JP2597639Y2 - 食品包装容器 - Google Patents
食品包装容器Info
- Publication number
- JP2597639Y2 JP2597639Y2 JP1993031604U JP3160493U JP2597639Y2 JP 2597639 Y2 JP2597639 Y2 JP 2597639Y2 JP 1993031604 U JP1993031604 U JP 1993031604U JP 3160493 U JP3160493 U JP 3160493U JP 2597639 Y2 JP2597639 Y2 JP 2597639Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- packaging
- sheet
- flat surface
- food packaging
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ガムその他の小粒食品
類を複数個収納するための食品包装容器の改良に関し、
食品衛生ならびにマナーの向上をはかることを目的とす
る。
類を複数個収納するための食品包装容器の改良に関し、
食品衛生ならびにマナーの向上をはかることを目的とす
る。
【０００２】
【従来の技術】ガム等の小粒食品類を複数個収納するた
めの容器としては、これまでに種々のものが開発されて
いるが、代表的なものとしては、有底円筒状のプラスチ
ック製容器に粒状のガムやその他の小粒食品類を多数収
納し、あるいは糖衣錠にした複数個のガム、あるいは複
数枚の板状のガムを簡易な紙製シートにより軟包装した
もの等が一般的に知られている。
めの容器としては、これまでに種々のものが開発されて
いるが、代表的なものとしては、有底円筒状のプラスチ
ック製容器に粒状のガムやその他の小粒食品類を多数収
納し、あるいは糖衣錠にした複数個のガム、あるいは複
数枚の板状のガムを簡易な紙製シートにより軟包装した
もの等が一般的に知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の食品包装容器の構造による場合においては、ガ
ムを噛み終えて、これを捨てる際に、最初の包装紙を最
後まで所持する必要があり、またテイッシュペーパー
等、別の廃棄用の包み紙類を探す必要があるために煩わ
しい。 また噛み終えたガム等を、口から直接に吐出廃
棄するようなことも多くおこなわれ、著しくエチケット
に反するばかりでなく、きわめて不衛生である。
た従来の食品包装容器の構造による場合においては、ガ
ムを噛み終えて、これを捨てる際に、最初の包装紙を最
後まで所持する必要があり、またテイッシュペーパー
等、別の廃棄用の包み紙類を探す必要があるために煩わ
しい。 また噛み終えたガム等を、口から直接に吐出廃
棄するようなことも多くおこなわれ、著しくエチケット
に反するばかりでなく、きわめて不衛生である。
【０００４】そこで本考案にあっては、上記した従来技
術における種々の課題を解決し、公衆衛生とエチケット
の向上をはかるとともに、小粒食品類の廃棄に際しての
煩わしさを解消するようにしたものであって、具体的に
は開口可能な容器の平坦面に、端部に摘まみ片を突出さ
せるとともに、該摘まみ片部分を除いたそれぞれの端部
に剥離可能な接着剤を介して順次積層状に貼着した複数
枚の包装シートを施してなる食品包装容器に関する。
術における種々の課題を解決し、公衆衛生とエチケット
の向上をはかるとともに、小粒食品類の廃棄に際しての
煩わしさを解消するようにしたものであって、具体的に
は開口可能な容器の平坦面に、端部に摘まみ片を突出さ
せるとともに、該摘まみ片部分を除いたそれぞれの端部
に剥離可能な接着剤を介して順次積層状に貼着した複数
枚の包装シートを施してなる食品包装容器に関する。
【０００５】
【作用】噛み終えたガムを捨てる際に、容器の平坦面に
施されている複数枚の剥離可能な包装シートを、その端
部に有する摘まみ片を摘まんで一枚ずつ剥離させて取り
出し、これに包み込んだうえで適当な場所に廃棄する。
なおこの場合において包装シートに、おみくじやクイ
ズ、あるいは豆知識など所定の情報を印刷した場合にお
いては、包装シートを剥離するたび毎に、これを楽しむ
ことができる。
施されている複数枚の剥離可能な包装シートを、その端
部に有する摘まみ片を摘まんで一枚ずつ剥離させて取り
出し、これに包み込んだうえで適当な場所に廃棄する。
なおこの場合において包装シートに、おみくじやクイ
ズ、あるいは豆知識など所定の情報を印刷した場合にお
いては、包装シートを剥離するたび毎に、これを楽しむ
ことができる。
【０００６】
【実施例】以下において本考案の具体的な内容を図１〜
３の各実施例をもとに説明すると、図１の第１実施例に
おいて、１は上部を開口させた有底の容器を示し、上部
のヒンジ部２ａを支点に開閉自在に取り付けられた蓋体
２を有する。 容器１の正面または背面等の平坦面３に
は複数枚の包装シート４が施されており、シート４ａ．
４ｂ．以下の各包装シート４は剥離可能な接着剤を介し
て順次積層状に貼着されている。
３の各実施例をもとに説明すると、図１の第１実施例に
おいて、１は上部を開口させた有底の容器を示し、上部
のヒンジ部２ａを支点に開閉自在に取り付けられた蓋体
２を有する。 容器１の正面または背面等の平坦面３に
は複数枚の包装シート４が施されており、シート４ａ．
４ｂ．以下の各包装シート４は剥離可能な接着剤を介し
て順次積層状に貼着されている。
【０００７】また図２の第２実施例において、１１は同
じく上部を開口させた有底の容器を示し、上部のシール
ファスナー１２により該開口部を開閉自在に構成されて
いる。 容器１１の正面または背面等の平坦面１３には
複数枚の包装シート１４が施されており、シート１４
ａ．１４ｂ．以下の各包装シート１４は剥離可能な接着
剤を介して順次積層状に貼着されている。 また各シー
ト１４ａ．１４ｂ．以下のそれぞれには、端部にそれぞ
れ摘まみ片１５ａ．１５ｂ．１５ｃ．が突出させて形成
されており、しかもこの摘まみ片１５ａ．１５ｂ．１５
ｃ．の部分には接着剤を塗布せずに貼着させており、こ
れにより各シート１４ａ．１４ｂ．１４ｃ．等の一枚毎
の剥離を容易にしている。
じく上部を開口させた有底の容器を示し、上部のシール
ファスナー１２により該開口部を開閉自在に構成されて
いる。 容器１１の正面または背面等の平坦面１３には
複数枚の包装シート１４が施されており、シート１４
ａ．１４ｂ．以下の各包装シート１４は剥離可能な接着
剤を介して順次積層状に貼着されている。 また各シー
ト１４ａ．１４ｂ．以下のそれぞれには、端部にそれぞ
れ摘まみ片１５ａ．１５ｂ．１５ｃ．が突出させて形成
されており、しかもこの摘まみ片１５ａ．１５ｂ．１５
ｃ．の部分には接着剤を塗布せずに貼着させており、こ
れにより各シート１４ａ．１４ｂ．１４ｃ．等の一枚毎
の剥離を容易にしている。
【０００８】さらに図３の第３実施例において、２１は
同じく上部を開口させるとともに、左右の側面を幾分外
側に膨出させて断面楕円形状に構成した有底の容器を示
し、左右の側面のそれぞれの上端に内側の蓋片２２ａ
と、外側の蓋片２２ｂを連設するとともに、内側の蓋片
２２ａの中央には内容物（この場合は球状の糖衣ガム
Ｇ）が一個ずつ出し入れが可能な出入り口２２ｃを形成
し、この内側の蓋片２２ａを対向蓋片２２ｂ側に向けて
折り曲げるとともに、その上に重なるように他片の外側
の蓋片２２ｂを折り重ねて施蓋するように構成されてい
る。
同じく上部を開口させるとともに、左右の側面を幾分外
側に膨出させて断面楕円形状に構成した有底の容器を示
し、左右の側面のそれぞれの上端に内側の蓋片２２ａ
と、外側の蓋片２２ｂを連設するとともに、内側の蓋片
２２ａの中央には内容物（この場合は球状の糖衣ガム
Ｇ）が一個ずつ出し入れが可能な出入り口２２ｃを形成
し、この内側の蓋片２２ａを対向蓋片２２ｂ側に向けて
折り曲げるとともに、その上に重なるように他片の外側
の蓋片２２ｂを折り重ねて施蓋するように構成されてい
る。
【０００９】さらに容器２１の正面または背面等の若干
湾曲した平坦面２３には、複数枚の包装シート２６が施
された補助片２５が、包装シート２６が施された面を内
側にして積み重ねられる。 補助片２５は、その全体が
容器２１の平坦面２３と略同一の曲率にて湾曲形成され
ており、その側面側の一端を、上記した容器２１の側面
側の一端２４に連設されてとりつけられ、しかも該部分
を折り曲げ自在にしてヒンジを形成している。 包装シ
ート２６は上記補助片２５の若干湾曲させた内側に施さ
れる。 すなわちシート２６ａ．２６ｂ．以下の各包装
シート２６は剥離可能な接着剤を介して順次積層状に貼
着されている。 またこの場合前記した第２実施例の場
合と同様に各シート２６ａ．２６ｂ．以下のそれぞれの
端部に摘まみ片が形成される。
湾曲した平坦面２３には、複数枚の包装シート２６が施
された補助片２５が、包装シート２６が施された面を内
側にして積み重ねられる。 補助片２５は、その全体が
容器２１の平坦面２３と略同一の曲率にて湾曲形成され
ており、その側面側の一端を、上記した容器２１の側面
側の一端２４に連設されてとりつけられ、しかも該部分
を折り曲げ自在にしてヒンジを形成している。 包装シ
ート２６は上記補助片２５の若干湾曲させた内側に施さ
れる。 すなわちシート２６ａ．２６ｂ．以下の各包装
シート２６は剥離可能な接着剤を介して順次積層状に貼
着されている。 またこの場合前記した第２実施例の場
合と同様に各シート２６ａ．２６ｂ．以下のそれぞれの
端部に摘まみ片が形成される。
【００１０】なお上記した各実施例の構成のものにおい
て、容器の平坦面に施される包装シ−トの枚数について
は、収納してあるガムと同数か、あるいはそれ以上の数
とするのが好ましく、また包装シート４．１４．２６に
は所定の情報、たとえばおみくじやクイズ、あるいは豆
知識やことわざ、英単語など所定の情報を印刷しておく
と、包装シートを剥離するたび毎に一層楽しみが増え、
また公衆衛生やマナーの向上を確実に実現させることが
できる。
て、容器の平坦面に施される包装シ−トの枚数について
は、収納してあるガムと同数か、あるいはそれ以上の数
とするのが好ましく、また包装シート４．１４．２６に
は所定の情報、たとえばおみくじやクイズ、あるいは豆
知識やことわざ、英単語など所定の情報を印刷しておく
と、包装シートを剥離するたび毎に一層楽しみが増え、
また公衆衛生やマナーの向上を確実に実現させることが
できる。
【００１１】さらに包装シート４の裏面には、その全面
にわたり感圧性の接着剤など剥離可能な接着剤により容
器１．１１．２１．の平坦面に順次積層して施される。
なおこの場合において、接着剤は各シートの上端部に
のみ塗布するようにすると、過剰な接着による剥離の困
難性を解消することができる。 なお容器の形状につい
ては、上記した各実施例の形状のものに限られるもので
はなく、正面や裏面部その他少なくともその一部に平坦
面部を有するあらゆる形状の容器に対しても適用が可能
である。
にわたり感圧性の接着剤など剥離可能な接着剤により容
器１．１１．２１．の平坦面に順次積層して施される。
なおこの場合において、接着剤は各シートの上端部に
のみ塗布するようにすると、過剰な接着による剥離の困
難性を解消することができる。 なお容器の形状につい
ては、上記した各実施例の形状のものに限られるもので
はなく、正面や裏面部その他少なくともその一部に平坦
面部を有するあらゆる形状の容器に対しても適用が可能
である。
【００１２】上記した構成において、噛み終えたガム類
を捨てる際に、容器１．１１．２１の平坦面に施されて
いる包装シート４．１４．２６の各シート４ａ．４ｂ．
１４ａ．１４ｂ．２６ａ．２６ｂを、それぞれの端部に
突出させた摘まみ片を摘まんで引っ張ることにより一枚
毎剥離して、これに包み込んだうえで適当な場所に廃棄
する。 さらに包装シート４．１４．２６の各シート
に、おみくじやクイズ、あるいは豆知識など所定の情報
を印刷した場合においては、各シートを剥離するたび毎
に、これを楽しむことができる。
を捨てる際に、容器１．１１．２１の平坦面に施されて
いる包装シート４．１４．２６の各シート４ａ．４ｂ．
１４ａ．１４ｂ．２６ａ．２６ｂを、それぞれの端部に
突出させた摘まみ片を摘まんで引っ張ることにより一枚
毎剥離して、これに包み込んだうえで適当な場所に廃棄
する。 さらに包装シート４．１４．２６の各シート
に、おみくじやクイズ、あるいは豆知識など所定の情報
を印刷した場合においては、各シートを剥離するたび毎
に、これを楽しむことができる。
【００１３】
【考案の効果】本考案は上記した通り、開口可能な容器
の平坦面に、端部に摘まみ片を突出させるとともに、該
摘まみ片部分を除いたそれぞれの端部に剥離可能な接着
剤を介して順次積層状に貼着した複数枚の包装シートを
施してなるものであるために、各包装シートの取り出し
性が良好となり、しかも公衆衛生とエチケットの向上を
はかるとともに、小粒食品類の廃棄に際しての煩わしさ
を解消することができる。 また包装シートに所定の情
報を印刷するようにした場合においては、包装シートを
剥離するたび毎に、これを楽しむことができるばかりで
なく、公衆衛生やマナーの向上を一層確実に達成するこ
とができる。
の平坦面に、端部に摘まみ片を突出させるとともに、該
摘まみ片部分を除いたそれぞれの端部に剥離可能な接着
剤を介して順次積層状に貼着した複数枚の包装シートを
施してなるものであるために、各包装シートの取り出し
性が良好となり、しかも公衆衛生とエチケットの向上を
はかるとともに、小粒食品類の廃棄に際しての煩わしさ
を解消することができる。 また包装シートに所定の情
報を印刷するようにした場合においては、包装シートを
剥離するたび毎に、これを楽しむことができるばかりで
なく、公衆衛生やマナーの向上を一層確実に達成するこ
とができる。
【００１４】さらにガムの製造に際しては、ガムの個別
包装を省略することも可能になることから、より簡便な
喫食ができ、しかも包装材料の節約を図ることもできる
こと、また製造工程の簡略化を図ることも可能であるこ
と等種々の有益な効果を奏する。
包装を省略することも可能になることから、より簡便な
喫食ができ、しかも包装材料の節約を図ることもできる
こと、また製造工程の簡略化を図ることも可能であるこ
と等種々の有益な効果を奏する。
【図１】本考案の第１実施例である食品包装容器の斜視
図。
図。
【図２】本考案の第２実施例である食品包装容器の斜視
図。
図。
【図３】本考案の第３実施例である食品包装容器の、補
助片を開いた状態の斜視図。
助片を開いた状態の斜視図。
１ 容器 ２ 蓋体 ２ａ ヒンジ部 ３ 平坦面 ４ 包装シート ４ａ シート ４ｂ シート １１ 容器 １２ シールファスナー １３ 平坦面 １４ 包装シート １４ａ シート １４ｂ シート １５ａ 摘まみ片 １５ｂ 摘まみ片 １５ｃ 摘まみ片 ２１ 容器 ２２ａ 蓋片 ２２ｂ 蓋片 ２２ｃ 出入り口 ２３ 平坦面 ２４ 包装シート ２５ 補助片 ２６ 包装シート ２６ａ シート ２６ｂ シート Ｇ ガム
Claims (2)
- 【請求項１】開口可能な容器の平坦面に、端部に摘まみ
片を突出させるとともに、該摘まみ片部分を除いたそれ
ぞれの端部に剥離可能な接着剤を介して順次積層状に貼
着した複数枚の包装シートを施してなる食品包装容器。 - 【請求項２】容器の平坦面に施した複数枚の包装シート
には、所定の情報が印刷されているところの請求項１に
記載の食品包装容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993031604U JP2597639Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 食品包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993031604U JP2597639Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 食品包装容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685271U JPH0685271U (ja) | 1994-12-06 |
| JP2597639Y2 true JP2597639Y2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=12335811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993031604U Expired - Fee Related JP2597639Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 食品包装容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597639Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6387735B2 (ja) * | 2014-08-11 | 2018-09-12 | 凸版印刷株式会社 | 包装容器 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP1993031604U patent/JP2597639Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0685271U (ja) | 1994-12-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |