JP2597340B2 - 眼鏡の調整方法 - Google Patents
眼鏡の調整方法Info
- Publication number
- JP2597340B2 JP2597340B2 JP3063896A JP6389691A JP2597340B2 JP 2597340 B2 JP2597340 B2 JP 2597340B2 JP 3063896 A JP3063896 A JP 3063896A JP 6389691 A JP6389691 A JP 6389691A JP 2597340 B2 JP2597340 B2 JP 2597340B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- temporary
- glasses
- eyeglasses
- frame
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Eyeglasses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡を装着する人の顔
形状などに適合させて眼鏡を調製する方法に関する。
形状などに適合させて眼鏡を調製する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、眼鏡は大量生産で製造された既製
のレンズおよび既製のフレーム部品の中から、顔の形状
および視力矯正の目的に適合したものを選んで調製して
いる。さらに細かな調整の必要な場合は、部品を変形さ
せるなどして顔の形状、視力矯正の目的などに合わせる
方法が取られている。
のレンズおよび既製のフレーム部品の中から、顔の形状
および視力矯正の目的に適合したものを選んで調製して
いる。さらに細かな調整の必要な場合は、部品を変形さ
せるなどして顔の形状、視力矯正の目的などに合わせる
方法が取られている。
【０００３】眼鏡の掛け心地や視力矯正を左右するの
は、レンズ間の距離を決めるフレーム幅、鼻当てパッド
の位置とパッド間の距離、パッド足の長さ、ヨロイの取
付位置などである。フレーム幅については既製のフレー
ムの中からワタリ（ブリッジ）の長さの適当なものを選
ぶ。鼻当てパッドの位置の調整は足を変形させて行う方
法が行なわれている。ヨロイの取り付け位置について
は、レンズないしはフレームにネジまたはロー付により
フレーム上の取付位置に取り付けられ固定されているの
で、ほとんどの場合、調整はできない。
は、レンズ間の距離を決めるフレーム幅、鼻当てパッド
の位置とパッド間の距離、パッド足の長さ、ヨロイの取
付位置などである。フレーム幅については既製のフレー
ムの中からワタリ（ブリッジ）の長さの適当なものを選
ぶ。鼻当てパッドの位置の調整は足を変形させて行う方
法が行なわれている。ヨロイの取り付け位置について
は、レンズないしはフレームにネジまたはロー付により
フレーム上の取付位置に取り付けられ固定されているの
で、ほとんどの場合、調整はできない。
【０００４】従来のリムレス型の眼鏡を第２図に示す。
ワタリ１１、ブリッジ１２、パット１３、テンプル１４
は、それぞれレンズの予め選ばれた位置に開けられた穴
に、ネジで固定して取り付けられている。このようなリ
ムレス型ないしはメタルフレームなどの各種眼鏡を選択
するに当たり、人の顔幅、鼻幅や高さ、目、鼻、耳の位
置はそれぞれに違うため、装着者に合うフレームを選択
するのであるが、それでも多くの場合、テンプルなどを
捻ったり、曲げたり等変形させる微調整が必要である。
ワタリ１１、ブリッジ１２、パット１３、テンプル１４
は、それぞれレンズの予め選ばれた位置に開けられた穴
に、ネジで固定して取り付けられている。このようなリ
ムレス型ないしはメタルフレームなどの各種眼鏡を選択
するに当たり、人の顔幅、鼻幅や高さ、目、鼻、耳の位
置はそれぞれに違うため、装着者に合うフレームを選択
するのであるが、それでも多くの場合、テンプルなどを
捻ったり、曲げたり等変形させる微調整が必要である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のように微調整の
ため眼鏡の一部を変形させた場合、壊れたり、また元の
形状に戻ったりすることがしばしば起こる。そしてこれ
らの現象はレンズ割れの原因になったり、眼鏡が掛けに
くくなるなどの問題を起こす。結局、自分の顔にあった
眼鏡を掛けている人は僅かな数の人々にすぎないといえ
る。本発明は多くの眼鏡装着者に合わせることのできる
眼鏡の調製方法を目的とする。
ため眼鏡の一部を変形させた場合、壊れたり、また元の
形状に戻ったりすることがしばしば起こる。そしてこれ
らの現象はレンズ割れの原因になったり、眼鏡が掛けに
くくなるなどの問題を起こす。結局、自分の顔にあった
眼鏡を掛けている人は僅かな数の人々にすぎないといえ
る。本発明は多くの眼鏡装着者に合わせることのできる
眼鏡の調製方法を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、端部にレンズあるいはレンズ枠への仮止め手段を
備えた眼鏡の仮パーツを用意する。この仮パーツは正式
のテンプル、ワタリなどと同じ形状をしており、端部に
はクリップなどの係止手段が備えられている。この仮パ
ーツをレンズあるいはレンズ枠へ仮止めして眼鏡装着者
の顔形状に合わせた後、正式パーツをレンズあるいはレ
ンズ枠に固着することにより眼鏡を調製する。
ため、端部にレンズあるいはレンズ枠への仮止め手段を
備えた眼鏡の仮パーツを用意する。この仮パーツは正式
のテンプル、ワタリなどと同じ形状をしており、端部に
はクリップなどの係止手段が備えられている。この仮パ
ーツをレンズあるいはレンズ枠へ仮止めして眼鏡装着者
の顔形状に合わせた後、正式パーツをレンズあるいはレ
ンズ枠に固着することにより眼鏡を調製する。
【０００７】本発明の眼鏡を図面で説明する。第１図は
本発明の調製方法の説明図である。図面は眼鏡パーツを
レンズに仮止めした様子を示している。仮ワタリ１の両
端にはレンズに係止させるクリップ５が、仮ブリッジ２
の両端にはクリップ６が、仮パット３の両端にはクリッ
プ７が、仮テンプル４の両端にはクリップ８が備えられ
ている。このように眼鏡の各パーツはクリップによりレ
ンズに仮止めされている。使用するレンズを決定し、仮
ワタリ１をクリップ５で、仮ブリッジ２をクリップ６
で、仮パット３をクリップ７で、仮テンプル４をクリッ
プ８でそれぞれ仮止めする。仮止め位置は、仮ワタリ
１、仮ブリッジ２、仮パット３、仮テンプル４とも図中
の矢印のように移動でき、眼鏡装着者の顔形状に合わせ
て適切な位置を決定する。この位置をマークし、正式パ
ーツ取り付け用の透孔をあけてネジ止めするなどの固定
手段により正式のパーツを取り付け、眼鏡を調製する。
本発明の調製方法の説明図である。図面は眼鏡パーツを
レンズに仮止めした様子を示している。仮ワタリ１の両
端にはレンズに係止させるクリップ５が、仮ブリッジ２
の両端にはクリップ６が、仮パット３の両端にはクリッ
プ７が、仮テンプル４の両端にはクリップ８が備えられ
ている。このように眼鏡の各パーツはクリップによりレ
ンズに仮止めされている。使用するレンズを決定し、仮
ワタリ１をクリップ５で、仮ブリッジ２をクリップ６
で、仮パット３をクリップ７で、仮テンプル４をクリッ
プ８でそれぞれ仮止めする。仮止め位置は、仮ワタリ
１、仮ブリッジ２、仮パット３、仮テンプル４とも図中
の矢印のように移動でき、眼鏡装着者の顔形状に合わせ
て適切な位置を決定する。この位置をマークし、正式パ
ーツ取り付け用の透孔をあけてネジ止めするなどの固定
手段により正式のパーツを取り付け、眼鏡を調製する。
【０００８】
【発明の効果】本発明の眼鏡の調製方法は、装着者の顔
形状に合わせて眼鏡を作るものであり、従来の既製品の
なかから選択する場合に比べて眼鏡装着者の顔形状には
るかに適合した眼鏡を調製することができる。また眼鏡
部品を顔形状に合わせて変形させる必要がないので、破
損、レンズ割れ、変形などを起こすことが少なくなるな
どの効果がある。
形状に合わせて眼鏡を作るものであり、従来の既製品の
なかから選択する場合に比べて眼鏡装着者の顔形状には
るかに適合した眼鏡を調製することができる。また眼鏡
部品を顔形状に合わせて変形させる必要がないので、破
損、レンズ割れ、変形などを起こすことが少なくなるな
どの効果がある。
【図１】本発明の方法を示す説明図である。
【図２】従来のリムレス型の眼鏡の正面図である。
１ 仮ワタリ ２ 仮ブリッジ ３ 仮パット ４ 仮テンプル ５ クリップ ６ クリップ ７ クリップ ８ クリップ １１ ワタリ １２ ブリッジ １３ パット
Claims (1)
- 【請求項１】 端部にレンズあるいはレンズ枠への取り
付け位置調整用仮止め手段を備えた眼鏡の仮パーツをレ
ンズあるいはレンズ枠へ調整仮止めして眼鏡装着者の顔
形状に合わせた後、正式パーツをレンズあるいはレンズ
枠に固着することを特徴とする眼鏡の調製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3063896A JP2597340B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 眼鏡の調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3063896A JP2597340B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 眼鏡の調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519216A JPH0519216A (ja) | 1993-01-29 |
| JP2597340B2 true JP2597340B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=13242527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3063896A Expired - Lifetime JP2597340B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 眼鏡の調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597340B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841891U (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-19 | 三協アルミニウム工業株式会社 | サツシコ−ナ部の密封装置 |
| JPS6282605U (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-26 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP3063896A patent/JP2597340B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0519216A (ja) | 1993-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961105 |