JP2833725B2 - 電子スチルカメラの測距装置 - Google Patents
電子スチルカメラの測距装置Info
- Publication number
- JP2833725B2 JP2833725B2 JP3178850A JP17885091A JP2833725B2 JP 2833725 B2 JP2833725 B2 JP 2833725B2 JP 3178850 A JP3178850 A JP 3178850A JP 17885091 A JP17885091 A JP 17885091A JP 2833725 B2 JP2833725 B2 JP 2833725B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- light
- distance measuring
- subject
- still camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Description
ラの測距装置に関するものである。
被写体に対してもピントの合った撮像を行なえるように
した電子スチルカメラが特願平2−238001号の明
細書に記載されている。この電子スチルカメラでは投光
部から投光され、被写体で反射された測距光をTTLで
測距用受光素子に入射させ、この入射位置や入射パター
ンの大きさから被写体距離に対応した測距データを算出
している。更に前記測距用受光素子に被写体像を電気信
号に変換する固体撮像素子例えばCCDを使用して、小
型化を図っている。
来の電子スチルカメラで、被写体をクローズ・アップし
て撮像できるように撮像用レンズにズームレンズを使用
すると、被写体距離が一定の被写体であっても、前記入
射位置や入射パターンの大きさはズームレンズの撮像倍
率によって変化するから、上述した測距装置では測距で
きないという問題があった。本発明は測距データをズー
ムレンズの撮影倍率に影響されずに求められるようにし
た電子スチルカメラの測距装置を提供することを目的と
する。
に、本発明の測距装置は測距光を投光する複数個のレン
ズからなる投光レンズと、被写体で反射された測距光
を、被写体像を電気信号に変換する固体撮像素子に入射
させるズームレンズと、このズームレンズの焦点移動に
対応して投光レンズの焦点調節を行う調節手段と、固体
撮像素子で読みだされる電気信号から測距光の入射パタ
ーンの大きさを検出する検出回路と、入射パターンの大
きさから被写体距離に対応した測距データを演算する演
算部とを設けたものである。
ルカメラを示すものであり、この電子スチルカメラ2の
前面には、ズームリング3で撮影倍率が可変されるズー
ムレンズ4,測距光を投光する投光レンズ5及びストロ
ボ発光部6が設けられている。また上面にはレリーズボ
タン7、側面には映像信号を記録するメモリカートリッ
ジ8を装填する装填口9が設けられている。なお、符号
10,11はズームレンズ4及び投光レンズ5の光軸を
示すものである。
ズ構成を示すものである。ズームレンズ4は4枚のレン
ズ4a〜4dで構成されている。また投光レンズ5は2
枚のレンズ5a,5bで構成された焦点調節が可能なレ
ンズである。上述したズームリング3が回動されると、
レンズ4b,4c及びレンズ5a,5bは図中矢線に示
すように光軸10,11上を移動する。なお、ズームレ
ンズ4,投光レンズ5の各焦点距離をf1 ,f2 (それ
ぞれ変数)とする。
構を示すものである。前記レンズ4aはフォーカスリン
グ25に保持されており、このフォーカスリング25は
回転可能にズーム鏡胴26に取り付けられている。前記
フォーカスリング25はモータ27で回転されると、レ
ンズ4aを光軸方向に移動して、ズームレンズ4のフォ
ーカシングを行う。前記ズーム鏡胴26はレンズ4a〜
4dを保持するレンズ鏡胴(図示省略)に回転可能に取
り付けられており、その周面にはレンズ4b,4cを光
軸方向に移動するカム溝28,29,上述したズームリ
ング3及び歯列部30が形成されている。このズーム鏡
胴26の後方には固体撮像素子例えばCCD31が配置
されている。更にズーム鏡胴26には反射型のホトセン
サ33で監視されるコード32が記録されているため、
ズームリング3の回動量は後述するマイコンによって把
握される。
おり、このラック35にはズームレンズ4の焦点移動に
対応して、例えばf1 /f2 を一定に保って、投光レン
ズ5の焦点移動を行うカム板36が一体に形成されてい
る。このカム板36には一対のカム溝36a,36bが
形成されており、これらカム溝36a,36bは直進ガ
イド37でガイドされるレンズ5a,5bにそれぞれ係
合して、これらを光軸方向に移動する。レンズ5bの後
方には径L2 の開口38を形成した規制板39が配置さ
れており、更にこの規制板39の後方には測距光を発光
する発光ダイオード40が配置されている。
距光は開口38によりスポット状に整形された後、投光
レンズ5から図3に示すように被写体45に向けて投光
される。被写体45で反射されたスポット光は、ズーム
レンズ4によりボケた径LX のスポット像としてCCD
31に結像される。なお、スポット光を投光するときに
は、レンズ4aはレンズ4bに対して一番近い位置(以
下、無限遠側という)に移動されている。この径LX は
レンズ4aが合焦位置に移動されると、図1に示すよう
に径L1 に収束される。このため、このときのボケ量は
(LX −L1 )となる。なお、径L1 はL1 =L2 ・f
1 /f2 の式から導かれ、被写体距離に関係なく一定と
なる。
において、被写体45で反射されたスポット光及び被写
体45からの光はズームレンズ4を介して、45度の傾
きで固定されたハーフミラー50に入射する。このハー
フミラー50に入射した光の半分は反射され、ペンタプ
リズム51の下面に設けられたピントグラス52に結像
される。このピントグラス52上に結像された被写体像
はファインダ接眼レンズ53を介して観察される。また
残りの光は透過し、前記CCD31に結像される。
電気信号を映像信号に変換する映像信号処理回路55が
接続されている。この映像信号処理回路55には前記メ
モリカートリッジ8に映像信号を書き込む記録部56
と、映像信号からスポット光成分の電荷を検出して、そ
の電荷分布からスポット像の径LX を求め、径データと
して出力する検出回路57が接続されている。この検出
回路57にはレンズ4aを合焦位置に繰り出すモータ2
7の回転量を算出する演算部58が接続されている。こ
の演算部58は径データからボケ量を求め、このボケ量
から前記回転量を算出する。この演算部58には電子ス
チルカメラ2の制御を行う前記マイコン59が接続され
ており、演算された回転量のデータはマイコン59に送
られる。
押圧操作により測距開始信号やレリーズ信号を出力する
信号発生器7a,前記モータ27を駆動するレンズ駆動
制御部60,前記CCD31を駆動する駆動制御部61
及び発光ダイオード40を点灯する投光制御部62とが
それぞれ接続されている。
いて簡単に触れておく。信号発生器7aから測距開始信
号が出力されると、マイコン59はレンズ駆動制御部6
0を介してモータ27を回転し、レンズ4aを無限遠側
に移動する。この後更にマイコン59は駆動制御部61
を介してCCD31を電荷蓄積駆動するとともに、投光
制御部62を介して、前記電荷蓄積駆動に対応させて発
光ダイオード40を点灯する。また演算部58からデー
タが送られると、マイコン59は回転量のデータをレン
ズ駆動制御部60に送り、モータ27を駆動させ、レン
ズ4aを合焦位置に繰り出す。この状態でレリーズ信号
が送られると、マイコン59は駆動制御部61のみを駆
動して、CCD31に録画用の電荷を蓄積させる。
する。前記測距開始信号が信号発生器7aから出力され
ると、マイコン59は駆動制御部61及び投光制御部6
2を駆動する。駆動制御部61はCCD31を電荷蓄積
駆動し、また投光制御部62はCCD31の電荷蓄積時
間に対応して、発光ダイオード40を点灯させる。
測距光は、規制板39によりスポット状に整形された
後、投光レンズ5により被写体45に向けて投光され
る。このスポット光は被写体45で反射され、ズームレ
ンズ4を介してCCD31に入射し、スポット光成分の
電荷を蓄積する。
アンプ54で増幅された後、映像信号処理回路55で映
像信号に変換され、検出回路57に送られる。この検出
回路57は映像信号から径LX を求め、径データを演算
部58に送る。演算部58は径データからモータ27の
回転量を算出し、これをマイコン59に送る。マイコン
59は回転量のデータをレンズ駆動制御部60に出力
し、モータ27を介してレンズ4aを合焦位置に移動す
る。
レリーズ信号が信号発生器14aから出力されると、マ
イコン59は駆動制御部61を駆動して、CCD31に
録画用の撮像を行わせる。この録画用の電気信号はアン
プ54を介して、映像信号処理回路55に送られ、映像
信号に変換される。この映像信号は記録部56でメモリ
カートリッジ8に書き込まれる。なお、この実施例では
投光レンズ5からスポット光を投光して、スポット像の
径から合焦位置を検出したが、スポット像の面積から前
記合焦位置を検出することもできる。この場合には測距
光の形状はスリット状であってもよい。また、上記実施
例ではスポット光の投光時に、レンズ4aを無限遠側に
移動させたが、この位置はレンズ4bから一番遠い位置
であってもよい。
子スチルカメラの測距装置では、ズームレンズの焦点移
動に対応して投光レンズの焦点調節を行い、被写体を撮
像する固体撮像素子に入射する入射パターンの大きさが
一定になるように測距光を投光しているので、前記入射
パターンのボケ量から簡単に測距データを求めることが
できる。
す説明図である。
の電気的構成を示す図である。
の斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】測距光を投光する複数個のレンズからなる
投光レンズと、被写体で反射された測距光を、被写体像
を電気信号に変換する固体撮像素子に入射させるズーム
レンズと、このズームレンズの焦点移動に対応して投光
レンズの焦点調節を行う調節手段と、固体撮像素子で読
みだされる電気信号から測距光の入射パターンの大きさ
を検出する検出回路と、入射パターンの大きさから被写
体距離に対応した測距データを演算する演算部とからな
ることを特徴とする電子スチルカメラの測距装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178850A JP2833725B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 電子スチルカメラの測距装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178850A JP2833725B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 電子スチルカメラの測距装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052129A JPH052129A (ja) | 1993-01-08 |
JP2833725B2 true JP2833725B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=16055769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3178850A Expired - Lifetime JP2833725B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 電子スチルカメラの測距装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833725B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3372494B2 (ja) * | 1998-12-17 | 2003-02-04 | オリンパス光学工業株式会社 | 電子的撮像装置 |
WO2006109743A1 (ja) | 2005-04-07 | 2006-10-19 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | ブロック共重合体水添物、又はそのシート、フィルム |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3178850A patent/JP2833725B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH052129A (ja) | 1993-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4331314B2 (ja) | 一眼レフレックスタイプの電子的撮影装置 | |
KR100207670B1 (ko) | 스틸카메라 일체형 비디오카메라 | |
JP2833725B2 (ja) | 電子スチルカメラの測距装置 | |
US6741284B1 (en) | SLR digital still camera | |
JP2601839B2 (ja) | ズームレンズの自動焦点調節装置 | |
JP2622305B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JP3207166B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPH11281884A (ja) | 焦点位置検出装置 | |
JP3207169B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP3262483B2 (ja) | オートフォーカスカメラの投光窓 | |
JP3207164B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP3207165B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2880826B2 (ja) | カメラ用測距装置 | |
JPH0456936A (ja) | カメラの焦点検出装置 | |
JPH0694988A (ja) | 静止画記録装置 | |
JP3207167B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP3207168B2 (ja) | 撮像装置 | |
KR100209893B1 (ko) | 사진카메라 일체화 비데오카메라 | |
JPH04194914A (ja) | カメラ | |
JP2801797B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
US5963750A (en) | Image sensing device | |
JP3063240B2 (ja) | コンバータ装置及びそれを用いたカメラシステム | |
JP3207163B2 (ja) | アオリ情報算出装置 | |
JPH01178942A (ja) | 焦点検出装置の補助光装置 | |
JPH04345378A (ja) | 電子スチルビデオカメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071002 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071002 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111002 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111002 Year of fee payment: 13 |