JP2597492Y2 - ロボット用ジャバラ - Google Patents
ロボット用ジャバラInfo
- Publication number
- JP2597492Y2 JP2597492Y2 JP1993073935U JP7393593U JP2597492Y2 JP 2597492 Y2 JP2597492 Y2 JP 2597492Y2 JP 1993073935 U JP1993073935 U JP 1993073935U JP 7393593 U JP7393593 U JP 7393593U JP 2597492 Y2 JP2597492 Y2 JP 2597492Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows
- attached
- robot
- tape
- folding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、産業用ロボット用のジ
ャバラに関するものである。
ャバラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用ロボットに用いられるリニ
ア駆動のジャバラは、長方形の板状の部材(以後、ジャ
バラパーツという)を何枚も継ぎ合わせて折りたたんで
おり、伸縮した際の復元は、折りたたみのくせによって
行っている。
ア駆動のジャバラは、長方形の板状の部材(以後、ジャ
バラパーツという)を何枚も継ぎ合わせて折りたたんで
おり、伸縮した際の復元は、折りたたみのくせによって
行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、つぎのような問題があった。 (1)折りたたんだジャバラを大きく伸ばしすぎると、
再度折りたたんだときに正規の状態に納まらずに、折り
込みが逆(以下、逆折れという)になり、ジャバラが破
損する。 (2)また、前記の現象を防止するために伸び量を小さ
くするとジャバラパーツの数が増え、これによってジャ
バラを折りたたんだときの寸法が大きくなり、ロボット
の外形が大きくなる。そこで本考案は、逆折れを防止
し、しかも、折りたたんだときの寸法を最小にでき、ロ
ボットの外形を小さくできるジャバラを提供することを
目的とする。
は、つぎのような問題があった。 (1)折りたたんだジャバラを大きく伸ばしすぎると、
再度折りたたんだときに正規の状態に納まらずに、折り
込みが逆(以下、逆折れという)になり、ジャバラが破
損する。 (2)また、前記の現象を防止するために伸び量を小さ
くするとジャバラパーツの数が増え、これによってジャ
バラを折りたたんだときの寸法が大きくなり、ロボット
の外形が大きくなる。そこで本考案は、逆折れを防止
し、しかも、折りたたんだときの寸法を最小にでき、ロ
ボットの外形を小さくできるジャバラを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案のロボット用ジャバラは、ロボット本体に取
付けられたジャバラガイド内に摺動自在に収納された折
りたたみ式ジャバラの正面および背面に、前記ジャバラ
の山形の頂点を結んで隣接する前記頂点の間隔が所定以
上に拡がらないように制限する動作制限テープを取付け
るようにしたものである。
め、本考案のロボット用ジャバラは、ロボット本体に取
付けられたジャバラガイド内に摺動自在に収納された折
りたたみ式ジャバラの正面および背面に、前記ジャバラ
の山形の頂点を結んで隣接する前記頂点の間隔が所定以
上に拡がらないように制限する動作制限テープを取付け
るようにしたものである。
【0005】
【作用】上記手段により、ジャバラの正面に動作制限テ
ープを取付けているので、ジャバラの広がりのばらつき
が小さくなり、また背面に動作制限テープを取付けてい
るので、折り込み時のジャバラの逆折れが防止される。
ープを取付けているので、ジャバラの広がりのばらつき
が小さくなり、また背面に動作制限テープを取付けてい
るので、折り込み時のジャバラの逆折れが防止される。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。図1および図2は、ジャバラを産業用ロボットに取
り付けた状態を示す側面図と正面図で、図3は図1にお
けるジャバラの詳細を示す部分断面図である。図1ない
し図3において、1は産業用ロボットで、ロボット本体
1aに上下方向に摺動自在に取付けられたアームベース
1bに第1アーム1cを旋回可能に取付けるとともに、
この第1アーム1cに第2アーム1dを旋回可能に取付
けている。2は前記ロボット本体1aに取付けられたジ
ャバラガイドで、ジャバラ3を内部に摺動自在に収納し
ている。4は前記ジャバラ3の正面に取付けた動作制限
テープで、5はジャバラ3の背面に取付けた動作制限テ
ープである。このような構成において、前記アームベー
ス1bの上下動によって、ジャバラ3はジャバラガイド
2内で伸びたり折りたたまれたりするが、ジャバラ3の
正面に動作制限テープ4を設けているので、図4に示す
ようにジャバラ3の広がりのばらつきは小さくなり、ま
た背面に動作制限テープ5を設けているので、図5に示
すように折りたたみ時のジャバラ3の逆折れが防止され
る。なお、ジャバラガイド2が円弧状に形成されている
場合は、図6に示すようにジャバラ3に取付ける正面と
背面の動作制限テープ4、5の長さを異ならせるように
すれば、ジャバラ3は、伸びおよび折りたたみ時に円弧
動作をすることができる。
る。図1および図2は、ジャバラを産業用ロボットに取
り付けた状態を示す側面図と正面図で、図3は図1にお
けるジャバラの詳細を示す部分断面図である。図1ない
し図3において、1は産業用ロボットで、ロボット本体
1aに上下方向に摺動自在に取付けられたアームベース
1bに第1アーム1cを旋回可能に取付けるとともに、
この第1アーム1cに第2アーム1dを旋回可能に取付
けている。2は前記ロボット本体1aに取付けられたジ
ャバラガイドで、ジャバラ3を内部に摺動自在に収納し
ている。4は前記ジャバラ3の正面に取付けた動作制限
テープで、5はジャバラ3の背面に取付けた動作制限テ
ープである。このような構成において、前記アームベー
ス1bの上下動によって、ジャバラ3はジャバラガイド
2内で伸びたり折りたたまれたりするが、ジャバラ3の
正面に動作制限テープ4を設けているので、図4に示す
ようにジャバラ3の広がりのばらつきは小さくなり、ま
た背面に動作制限テープ5を設けているので、図5に示
すように折りたたみ時のジャバラ3の逆折れが防止され
る。なお、ジャバラガイド2が円弧状に形成されている
場合は、図6に示すようにジャバラ3に取付ける正面と
背面の動作制限テープ4、5の長さを異ならせるように
すれば、ジャバラ3は、伸びおよび折りたたみ時に円弧
動作をすることができる。
【0007】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、逆
折れを防止し、しかも、折りたたんだときの寸法を最小
にでき、産業用ロボットの外形を小さくできるジャバラ
を提供することができる。
折れを防止し、しかも、折りたたんだときの寸法を最小
にでき、産業用ロボットの外形を小さくできるジャバラ
を提供することができる。
【図1】本考案の実施例を示す側面図で、ジャバラを産
業用ロボットに取り付けた状態を示している。
業用ロボットに取り付けた状態を示している。
【図2】図1における正面図である。
【図3】図1におけるジャバラの詳細を示す部分断面図
である。
である。
【図4】図1におけるジャバラが伸びた状態を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図5】図1におけるジャバラが折りたたまれた状態を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す部分断面図である。
1 産業用ロボット 2 ジャバラガイド 3 ジャバラ 4 正面用動作制限テープ 5 背面用動作制限テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25J 19/00 F16L 11/11 F16J 15/52
Claims (1)
- 【請求項1】 ロボット本体に取付けられたジャバラガ
イド内に摺動自在に収納された折りたたみ式ジャバラの
正面および背面に、前記ジャバラの山形の頂点を結んで
隣接する前記頂点の間隔が所定以上に拡がらないように
制限する動作制限テープを取付けたことを特徴とするロ
ボット用ジャバラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993073935U JP2597492Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ロボット用ジャバラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993073935U JP2597492Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ロボット用ジャバラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740087U JPH0740087U (ja) | 1995-07-18 |
JP2597492Y2 true JP2597492Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=13532482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993073935U Expired - Fee Related JP2597492Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ロボット用ジャバラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597492Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5569544B2 (ja) * | 2012-01-31 | 2014-08-13 | 株式会社安川電機 | 搬送ロボット |
JP6901828B2 (ja) * | 2016-02-26 | 2021-07-14 | 川崎重工業株式会社 | 基板搬送ロボットおよび基板搬送装置 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP1993073935U patent/JP2597492Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0740087U (ja) | 1995-07-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |