JP2596612Y2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2596612Y2
JP2596612Y2 JP1991029267U JP2926791U JP2596612Y2 JP 2596612 Y2 JP2596612 Y2 JP 2596612Y2 JP 1991029267 U JP1991029267 U JP 1991029267U JP 2926791 U JP2926791 U JP 2926791U JP 2596612 Y2 JP2596612 Y2 JP 2596612Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主としてツールチェン
ジャ等において用いられる、プラグとソケットとが着脱
可能な電気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロボットのアームに対してツー
ル等の脱着を行うことができるようにしたツールチェン
ジャとして、ロボットアームに取付けられたインナアッ
センブリと、ツール等が取付けられるアウタアッセンブ
リと、上記インナアッセンブリとアウタアッセンブリと
をロックするロック手段とを有するものは知られている
(例えば米国特許第 4,696,524号明細書および図面参
照)。
【0003】ところで、そのようなものにおいては、両
アッセンブリの連結により各アッセンブリにおける電気
系統も接続され、電源よりの電気がアウタアッセンブリ
のツールに対して供給されるように構成されている。
【0004】そのような装置に用いる電気コネクタとし
て、接点同士をスプリングで押し付けて接触させる押付
け型のものが考えられるが、そのようなものは、接続時
の位置角度の誤差が大きくても接続可能であり、また、
接続解除時には特別な引抜き力が必要ないという利点が
ある反面、セルフクリーニング機能がないので、導通の
信頼性に劣り、上述したツールチェンジャの如き信頼性
が要求される装置には用いることができない。
【0005】そこで、セルフクリーニング機能があり、
導通の信頼性に優れるソケット・プラグ型のものを用い
ることが考えられる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、そのような
ソケット・プラグ型のものでは、接続時の位置角度の誤
差で挿入できない場合があり、また、接続解除時には、
所定値以上の引抜き力が発生するので、引抜きが困難で
ある。また、接続、接続解除時に、位置角度の誤差が生
じたとき、コンタクト素子を傷めることがある。
【0007】本考案は、そのようなソケット・プラグ型
の電気コネクタにおいて、接続時に、位置角度に誤差が
あっても、容易に挿入でき、また,接続解除時に大きな
引抜き力を必要としない電気コネクタを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の考案の電気コネクタは、各々接触部とな
2つの傾斜面を持断面三角形状の係合凸部を有しか
つ上記係合凸部の長さ方向に沿って延びる軸心の回りに
回動可能に設けられた通電可能なプラグと、該プラグの
係合凸部に対応した断面形状の係合溝部を有し、該係合
溝部の2つの傾斜溝面にそれぞれ上記プラグの傾斜面と
接触可能なスプリングコンタクト素子が配設され、上記
係合溝部の長さ方向に沿って延びる軸心の回りに回動可
能に設け られている通電可能なソケットとを備え、上記
プラグの係合凸部がソケットの係合溝部に挿入されて、
係合凸部の傾斜面がそれぞれ係合凹部における傾斜溝面
のスプリングコンタクト素子に接触することにより、プ
ラグ及びソケット同士が電気的に接続されるように構成
されているものとする。
【0009】
【作用】請求項1の考案によれば、プラグの係合凸部を
ソケットの係合溝部に挿入して、その係合凸部の傾斜面
をそれぞれ係合凹部における傾斜溝面のスプリングコン
タクト素子に接触させることにより、プラグとソケット
とが電気的に接続される。その場合、係合凸部と係合溝
部とが互いに対応した形状となっており、しかもプラグ
が上記係合凸部の長さ方向に沿って延びる軸心の回り
に、またソケットが係合溝部の長さ方向に沿って延びる
軸心の回りにそれぞれ回動可能であるので、上記プラグ
の係合凸部をソケットの係合溝部に挿入する接続やその
接続解除の動作の際、或いは結合固定状態で、ソケット
及びプラグの位置角度の誤差があっても両者の向きが各
々の軸心回りの回動によって修正され、係合凸部の傾斜
面が係合溝部の傾斜溝面に案内されて、接続や接続解除
が容易に行われるとともに、スプリングコンタクト素子
の損傷を防止できる。また、接続解除時に大きな引抜き
力を必要としない
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。
【0011】本考案にかかる電気コネクタを適用したツ
ールチェンジャを示す図1〜図3において、1はロボッ
トアームAに取付けられるインナアッセンブリ、2はツ
ール等が取付けられるアウタアッセンブリで、上記イン
ナアッセンブリ1とアウタアッセンブリ2とが連結、連
結解除されるようになっている。インナアッセンブリ1
の本体部3の一側面にはソケット5,5,5が、また
ウタアッセンブリ2の本体部6の一側面には上記ソケッ
ト5,5,5に着脱可能に結合されるプラグ7,7,7
がそれぞれケーシング8,9に収納されて装設され、そ
れによって大電流を供給するための電気コネクタ4が構
成されている。
【0012】図4及び図5に詳細を示すように、上記プ
ラグ7は、各々接触部となる2つの傾斜面8a,8aを
持つ断面二等辺三角形状の係合凸部8を有する。そし
て、プラグ7の下面部には、ケーブル9が電気的に接続
された圧着端子10がボルト11によって締結されてい
る。一方、ソケット5は、プラグ7の係合凸部8に対応
した断面形状の係合溝部12を有し、該係合溝部12の
傾斜溝面12a,12aにそれぞれ上記プラグ7の傾斜
面8a,8aと接触可能なスプリングコンタクト素子1
3,13(例えばマルチコンタクト社のマルチムラバン
ド)が配設されている。そして、ソケット5の上面部に
は、別のケーブル14が電気的に接続された圧着端子1
5がボルト16によって締結されている。また、係合溝
部12の両端にガイド部材17,17が配設されてい
る。そして、ソケット5の幅とガイド部材17,17の
幅との和がプラグ7の全幅と略等しくなるように設定さ
れ、ソケット5とプラグ7との係合時にプラグ7の挿入
方向がガイド部材17,17によって規制されるように
なっている。
【0013】上記ソケット5の2つの側面よりピン部材
18,18が突設され、該両ピン部材18,18を介し
てケーシング8にソケット5が上記係合溝部12の長さ
方向に沿って延びる軸心の回りに回動可能に軸支されて
いる。また、プラグ7の2つの側面よりピン部材19,
19が突設され、該両ピン部材19,19を介してケー
シング9にプラグ7が上記係合凸部8の長さ方向に沿っ
て延びる軸心の回りに回動可能に軸支されている。
【0014】そして、上記アウタアッセンブリ2とイン
ナアッセンブリ1とを連結した状態でロックする機構は
次のように構成されている。インナアッセンブリ1の本
体部3にはピストン21が摺動可能に支承されており、
第1エア通路22にエアを供給すれば、ピストン21が
下降する。このピストン21の下降により、押圧部21
aが、本体部3のボール支持部24に支持されるボール
23を外方に押圧し、アウタアッセンブリ2の本体部6
のボール受け部6aに上記ボール23を押圧することと
なり、両アッセンブリ1,2の連結ロックがなされる。
一方、逆に、第2エア通路25よりのエアの供給によ
り、ピストン21は上昇して、連結ロックが解除され
る。
【0015】また、アウタアッセンブリ2及びインナア
ッセンブリ1の本体部3,6の他の三側面には、電気信
号供給のためのコネクタ31、冷却水供給のためのコネ
クタ32、エア供給のためのコネクタ33がそれぞれ装
設され、両アッセンブリ1,2の連結、連結解除に応じ
て接続、接続解除がなされるようになっている。
【0016】上記のように構成すれば、アウタアッセン
ブリ2とインナアッセンブリ1とを連結するときは、プ
ラグ7の係合凸部8がソケット5の係合溝部12に挿入
され、スプリングコンタクト素子13のスプリング効果
により弾性的に電気的接続が行われることとなる。その
場合、係合凸部8と係合溝部12とが互いに対応した形
状となっており、しかもピン部材18,19によってケ
ーシング8,9に回動可能に支承されているので、ソケ
ット5及びプラグ7の向きがピン部材18,19を回動
中心として修正され、係合凸部8の傾斜面8a,8aが
係合溝部12の傾斜面12a,12aに案内されて、容
易に挿入される。また、このとき、他のコネクタ31,
32,33の接続もなされる。
【0017】特に、ソケット5の側部には、係合溝部1
2の両端を塞ぐガイド部材17,17が装設されている
ので、接続時に、図6に示すように、位置角度に異状が
あっても、ソケット5に対するプラグ7の向きがガイド
部材17,17によって修正されて、ソケット7に接続
される。よって、ソケット5とプラグ7との接続によ
り、スプリングコンタクト素子13の圧縮量が大きくな
ることがないので、スプリングコンタクト素子13を
める虞れがない。
【0018】また、ソケット5とプラグ7とは、係合凸
部8と係合溝部12とが互いに対応したテーパ形状とな
っていることから、引抜き方向に作用する摩擦力は殆ど
なく、接続を解除するとき、特別な引抜き力なしで、ソ
ケット5からプラグ7が引き抜かれる。
【0019】
【考案の効果】請求項1の考案によると、各々接触部と
なる2つの傾斜面を持つ断面三角形状の係合凸部を有す
る通電可能なプラグを、係合凸部の長さ方向に沿って延
びる軸心の回りに回動可能に設ける一方、そのプラグの
係合凸部に対応した形状の係合溝部を有し、該係合溝部
の2つの傾斜溝面にそれぞれ上記プラグの傾斜面と接触
可能なスプリングコンタクト素子が配設された通電可能
なソケットを、係合溝部の長さ方向に沿って延びる軸心
の回りに回動可能に設けたことにより、プラグの係合凸
部をソケットの係合溝部に挿入する接続動作時やその解
除動作時、或いは結合固定時、係合凸部の傾斜面が係合
溝部の傾斜面に案内されて、位置角度の誤差があっても
接続や接続解除が容易となるとともに、スプリングコン
タクト素子の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ツールチェンジャに適用した電気コネクタで、
一部を省略して示す正面図である。
【図2】左半分にインナアッセンブリとアウタアッセン
ブリとの連結状態を、右半分に連結解除状態をそれぞれ
示す同断面図である。
【図3】電気コネクタの平面図である。
【図4】電気コネクタの分解斜視図である。
【図5】電気コネクタの分解側面図である。
【図6】作用の説明図である。
【符号の説明】
4 電気コネクタ 5 ソケット 7 プラグ 8 係合凸部 8a 傾斜面 12 係合溝部 12a 傾斜溝面 13 スプリングコンタクト素子 17 ガイド部材18,19 ピン部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/18 B25J 15/04 H01R 13/10 H01R 13/629

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々接触部となる2つの傾斜面を持
    面三角形状の係合凸部を有し、上記係合凸部の長さ方向
    に沿って延びる軸心の回りに回動可能に設けられた通電
    可能なプラグと、上記 プラグの係合凸部に対応した断面形状の係合溝部を
    有し、該係合溝部の2つの傾斜溝面にそれぞれ上記プラ
    グの傾斜面と接触可能なスプリングコンタクト素子が配
    設され、上記係合溝部の長さ方向に沿って延びる軸心の
    回りに回動可能に設けられている通電可能なソケットと
    を備え 上記プラグの係合凸部がソケットの係合溝部に挿入され
    て、係合凸部の傾斜面がそれぞれ係合凹部における傾斜
    溝面のスプリングコンタクト素子に接触することによ
    り、プラグ及びソケット同士が電気的に接続されるよう
    に構成されている ことを特徴とする電気コネクタ
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