JP2597130B2 - 旋網漁業用揚網機 - Google Patents

旋網漁業用揚網機

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JP2597130B2 JP63045161A JP4516188A JP2597130B2 JP 2597130 B2 JP2597130 B2 JP 2597130B2 JP 63045161 A JP63045161 A JP 63045161A JP 4516188 A JP4516188 A JP 4516188A JP 2597130 B2 JP2597130 B2 JP 2597130B2
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    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、旋網漁業における揚網機に関する。
〔従来の技術〕
旋網漁業における揚網機の最近の例としては、例えば
第5図に示すように、直径よりも長さの大きい複数の揚
網駆動ローラ1,2を、それぞれ平行に、かつ、それぞれ
の片端で共通の傾倒、および、旋回可能な支持端部材3
に対し揚網線a−aにそって適当間隔毎に軸架させ、互
いに隣接する上記各駆動ローラ1,2が互いに反対方向に
回転駆動されるように構成するとともに、上記揚網線a
−aにそった第1番目の駆動ローラ1の揚網上手側に、
上記各駆動ローラ1,2と平行に而もこれと共通の上記支
持端部材3に自由回転可能な案内ローラを配設し、上記
支持端部材3に構成せる網接触面3aが、上記駆動ローラ
1,2,案内ローラ4の中心軸に共通に直交するように構成
し、上記第1番目の駆動ローラ1によって旋網本体5の
浮子綱5aを強制的に誘導揚上するととに、上記案内ロー
ラ4にて旋網本体5の沈子綱5bを誘導させ、上記複数本
の駆動ローラ1,2により旋網本体5に束状にして蛇行状
に揚網し網捌きするようにした旋網漁業用揚網機があ
る。L1は身網の揚上ラインである。(例えば、特開昭62
−130634号公報,特開昭62−130635号公報,特開昭62−
130636号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の旋網漁業用揚網機にあっては、第3図の身網揚
上ラインL1で示すように、身網は支持端部材3の端縁に
常に接触しているが、支持端部材3の旋回角,起倒角の
設定状態により、沈子綱が支持端部材端縁から離れ上方
に上がる場合がある。この場合、身網が沈子綱の下に潜
り込んで、沈子綱を上方に押し上げる現象が起こる。一
度沈子綱に対する身網の押し上げ現象が起こると次々と
沈子綱の下に身網が入り込むため、沈込網が下がり難く
なり、更には、この沈子綱に包み込まれることがある。
このような場合には、次のような課題が生ずる。
(a) 沈子綱が押し上げられるにつれ、最外側を通る
身網の目が大きく開くためテンションがかかり、張り裂
け破れを生じ易くなる。
(b) 沈子綱が身網上方に押し上げられると、沈子綱
と浮子綱が同じ有効径となるため、長さの長い沈子綱が
相対的に遅れる。
また、支持端部材3の傾きによる各ローラ1,2,4の起
倒角度の調節が不適当で、浮子綱5aが下がる場合、およ
び、浮子綱5aの入射方向が船尾寄りになり、各ローラ1,
2,4の起倒による調節効果が小さくなって浮子綱5aが下
がる場合には、浮子綱5aが身網にくるまれる。このよう
な場合には、次のような課題が生ずる。
浮子が身網に押さえられ、浮子の損傷が大きい。
浮子が身網に押さえられることにより、スリップが
小さくなり過ぎ、浮子綱の揚上速度が早くなり、長さの
長い沈子綱が遅れる。
浮子の直径分だけ身網の膨らみが大きくなり、最外
側の身網の目が大きく開くため、テンションがかかり、
張り裂け破れを生ずる。
本発明は、揚上される沈子綱を常に支持端部材に接す
るようにし、浮子綱、および、身網を支持端部材の網接
触面より上方に支承誘導することにより、上述した従来
技術の課題が合理的に解決しうる揚網機を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の旋網漁業用揚網
機は、直径よりも長さの大きい複数の揚網駆動ローラ
を、それぞれ平行に、かつ、それぞれの片端で共通の傾
倒、および旋回可能な支持端部材に対し揚網線a−aに
そって適当間隔毎に軸架させ、互いに隣接する上記各駆
動ローラが互いに反対方向に回転駆動されるように構成
するとともに、上記揚網線a−aにそった第1番目の駆
動ローラの揚網上手側に、上記各駆動ローラと平行に而
もこれと共通の上記支持端部材に自由回転可能な案内ロ
ーラを配設し、上記支持端部材に構成せる網接触面が、
上記駆動ローラ,案内ローラの中心軸に共通に直交する
ように構成し、上記第1番目の駆動ローラによって旋網
本体の浮子綱を強制的に誘導揚上するとともに、上記案
内ローラにて旋網本体の沈子綱を誘導させ、上記複数本
の駆動ローラにより旋網本体を束状にして蛇行状に揚網
し網捌きするようにした旋網漁業用揚網機において、上
記揚網線a−aにそって配設された駆動ローラの揚網作
用による入網側の上記支持端部材上に、上記揚網線a−
aと略平行で、かつ、揚網作用中常に旋網本体の沈子綱
を支持端部材の網接触面に接触させ、この沈子綱を最下
位とした状態で、身網,浮子綱の順に上向き傾斜勾配を
もって支持端部材の網接触面より上方に乗載誘導する補
助案内体を設けたことを特徴とする旋網漁業用揚網機、
および上記補助案内体の身網,浮子綱を乗載誘導する部
分を自由回動可能としたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に、図面について本発明実施例の詳細を説明する。
第1図は本発明揚網機の正面図,第2図は揚網状態を
示す同上平面図,第3図は浮子綱、および、浮子綱の揚
上ラインを示すもので、第2図における海側からみた正
面図,第4図a,b,c,dは、夫々補助案内体を構成する素
材を示し、a図は浮子綱が乗載支承誘導される部分をロ
ーラ構造とした一部の斜視図、b図はパイプ材を使用し
た例の断面図,c図は丸棒素材を使用した例の断面図,d図
は断面形状がカマボコ形状の素材を使用した例の断面
図,第5図は従来例の揚網状態を示す平面図である。
11は、船体12の船尾部甲板上に、該船体12の長手軸線
方向と直交する方向に敷設された案内レールで、該案内
レール11上には、架台13が水平移動可能に乗載されてい
る。この架台13の下面には突部14が設けてあり、これに
上記案内レール11と平行に架設した螺杆15が螺合され、
この螺杆15の正逆回動により、架台13が案内レール11に
そって上記船体12の船尾左右舷間を往復動せしめられる
よう構成されている。
上記架台13上には、これに設けた軸筒(図示略)に嵌
合構造とした旋回台16が回動可能に搭載してある。そし
てこの旋回台16の内部には、特に図示してないが、ウォ
ームホイールが設けてあり、これに上記架台13の上側に
軸架したウォームギア(図示略)が噛合せしめられ、こ
のウォームギアの軸端に連結せる旋回油圧モーター(図
示略)によって、ウォームホイールがウォームギアを介
して回動し、更に、旋回台16が回動しうるようにしてあ
る。
17は、平面形状が第2図から明らかなように、細長小
判形で、かつ、内部が空洞構造の支持端部材で、該支持
端部材17の上面には、網接触面17aが形成されている。
そして、この網接触面17aに対し直角に、かつ、第2図
に示す網の揚網方向線a−aにそうように2本(2本以
上でもよい)の揚網用の駆動ローラ18,19が垂設される
とともに、この駆動ローラ18,19の軸心を結ぶ線が、上
記揚網線a−aと一致するように構成される。
即ち、上記揚網線a−aは、上記駆動ローラのうち、
揚網上手側から第1番目の駆動ローラ18、および第2番
目の駆動ローラ19の夫々中心軸と、上記支持端部材17の
網接触面17aを含む平面との2交点を結ぶことによって
設定されるものである。また、この網接触面17aには、
支持端部材17の揚網上手側Aに配した案内ローラ20がフ
リー回転するように垂設せしめられる。この案内ローラ
20は旋網本体21の沈子綱21bを案内する役割を果すもの
である。また、上記両揚網用の駆動ローラ18,19は、直
径より長さが大きく構成されている。
更に、上記駆動ローラ18,19は、身網部を主として揚
網するための摩擦助長手段、詳しくは、表面にゴムなど
の摩擦層や多数の係止溝22を形成したローラ部18a,19a
と、摩擦助長手段を有しないローラ上部18b,19bによっ
て構成されている。
即ち、旋網本体21を構成する身網に対しては十分な縮
結を入れ、魚群を包囲する網成りを作るようにしている
ため、身網に対して浮子綱21aが沈子綱21bより短い。こ
のため、身網長と浮子綱21aの差の分だけ浮子綱21aの揚
上を遅らせる必要がある。このため上述のように、浮子
綱21aを摩擦助長手段を有しないローラ上部18b,19bに導
き、この部分でスリップさせ、身網の揚上とバランスさ
せる。尚摩擦助長手段を有しない方法としては、摩擦の
少ない金属面とするか、あるいは、駆動ローラ18,19に
対してフリーに回転するスリップリング(図示略)を被
嵌するとよい。また、この実施例では摩擦助長手段を有
しない部分を設けたが、駆動ローラ18,19の表面全体を
適度の摩擦助長手段となるような硬度なゴム層として、
縮結により網地よりも揚網時に張力の大きくかかる浮子
綱21aや沈子綱21bをスリップしやすくしてやってもよ
い。
また、駆動ローラ18,19の下部は、上記支持端部材17
の空洞部内に内装された一対のギア(図示略)に対して
嵌合的に固定され、支持端部材17の下面に設けた油圧モ
ーター23によって回動するギア(図示略)が上記ギアの
一方に噛合し、この上記両ギアを介して駆動ローラ18,1
9が互いに逆方向に回転駆動されるようにしてある。24,
25は揚網作業中の浮子綱21aや身網が上方に抜脱するの
を防止する鍔部分で、この鍔部材24,25は固定構造であ
って、駆動ローラ18,19とは一緒に回転しない。
また、上記案内ローラ20は沈子綱21bを誘導し、駆動
ローラ18,19に供給するもので、この駆動ローラ18,19よ
りも直径が小さく構成されている。また、第2図に示す
ように、揚網上手側から第1番目の駆動ローラ18、およ
び、第2番目の駆動ローラ19の夫々の中心軸と、上記支
持端部材17の網接触面17aを含む平面との2交点を結ぶ
揚網線a−a、並びに、第1番目の駆動ローラ18の中心
軸の両直線に夫々直交する直線c−cよりも揚網下手側
の適当な位置(斜線で示す)で、その軸、または、その
延長線が支持端部材17の網接触面17aを含む平面と交わ
るように、上記第1の案内ローラ20と同様の構造をもつ
第2の案内ローラ26を自由回転可能に設けたもので、該
第2の案内ローラ26は上記駆動ローラ18,19と略同長
か、もしくは、これよりも長く構成する。尚この実施例
では、第2の案内ローラ26は、第2番目の駆動ローラ19
への捲付角を減少させないように、第1番目と第2番目
の駆動ローラ18,19を結んだ揚網線a−aと、第2番目
の駆動ローラ19の網の出側と網ガイドローラの網入口を
結ぶ方向線d−dとが略直交する位置に設けられてい
る。
そして本発明は、上記揚網線a−aにそって配設され
た駆動ローラ18,19による浮子綱21a側の入網側の上記支
持端部材17上に、上記揚網線a−aと略平行で、かつ、
第1図で示すように、正面形状がへ字形で、上記第1番
目の駆動ローラ18から案内ローラ20方向に向け下向き傾
斜した浮子綱21aを常に乗載支承し誘導する支承誘導部2
7aをもつ補助案内体27を配設したものである。そして、
この補助案内体27の頂部は、第1図に示すように、第1
番目の駆動ローラ18の中心軸線を若干第2番目の駆動ロ
ーラ19方向に位置させ、浮子綱21aが上記支承誘導部27a
から離脱し、揚網下手側方向に介入するのを防止してい
る。更に、支承誘導部27aをもつ補助案内体27の傾斜下
端は、第1図において上記案内ローラ20に対向する位置
に設定する。
また、上記補助案内体27の支承誘導部27aに該当する
部分を、第1図,第4図aに示すように回転ロール構造
とすることが望ましく、揚上される浮子綱21a、およ
び、身網が捻れずに円滑に誘導されるようにする。ま
た、上記補助案内体27は、第4図bに示すように全体を
パイプ素材にて形成するか、c図ように丸棒素材にて形
成するか、あるいは、d図のように断面がカマボコ形の
素材にて形成するかは適宜選択しうるものとし、要は浮
子綱21a、および、これに付随する身網部が円滑に揚上
誘導されればよいことから、請求項1においては、図示
の素材構造に特定されるものでない。
〔作用の説明〕
第2,3図について揚網作用を説明すると、浮子綱21a,
身網、および、環外しの済んだ沈子綱21bを駆動ローラ1
8と案内ローラ20の間からとり込み、浮子綱21a、およ
び、身網を図のように、補助案内体27の支承誘導部27a
上に乗載し支承誘導させながら、駆動ローラ18,19にS
字形に旋網本体21をかけまわして、支持端部材17の揚網
上手側Aから揚網下手側Bに向けて揚網移行させるとと
もに、第2番目の駆動ローラ19を出たあと網捌き機(図
示略)に導き、円滑な揚網を行う。そして、身網は第3
図の揚上ラインL2に示すように、補助案内体27に形成し
た自由回転する支承誘導部27aに常に乗載されているこ
とから、身網に捻れが生じない。また、従来の揚上ライ
ンL1より上方に誘導され、浮子綱21aが浮子を伴って身
網につつみ込まれることがなく、また、揚上ラインL3
そって揚上される沈子綱21bは、補助案内体27によって
常に第1番目の駆動ローラ18下部(身網の外側)を通り
身網にくるまれることなく捌きが良好となる。
そして、揚網線a−aと浮込綱21aの揚網方向とのな
す角、即ち、浮子方の入射角の変化に適合するように、
また、浮子綱21aを駆動ローラ18,19の摩擦助長手段を有
しないローラ上部18b,19bに適合するよう、また摩擦助
長手段を有するローラ部18a,19aに適合するようにシリ
ンダ28を操作して支持端部材17、即ち、駆動ローラ18,1
9を傾斜調整し、浮子綱21a,身網,沈子綱21bの揚上速度
を調整し、バラツキのない揚網を行うものである。ま
た、海洋条件,入魚量に対応して支持端部材17の旋回,
傾倒調節を行うものである。また、投網の場合には、こ
の揚網機は不要で投網作業時に邪魔になるので、揚網機
は案内レール11上を水平移動させて揚網作業位置とは反
対の舷側に収納することが望ましい。
〔発明の効果〕
上述のように本発明の構成によれば、次のような効果
が得られる。
(a) 補助案内体によって浮子綱を支持端部材の網接
触面より上方に支承誘導することにより、浮子綱が身網
にくるみ込まれるのを有効に防止しうるとともに、旋網
本体の身網を束にすることができることから、従来技術
に比べて最外側を通る網地にかかる張り裂き力が大きく
減少され、網地の破損がない。
(b) 補助案内体の存在により、浮子綱が身網の束に
接する適度まで下げても身網にくるまれないことから、
駆動ローラの起倒角度、支持端部材の旋回角度の調節頻
度が従来技術に比べて少なくてすみ、揚網作業効率、お
よび、省力化の向上が計れる。
(c) 浮子綱を下げ気味にしての使用が可能となり、
このため、浮子下の伍網、および、身網を網目を閉じた
状態で揚網することができ、張力の不均一がなくなる。
(d) 沈子綱がローラ下部で、而も、身網の外側を通
るようにすることができるため、沈子綱の有効径が大き
くなり、相対的な浮子綱と沈子綱の揃いがよくなる。
(e) 沈子綱が第1番目の駆動ローラにて常にローラ
下部(身網の外側)を通るため、身網に沈子綱がくるみ
込まれることがなく、網の出側、および、網捌きでの網
捌機が良好となる。
(f) 補助案内体に形成した支承誘導部を自由回転可
能としたので、身網との摩擦抵抗がきわめて少なくな
り、身網に捻れが生じなくなる。特に高速揚網時に好適
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明揚網機の正面図,第2図は揚網状態を示
す同上平面図,第3図は浮込綱、および、沈子綱の揚上
ラインを示すもので、第2図における海側からみた正面
図,第4図a,b,c,dは、夫々補助案内体を構成する素材
を示し、a図は浮子綱が乗載支承誘導される部分をロー
ラ構造とした一部の斜視図,b図はパイプ材を使用した例
の断面図,c図は丸棒素材を使用した例の断面図,d図は断
面形状がカマボコ形状の素材を使用した例の断面図,第
5図は従来例の揚網状態を示す平面図である。 11……案内レール,12……船体,17……支持端部材,17a…
…網接触部,18……第1番目の駆動ローラ,19……第2番
目の駆動ローラ,20……案内ローラ,21……旋網本体,21a
……浮子綱,21b……沈子綱,27……補助案内体,27a……
支承誘導部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直径よりも長さの大きい複数の揚網駆動ロ
    ーラを、それぞれ平行に、かつ、それぞれの片端で共通
    の傾倒、および、旋回可能な支持端部材に対し揚網線a
    −aにそって適当間隔毎に軸架させ、互いに隣接する上
    記各駆動ローラが互いに反対方向に回転駆動されるよう
    に構成するとともに、上記揚網線a−aにそった第1番
    目の駆動ローラの揚網上手側に、上記各駆動ローラと平
    行に而もこれと共通の上記支持端部材に自由回転可能な
    案内ローラを配設し、上記支持端部材に構成せる網接触
    面が、上記駆動ローラ,案内ローラの中心軸に共通に直
    交するように構成し、上記第1番目の駆動ローラによっ
    て旋網本体の浮子綱を強制的に誘導揚上するとともに、
    上記案内ローラにて旋網本体の沈子綱を誘導させ、上記
    複数本の駆動ローラにより旋網本体を束状にして蛇行状
    に揚網し網捌きするようにした旋網業用揚網機におい
    て、 上記揚網線a−aにそって配設された駆動ローラの揚網
    作用による入網側の上記支持端部材上に、上記揚網線a
    −aと略平行で、かつ、揚網作用中常に旋網本体の沈子
    綱を支持端部材の網接触面に接触させ、この沈子綱を最
    下位とした状態で、身網,浮子綱の順に上向き傾斜勾配
    をもって支持端部材の網接触面より上方に乗載誘導する
    補助案内体を設けたことを特徴とする旋網漁業用揚網
    機。
  2. 【請求項2】上記補助案内体の身網,浮子綱を乗載誘導
    する部分を自由回動可能としたことを特徴とする請求項
    1記載の旋網漁業用揚網機。
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