JP2597173Y2 - マニホールド形弁装置 - Google Patents

マニホールド形弁装置

Info

Publication number
JP2597173Y2
JP2597173Y2 JP1993052284U JP5228493U JP2597173Y2 JP 2597173 Y2 JP2597173 Y2 JP 2597173Y2 JP 1993052284 U JP1993052284 U JP 1993052284U JP 5228493 U JP5228493 U JP 5228493U JP 2597173 Y2 JP2597173 Y2 JP 2597173Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
pilot
valve
pressure
manifold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993052284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0718084U (ja
Inventor
昌廣 藤坂
正人 石川
寿一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyooki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toyooki Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyooki Kogyo Co Ltd filed Critical Toyooki Kogyo Co Ltd
Priority to JP1993052284U priority Critical patent/JP2597173Y2/ja
Publication of JPH0718084U publication Critical patent/JPH0718084U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2597173Y2 publication Critical patent/JP2597173Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パイロット操作式の切
換弁をマニホールドに有した積層部に積層配置すると共
に、この切換弁をパイロット操作するためのパイロット
電磁弁をマニホールドに別途設置したマニホールド形弁
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマニホールド形弁装置は
実開平2−127875号公報の特に第2図に記載され
たものがある。このものは、作動液体の供給通路と戻り
通路を内部に形成したマニホールドの上面に有する積層
部にパイロット操作式の切換弁を積層配置し、このマニ
ホールドに別途設置したパイロット電磁弁により供給通
路を流れる作動液体の一部をパイロット液体として用い
て前記切換弁をパイロット操作し、アクチュエータの作
動制御が得られるよう設けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この構成で
は、切換弁を作動するパイロット液体をパイロット電磁
弁ごとに供給通路から直接流入するよう設けており、パ
イロット液体の圧力は作動液体の圧力とほぼ同圧になる
ため、アクチュエータの使用目的に応じて作動液体の圧
力を高圧に設定して使用すると、パイロット液体の圧力
も同時にその圧力に変更される。このため、作動液体の
圧力を高めた分切換弁のパイロット操作の際に切換弁の
切り換え作動が急激に行なわれるようになり、この切換
弁の急激な切り換え作動によって作動液体中に発生する
サージ圧でアクチュエータを急作動させてしまうという
問題点があった。
【0004】本考案は、このような問題点を解決するも
ので、パイロット電磁弁へ供給するパイロット液体の圧
力を一定に制御してアクチュエータの良好な作動制御が
得られるようにしたマニホールド形弁装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、圧力
源へ接続する供給通路と貯槽へ接続する戻り通路とを長
手方向へ延在して内部に形成し、この供給通路と戻り通
路にそれぞれ連通の供給路および戻り路とアクチュエー
タ側へ接続する負荷通路に連通の負荷路とパイロット路
とを開口した積層部を長手方向に隔てて複数個上面に設
けたマニホールドを有し、マニホールドの積層部にパイ
ロット操作式の切換弁を積層設置すると共に、この切換
弁をパイロット操作するパイロット電磁弁を積層部に対
し別途設置してマニホールドに設け、切換弁を作動する
ためのパイロット液体を流すパイロット通路を各積層部
のパイロット路とパイロット電磁弁を介し連通するよう
長手方向へ延在してマニホールド内部に形成し、供給通
路とパイロット通路とを連通する連通孔をマニホールド
に穿設し、供給通路より連通孔へ流入するパイロット液
体の圧力を減圧する減圧弁を連通孔へ螺入して設け、パ
イロット液体中に混入の異物をろ過する筒状のフィルタ
を減圧弁の供給通路側の連通孔内に設け、減圧弁はフィ
ルタにてろ過されたパイロット液体を減圧弁本体に穿設
された弁孔へ導く入口通路と弁孔より流出するパイロッ
ト液体をパイロット通路へ導く出口通路とを備え、さら
に前記弁孔内に主弁スプールを移動自在に収容し、この
主弁スプールを調圧ばねのばね力により入口通路と出口
通路間を全開連通するノーマル位置へ付勢して設け、こ
の調圧ばねを設置するばね室と入口通路より弁孔内へ流
入したパイロット液体を調圧ばねのばね力に抗するよう
主弁スプールに作用させる作用室とを主弁スプールの両
端側に形成し、この作用室を入口通路と連通すると共に
ばね室を戻り通路と連通して設け、主弁スプール内には
作用室を絞りを介してばね室と連通する流通路を設け、
作用室に作用するパイロット液体の圧力により主弁スプ
ールがノーマル位置から移動する移動量に応じて入口通
路より弁孔内へ流入するパイロット液体を出口通路へ絞
り流通するよう絞り通路を主弁スプールに設けている。
【0006】
【作用】このような本考案の構成において、供給通路よ
り連通孔へ流入するパイロット液体は連通孔内に設けた
単一のフィルタによって混入の異物がろ過される。この
パイロット液体は減圧弁の入口通路より作用室へ導か
れ、主弁スプールを調圧ばねのばね力に抗する方向へ押
圧する。この時前記パイロット液体は主弁スプール内に
設けた流通路をばね室へ流通し流通路に有する絞り前後
に生じる差圧により主弁スプールに調圧ばねのばね力が
作用する方向へ作用力を生ぜしめる。主弁スプールは、
作用室へ導かれたパイロット液体の圧力により主弁スプ
ールを押圧する力が調圧ばねのばね力と前記作用力とに
平衡するよう弁孔内をノーマル位置より移動し、主弁ス
プールのノーマル位置からの移動量に応じて入口通路よ
り出口通路へ流出するパイロット液体の流量が絞り通路
により絞り制御される。このため入口通路と出口通路と
の間に生じるパイロット液体の差圧により出口通路より
パイロット電磁弁へ供給するパイロット液体の圧力を一
定に制御してアクチュエータの良好な作動制御を得るこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1ないし図4において、1は弁装置の主要旨
と成るマニホールドを示し、上部に長手方向へ沿って隆
起部2が形成され、これより下部の幅広部3と共に長手
方向と直交する断面形状を凸状の如き形状に有してい
る。そして、マニホールド1はその幅広部3において、
圧力源4へ接続する供給通路5と貯槽6へ接続する戻り
通路7とを長手方向へ延在して内部に形成していると共
に、アクチュエータ8側へ接続する複数の負荷通路9
A、9B、…を長手方向に沿った側面に開口し内部に形
成している。10はマニホールド1の隆起部2上面に形
成した積層部で、前記供給通路5および戻り通路7、負
荷通路9A、9Bにそれぞれ連通の供給路11、戻り路
12、負荷路13A、13Bとパイロット路14とを開
口して設け、マニホールド1の長手方向へ隔てて三個有
している。この積層部10にはパイロット操作式の切換
弁15を最上段に位置し逆止弁付流量調整弁16などの
弁を適宜積層設置してアクチュエータ8の作動回路を構
成するよう設けている。
【0008】17A、17Bは切換弁15をパイロット
操作するためのパイロット電磁弁で、積層部10に対し
てそれぞれ一対づつマニホールド1の隆起部2側面に別
途設置しており、ソレノイド18の励磁・非励磁により
スプール19が軸方向移動して切換弁15のパイロット
室側にパイロット液体を供給したり切換弁15のパイロ
ット室内の液体を貯槽6側に排出したりできるよう設け
ている。20はパイロット液体を流すためのパイロット
通路で、各積層部10のパイロット路14とパイロット
電磁弁17A、17Bを介しそれぞれ連通するよう長手
方向へ延在してマニホールド1の内部に形成している。
【0009】21は供給通路5とパイロット通路20と
を連通する連通孔で、マニホールド1の隆起部2より幅
広部3へ向けて穿設している。22は供給通路5より連
通孔21へ流入するパイロット液体の圧力を減圧する減
圧弁で、マニホールド1の隆起部2より連通孔21内へ
螺入して設けている。23は焼結金属から成型した筒状
のフィルタで、減圧弁22の供給通路5側の連通孔21
内に減圧弁22へ固着して設けている。24は開閉弁
で、ばね部材25のばね力にて弁体26をフィルタ23
の一方の開口より嵌入した弁部材27に押圧して設け、
弁部材27に穿設した通孔28を閉塞するよう設けてい
る。この開閉弁24の弁体26は、フィルタ23の目詰
まりにより弁体26の前後に生じる差圧によってばね部
材25のばね力に抗して開作動するよう設けている。2
9は弁体26の開作動時にパイロット液体を通孔28よ
りフィルタ23内部へ流通する迂回通路で、弁体26の
外周面と弁部材27の内周面とで所定の断面積を得るよ
う形成している。
【0010】30は主弁スプールで、減圧弁22の減圧
弁本体31に穿設された弁孔32内に移動可能に収容
し、弁孔32の一方の開口より嵌入して設けた閉塞部材
33に当接してその移動量が規制されるよう設けてい
る。34は栓部材で、弁孔32の他方の開口を閉塞する
よう減圧弁本体31に螺合して設けている。35は調圧
ばねで、ばね力にて主弁スプール30を閉塞部材33に
当接するよう付勢し主弁スプール30のノーマル位置を
得るよう設けている。36は調圧ばね35を設置するば
ね室で、主弁スプール30の一端側に弁孔32の内周面
と主弁スプール30と栓部材34とで囲んで形成してい
る。37は排出通路で、ばね室36と戻り路12とを連
通するよう減圧弁本体31に穿設している。38は作用
室で、主弁スプール30の他端側に弁孔32の内周面と
主弁スプール30と閉塞部材33とで囲んで形成してい
る。39は流通路で、主弁スプール30の軸方向に作用
室38を絞り40を介してばね室36と連通するよう設
けている。41は絞り通路、42は流路で、それぞれ流
通路39と直交する方向に主弁スプール30の外周に開
口して設けている。43は減圧弁本体31に穿設した出
口通路で、主弁スプール30の流路42をパイロット通
路20と連通するよう減圧弁本体31の弁孔32に開口
して設けている。44は入口通路で、閉塞部材33に設
けられた第1通路45と減圧弁本体31外周と連通孔2
1とで囲まれる外周路46と外周路46と第1通路45
とを連通する第2通路47と外周路46を弁孔32へ開
口する第3通路48とから成り、主弁スプール30のノ
ーマル位置において出口通路43と全開連通するよう第
3通路48の弁孔32への開口が絞り通路41の開口と
対向配置され、主弁スプール30の移動量に応じて絞り
通路41の主弁スプール30の外周に有する開口が絞り
制御されるよう設けている。
【0011】49はパイロット電磁弁17A、17Bの
ソレノイド18を電気接続するためのコネクタ部材、5
0は端子箱で、ソレノイド18や電源側からの配線を結
線する端子台を内蔵しマニホールド1の上面に設置して
いる。
【0012】次にかかる構成の作動を説明する。ソレノ
イド18が非励磁の図示状態において、パイロット電磁
弁17A、17Bは切換弁15のパイロット室側をパイ
ロット路14、戻り通路12を介し貯槽6にそれぞれ連
通しており、アクチュエータ8は切換弁15を介し供給
流路5の作動液体が図示右作用室に流入されて始動端に
停止している。
【0013】この状態より、いま、第1の積層部10す
なわち図1の左端側積層部にかかるパイロット電磁弁1
7Bのソレノイド18を励磁してスプール19を移動す
ると、パイロット通路20内のパイロット液体がパイロ
ット路14を介し切換弁15へ供給され、切換弁15は
作動液体の流れ方向を切換えるよう右切換位置にパイロ
ット操作されてアクチュエータ8を前進作動する。そし
て、パイロット電磁弁17Bのソレノイド18を非励磁
にすると、パイロット電磁弁17Bはスプール19が元
位置に復帰移動して切換弁15のパイロット室側を貯槽
6側へ切換え連通する。切換弁15は内蔵するデテント
機構によって操作位置のまま保持されアクチュエータ8
を前進端に作動し続ける。また、アクチュエータ8を復
帰作動するには、パイロット電磁弁17Aを作動するこ
とにより切換弁15はパイロット液体が供給されて左切
換位置にパイロット操作され、アクチュエータ8は元位
置に復帰作動する。さらに、隣接する第2の積層部10
にかかる切換弁15のパイロット操作も同様に行うこと
で作動することができる。
【0014】この作動において、供給通路5から連通孔
21へ流入するパイロット液体は連通孔21内に設けた
単一のフィルタ23によって混入の異物がろ過され、パ
イロット電磁弁17A、17Bおよび切換弁15は異物
による誤作動の発生が阻止されて良好に作動する。この
パイロット液体は減圧弁22の入口通路44より流通路
39を流通し作用室38へ導かれ、主弁スプール30を
調圧ばね35のばね力に抗する方向へ押圧する。この時
前記パイロット液体は流通路39をばね室36へ流通し
流通路39に有する絞り40前後に生じる差圧により主
弁スプール30に調圧ばね35のばね力が作用する方向
へ作用力を生ぜしめる。主弁スプール30は、作用室3
8へ導かれたパイロット液体の圧力により主弁スプール
30を押圧する力が調圧ばね35のばね力と前記作用力
とに平衡するよう弁孔32内をノーマル位置より移動
し、主弁スプール30のノーマル位置からの移動量に応
じて入口通路44より出口通路43へ流通するパイロッ
ト液体の流量が絞り通路41により絞り制御される。こ
のため、入口通路44と出口通路43との間に生じるパ
イロット液体の差圧により出口通路43よりパイロット
電磁弁17A、17Bへ供給するパイロット液体の圧力
を所定の圧力に制御することができる。
【0015】そして、アクチュエータの使用目的に応じ
て作動液体の圧力を高圧に設定して使用すると圧力を高
めた分主弁スプール30はさらに押圧され、入口通路4
4より出口通路43へ流出するパイロット液体の流量は
絞り通路41でさらに絞られる。このため、入口通路4
4と出口通路43に生じる差圧を前よりも大きくし出口
通路43よりパイロット電磁弁へ供給するパイロット液
体の圧力を一定に制御してアクチュエータの良好な作動
制御を得ることができる。
【0016】また、フィルタ23が、ろ過した異物によ
って目詰まりし弁体26の前後に生じる差圧による作用
力がばね部材25のばね力より大きくなると、弁体26
は開作動し、フィルタ23の目詰まりによって不足した
流量が通孔28を流通し迂回通路29より減圧弁22へ
流入する。迂回通路29は弁体26が開作動してもその
断面積がそのままのため許容値以上の大きさの異物を流
通させることなくでき、このためアクチュエータ8の良
好な作動を長期間にわたり得ることができる。
【0017】また、フィルタ23でろ過したパイロット
液体を減圧弁22へ流入するようにしたため、減圧弁2
2へ流入する所定値以上の大きさの異物をフィルタ23
で除去でき、作動液体の圧力を急激に高圧に設定変更し
た場合であっても主弁スプール30と弁孔32との間に
介在する異物によって主弁スプール30が作動不良を起
こすことなくなめらかに弁孔32内を移動してパイロッ
ト液体の圧力を一定に制御するため、アクチュエータ8
の作動制御をさらに良好に得ることができる。
【0018】また、フィルタ23を減圧弁22に固着
し、減圧弁22を連通孔21内に螺入して設けたため、
フィルタ23と減圧弁22をともに連通孔21から取り
はずすことができ、フィルタ23と減圧弁22の保守を
容易に行うことができる。
【0019】
【考案の効果】このように本考案によれば、圧力源へ接
続する供給通路と貯槽へ接続する戻り通路とを長手方向
へ延在して内部に形成し、この供給通路と戻り通路にそ
れぞれ連通の供給路および戻り路とアクチュエータ側へ
接続する負荷通路に連通の負荷路とパイロット路とを開
口した積層部を長手方向に隔てて複数個上面に設けたマ
ニホールドを有し、マニホールドの積層部にパイロット
操作式の切換弁を積層設置すると共に、この切換弁をパ
イロット操作するパイロット電磁弁を積層部に対し別途
設置してマニホールドに設け、切換弁を作動するための
パイロット液体を流すパイロット通路を各積層部のパイ
ロット路とパイロット電磁弁を介し連通するよう長手方
向へ延在してマニホールド内部に形成し、供給通路とパ
イロット通路とを連通する連通孔をマニホールドに穿設
し、供給通路より連通孔へ流入するパイロット液体の圧
力を減圧する減圧弁を連通孔へ螺入して設け、パイロッ
ト液体中に混入の異物をろ過する筒状のフィルタを減圧
弁の供給通路側の連通孔内に設け、減圧弁はフィルタに
てろ過されたパイロット液体を減圧弁本体に穿設された
弁孔へ導く入口通路と弁孔より流出するパイロット液体
をパイロット通路へ導く出口通路とを備え、さらに前記
弁孔内に主弁スプールを移動自在に収容し、この主弁ス
プールを調圧ばねのばね力により入口通路と出口通路間
を全開連通するノーマル位置へ付勢して設け、この調圧
ばねを設置するばね室と入口通路より弁孔内へ流入した
パイロット液体を調圧ばねのばね力に抗するよう主弁ス
プールに作用させる作用室とを主弁スプールの両端側に
形成し、この作用室を入口通路と連通すると共にばね室
を戻り通路と連通して設け、主弁スプール内には作用室
を絞りを介してばね室と連通する流通路を設け、作用室
に作用するパイロット液体の圧力により主弁スプールが
ノーマル位置から移動する移動量に応じて入口通路より
弁孔内へ流入するパイロット液体を出口通路へ絞り流通
するよう絞り通路を主弁スプールに設けたため、パイロ
ット電磁弁へ供給するパイロット液体の圧力を一定に制
御してアクチュエータの良好な作動制御を得ることがで
きる。
【0020】また、フィルタでろ過したパイロット液体
を減圧弁22へ流入するようにしたため、減圧弁へ流入
する所定値以上の大きさの異物をフィルタ部材で除去で
き、作動液体の圧力を急激に高圧に設定変更した場合で
あっても主弁スプールと弁孔との間に介在する異物によ
って主弁スプールが作動不良を起すことなくなめらかに
弁孔内を移動してパイロット液体の圧力を一定に制御す
るため、アクチュエータの作動制御をさらに良好に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を一部省略して示す作動回路
図である。
【図2】本考案の一実施例を示す弁装置の正面図であ
る。
【図3】図2の線E−Eに沿った断面図である。
【図4】図2の線D−Dに沿った断面図である。
【符号の説明】
1マニホールド 4圧力源 5供給通路 6貯槽 7戻り通路 8アクチュエータ 9A、9B負荷通路 10積層部 11供給路 12戻り路 13A、13B負荷路 14パイロット路 15切換弁 17A、17Bパイロット電磁弁 20パイロット通路 21連通孔 22減圧弁 23フィルタ 30主弁スプール 31減圧弁本体 32弁孔 35調圧ばね 36ばね室 38作用室 39流通路 40絞り 41絞り通路 43出口通路 44入口通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−174776(JP,A) 実開 平6−32868(JP,U) 実開 平7−10664(JP,U) 特公 平4−49126(JP,B2) 実公 平3−5742(JP,Y2) 実用新案登録2580603(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 31/42 F16K 27/00 F16K 51/00 G05D 16/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力源へ接続する供給通路と貯槽へ接続
    する戻り通路とを長手方向へ延在して内部に形成し、こ
    の供給通路と戻り通路にそれぞれ連通の供給路および戻
    り路とアクチュエータ側へ接続する負荷通路に連通の負
    荷路とパイロット路とを開口した積層部を長手方向に隔
    てて複数個上面に設けたマニホールドを有し、マニホー
    ルドの積層部にパイロット操作式の切換弁を積層設置す
    ると共に、この切換弁をパイロット操作するパイロット
    電磁弁を積層部に対し別途設置してマニホールドに設
    け、切換弁を作動するためのパイロット液体を流すパイ
    ロット通路を各積層部のパイロット路とパイロット電磁
    弁を介し連通するよう長手方向へ延在してマニホールド
    内部に形成し、供給通路とパイロット通路とを連通する
    連通孔をマニホールドに穿設し、供給通路より連通孔へ
    流入するパイロット液体の圧力を減圧する減圧弁を連通
    孔へ螺入して設け、パイロット液体中に混入の異物をろ
    過する筒状のフィルタを減圧弁の供給通路側の連通孔内
    に設け、減圧弁はフィルタにてろ過されたパイロット液
    体を減圧弁本体に穿設された弁孔へ導く入口通路と弁孔
    より流出するパイロット液体をパイロット通路へ導く出
    口通路とを備え、さらに前記弁孔内に主弁スプールを移
    動自在に収容し、この主弁スプールを調圧ばねのばね力
    により入口通路と出口通路間を全開連通するノーマル位
    置へ付勢して設け、この調圧ばねを設置するばね室と入
    口通路より弁孔内へ流入したパイロット液体を調圧ばね
    のばね力に抗するよう主弁スプールに作用させる作用室
    とを主弁スプールの両端側に形成し、この作用室を入口
    通路と連通すると共にばね室を戻り通路と連通して設
    け、主弁スプール内には作用室を絞りを介してばね室と
    連通する流通路を設け、作用室に作用するパイロット液
    体の圧力により主弁スプールがノーマル位置から移動す
    る移動量に応じて入口通路より弁孔内へ流入するパイロ
    ット液体を出口通路へ絞り流通するよう絞り通路を主弁
    スプールに設けて成るマニホールド形弁装置。
JP1993052284U 1993-08-31 1993-08-31 マニホールド形弁装置 Expired - Fee Related JP2597173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993052284U JP2597173Y2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 マニホールド形弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993052284U JP2597173Y2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 マニホールド形弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0718084U JPH0718084U (ja) 1995-03-31
JP2597173Y2 true JP2597173Y2 (ja) 1999-06-28

Family

ID=12910504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993052284U Expired - Fee Related JP2597173Y2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 マニホールド形弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2597173Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001074162A (ja) * 1999-09-01 2001-03-23 Ebara Corp 流体制御弁及びフィルタ付きプレート

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0718084U (ja) 1995-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0229841B1 (en) Reducing valve
JPH07151107A (ja) フィードバックポッペト弁
EP0799393B1 (de) Ventilanordnung, insbesondere für pneumatische steuerungen
JP2597173Y2 (ja) マニホールド形弁装置
JPH04312205A (ja) スロースタートバルブ
JP3263868B2 (ja) パイロット操作形圧力制御弁
CN116529441A (zh) 多控制阀
JPH0710664U (ja) マニホールド形弁装置
JP2571254Y2 (ja) 減圧弁
JP3297080B2 (ja) 電磁油圧パイロット式比例制御弁
CN2236039Y (zh) 液控卸荷溢流阀组
WO1995017609A1 (fr) Dispositif de decharge pour circuit hydraulique
JPH0755361Y2 (ja) 圧力補償弁を有する方向切換弁
JP4368508B2 (ja) ポンプ吐出圧制御装置
JPS5825163B2 (ja) 流体制御装置
JPS62292982A (ja) 高速電磁弁装置
JP3024032B2 (ja) 制御弁装置
JP3141054B2 (ja) 弁装置
JPH0632868U (ja) マニホールド形弁装置
JPH0511418Y2 (ja)
JPS5821921Y2 (ja) 遠隔操作装置
JPH0341135Y2 (ja)
JP3018117B2 (ja) 流量調整機能付切換弁装置
JPS5925910B2 (ja) 電磁パイロツト型リモ−トコントロ−ル弁
JPS6238585B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees