカートリ
ッジ7に書き込まれる。この後、レンズ3が初期位置に
移動され、更にフイルタ28が光軸3aから退避する
と、次の測距準備が整う。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の電
子スチルカメラでは撮影レンズで撮像面に結像された被
写体像を電気信号に変換する固体撮像素子と、撮影レン
ズの光軸の上下方向に隔てて配置され、前記固体撮像素
子の水平走査方向に平行なスリット状の測距光を被写体
に向けて投光する投光部と、撮像面の水平方向に設定し
た複数の測距用エリアと、測距用エリア毎に測距光の入
射位置を検出して、位置信号をそれぞれ出力する検出回
路と、各位置信号から被写体距離に対応した測距データ
を演算する演算部とを設けたから、1回の投光でマルチ
測距を行うことができるので、測距時間を短縮すること
ができる。また、投光部に複数の発光素子を設ける必要
がないから、投光部のサイズを小さくすることができ、
カメラ本体をコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子スチルカメラの要部を示す図である。
【図2】電子スチルカメラの外観を示す斜視図である。
【図3】図2に示す電子スチルカメラの電気的構成を示
す図である。
【図4】ファインダ接眼レンズで観察される撮影領域を
示す図である。
【符号の説明】
2 電子スチルカメラ 3 レンズ 5 投光部 13 発光ダイオード 14a,14b 被写体 15 CCD 33 ゲート回路 34 検出回路 35 演算部 36 マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/232

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像レンズと、前記撮
    像レンズの背後に設けられ、撮像面に結像された被写体
    像を電気信号に変換する2次元の固体撮像素子と、撮像
    レンズの光軸の上下方向に隔て配置され、前記固体撮像
    素子の水平走査線と平行なスリット状の測距光を被写体
    に向けて投光する投光部と、測距光を投光した時には前
    記撮像面の水平方向に設定された複数の測距用エリアか
    ら測距光の入射位置を検出して、測距用エリア毎に位置
    信号をそれぞれ出力する検出回路と、各位置信号から被
    写体距離に対応した測距データをそれぞれ演算するとと
    もに、これらの測距データに基づいて撮像レンズの合焦
    位置を決めるための位置データを求める演算部とを備え
    たことを特徴とする電子スチルカメラ。
JP3167696A 1991-06-12 1991-06-12 電子スチルカメラ Expired - Lifetime JP2801797B2 (ja)

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