JP2596185B2 - アカウント採取方式 - Google Patents
アカウント採取方式Info
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- JP2596185B2 JP2596185B2 JP16163690A JP16163690A JP2596185B2 JP 2596185 B2 JP2596185 B2 JP 2596185B2 JP 16163690 A JP16163690 A JP 16163690A JP 16163690 A JP16163690 A JP 16163690A JP 2596185 B2 JP2596185 B2 JP 2596185B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオペレーティングシステムにおいて、特に、
マルチプロセッサ構成でユーザプログラムやオペレーテ
ィングシステムが動作する場合において、各プロセッサ
上で動作するプロセスのアカウント情報の採取方式に関
する。
マルチプロセッサ構成でユーザプログラムやオペレーテ
ィングシステムが動作する場合において、各プロセッサ
上で動作するプロセスのアカウント情報の採取方式に関
する。
従来、シングルプロセッサ構成の場合におけるアカウ
ント情報の採取方式では、インターバルタイマ割り込み
時、実行中であったプロセスの様々な情報からメモリ関
連の情報を検索及び収集し、アカウント用の情報格納域
に値を設定する方式であった。又、マルチプロセッサ構
成の場合では、インターバルタイマ割り込みは1プロセ
ッサにした通知されず、他のプロセッサには割り込みを
受けたプロセッサから通知をし、それにより他のプロセ
ッサではアカウント情報の採取を行っていた。
ント情報の採取方式では、インターバルタイマ割り込み
時、実行中であったプロセスの様々な情報からメモリ関
連の情報を検索及び収集し、アカウント用の情報格納域
に値を設定する方式であった。又、マルチプロセッサ構
成の場合では、インターバルタイマ割り込みは1プロセ
ッサにした通知されず、他のプロセッサには割り込みを
受けたプロセッサから通知をし、それにより他のプロセ
ッサではアカウント情報の採取を行っていた。
上述した従来のアカウント情報の採取方式は、シング
ルプロセッサ構成の場合ではあまり問題はないが、マル
チプロセッサ構成の場合ではインターバルタイマ割り込
みを、割り込みを受けたプロセッサから他の全てのプロ
セッサに通知しなければならず、また通知を受けたプロ
セッサが個々にアカウント情報の採取を行う必要があ
り、オーバーヘッドが大きくなる。しかもインターバル
タイマ割り込みの間隔が小さくなければなるほど、オー
バーヘッドはさらに大きくなり、システム性能に大きな
影響を及ぼしていた。。
ルプロセッサ構成の場合ではあまり問題はないが、マル
チプロセッサ構成の場合ではインターバルタイマ割り込
みを、割り込みを受けたプロセッサから他の全てのプロ
セッサに通知しなければならず、また通知を受けたプロ
セッサが個々にアカウント情報の採取を行う必要があ
り、オーバーヘッドが大きくなる。しかもインターバル
タイマ割り込みの間隔が小さくなければなるほど、オー
バーヘッドはさらに大きくなり、システム性能に大きな
影響を及ぼしていた。。
本発明は、基本オペレーティングシステムより起動さ
れるインターバルタイマ割り込み手段が予め定められた
1プロセッサに行われるメモリ共有のマルチプロセッサ
であって、各プロセッサにそれぞれ1個用意される実行
中プロセス情報格納域と、プロセスの数だけ存在し、デ
ィスパッチャにより各プロセッサにディスパッチされて
実行され解放されるまで前記実行中プロセス情報格納域
にリンクされるプロセス制御テーブルと、前記プロセス
制御テーブルにリンクされ前記プロセスに割り当てられ
たセグメントの種類だけ用意されるセグメント管理テー
ブルと、前記セグメント管理テーブルからリンクされ、
前記セグメントが1プロセス固有のものか複数プロセス
共有のものかを示すセグメントタイプ情報,前記セグメ
ントタイプが共有であるときに共有しているプロセス数
が格納され、セグメントタイプが固有の場合は“1"が格
納されるセグメント参照域,前記セグメントに実際に割
り当てられている有効な物理ページの枚数が格納される
有効ページ数格納域とから構成されるセグメント情報を
有するセグメント情報テーブルとを備え、前記基本オペ
レーティングシステムより起動されるセグメント管理手
段と、前記セグメント管理手段から起動されセグメント
の確保、割り当てを行い前記セグメント情報テーブルに
前記セグメント情報を設定するセグメント割り当て手段
と、前記セグメント管理手段から起動されセグメントの
解放を行い前記セグメント情報テーブルに前記セグメン
ト情報を設定するセグメント解放手段とを有するアカウ
ント採取方式において、前記プロセス制御テーブルにメ
モリアカウント格納域とアカウント用情報格納域を備
え、前記セグメント割り当て手段及び前記セグメント解
放手段から起動され、前記プロセス制御テーブル内の前
記アカウント用情報格納域を初期化し、前記セグメント
管理テーブルポインタから得られる予め用意された前記
プロセス対応の全ての前記セグメント管理テーブルにつ
き、前記セグメント管理テーブルにおける前記セグメン
ト情報テーブルポインタから得られる前記セグメント情
報テーブル内の前記セグメントタイプがプロセス共有で
ある場合は前記セグメント情報テーブル内の前記有効ペ
ージ数格納域の値を前記セグメント参照域の値で割り前
記プロセスの割り当て分ページ数とし前記ページ数を前
記プロセス制御テーブル内の前記アカウント用情報格納
域に足し込み、前記セグメントタイプがプロセス共有で
ない場合は前記有効ページ数格納域の値をそのまま前記
アカウント用情報格納域に足し込むメモリアカウント処
理手段と、前記基本オペレーティングシステムより起動
される前記インターバルタイマ割り込み手段が実施され
る前記プロセッサにて、前記インターバルタイマ割り込
み手段から起動され前記各プロセッサにつき前記各プロ
セッサ対応に用意される前記実行中プロセス情報格納域
から前記プロセス制御テーブルを取出し前記メモリアカ
ウント格納域に前記アカウント用情報格納域の値を足し
込むアカウント採取手段より構成されている。
れるインターバルタイマ割り込み手段が予め定められた
1プロセッサに行われるメモリ共有のマルチプロセッサ
であって、各プロセッサにそれぞれ1個用意される実行
中プロセス情報格納域と、プロセスの数だけ存在し、デ
ィスパッチャにより各プロセッサにディスパッチされて
実行され解放されるまで前記実行中プロセス情報格納域
にリンクされるプロセス制御テーブルと、前記プロセス
制御テーブルにリンクされ前記プロセスに割り当てられ
たセグメントの種類だけ用意されるセグメント管理テー
ブルと、前記セグメント管理テーブルからリンクされ、
前記セグメントが1プロセス固有のものか複数プロセス
共有のものかを示すセグメントタイプ情報,前記セグメ
ントタイプが共有であるときに共有しているプロセス数
が格納され、セグメントタイプが固有の場合は“1"が格
納されるセグメント参照域,前記セグメントに実際に割
り当てられている有効な物理ページの枚数が格納される
有効ページ数格納域とから構成されるセグメント情報を
有するセグメント情報テーブルとを備え、前記基本オペ
レーティングシステムより起動されるセグメント管理手
段と、前記セグメント管理手段から起動されセグメント
の確保、割り当てを行い前記セグメント情報テーブルに
前記セグメント情報を設定するセグメント割り当て手段
と、前記セグメント管理手段から起動されセグメントの
解放を行い前記セグメント情報テーブルに前記セグメン
ト情報を設定するセグメント解放手段とを有するアカウ
ント採取方式において、前記プロセス制御テーブルにメ
モリアカウント格納域とアカウント用情報格納域を備
え、前記セグメント割り当て手段及び前記セグメント解
放手段から起動され、前記プロセス制御テーブル内の前
記アカウント用情報格納域を初期化し、前記セグメント
管理テーブルポインタから得られる予め用意された前記
プロセス対応の全ての前記セグメント管理テーブルにつ
き、前記セグメント管理テーブルにおける前記セグメン
ト情報テーブルポインタから得られる前記セグメント情
報テーブル内の前記セグメントタイプがプロセス共有で
ある場合は前記セグメント情報テーブル内の前記有効ペ
ージ数格納域の値を前記セグメント参照域の値で割り前
記プロセスの割り当て分ページ数とし前記ページ数を前
記プロセス制御テーブル内の前記アカウント用情報格納
域に足し込み、前記セグメントタイプがプロセス共有で
ない場合は前記有効ページ数格納域の値をそのまま前記
アカウント用情報格納域に足し込むメモリアカウント処
理手段と、前記基本オペレーティングシステムより起動
される前記インターバルタイマ割り込み手段が実施され
る前記プロセッサにて、前記インターバルタイマ割り込
み手段から起動され前記各プロセッサにつき前記各プロ
セッサ対応に用意される前記実行中プロセス情報格納域
から前記プロセス制御テーブルを取出し前記メモリアカ
ウント格納域に前記アカウント用情報格納域の値を足し
込むアカウント採取手段より構成されている。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
る。
第2図は第1図におけるプロセス制御テーブル6の構
成図である。プロセス制御テーブル6はプロセス(ジョ
ブ)の数だけ存在し、通常、ディスパッチャにより各プ
ロセッサにディスパッチされて実行され、解放されるま
で各プロセッサに1個用意される実行中プロセス情報格
納域9とリンクされる。当テーブルにおいて、セグメン
ト管理テーブルポインタ61は、プロセスのセグメント情
報を一活して管理するセグメント管理テーブル7へのポ
インタを格納する。メモリアカウント格納域62はインタ
ーバルタイマ割り込み発生時プロセス毎のメモリアカウ
ント情報を採取する領域である。アカウント用情報格納
域63は、セグメントの割り当てや解放が行われ、状態遷
移が起こったときにセグメント情報が格納される領域で
ある。1セグメントの情報ではなく、その時点でプロセ
スに割り当てられているセグメント全てに対するアカウ
ント情報が格納される。
成図である。プロセス制御テーブル6はプロセス(ジョ
ブ)の数だけ存在し、通常、ディスパッチャにより各プ
ロセッサにディスパッチされて実行され、解放されるま
で各プロセッサに1個用意される実行中プロセス情報格
納域9とリンクされる。当テーブルにおいて、セグメン
ト管理テーブルポインタ61は、プロセスのセグメント情
報を一活して管理するセグメント管理テーブル7へのポ
インタを格納する。メモリアカウント格納域62はインタ
ーバルタイマ割り込み発生時プロセス毎のメモリアカウ
ント情報を採取する領域である。アカウント用情報格納
域63は、セグメントの割り当てや解放が行われ、状態遷
移が起こったときにセグメント情報が格納される領域で
ある。1セグメントの情報ではなく、その時点でプロセ
スに割り当てられているセグメント全てに対するアカウ
ント情報が格納される。
第3図は第1図におけるセグメント管理テーブル7の
構成図である。プロセス制御テーブル6からリンクさ
れ、対応するプロセスに割り当てられている全てのセグ
メント情報を管理するテーブルである。現在プロセスに
割り当てられているセグメントの種類だけ用意される。
セグメント情報テーブルポインタ71は、当セグメント管
理テーブルの管理対象のセグメント情報テーブル8への
ポインタが格納される。
構成図である。プロセス制御テーブル6からリンクさ
れ、対応するプロセスに割り当てられている全てのセグ
メント情報を管理するテーブルである。現在プロセスに
割り当てられているセグメントの種類だけ用意される。
セグメント情報テーブルポインタ71は、当セグメント管
理テーブルの管理対象のセグメント情報テーブル8への
ポインタが格納される。
第4図は第1図におけるセグメント情報テーブル8の
構成図である。セグメント管理テーブル7からリンクさ
れ、セグメントと物理ページとの対応をとるものであ
る。セグメントタイプ81は、セグメントが1プロセス固
有のものか複数プロセス共有のものかを示す情報が格納
される。セグメント参照域82は、セグメントタイプ81が
共有であるときに有効となる情報で、共有しているプロ
セス数が格納される。尚、セグメントタイプ81が固有の
場合は例ば“1"が格納される。有効ページ数格納域83
は、当該セグメンタに実際に割り当てられている有効な
物理ページの枚数が格納される。
構成図である。セグメント管理テーブル7からリンクさ
れ、セグメントと物理ページとの対応をとるものであ
る。セグメントタイプ81は、セグメントが1プロセス固
有のものか複数プロセス共有のものかを示す情報が格納
される。セグメント参照域82は、セグメントタイプ81が
共有であるときに有効となる情報で、共有しているプロ
セス数が格納される。尚、セグメントタイプ81が固有の
場合は例ば“1"が格納される。有効ページ数格納域83
は、当該セグメンタに実際に割り当てられている有効な
物理ページの枚数が格納される。
第5図はメモリアカウント処理手段5のフローチャー
ト、第6図はアカウント採取手段3のフローチャートで
ある。
ト、第6図はアカウント採取手段3のフローチャートで
ある。
次に、これらフローチャートに沿って、本実施例の動
作を説明する。
作を説明する。
あるプロセスでプログラム実行中、基本オペレーティ
ングシステム1よりセグメント管理手段4にセグメント
の動的割り当てが要求がされると、セグメント管理手段
4からセグメント割り当て手段41が起動され、実際のセ
グメントの確保、割り当てが行われる。この時プロセス
制御テーブル6内のセグメント管理テーブルポインタ61
やセグメント管理テーブル7内のセグメント情報テーブ
ルポインタ71その他セグメント仮想アドレス,セグメン
トフラグ,セグメント属性や、セグメント情報テーブル
8内のセグメントタイプ81,セグメント参照域82,有効ペ
ージ数格納域83等に関連する情報が書き込まれ、プロセ
ス制御テーブル6とリンクされる。その後セグメント割
り当て手段41からメモリアカウント処理手段5が起動さ
れメモリ関連のアカウント処理が実行される。
ングシステム1よりセグメント管理手段4にセグメント
の動的割り当てが要求がされると、セグメント管理手段
4からセグメント割り当て手段41が起動され、実際のセ
グメントの確保、割り当てが行われる。この時プロセス
制御テーブル6内のセグメント管理テーブルポインタ61
やセグメント管理テーブル7内のセグメント情報テーブ
ルポインタ71その他セグメント仮想アドレス,セグメン
トフラグ,セグメント属性や、セグメント情報テーブル
8内のセグメントタイプ81,セグメント参照域82,有効ペ
ージ数格納域83等に関連する情報が書き込まれ、プロセ
ス制御テーブル6とリンクされる。その後セグメント割
り当て手段41からメモリアカウント処理手段5が起動さ
れメモリ関連のアカウント処理が実行される。
セグメント管理手段4にセグメントの動的解放が要求
がされた場合は、セグメント解放手段42が起動され、セ
グメントの解放処理として関連するセグメントのセグメ
ント管理テーブル7、セグメント情報テーブル8がクリ
アされ、その後セグメント解放手段42からメモリアカウ
ント処理手段5が起動されメモリ関連のアカウント処理
が実行される。
がされた場合は、セグメント解放手段42が起動され、セ
グメントの解放処理として関連するセグメントのセグメ
ント管理テーブル7、セグメント情報テーブル8がクリ
アされ、その後セグメント解放手段42からメモリアカウ
ント処理手段5が起動されメモリ関連のアカウント処理
が実行される。
メモリアカウント処理手段5では、プロセス制御テー
ブル6内のアカウント用情報格納域63を初期化(ステッ
プ51)、セグメント管理テーブルポインタ61から最初の
セグメント管理テーブル7を得、さらにセグメント情報
テーブルポインタ71からセグメント情報テーブル8を得
る。
ブル6内のアカウント用情報格納域63を初期化(ステッ
プ51)、セグメント管理テーブルポインタ61から最初の
セグメント管理テーブル7を得、さらにセグメント情報
テーブルポインタ71からセグメント情報テーブル8を得
る。
セグメント情報テーブル8におけるセグメントタイプ
81を調べ(ステップ52)、共有である場合は、別プロセ
スも参照や更新をしているため、セグメント情報テーブ
ル8内の有効ページ数格納域83の値をセグメント参照域
82の値で割り、当プロセスの割り当て分ページ数を求め
る(ステップ53)。この値を当プロセスのセグメント割
り当て分とし、プロセス制御テーブル6内のアカウント
用情報格納域63に足し込む(ステップ54)。予めプロセ
ス制御テーブル6毎に用意された一連のセグメント管理
テーブル7についてセグメント管理テーブルポインタ61
を調べ(ステップ56)、NULLが検出されるまでステップ
52〜ステップ54を繰り返す。
81を調べ(ステップ52)、共有である場合は、別プロセ
スも参照や更新をしているため、セグメント情報テーブ
ル8内の有効ページ数格納域83の値をセグメント参照域
82の値で割り、当プロセスの割り当て分ページ数を求め
る(ステップ53)。この値を当プロセスのセグメント割
り当て分とし、プロセス制御テーブル6内のアカウント
用情報格納域63に足し込む(ステップ54)。予めプロセ
ス制御テーブル6毎に用意された一連のセグメント管理
テーブル7についてセグメント管理テーブルポインタ61
を調べ(ステップ56)、NULLが検出されるまでステップ
52〜ステップ54を繰り返す。
前述のセグメントタイプ81を調べ(ステップ52)、共
有でない場合は、有効ページ数格納域83の値をそのまま
アカウント用情報格納域63に足し込む(ステップ55)。
このようにしてセグメントの動的割り当てや解放時、セ
グメント情報が常にアカウント用情報格納域63に格納さ
れていることになる。
有でない場合は、有効ページ数格納域83の値をそのまま
アカウント用情報格納域63に足し込む(ステップ55)。
このようにしてセグメントの動的割り当てや解放時、セ
グメント情報が常にアカウント用情報格納域63に格納さ
れていることになる。
次に、基本オペレーティングシステム1よりマスター
プロセッサにおけるインターバルタイマ割り込み手段2
が起動され、インターバルタイマ割り込み手段2からア
カウント採取手段3が起動されると、アカウント採取手
段3は各プロセッサ対応に用意される実行中プロセス情
報格納域9を参照し、プロセス制御テーブル6があった
場合(ステップ57)はそれを取出し、メモリアカウント
格納域62にアカウント用情報格納域63の値を足し込む
(ステップ58)。この処理をプロセッサ数行うことによ
り、必要となるメモリアカウント情報が採取される。
プロセッサにおけるインターバルタイマ割り込み手段2
が起動され、インターバルタイマ割り込み手段2からア
カウント採取手段3が起動されると、アカウント採取手
段3は各プロセッサ対応に用意される実行中プロセス情
報格納域9を参照し、プロセス制御テーブル6があった
場合(ステップ57)はそれを取出し、メモリアカウント
格納域62にアカウント用情報格納域63の値を足し込む
(ステップ58)。この処理をプロセッサ数行うことによ
り、必要となるメモリアカウント情報が採取される。
以上説明したように本発明によれば、プロセス制御テ
ーブルにメモリアカウント格納域とアカウント用情報格
納域を設け、セグメントの動的割り当てや解放時にセグ
メント情報をアカウント用情報格納域に格納しておき、
インターバルタイマ割り込み時に、マスタープロセッサ
のアカウント採取手段が全てのプロセス制御テーブル内
のメモリアカウント格納域にアカウント用情報確報域の
値を足し込む処理を行うことにより、マスタープロセッ
サのみで全てのプロセッサのアカウント用情報の収集が
可能となり、各プロセッサのオーバーヘッドを削減し、
マルチプロセッサ構成の特性を生かすことが可能とな
る。
ーブルにメモリアカウント格納域とアカウント用情報格
納域を設け、セグメントの動的割り当てや解放時にセグ
メント情報をアカウント用情報格納域に格納しておき、
インターバルタイマ割り込み時に、マスタープロセッサ
のアカウント採取手段が全てのプロセス制御テーブル内
のメモリアカウント格納域にアカウント用情報確報域の
値を足し込む処理を行うことにより、マスタープロセッ
サのみで全てのプロセッサのアカウント用情報の収集が
可能となり、各プロセッサのオーバーヘッドを削減し、
マルチプロセッサ構成の特性を生かすことが可能とな
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第2
図は第1図におけるプロセス制御テーブル6の構成図、
第3図は第1図におけるセグメント管理テーブル7の構
成図、第4図は第1図におけるセグメント情報テーブル
8の構成図、第5図はメモリアカウント処理手段5のフ
ローチャート、第6図はアカウント採取手段3のフロー
チャートである。 1……基本オペレーティングシステム、2……インター
バルタイマ割み込み手段、3……アカウント採取手段、
4……セグメント管理手段、5……メモリアカウント処
理手段、6……プロセス制御テーブル、7……セグメン
ト管理テーブル、8……セグメント情報テーブル、9…
…実行中プロセス情報格納域、41……セグメント割り当
て手段、42……セグメント解放手段、61……セグメント
管理テーブルポインタ、62……メモリアカウント格納
域、63……アカウント用情報格納域、71……セグメント
情報テーブルポインタ、81……セグメントタイプ、82…
…セグメント参照域、83……有効ページ数格納域。
図は第1図におけるプロセス制御テーブル6の構成図、
第3図は第1図におけるセグメント管理テーブル7の構
成図、第4図は第1図におけるセグメント情報テーブル
8の構成図、第5図はメモリアカウント処理手段5のフ
ローチャート、第6図はアカウント採取手段3のフロー
チャートである。 1……基本オペレーティングシステム、2……インター
バルタイマ割み込み手段、3……アカウント採取手段、
4……セグメント管理手段、5……メモリアカウント処
理手段、6……プロセス制御テーブル、7……セグメン
ト管理テーブル、8……セグメント情報テーブル、9…
…実行中プロセス情報格納域、41……セグメント割り当
て手段、42……セグメント解放手段、61……セグメント
管理テーブルポインタ、62……メモリアカウント格納
域、63……アカウント用情報格納域、71……セグメント
情報テーブルポインタ、81……セグメントタイプ、82…
…セグメント参照域、83……有効ページ数格納域。
Claims (1)
- 【請求項1】基本オペレーティングシステムより起動さ
れるインターバルタイマ割り込み手段が予め定められた
1プロセッサに行われるメモリ共有のマルチプロセッサ
であって、各プロセッサにそれぞれ1個用意される実行
中プロセス情報格納域と、プロセスの数だけ存在し、デ
ィスパッチャにより各プロセッサにディスパッチされて
実行され解放されるまで前記実行中プロセス情報格納域
にリンクされるプロセス制御テーブルと、前記プロセス
制御テーブルにリンクされ前記プロセスに割り当てられ
たセグメントの種類だけ用意されるセグメント管理テー
ブルと、前記セグメント管理テーブルからリンクされ、
前記セグメントが1プロセス固有のものか複数プロセス
共有のものかを示すセグメントタイプ情報,前記セグメ
ントタイプが共有であるときに共有しているプロセス数
が格納され、セグメントタイプが固有の場合は“1"が格
納されるセグメント参照域,前記セグメントに実際に割
り当てられている有効な物理ページの枚数が格納される
有効ページ数格納域とから構成されるセグメント情報を
有するセグメント情報テーブルとを備え、前記基本オペ
レーティングシステムより起動されるセグメント管理手
段と、前記セグメント管理手段から起動されセグメント
の確保、割り当てを行い前記セグメント情報テーブルに
前記セグメント情報を設定するセグメント割り当て手段
と、前記セグメント管理手段から起動されセグメントの
解放を行い前記セグメント情報テーブルに前記セグメン
ト情報を設定するセグメント解放手段とを有するアカウ
ント採取方式において、前記プロセス制御テーブルにメ
モリアカウント格納域とアカウント用情報格納域を備
え、前記セグメント割り当て手段及び前記セグメント解
放手段から起動され、前記プロセス制御テーブル内の前
記アカウント用情報格納域を初期化し、前記セグメント
管理テーブルポインタから得られる予め用意された前記
プロセス対応の全ての前記セグメント管理テーブルにつ
き、前記セグメント管理テーブルにおける前記セグメン
ト情報テーブルポインタから得られる前記セグメント情
報テーブル内の前記セグメントタイプがプロセス共有で
ある場合は前記セグメント情報テーブル内の前記有効ペ
ージ数格納域の値を前記セグメント参照域の値で割り前
記プロセスの割り当て分ペース数とし前記ページ数を前
記プロセス制御テーブル内の前記アカウント用情報格納
域に足し込み、前記セグメントタイプがプロセス共有で
ない場合は前記有効ページ数格納域の値をそのまま前記
アカウント用情報格納域に足し込むメモリアカウント処
理手段と、前記基本オペレーティングシステムより起動
される前記インターバルタイマ割り込み手段が実施され
る前記プロセッサにて、前記インターバルタイマ割り込
み手段から起動され前記各プロセッサにつき前記各プロ
セッサ対応に用意される前記実行中プロセス情報格納域
から前記プロセス制御テーブルを取出し前記メモリアカ
ウント格納域に前記アカウント用情報格納域の値を足し
込むアカウント採取手段とを備えたことを特徴とするア
カウント採取方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16163690A JP2596185B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | アカウント採取方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16163690A JP2596185B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | アカウント採取方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0452954A JPH0452954A (ja) | 1992-02-20 |
JP2596185B2 true JP2596185B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=15738958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16163690A Expired - Lifetime JP2596185B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | アカウント採取方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596185B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP16163690A patent/JP2596185B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0452954A (ja) | 1992-02-20 |
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